ショーンはカーリーとデートをするものの、予測外のことが次々と起こり、デートを楽しむことができなかった。ショーンの仲間たちは彼に愛する相手を得ることの価値を伝えるが、ショーンは割に合わないと言う。

地下鉄で痴漢に立ち向かい、スケボーで殴られて大けがを負った青年・ジョシュのため、ショーンは前例のない移植手術を思いつき、その手術は成功する。クレアは家へ転がり込んできた母・ブリーズを受け入れ...。

執刀医の第1号に指名されたクレアは、ミシェルの胆のう摘出をすることになるが、ミシェルの母親を激怒させて執刀医を外される。ミシェルの要望とメレンデスのサポートにより、クレアは無事手術を成功させるが...。

ショーンは執刀医のデビューが決まって大喜びする。食道がんの患者・ベスも執刀医・ショーンを受け入れるものの、ショーンは手術の途中で「できない」と言って動揺し、オペ室を飛び出してしまう。

ショーンは執刀医デビューを虫垂切除でやり直すことに。そのリハーサル中、ショーンはホークス看護師から言われたカーリーについての一言に動揺する。ショーンはグラスマンからの助言を受け、割り切ろうとし...。

ショーンとアレックスは、メレンデスと共に免疫不全の患者・タラを担当する。タラは感染した組織を取り除く手術を受けるが、再び感染症を起こしてしまう。そして、リスクの高い遺伝子治療を行うことに尻込みし...。

ショーンはカーリーと遊園地デートを楽しむ。その夜、気分が盛り上がり結ばれようとするが、一歩手前でショーンがひるんでしまう。病院では、ショーンとアレックスが心臓を患うロザリンドを担当し...。

ショーンとモーガンは、婚約記念の写真撮影中に脳梗塞に似た症状を起こした25歳のジーニーを診る。腫瘍が見つかるが、手術により性交不能になることを知ったジーニーは婚約者・トニーのために手術を拒否する。

父親が膵臓がんで余命数日と聞かされ、最後に話すべきだとグラスマンに説得されたショーンは、リアとグラスマンを伴いシャイアンに帰郷する。ショーンは確執にとらわれたまま父に怒りをぶつけ、家を飛び出す。

ベッドで共に一夜を明かしたショーンとリア。病院で腹痛を訴えるルカを診察したクレアとアレックスは、言動からルカがドラッグの運び屋だと推測する。画像診断をすると、腸内には50個以上の風船が入っていた。

ショーンとモーガンは両脚がむくんだジェームズを担当する。ジェームズのリンパ浮腫の原因は遺伝子変異によるものだとわかり、ショーンはカーリーの協力を得てジェームズの治療に取り組み、無事回復させる。

進行性のがんで余命半年と宣告されたオリバーは、化学療法をやめ、死ぬ前にやりたいことを全部やろうとする。だが、オリバーの免疫が落ちていたため休眠状態だったウイルスが目覚め、帯状ほう疹を発症してしまう。

ショーンはネットで稼ぐインフルエンサー・ケイリーが茎状突起過長症(イーグル症候群)だと気づく。自閉症のドクターに興味を示したケイリーがショーンのことをSNSに投稿すると、取材依頼が殺到する。

気管上部が未発達のまま生まれ、喉頭がなく呼吸のためにチューブを着けている10歳のコーリー。リムが気道を開く手術を行い、ようやくチューブから解放される。さらに、ショーンがある提案をするが...。

ERに搬送され手術中に死亡した身元不明の60代の女性。名がマリベルで、死因が血管型エーラス・ダンロス症候群だと突き止めたショーンは、疎遠だった母親の死に興味を示さなかった息子に彼女の最期の言葉を伝える。

キャンプ中にサボテンのとげが刺さって感染症になったウェスが、搬送される。彼が引率していた少年たちが見守るなか、薬物依存の過去とC型肝炎の病歴を持つウェスの容体は悪化し、助かる道は腎移植しかなくなる。

失恋したショーンは自宅にこもり、クレアに引っ張り出されて渋々出勤するものの、投げやりな態度でメレンデスに叱責される。クレアはショーンと担当する偽性軟骨無形成症のフィンの手術方法の検討に必死に取り組む。

サンノゼで大地震が発生し、がん研究のための資金を集めるイベントに参加していたメレンデス、グラスマン、リアの3人が建物の崩落に巻き込まれてしまう。現場に向かったショーンはリアを捜索するが...。

救急車で運ばれたメレンデスの腹部には内出血が広がっていた。リムとクレアで開腹手術を行うが、ほぼ手遅れの状態だとわかる。メレンデスとクレアはお互いの気持ちを伝えあい、静かに最期の時を過ごす。