Episódios 12
死者は復た生くべからず。
呂蒙は左慈の姿をみつけ、後を追うが見失ってしまう…。そこに倒れている一人の少女…。その少女の顔は董卓と刺し違えて死んだはずの闘士・呂布奉先そのものであった。だが、呂布は自らの名前はおろか、闘士であることすらも覚えていない…。
Ler Mais卒を視ること嬰児のごとし
関羽と張飛は水鏡先生から宝物殿の虫干しを頼まれる。張飛は宝物を運び出している途中、水晶の様な石が着いた首飾りを発見する。どうやらこの首飾りは何やら秘密があるらしく、決して触れてはならない世にも恐ろしいモノだという…。だが、首飾りに触れてしまう面々…。すると・・・。
Ler Mais危うきに非ざれば戦わず
呂蒙は、呂布と再会しても冷静なままの左慈に違和感を憶える。一方、呂布は自分に馴れ馴れしく接してくる左慈に、自分の過去と何か関係があるのではと感づく。と同時に、その過去には呂蒙も深く関わっているのではと…。なんとなく、気まずい空気が二人の間に漂う。
Ler Mais上智を以て間者と為す
記憶を失ったままの呂布は、洛陽へと向かう途中のバスで、一人の闘士と出会う。その闘士は「孟徳」という名前一つを除き全ての記憶を無くしてしまっていた…自分自身の名前でさえ…。闘士は呂布の過去に自らの手掛かりもあるのではと思い、呂布と共に今や廃校となった洛陽高校を訪れる…。
Ler Mais人を致して人に致されず
成都学園から張飛の姿が忽然と消え、その翌日、今度は黄忠までもが姿を消してしまう…。関羽は昼夜を問わず劉備の身辺を警護をするのだが、当の劉備はそんな関羽に冷たく「暑苦しい」と言い放つ。その発言にショックを受ける関羽。まるで人が変ったかの様な劉備に、関羽の疑念は深まる・・・。
Ler Mais算多きは勝ち、算少なきは勝たず
関羽の身を賭した説得により何者かに操られた劉備の暴走は、からくも止まった。孫策達は、劉備に暴走に至った心当たりを聞くと、呂布と会った後に「誰かが体の中に入ってくる」様な異変を感じたとの事だった。南陽の軍師・陸孫の調べでは、呂布も操られているに過ぎないというではないか…。
Ler Mais上兵は謀を伐(う)つ
左慈と呂布の件で動揺した心の隙を突かれ、呂蒙は赤ずきんの手に落ちてしまった…。孫策達は劉備や陸孫の話から呂布を警戒するのだが、孫策は一人で呂蒙の行方を聞くために呂布と共に行ってしまう。呂蒙の居場所だと案内され連れて行かれた先は、あの洛陽高校だった。
Ler Mais先ずその愛する所を奪う
孫権の命賭けの説得で正気に戻った孫策に、孫権は自らの正体を語るのだった。彼女は孫権仲謀ではなく三国時代の周瑜の妻であった「小喬」だという。孫権は夫となる運命の周瑜に一目会いたくて、孫策達のもとに来たのだが、周瑜に要らぬプレッシャーをかけないよう呉英と張昭の計らいで名前を偽っていた。
Ler Mais専(あつ)まりて一と為る
孫策と孫権の前に、呂蒙の龍を取り込み強大な力を得た左慈が現れる。さらには左慈の幻術によって正気を失っている呂蒙が、突然孫策に襲い掛かかる!絶体絶命のその時、王允の説得で正気に戻った呂布が呂蒙の前に立ちはだかる。覚悟を決めた呂布と呂蒙の因縁の戦いが、いま始まろうとしていた…。
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