スティーブとブランドンは旅の途中で車が故障し、人種差別が残る小さな町で足止めになるがスティーブはクレアに会いたいと言って、ブランドンを置き去りにしてＬＡに単身戻る。ドナはビデオ撮影でデビッドと一緒に働くが、現場では問題ばかりが･･･。

クレアは、スティーブとケリーの過去を知って動揺し、まだスティーブがケリーに対し未練を持っているのではとの疑念を抱き始める。バレリーはケニーと親密になるが、彼に妻子がいることを知りショックを受ける。ブランドンはキャンパステレビのディレクター、マークから新番組のスタッフに加わらないかと誘われる。

ナットとジョーンの結婚式に参列するため、ジョーンの娘リリーがＬＡに来た。リリーに誘惑されたブランドンは彼女が母親に内緒でダンサーとして働いていることを知る。デビッドが結婚式のビデオ撮影の協力を拒んだため、ドナは一人で撮影することになる。

ケリーはHIV陽性の患者の血液が付着した後、エイズ検査を受ける。ニュース番組に採用した新人女性ニュースキャスターをリラックスさせようと、ブランドンとマークは彼女にお酒を飲ませることに。メルは中退するなら援助を打ち切るとデビッドに宣言する。

アーノルド総長が年に一度のイベントでスピーチをしている最中、スティーブを中心とするカパ・エプシロンのメンバーたちが、顔と下半身だけをシェービングクリームで隠して突然現れ、キャンパス内を駆け抜ける。たまたま一部始終をビデオに収めていたブランドンたちが、夜のニュースでそれを流したことから、単なる悪ふざけが大事へと発展してしまう。

マークの家でデビッドのパーティが開かれ大勢の学生がハリウッドヒルズに集まる。隣の渓谷で山火事が発生しハリウッドヒルズにも避難勧告が。クレアはスティーブが他の女性とキスしているのを発見して激怒する。一方、バレリーの不倫関係は意外な展開に。

ケニーはバレリーに妊娠中絶を迫る。スティーブはクレアに嫉妬心を抱かせようとエスコート･エージェンシーで頼んだ女性とハロウィーン･パーティに行く。トレーシーに惹かれ始めていたブランドンはパーティのあと彼女を家まで送っていく。

ケリーはバレリーの妊娠に同情して力になろうとしたが、筋が通らない話やつじつまが合わない点ガ多く、疑問を抱く。祖父に会いに行かず死に目に会えなかった事で激しく自分を責めるデビッドは、祖父の遺言に従い莫大な遺産を相続することになる。

デビッドにふいにもたらされた富のせいで、彼の行動はますます風変わりになっていく。バレリーはブランドンに妊娠していなかったと告白。マークから親しくなりたいと言われたケリーは、かつてコカインにおぼれていたことを彼に打ち明ける。

デビッド、スティーブ、クレア、バレリーはラスベガスへ旅行する。ホテルのカジノでギャンブルをするが、堅実に賭け、儲けるクレアに対し、酒をガブ飲みしながら派手に賭けるデビッドは、負けはじめると別のカジノへ行くと言い出し…。ブランドンはピーチピットで、オハイオからLAにやって来たばかりのメラニーと知り合う。

ドナと口論になったデビッドは怒って暴れ、手を怪我して病院に行くが医者に反抗したため精神科にまわされる。ナットの提案でウィリーのマイホームの建築現場をみんなで手伝うことに。ブランドンのレポートを盗作したと告発されたスティーブは退学の危機に。

スティーブは盗作を認め、一方でブランドンは共謀の責任を問われる。一連の出来事でデビッドとドナの絆は深まり、ドナはデビッドとの将来も考えるようになった。だがドナの母親はデビッドの病気を気にして復縁を反対し、親子の間に亀裂が生じる。

卒業後の進路を考える時期がやって来る。大学院進学を志望するブランドンは、ドライヤー奨学金を申し込み、翌日最終面接を控えていた。スティーブはクレアの助言に従い、タスコ・スポーツウェアの面接を受けるが…。父の診療所の受付で1日バイトをすることになったドナは、患者の世間話の相手をしたり、急ぎの仕事をすぐにやらなかったことで、父親の注意を受け落ち込む。

ブランドンの勧めで、CUニュースの天気予報コーナーに出ることになったドナは、オリジナリティ溢れる天気予報を伝え、好評を博するが…。レポートを盗作した罰として、学内でゴミ処理と警備の仕事をすることになったスティーブは、責任者のトニーから、“キャンパスに住みつき警備員にイタズラをするホームレスがいる”と聞かされる。

ドナはキャンパスでギャレットらしき人物を見かけ、一連の出来事がギャレットの仕業だと思い込み、かつての悪夢がよみがえる。ブランドンはトレーシーの実家の牧場で週末を過ごすが、二人がいい雰囲気になるとトレーシーの元恋人が登場してジャマが入る。

アイスホッケーのチャリティー試合で敵味方に別れて争うブランドンとトムの間に緊張が生まれる。トムは試合直前ケリーと熱いキスを交わす。一方、釈放されたギャレットの影に怯えるドナは無期限の接近禁止命令を認めてもらうべく、デビッドと共に法廷に臨む。

ドナのストーカーの正体が番組本番直前に判明し、犯人がドナとキャンパステレビのスタッフを人質にする。一方、スティーブとクレアのそれぞれの親たちは二人がデートするのをやめさせようとし、バレリーはトムに、ケリーに近付かないように警告する。

バレンタイン・デーに、バレリーの母アビーがLAに来ることになった。バレリーとアビーの間には、父の死をめぐるわだかまりがある。深夜クラブでライブが始まり、ロマンティックな雰囲気に酔いしれる恋人たち、特にケリーとトムの姿に耐えきれなくなったバレリーは、トイレで1人涙をこらえる…。

婚約指輪のことで納得のいく説明を受けられなかったとレーシーは、ブランドンを責め立て、別れを切り出す。一方、ケリーはブランドンとやり直したいという気持ちを抱き始めていた。バレリーは父親に性的虐待を受けたことを母親に話す。

ブランドンとスティーブとディックは3人バスケのトーナメント試合に備え練習していたが、ディックとスティーブがマリファナを吸っているのに気づいたブランドンは、自分と組むなら吸うなと忠告する。一方、ドナはデビッドとやり直す決意を固め、クリフにその旨を伝えるが…。

デビッドとドナはドナの祖母セリアの家で週末を過ごす。セリアはデビッドをみるなり第二次世界大戦で戦死した夫に似ていると告げ、思い出を語り始める。スティーブはクレア、ブランドン、そしてトレーシーに、ＣＭ制作の手助けを求める。

マリブにあるスティーブの父の留守宅を接近中の嵐から守る手伝いをするため、皆は砂袋を並べるのを手伝いに行く。一方、ドナの父親が診察の合間にデビッドと話をしている最中、突然意識を失い倒れる。ドナは父親が倒れたのはデビッドのせいだと責める。

ブランドンはトレーシーを連れて香港にいる両親を訪ねる。シンディはロンドンに行っていて不在だったが父のジムと数年ぶりに再会する。ジムはブランドンがケリーを忘れていないことを見抜く。ドナは父親のクリニックの外来で母親と鉢合わせする。

ドナはデビッドのひどく興奮した行動を心配する。クレアは学期末レポートのデータが全部消えたことでスティーブを責める。大学の野外コンサートの終了後、寒がるケリーに自分の上着をかけるブランドン。しばらく見つめあった後二人はキスを交わす。

カリフォルニア大の大学祭を前に、ブランドンはトレーシーに別れを告げる。大学祭のショーで、女役をやることになったスティーブ。そのことをクレアに揶揄され、「たまには冒険しろ」とショーに出演するようクレアをけしかける。ドナは看病疲れが出始めているフェリースを心配し、気分転換にショーを見に来るよう説得するが…。

ブランドンとヨリが戻ったケリーは、ブランドンの部屋に入り浸り、恒例の“ガールズナイト”をすっぽかしてしまう。ケリーが小さい頃、テレビの“マジック・モートンの杖”を取り寄せてくれるよう父親にせがんだが杖は届かなかった、という話を聞いたブランドンは、杖を手に入れてやろうと決心する。

ウォルシュ家に泊まっていたケリーはインフルエンザにかかり、そのまま泊まることに。同時にバレリーもインフルエンザになり、ブランドンは二人を介抱する。一方、クレアはスティーブの母親が彼女の父親との関係を終わらせたことでスティーブを責める。

バレリーはデビッドにクラブを売る決心を固め、彼を誘惑する作戦に出る。嫌気がさしたデビッドはドナに相談するが、ドナはデビッドに深夜クラブの彼の持ち分を売るように迫る。ケリーはブランドンの子供を妊娠していることが分かり、どうするか悩む。

ラングリー教授の試験を控え、必死で勉強するドナに、デビッドは卒業後一緒に暮らさないかと持ちかける。ケリーは生理が始まったことで安堵するが…。進路が決まっていないスティーブは、父ラッシュの援助が期待できないうえ、クレアから、総長がパリに引っ越すことになり、一緒に行くかどうか迷っていると聞かされショックを受ける。

ブランドンとケリーはウォルシュ家に一緒に住むことにする。そのためウォルシュ家を出るように言われたバレリーは、自殺をほのめかす書き置きを残して出て行く。ケリーは卒業式に父親のビルが来ると聞かされ、憂鬱になる。ドナは祖母セリアに感化され、卒業式の夜デビッドと結ばれようと決心する。/ バレリーの居場所の心当たりをデビッドから聞いたブランドンは、崖っぷちに立つバレリーのもとに駆けつける。ケリーはブランドンが卒業式よりバレリー第一にと走り回ったのが気に入らず、ブランドンを責める。クレアからパリ行きを告げられたスティーブは、クレアが自分より父親を選んだことで2人の仲は終わったと悟る。