供职于某名门女子高中的教师本多弘敏（津田宽治 饰），因涉嫌在电车上对高中女生仁藤玲奈（竹富圣花 饰）事宜咸猪手而遭到起诉，并送到崎地方检察厅检察官佐方贞人（上川隆也 饰）的面前。本多大喊冤枉，声称自己被对方栽赃，并被玲奈勒索30万日元费用了事。与此同时，佐方的事务官增田阳子（志田未来 饰）对玲奈展开调查，得到的却是完全相反的证言。双方各执一词，莫衷一是，彼此身上各有令人无法信服的一点。与此同时，本多的岳母是当地经济界的大人物，她通过医院大河内定和（寺田农 饰）向检察院施压，希望尽快平息此事。

　　站在案件的岔路口，佐方只有抛开一切，全力以赴追查被隐藏的真相……

Hirotoshi Honda, a teacher of a prestigious private girl’s high school, is arrested on suspicion of violating the nuisance prevention ordinance for molestation on a train and sent to prosecutor Sakata. High school student Reina claims he touched her buttocks in the packed train but Honda denies the crime and calls it a fabrication and claims he was blackmailed by Reina on the train platform. Reina denies his allegation. Even for a misdemeanor, Sakata believes not pursuing the truth is like death as a prosecutor.

米崎地方検察庁検事・佐方貞人（上川隆也）のもとに、迷惑防止条例違反の容疑で逮捕された名門女子高教師・本多弘敏（津田寛治）が送致されてきた。イベント会場に向かうすし詰め状態の電車内で女子高生・仁藤玲奈（竹富聖花）の臀部を触ったという容疑だが、弘敏は「でっち上げだ」と犯行を否認。駅のホームで玲奈から「30万円払えば許す」と恐喝されたと話す。彼は米崎に代々続く名家に婿入りした身で、義母の篤子（江波杏子）は地元経済界の大物だった。佐方と事務官の増田陽子（志田未来）は玲奈からも事情を聞くが、「恐喝なんかしていない」と、両者の主張は平行線。だが、玲奈はどうせ自分の話など信じてもらえないと、どこか投げやりで、陽子はそんな玲奈の態度に疑問を抱く。嘘をついているのは弘敏なのか、玲奈なのか…!?　慎重に捜査をはじめた佐方は、弘敏の偽証をひとつひとつ突き止め、余罪を発見。彼を起訴することを決める。しかし、篤子に依頼を受けた衆議院議員の大河内定和（寺田農）より圧力がかかる。上司の筒井義雄（伊武雅刀）は、鬼貫らを敵に回せば検察社会で生きていけなくなる、たとえ起訴できたとしても社会的信用という視点から弘敏が有利なのは明白だと、佐方を止めようとする。しかしながら、ここで屈したら検事として死んだも同然と考える佐方は、“検事の死命”をかけて起訴に持ち込む。ところが、公判では予期せぬ展開が待ち受けており――!?