シーズン2 (2021)
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エピソード 12
そうだ ジフォン、行こう。
四谷が中華料理屋で救った青年鳥井啓太は果たして、5人目のプレイヤーだった。またしても異世界に転送され、5周目のクエストが告げられると、手がかりを得るためにコルトネルに向かう。そこには母となったカハベルがいた。4周目から15年経過していたと知り、愕然とする一行だったが、世界の変化はそれだけではなかった。
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今回のクエストは、ジフォン島での収穫祭を成功させるものだが、島に流れ着いたオークたちが捧げものであるバフォを独占しており、収穫祭が行えない。さらには、増え続けるオークによって島民の命も脅かされていた。11日後に迫る収穫祭に向け、オーク討伐のためにランク上げに励む四谷は、新職業、鍛冶屋に転職する。
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鍛冶屋となって四谷が開発した2つの対オーク用兵器、近接戦用の大杭と射撃武器である大喰討(オークイーター)。砦を襲撃してきたオークにこれらで何とか打撃を与えることに成功するものの、射撃武器の存在がオークに投擲を学習させてしまう。人とオーク、双方甚大なる被害を出しながら戦いは終盤に差し掛かりつつあった。
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オークの脅威は去ったが、島には新たなる脅威、ドラゴンが火口に居座っていた。それは島民から生命力を吸い取り力を蓄えているようだが、とても正面から戦って、太刀打ちできる相手ではない。逃げる途中で四谷たちはひとりの島民を助けるが……。
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5周目のクエストを終え、田舎に帰った四谷のもとにグレンダという女性が訪ねてくる。彼女は異世界の存在を知っており、彼ら以外に異世界を訪れたものが、少なくとも3人はいると告げる。異世界探訪者と接触を図ろうとするグレンダだが、SNSでの連絡では埒が明かない。そこで、四谷たちと異世界に行ったものだけがわかる映像を制作する。
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