新たな審査員と司会者を迎え、今年もやってきた8回目のベイクオフ大会。記念すべき1週目のテーマはケーキ。オリジナルチャレンジでは全国から選ばれた12人のベイカーたちがフルーツケーキに挑戦。テクニカルチャレンジは新たな審査員プルーが課すチョコレートミニロール。

2週目のテーマはビスケット。11人になったベイカーたちはまずビスケットサンドに挑む。何十個ものビスケットを均一に焼き上げ、食べた時に垂れ落ちないフィリングを作れるかが試される。テクニカルチャレンジはフォーチュンクッキー。生地の薄さと独特な形が挑戦者たちを苦しめる。

3週目のテーマはパン。まずは英国の伝統的なティーケーキに挑戦する10人。それぞれ個性を出しつつ伝統の魅力を逃さないティーケーキ作りに挑む。続いてテクニカルチャレンジの課題はコテージローフ。これも伝統的な英国のパンだが、作ったことがあるベイカーは1人のみ。

4週目で9人のベイカーが挑むのはベイクオフ史上初の課題、キャラメル。オリジナルチャレンジではショートブレッドの上にキャラメルとチョコを重ねたミリオネアショートブレッドを作る。テクニカルチャレンジではオランダの伝統菓子ストロープワッフルに挑戦。

5週目のテーマはプディング。8人のベイカーが挑むオリジナルチャレンジの課題はスチームプディング。オーブンを使わず蒸し上げる製法に、慣れないベイカーたちが苦戦する。テクニカルチャレンジのお題はチョコレートプディング。

6週目のテーマはペイストリー。オリジナルチャレンジはショートクラストの生地を使い4つのパイにアートを施すチャレンジ。それぞれがテーマを決めてモチーフとフィリングを選ぶ。テクニカルチャレンジのお題はポルトガルのエッグタルト、パステル･デ･ナタ。

7週目のテーマは大会史上初めてとなるイタリアン！ オリジナルチャレンジはシチリア名物カンノーリ。筒状の生地を揚げてフィリングを中に詰める繊細な作業だが、まるでシチリア島のように暑い気温にベイカーたちが悩まされる。テクニカルはイタリアンの定番、マルゲリータ。

アマチュアベイカー王決定戦8週目のテーマは「忘れられたベイキング」。5人のベイカーが準決勝進出を目指す。オリジナルチャレンジは、細長いパイ風のクランガー。テクニカルチャレンジはスイート･ショートクラストにラム酒漬けのフルーツを詰めたラムニッキー。

いよいよ最終週を迎えたブリティッシュ･ベイクオフ シーズン8。決勝進出を果たした3人のファイナリストが、3種のパン、英国らしいジンジャーブレッド、そして目にも美しい荘厳なアントルメ作りに挑む。