2010年度の国家予算、92兆円。それは国民が汗水たらして働き納めた税金であり、国民の豚の貯金箱=黄金の豚だ。その税金を不正に使用する輩たちに、型破りなニューヒロイン・芯子(シンコ、篠原涼子)が戦いを挑む――!
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元詐欺師の芯子(篠原涼子)は久留米(宇津井健)にスカウトされ、国民の血税=“黄金の豚”を守る会計検査庁の調査官になる。今回の調査ターゲットはなんと東京警察署。警察署内に機密費の流用疑惑があるというのだ――。
会計検査庁の調査官・芯子(篠原涼子)への今回の指令は「独立行政法人 国立高度メディカルセンター」を調べること。最先端医療治療における日本一の国立病院だが、久留米(宇津井健)はこの病院が病魔におかされているという――。
会計検査庁の調査員・芯子(篠原涼子)の今回のターゲットは、とある地方の河川の護岸工事。国民の税金である地方交付金40億円を使った工事ながら、地元農家から「手抜き工事ではないか」との陳情書が届いたのだが――。
芯子(篠原涼子)たち特別調査課の面々は、国会への報告書作成でドタバタの日々を送っていた。そんななか資料確認をしていた芯子と優(岡田将生)は、ある小学校の耐震工事費に目をとめる。子どもが60人しかいない小学校なのに、そこは6億円もかけて800人分の教室を改修していた――。
芯子(篠原涼子)ら特別調査課の今回の調査対象は、科学研究費(科研費)を使う、東京国立大学の遺伝子工学のスター教授・響ゆかり(鈴木砂羽)。だが当の響は人当たりのいい女性で、怪しいとされた領収書もつじつまの合うものだった――。
芯子(篠原涼子)の今回の調査対象は、前アブラビ大使・緒方広務(升毅)の絵画横領疑惑。現地の大使館で所蔵されているはずの日本画が、なぜか銀座の高級クラブに飾られているというのだ。絵の推定額はおよそ1千万円。ほかにも2千万円以上の絵画が行方不明になっていた――。
久留米(宇津井健)の推薦で優(岡田将生)が総理・樫永(伊武雅刀)の秘書官に抜擢された。ともに戦ってきた芯子(篠原涼子)たち会計検査庁のメンバーは複雑な思いで見守る。そんななか久留米から調査の指令がくる――。
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樫永総理(伊武雅刀)の疑惑に肉薄した芯子(篠原涼子)、角松(大泉洋)、金田(桐谷健太)は謹慎を言い渡される。「ホントにこれでいいの?」とイラつく芯子だが、いまはカイケンを去るしかなかった。樫永総理から責任を取るよう言われた優(岡田将生)は、遺書をしたため街をさまよう――。
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