シーズン1 (2019)
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エピソード 10
運命の出会い
警備コンサルタント兼用心棒のアルフレッドはトーマス・ウェイン、そして同じナイトクラブ「スカーレット・ロープ」で働くダンサー兼女優のエズメ・ウィニクスに出会う。ロンドンの暗部では、鴉の結社の総裁ハーウッド卿がある男を拷問し、他ならぬトーマス・ウェインの名前を吐かせていた。エズメと付き合い始めたアルフレッドは実家に彼女を招き、溺愛型の母親と皮肉屋の父親(に紹介するが、その夜はエズメがベット・サイクスに道中堂々と誘拐されるという最悪の結末を迎える。ハーウッドの部下サイクスは、エズメとトーマス・ウェインの交換を提案。だが人質交換の場で裏切られたアルフレッドは、ハーウッドとサイクスが信用ならない人物であり、エズメを救出するためにはトーマスと協力し合うしかないのだと悟る。
もっと読むホワイトチャペルの男
運命のいたずらで反政府組織の陰謀に巻き込まれたアルフレッドとエズメは、なんとか無事に逃れ、多少の行き違いはあったものの結婚を決意する。一方、捕らえられたハーウッド卿はロンドン塔で拷問を受け、心身共に痛めつけられていた。また、ハーウッド卿の邪悪なる手下ベット・サイクスは、ロングブラス卿を殺害した罪でニュー・タイバーン刑場で処刑されることになる。だが、そんなベットに姉のペギーが手を差し伸べる。
もっと読むマーサ・ケイン
エズメの裕福な父親に会った後、アルフレッドは結婚を諦める。傷心のアルフレッドは仕事に没頭、裕福なアメリカ人女性のマーサ・ケインに持ちかけられた、科学者を国外に逃がすという一見地味だが高報酬の依頼を引き受ける。しかし「鴉の結社」の攻撃を受け、状況は一気に複雑になる。事態が収束し、マーサは自身が「名も無き同盟」のメンバーだと打ち明ける。マーサは二度とウソをつかないと約束し、アルフレッドが自分とフリーランス契約を結べば、彼はどちらの陣営にも忠誠を誓わずに済む、と提案する。エズメとよりを戻し、彼女に経済的に豊かな生活をさせたいアルフレッドは、その提案を渋々承諾する。
もっと読む魔女の棲み処
エズメを殺した犯人を捜すアルフレッドに、リッパーはある人物の名前を告げる。その人物とは精神科病院に収容されているオーツシー男爵夫人だった。アルフレッドはその病院に男爵夫人を訪ねて行く。一方、ゴッサムから舞い戻った姉のパトリシアに手を焼いたトーマスは、自分がCIAに命じられた仕事をする間、パトリシアの面倒を見てもらおうと、マーサに頼みに行く。パトリシアは何不自由ない身分でありながら堕落した生活を送っていた。マーサは自分とあまりにもタイプの違うパトリシアに戸惑いながらも、パトリシアに強引に誘われ妖しげなパーティーに出かけて行く。そこは著名な魔術師アレイスター・クロウリーの豪邸だった。クロウリーはマーサにまやかしを見せ、自分は悪魔なのだと打ち明ける。
もっと読む鴉の復活
「鴉の結社」の年次総会の場でフランシス・ゴーントは、長い間不在だった偉大なるリーダー、ハーウッド卿の復活を宣言する。皆の前に登場したハーウッド卿は実権を取り戻し、自分の宿敵を屈服させることでそれを証明してみせる。その後、地元で行われた結社の会合でアルフレッドの父、アーサー・ペニーワースに出会ったハーウッド卿は、自分もアルフレッドと個人的な関わりがあると告げる。一方、エズメを殺した犯人を追っていたアルフレッド、バッザ、デイブ・ボーイの3人は、同じ犯人を追っているサイクス姉妹と遭遇する。アルフレッドはベットに不信感を持っていたが、エズメを殺した犯人を殺すという共通の目的を持つ者同士としてベットと手を組むことにする。
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