Bölümler 150

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第1週「いちご一会」第1話

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n 30, 201315m

昭和20年、夏。焼け跡の大阪で、子どもたちに食事を配る卯野め以子(杏)の明るい声が響いていた。さかのぼること34年、明治の東京。洋食屋の娘・め以子(豊嶋花)は、小学一年生。父・大五(原田泰造)、母・イク(財前直見)、祖母・トラ(吉行和子)は、並外れた食いしん坊っぷりに手を焼くが、め以子には父のオムレツと祖母のぬか漬けは最高の味だ。ある日、新鮮な卵のオムレツをと、め以子は学校の鶏小屋に忍び込む。

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2

め以子(豊嶋花)は、寺のお供えの赤いものをこっそり食べて叱られるが、そのおいしさが忘れられない。後日、当時まだ珍しかったイチゴだと知り、トラ(吉行和子)にも食べさせたいと思う。そんなある日、洋食屋の客からイチゴのジャムをもらって喜ぶ。一方、大五(原田泰造)の開明軒は米飯ではなくパン、箸ではなくナイフとフォーク、と本格的なフランス料理にこだわっていた。ある日、店は新聞のコラムに取り上げられる。

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3

「開明軒は本格派を気取っているだけだ」と新聞のコラムでけなされ、大五(原田泰造)は怒る。め以子(豊嶋花)はイチゴのジャムを独り占めし、トラ(吉行和子)にも分け与えない。学校にまで持って行くが、同級生の源太(屋島昂太)にも分けなかったので、けんかになってしまう。帰宅すると、め以子は大五からぜいたくなフランス料理で出迎えられて機嫌を直すが、イク(財前直見)は現実を見ようとしない大五に腹を立てていた。

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4

め以子(豊嶋花)は、いちごジャムを分けようとせず、源太(屋島昂太)とけんかした。謝ろうとするが、逆に「開明軒はまずい」とからかわれる。め以子は源太らを店に招いて洋食を食べさせようと、大五(原田泰造)に頼む。子どもたちは本格的な洋食よりもオムレツとケチャップライスに大喜び。本格派にこだわってきた大五とイク(財前直見)は、考えを新たにする。一方、お互いの「ごちそうさま」に、め以子と源太は、仲直りする。

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トラ(吉行和子)が倒れて寝ついてしまう。め以子(豊嶋花)はイク(財前直見)を助けようと、はりきって家事を手伝おうとするが、うまくいかない。トラのぬか漬けもまねするが、おいしく作れずに落ちこむ。食欲のないトラのために、約束したイチゴを、と思いついため以子。和尚からイチゴを供えた人の居場所を教えてもらう。イチゴを探しに駆けだしため以子だが、近所では人さらいがいるというウワサが立っていた。

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6

トラ(吉行和子)のため、実験農場で残り少ないイチゴを手に入れため以子(豊嶋花)。一方、大五(原田泰造)とイク(財前直見)は、め以子の帰りが遅いのを心配していた。急ぐめ以子だが、降りだした雨にずぶぬれになった上に、イチゴをなくしてしまう。捜しに来たイクに連れ戻され、しょんぼりしているめ以子。そこに駆けつけてきたのは源太(屋島昂太)だった。10年後、すくすくと育っため以子(杏)は女学生になっていた。

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大正11年。め以子(杏)は17歳。祖母のトラは亡くなったが、大五(原田泰造)とイク(財前直見)の洋食屋は好調だ。相変わらず食いしん坊のめ以子は背の高いことが唯一の悩み。親友の桜子(前田亜季)、民子(宮島麻衣)と、のんきな女学生生活を送っている。ある日カフェで、め以子は帝大生(東出昌大)の服に生クリームを飛ばしてしまう。あわてて拭おうとしため以子だが並外れて長身の帝大生に大阪弁で断られて口論になる。

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「開明軒」では、ひき肉で卵をくるみ揚げたスコッチエッグを試作。め以子(杏)は、黄身が半熟だと一層おいしいと考えるが難しい。帝大生を下宿人として迎えることになり、め以子の結婚相手にと期待する大五(原田泰造)やイク(財前直見)。嫌な予感がするめ以子だが、口論相手とは別人物と知り、はりきって美容に励む。桜子(前田亜季)らの助けを借り、小柄に見せようとするめ以子。現れたのは、あの帝大生(東出昌大)だった。

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卯野家に下宿することになった西門悠太郎(東出昌大)は、大阪出身で、東京帝大で建築を学ぶ学生だった。悠太郎は卯野家の温かさに好感を抱いたらしく、大五(原田泰造)やイク(財前直見)も歓迎する。カフェでの口論を思い、ばつの悪いめ以子(杏)だが、そのことを全く覚えていない悠太郎にがく然とする。め以子はつっかかるが、悠太郎の「失態を覚えていて欲しいのか」という妙に理路整然とした返答に負けてしまう。

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め以子(杏)は、悠太郎(東出昌大)が自分を覚えていなかったことにいらだち、菓子をやけ食いして教師・宮本(奥貫薫)に叱られる。さらに理科の試験で、落第の危機に。一方、開明軒の、卵の黄身が半熟のスコッチエッグ作りは難航している。め以子は、いやいやながら悠太郎に理科の勉強を教わるが、全くついていけない。面倒になり、どうせ嫁にいく身だと投げ出そうとする。そんな折、袖に男性からの付け文が…。

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め以子(杏)を呼び出す付け文が。一方、悠太郎(東出昌大)は、イク(財前直見)に、め以子の興味を引いて勉強させる方法を尋ねる。最大の関心事が食べ物だと聞き、大五(原田泰造)らが苦労して作っているスコッチエッグに目をつける。め以子は付け文の男性に会うが、男性の意中の女性は民子(宮嶋麻衣)だった。落ちこんだうえ、背の高さを照生(井之脇海)にからかわれ、泣きだすめ以子に、悠太郎がさらに厳しい言葉をかける。

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め以子(杏)は、悠太郎(東出昌大)の言葉に開き直り、やけくそで勉強しようとする。だが、なぜか先に食事をするように言われ、卵の黄身が半熟のスコッチエッグを食べて驚く。悠太郎の、熱伝導と比熱を応用したアイデアを取り入れ、大五(原田泰造)が作ったのだ。科学と料理のつながりにがぜん興味を覚えため以子は、猛勉強して何とか落第を免れる。そして、喜んでくれる悠太郎の笑顔に、思いがけず胸の高鳴りを感じて戸惑う。

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め以子(杏)は、大阪出身の悠太郎(東出昌大)が納豆を食べようとしないことに気づく。なんとか食べさせたくて、教師の宮本(奥貫薫)にまでアドバイスをもらう。薬味を変えるなど工夫をこらし、さまざまな味の納豆を作る。め以子が各種の納豆を徹夜で用意しても、悠太郎は頑として食べようとしない。め以子が料理をする気になったとイク(財前直見)がとりなすが、大五(原田泰造)にはしつこいと叱られてしまう。

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め以子(杏)は、親友の桜子(前田亜季)と民子(宮嶋麻衣)に「悠太郎(東出昌大)が納豆を食べない」と愚痴る。すると、民子から悠太郎への淡い思いを打ち明けられ、意中の人を探るように頼まれる。うまく聞き出せないため、悠太郎の剣道の試合で、め以子がわざと弁当を作り忘れ、民子が手作りの弁当を渡す計画が持ち上がる。悠太郎が剣道をする姿に、め以子は思わず見ほれる。計画は成功し、悠太郎は民子の弁当を食べる。

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め以子(杏)は、剣道の試合から戻った悠太郎(東出昌大)に、しとやかな民子(宮嶋麻衣)と比較されて悔しい。だが、桜子(前田亜季)と民子は、悠太郎は「よく食べて、見ていて元気が出るひと」が好きだと言う。その直後、め以子は、文士の室井(山中崇)に「見ていると元気が出る」と言われ、悠太郎が好きなのは自分ではと急に意識して混乱する。そんな折、開明軒の表の階段が壊れていたせいで、男の客がけがをしてしまう。

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悠太郎(東出昌大)は開明軒の階段の修理を自ら申し出る。手すりをつけるなど工夫をこらし、夜も作業を続ける悠太郎は、め以子(杏)に安全な街づくりの夢を語る。悠太郎の母は、火事の際、密集した木造住宅で逃げ場を失って亡くなったのだ。夢について考え込むめ以子に、宮本(奥貫薫)は「悠太郎に納豆を食べさせたい」という気持ちを思い出させる。一方、悠太郎は、階段でけがをしたのが、帝大の先輩で工学の専門家だと知る。

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め以子(杏)は、悠太郎(東出昌大)に納豆を食べてもらう方法を改めて考え、山芋を調達しようと駆け出す。一方、悠太郎は、階段でけがをした工学の専門家・竹元(ムロツヨシ)を、再び開明軒に誘う。開明軒を気に入った竹元は、階段の修理に手を貸してくれることに。め以子は納豆を食べやすくしようと、慣れない料理に奮闘する。見かねたイク(財前直見)に教わりつつ作った力作が、ついに悠太郎の前に出される。

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納豆の料理で「ごちそうさん」と言われる喜びを知っため以子(杏)は、悠太郎(東出昌大)の弁当を作ることに。好物を尋ねると答えは「おむすび」。おむすび作りに燃えるが、慣れないために大失敗。釜で米を炊き、あつあつのおむすびを握るのは難しく、イク(財前直見)に教わりつつ四苦八苦する。め以子が塩を変えるなど工夫し、いく種類もの塩むすびを試食用に作ると、悠太郎は「あなたの味覚を信じる」と言う。

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め以子(杏)は、悠太郎(東出昌大)の弁当を毎朝作ることに。毎日違う種類のおむすびを、中身は秘密で作ろうと意気込む。そして、悠太郎に「あなたの食い意地を信じる」と言われ、弁当の内容について教師・宮本(奥貫薫)にまで相談。め以子は、自分で作ると一層おいしく感じると気づき、料理に目覚めていく。開明軒に大阪出身の若い女性・亜貴子(加藤あい)が訪ねてくる。悠太郎と親しく話す女性の出現に動揺するめ以子だった。

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亜貴子(加藤あい)は悠太郎(東出昌大)の友人で、医学を学ぶ、はつらつとした女性だった。大五(原田泰造)ら卯野家にもすぐに溶け込み、め以子(杏)は面白くない。だが、軽いやけどを手当てされ、亜貴子の明るく気さくな性格をまぶしく感じる。帰り道で亜貴子は悠太郎に、東北の大学への進学を相談。一方、め以子は悠太郎の「よく食べて、見ていると元気になる人が好き」という言葉を思い出し、意識していた自分に赤面する。

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(杏)に見合いの話が。料理屋の次男との縁談に大五(原田泰造)は乗り気だが、イク(財前直見)はめ以子の気持ちを思いやる。気になる悠太郎に相談するめ以子だが、赤の他人だからと答えてくれない。悠太郎は帝大の教授から、大阪に戻らず東京に残るよう誘われる。思いを断ち切ろうとするめ以子に、相手の家庭が円満と聞いて見合いを勧める悠太郎。め以子は次第に腹が立ってくる。

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悠太郎(東出昌大)との件で動揺するめ以子(杏)に見合いの話が。料理屋の次男との縁談に大五(原田泰造)は乗り気だが、イク(財前直見)はめ以子の気持ちを思いやる。気になる悠太郎に相談するめ以子だが、赤の他人だからと答えてくれない。悠太郎は帝大の教授から、大阪に戻らず東京に残るよう誘われる。思いを断ち切ろうとするめ以子に、相手の家庭が円満と聞いて見合いを勧める悠太郎。め以子は次第に腹が立ってくる。

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め以子(杏)は、見合いをすることに。悠太郎(東出昌大)とも仲直りするが、心は晴れない。桜子(前田亜季)は、め以子が自分の気持ちから逃げていると言う。悩んでいるめ以子に大五(原田泰造)は、急きょ明日見合いをすることになったと告げる。場所は見合い相手の実家の料理屋。悠太郎は明日、ボート部の試合に助っ人として出ることになっていた。め以子は最後の望みをかけ、自分は幸せになれるだろうかと悠太郎に問う。

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見合い当日、ボートの試合に出る悠太郎(東出昌大)に、め以子(杏)は弁当を作る。だが、悠太郎はすでに出かけた後だった。見合いの席。食事が進み、最後のご飯を見ため以子は、自分がご飯を炊いてあげたいのは悠太郎だけだと気づく。振り袖姿のまま、イク(財前直見)が用意していた弁当を手に、試合会場に駆けつけるが、声を張り上げたはずみで川に落ち、悠太郎に助けられる。め以子は思わず、悠太郎にプロポーズしてしまう。

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見合いの席を飛び出してプロポーズしため以子(杏)は、悠太郎(東出昌大)に断られた。驚く大五(原田泰造)は激怒し、イク(財前直見)の取りなしも聞かずに悠太郎を追い出してしまう。悠太郎は室井(山中崇)の下宿に転がり込み、結婚を断った理由を明かす。気丈に振る舞うめ以子だが、カフェで桜子(前田亜季)や民子(宮嶋麻衣)と泣きながら、やけ食いする。そのころ、室井の下宿では、悠太郎が高熱に浮かされていた。

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め以子(杏)は、悠太郎(東出昌大)のことをつい考えてしまうが、弁当の工夫は続けてなんとか気持ちを立て直そうとする。イク(財前直見)は、友人・近藤(石田卓也)から、悠太郎の家庭の複雑さが断った理由だと聞き、め以子に伝える。しかし、め以子は期待するまいと無関心を装う。室井(山中崇)が女学校に現れ、悠太郎の容態がよくないと告げる。米を持って室井の下宿を訪れため以子は、眠る悠太郎の脇でおかゆを作ることに。

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め以子(杏)は、病床で目覚めた悠太郎(東出昌大)から夢の話を聞かされる。納豆の沼に落ちた悠太郎のもとに、め以子が降りてきて、妖怪のように納豆を吸いあげて救うのだという。め以子がいれば笑っていられる、辛い目に合わせるだろうが、一生食べさせたいと言われ、め以子はうれし泣きする。だが、断っておいて求婚してきた悠太郎に大五(原田泰造)はまたも激怒し、一切会うことを禁じる。ついに、め以子は卯野家を飛び出す。

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駆け落ちを企てため以子(杏)は、悠太郎(東出昌大)の説得で、家に連れ戻される。イク(財前直見)は思案し、夏休みを迎えため以子に家事を基本から仕込む。ひと月、悠太郎に会わずに励むうち、め以子は家族それぞれに心遣いをして料理することを覚える。桜子(前田亜季)に誘われて海に行き、久しぶりに笑顔を見せるめ以子。一方、悠太郎は亜貴子(加藤あい)に、め以子のために大阪ではなく東京で就職する決意を打ちあける。

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悠太郎(東出昌大)は、大五(原田泰造)に、東京に住むことを条件に結婚への許しを乞う。め以子(杏)は、悠太郎の大阪の街づくりへの夢を思って猛反対。大五は一層腹を立て、「結婚するなら勘当だ」と言う。家を出るというめ以子を、幸福な家族を失うなと諭す悠太郎。め以子は暑い中仕事をする大五を思いやり、氷で冷やしたみそ汁「がわがわ」を作る。大阪で新たな家族のために頑張り、幸せになってみせる精一杯の思いを伝える。

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大五(原田泰造)は、め以子(杏)に、鶏のフォン(がらスープ)作りを手伝わせる。丁寧に作り方を教える大五。それは結婚の許しであり、娘への贈り物だった。め以子は、毎日おいしく食べられた幸せへの感謝を伝える。明け方、散歩に出ため以子は、悠太郎(東出昌大)に出会って驚く。思い余ってめ以子をさらおうと考えたのだ。喜びに浸る2人。女学校の卒業式が終わり、小さなぬかつぼを手に、め以子は、悠太郎と大阪へ旅立つ。

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め以子(杏)と悠太郎(東出昌大)が大阪に着いた夜。悠太郎の継母の静(宮崎美子)、姉の和枝(キムラ緑子)、妹の希子(高畑充希)が出迎える。悠太郎に聞いたのとは違う温かな対応に安心するめ以子は、台所を任され感激。しかし悠太郎の、姉たちへの不信感は消えない。翌朝、ごはんを炊くが、ガスコンロに慣れていため以子はまきのかまどに手間取り失敗してしまう。そして、ようやくついた朝食の席で和枝の一言にがく然とする。

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一年は入籍を許さず、女中扱いだという和枝(キムラ緑子)に、驚くばかりのめ以子(杏)。苦労して作った朝食も味付けが口に合わないと、食べてもらえない。大切なぬか床も、和枝にわざと台なしにされてしまう。悠太郎(東出昌大)は大阪市役所建築課に初出勤し、ベテランの大村(徳井優)と組むことに。め以子は市場に出かけ大阪の食材の豊かさに目を見張るが、張り切って作った洋食は見向きもされず、和枝に膳をはねつけられる。

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め以子(杏)に家族のことをわびる悠太郎(東出昌大)。とりあえず入籍することに。め以子はせっかく作ったフォンを和枝(キムラ緑子)に捨てられる。希子(高畑充希)も弁当を持っていこうとしない。着道楽の静(宮崎美子)には洗濯を押しつけられる。考えた末、め以子は和枝に西門家の味を教えてくれと頼むが、大切なぬか床を捨てられそうになり、ついに家出を宣言。いったんは思い直すが、戻るとめ以子の荷物はなくなっていた。

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悠太郎(東出昌大)と荷物を取り戻し、うどん屋に入っため以子(杏)。だが、め以子には大阪の昆布だしの味がわからない。翌朝、昆布だしで作ったみそ汁にようやく和枝(キムラ緑子)らは手をつける。め以子は昆布だしの味を習得しようと、ある方法を思いつく。市場に出かけため以子は、今は肉屋で働く源太(和田正人)に再会する。一方、悠太郎はベテランの大村(徳井優)と口論をしていると、め以子が倒れたとの連絡を受ける。

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め以子(杏)は自分の味覚を大阪に合わせようと絶食していた。あきれて怒る悠太郎(東出昌大)。回復後に再びうどんを食べに行き、め以子は昆布だしの味に感動する。大阪の料理への興味に目を輝かせる姿を、悠太郎はまぶしく見つめる。め以子は市場に出かけ、源太(和田正人)の手を借りて昆布だしについて学ぶ。工夫をこらして昆布だしの「おつい(吸い物)」を出すが、試食した希子(高畑充希)からショックな言葉を聞かされる。

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和枝(キムラ緑子)の作った「おつい」のほうがおいしいと言う希子(高畑充希)に、がっかりするめ以子(杏)。昆布だけで作るおいしい西門家の味について、考え込む。め以子の懸命な姿を見つめる希子。悠太郎(東出昌大)は、大村(徳井優)と安全な街づくりについて激論するうちに、酒をくみかわすことに。戻ってきた悠太郎は、め以子の前で酒に昆布を入れる。め以子はそれをヒントに、ついに西門家の昆布だしの味を探り当てる。

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め以子(杏)は、和枝(キムラ緑子)が株をしていると聞いて驚く。一方で、昆布だしに凝り、家族それぞれの好みにあうみそ汁を作るなど、大阪の料理を身につけようと必死だ。しかし、和枝は認めず、希子(高畑充希)には弁当を作るも浮かない顔をされる。め以子は、ガスコンロが欲しくて、悠太郎(東出昌大)の給料日を心待ちにするが、和枝が横取り。悠太郎は怒るが後のまつりで、め以子には食費としての少額しか渡されない。

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給料を横取りした和枝(キムラ緑子)と口論になる悠太郎(東出昌大)。だが、和枝や静(宮崎美子)たちを捨てることはできない。め以子(杏)は、これまで悠太郎の学費を支えてきた和枝の苦労に思いをはせる。食事の場はさらに味気ないものに。め以子は源太(和田正人)と話したのがきっかけで、市場の人々から食材をとことん使い切る「始末の精神」を学ぶ。そして知り合ったのは、源太が師匠と仰ぐ男(近藤正臣)だった。

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め以子(杏)は、師匠(近藤正臣)から、捨てるはずのうなぎの頭をつかった「半助豆腐」を教わり、始末の精神の本質に触れる。そして、始末の料理を実践しようとするが、和枝(キムラ緑子)からまたも否定される。そんな折、東京の実家から小包と手紙が届く。め以子の胸にうれしさと懐かしさがこみ上げるが、頼るわけにはいかないと、届いた食材を源太(和田正人)に渡す。そんな折、希子(高畑充希)の女学校の担任が訪ねてきた。

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希子(高畑充希)の弁当に入れたおむすびの形が問題になり、め以子(杏)は和枝(キムラ緑子)に、勉強の足りない嫁とまたもやりこめられる。悠太郎(東出昌大)はめ以子のつらさを感じるが、手助けできない。静(宮崎美子)の着道楽も全く収まらず、洗濯をさせられて腹が立っため以子は飛び出してしまう。市場で源太(和田正人)に出会い、思わず愚痴をいってしまうが、そんなめ以子を源太は励まし、思い出の食べ物を差し出す。

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め以子(杏)は、和枝(キムラ緑子)から、親戚や知人と鯛(たい)をやりとりする習慣「魚島季節(うおじまどき)の挨拶」を手伝うように言われ、はりきって準備にかかる。たくさんの鯛を安くまかなうために魚屋を手伝い、源太(和田正人)にひやかされつつも、魚について学ぶことに。和枝は、挨拶回りでは、め以子を親戚に紹介するという。だが、何か裏があるという悠太郎(東出昌大)の心配が的中し、め以子は大変な目にあう。

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和枝(キムラ緑子)は、め以子(杏)に先駆けて魚島の鯛(たい)を送っていた。め以子の鯛は拒絶され、大量の鯛が手元に残る。め以子は無駄にするまいと師匠(近藤正臣)に助けを求める。渡されたのは鯛料理の虎の巻「鯛百珍」。必死で料理するめ以子を静(宮崎美子)や希子(高畑充希)が手伝い始める。悠太郎(東出昌大)も加わり、数々の鯛料理に舌鼓を打ち、最後に、鯛の骨でスープを取る。それは究極の「始末の料理」だった。

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台所にガスを引いて喜ぶめ以子(杏)。ガス会社に提案し、静(宮崎美子)と一緒に近所の奥さんたちの前で実演をする。悠太郎(東出昌大)は、給料を自分で割り振ることに。め以子のために食費を多めにする悠太郎に、和枝(キムラ緑子)は不満を爆発させる。静は機嫌よく引きさがり、着道楽を控えるというが、思うところがあるようだ。ある日、源太(和田正人)と親しげに話しているめ以子を見かけた和枝は、悠太郎の耳に入れる。

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め以子(杏)と源太(和田正人)の仲を疑わせる和枝(キムラ緑子)の注進が気になり、悠太郎(東出昌大)は2人をつけるが、見失う。め以子たちは師匠(近藤正臣)のもとで、梅干しや梅の甘露煮などを作る「梅仕事」にいそしむ。もらった梅を持ち帰る途中、め以子は希子(高畑充希)と一緒になり、梅仕事に誘う。家に戻ると悠太郎の機嫌が悪い。悠太郎のために肉を買おうと市場に来ため以子は、対じする悠太郎と源太に出くわす。

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め以子(杏)と源太(和田正人)の仲に嫉妬して市場に乗り込んだ悠太郎(東出昌大)だが、め以子の力になれない弱さを痛烈に指摘される。自分をめぐる言い争いに照れるめ以子。和枝(キムラ緑子)は面白くない。め以子は、そんな和枝を梅仕事に誘う。悠太郎や静(宮崎美子)、希子(高畑充希)が加わった梅仕事の日、外出する和枝は希子を誘うが思いがけず断られる。め以子は、和枝のかつての婚家での苦労を知ることになる。

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め以子(杏)がなんとか和枝(キムラ緑子)と静(宮崎美子)の仲を取り持ちたいと思っていた折、和枝が、希子(高畑充希)の見合い話を持ち込む。希子はもちろん、め以子も戸惑うが、良縁ではあった。悠太郎(東出昌大)の仕事にトラブルが発生し、め以子はやむを得ず、師匠(近藤正臣)に相談する。「悠太郎のために西門家のみんなを幸せにしたい」というめ以子に、師匠は、希子が自分の望みを見極める助けになるようにという。

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弁当箱の中の手紙でやりとりをするめ以子(杏)と希子(高畑充希)。和枝(キムラ緑子)と静(宮崎美子)の争いを見てきた希子は、結婚して家を出たい半面、結婚を恐れていた。「みんなで食べるご飯のおいしさを知ってから結婚してほしい」というめ以子に、笑顔になる希子。思い切って見合い話を断るが、和枝は一蹴し、またも静との言い争いに。師匠(近藤正臣)と話しため以子は、あきらめてしまった希子と改めて向き合う。

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め以子(杏)は、希子(高畑充希)の見合いをぶち壊そうと画策。和枝(キムラ緑子)の顔もつぶすまいと、自分が粗相をしようとするが、和枝に蔵へ閉じ込められる。見合いは順調に進むが、なぜか泥酔した師匠(近藤正臣)が現れ、大立ち回りをする。和枝はあわてふためき、悠太郎(東出昌大)は激怒。見合いがおじゃんになったところに帰ってきた静(宮崎美子)も当惑する。蔵の中のめ以子は、ついに西門家の秘密を知ることに。

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め以子(杏)は、師匠(近藤正臣)が悠太郎(東出昌大)らの父親・正蔵だと知って驚く。鉱山の技師だった正蔵は後妻・静(宮崎美子)と長女・和枝(キムラ緑子)の争いに耐えられず、家庭を捨てて逃げ出したのだ。め以子は、正蔵を許せない悠太郎から「どうしても会うなら家から出ていくように」とまで言われるが、納得がいかない。そこに突然、め以子のかつての同級生・桜子(前田亜季)が、思いがけない人物と一緒に現れる。

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50

め以子(杏)を頼って、桜子(前田亜季)と室井(山中崇)が駆け落ちしてきた。しかし、和枝(キムラ緑子)にまとめて追い出され、とりあえず源太(和田正人)を頼り、馬介(中村靖日)の焼き氷屋に間借りする。め以子は家に戻るが、かばってくれた希子(高畑充希)も一緒にまた追い出される。め以子は、その足で悠太郎(東出昌大)を職場に訪ねるが、父との和解をかたくなな態度でつっぱねられ、怒って飛び出してしまう。

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51

め以子(杏)は「悠太郎(東出昌大)と離縁する」と息巻く。め以子が戻らないと和枝(キムラ緑子)から聞いた悠太郎は動揺するが、仕事に打ち込む。一方、ふとしたことから希子(高畑充希)が美しい歌声を披露することに。め以子たちは、馬介(中村靖日)の焼き氷屋をはやらせようと、焼き氷の改良を申し出る。正蔵(近藤正臣)が訪ねてきて、悠太郎のもとに戻るように勧めるが、め以子は断る。

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52

め以子(杏)は焼き氷の試作品を作る。希子(高畑充希)らはほめるが、納得がいかない。激務の悠太郎(東出昌大)は、静(宮崎美子)と和枝(キムラ緑子)が仲たがいする家へ帰宅する。戻っていないめ以子を探しに出かけるが、うま介で焼き氷に取り組む妻は家にいるよりも楽しそうで、やるせない気持ちになる。一方、め以子は、室井(山中崇)の夢を信じる桜子(前田亜季)の言葉に、悠太郎と自分を重ね合わせる。

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53

め以子(杏)たちは希子(高畑充希)に「焼き氷の歌」を街頭で歌わせようとするが、希子は尻込みする。悠太郎(東出昌大)は、和枝(キムラ緑子)に「め以子の籍を外す」と答える。そして、正蔵(近藤正臣)のとりなしをはねつけるが、源太(和田正人)から、「め以子に嫌われまいと、本心を語れないでいる」と指摘される。新発売の焼き氷はさっぱり客が集まらず、希子は、め以子を思って勇気を奮い起こす。

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54

焼き氷が最後の1つになったところに現れた悠太郎(東出昌大)は、め以子(杏)に、少年のころ正蔵(近藤正臣)が去って以来、西門家を守ってきた苦しみや、め以子がつらい毎日を送っていると知りながら離したくないと本心を語る。二人は、ようやく仲直り。希子(高畑充希)は、焼き氷の歌を歌えたことをほめられ、いつか変われると悠太郎を励ます。め以子らは、恐る恐る静(宮崎美子)と和枝(キムラ緑子)のいる西門家に戻る。

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もうすぐ天神祭。め以子(杏)は、はも料理に興味津々。正蔵(近藤正臣)を含め家族全員で、はものごちそうを食べ、巡ってくる獅子を待ちたいと願う。希子(高畑充希)とともに長屋を訪ねると、正蔵は酔って騒ぐばかり。祭の日に戻る話は全く進まない。静(宮崎美子)は陰から見て、がっかり。酒を飲んで帰宅し、ハモニカという謎の言葉をつぶやく。悠太郎(東出昌大)は大村(徳井優)に強引に誘われ、祭の準備に駆り出される。

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め以子(杏)は、室井(山中崇)から、静(宮崎美子)の「ハモニカ」は楽器のことではないと聞かされる。翌朝、和枝(キムラ緑子)は妙に機嫌がよく、みんなを気味悪がらせる。め以子は静に、「ハモニカ」とは何か問いただすがはぐらかされる。肉と魚にそれぞれハモニカと呼ばれるものがあると知って料理して出すが、静は不機嫌に。悠太郎(東出昌大)は、偶然会った和枝から安西(古舘寛治)を紹介され、親しげな様子に驚く。

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枝(キムラ緑子)に親しい男性ができたことは、たちまち静(宮崎美子)の知るところとなる。和枝との言い合いのなかで静は、無理やり後妻にされたと言いつのる。うま介でめ以子(杏)は、ようやくハモニカとは湯引きしたハモに似せた寒天菓子だと知る。め以子は、作り方を知りたいと正蔵(近藤正臣)を訪ねるが、芸者だった静を、正蔵が懇願して後妻にしたあげく、静と和枝の争いから早々に逃げ出したいきさつを聞いて激怒する。

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め以子(杏)は、寒天菓子のハモニカを迷った末に作ることに。作り方は、大村(徳井優)に教わる。一方、静(宮崎美子)は正蔵(近藤正臣)のことをあきらめ、芸者に戻る決心をする。め以子は祭りの準備を急ぐが、希子(高畑充希)のほかは、祭りの夜は留守にするという。め以子は、家族全員でごちそうを食べながら獅子が巡ってくるのを待とうとしていたのに、がっかり。そして静が芸者に戻ろうとするのは自分のせいではと考える。

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め以子(杏)と希子(高畑充希)だけで祭りの準備を進めていたところに、桜子(前田亜季)と室井(山中崇)、馬介(中村靖日)が加わる。一方、静(宮崎美子)は芸者として座敷にあがるが、正蔵(近藤正臣)を思い出してしまう。和枝(キムラ緑子)が戻り、源太(和田正人)が包みを手に訪ねてきたところに、なぜか悠太郎(東出昌大)の大きな獅子がやってくる。その瞬間、め以子は正蔵を見かける。源太の包みは意外なものだった。

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悠太郎(東出昌大)は、急病人に代わり獅子を務めたのだった。め以子(杏)は静(宮崎美子)から、正蔵(近藤正臣)とのなれそめを聞く。正蔵は、少女だった静にハモニカをくれた思い出の人で、芸者になった後に再会し強引に後妻になった。和枝(キムラ緑子)との口論で、無理に落籍されたと口走った静に正蔵は話を合わせてくれた。静の愛情を、自分の悠太郎への思いに重ねるめ以子。一方、市役所には竹元(ムロツヨシ)が現れる。

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和枝(キムラ緑子)の交際相手の安西(古舘寛治)が来ることになり、め以子(杏)らは結婚を意識してのことでは、と盛り上がる。め以子は、和枝から当日の献立を一緒に考えるように頼まれて喜び、安西の出身地に合わせた長崎の料理を提案し、はりきる。当日、和枝と知り合ったきっかけの株のことなどをなごやかに話す安西。しかし、悠太郎(東出昌大)は、め以子と和枝が作った長崎の料理を前にした安西の様子に、不信感を覚える。

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安西(古舘寛治)の結婚申し込みを和枝(キムラ緑子)は快諾。め以子(杏)ら一同も喜ぶ。安西は和枝に投機話を持ちかける。一方、悠太郎(東出昌大)は和枝が株でもうけたことを知り、それとなく注意する。和枝は動揺するが、安西を疑われて怒る。話を聞いため以子は静(宮崎美子)や希子(高畑充希)に相談するが、2人は和枝の苦労を知っているだけに口を出せない。和枝はいったん出資を断ったものの、結局、安西に金を渡す。

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め以子(杏)は、正蔵(近藤正臣)から、和枝(キムラ緑子)が持つすり切れた古い匂い袋は、我が子の形見だと聞く。悠太郎(東出昌大)は、竹元(ムロツヨシ)を通じ、安西(古舘寛治)の経歴詐称を知る。急いで、嫌がる和枝を無理やり警察に連れていくが、時すでに遅かった。安西が詐欺師だと知り、和枝はショックで寝込む。元気づけたいめ以子は正蔵に和枝の好物を尋ねる。それは唯一め以子の苦手な魚、鰯(いわし)だった。

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いなくなった和枝(キムラ緑子)を家族総出で探す最中、め以子(杏)はふとめまいを覚える。家族が家を空けているすきに和枝は、静(宮崎美子)を蔵に閉じ込め、台所でガス自殺を図ろうとする。だが、間一髪のところでやってきた正蔵(近藤正臣)がいさめ、悠太郎(東出昌大)が助け出す。絶望している和枝に、思いがけず希子(高畑充希)が厳しい言葉をかける。だが、かたわらにいるめ以子が、おなかを押さえて倒れてしまう。

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和枝(キムラ緑子)が、安静を命じられため以子(杏)のために作った料理は、見た目も美しく、優しい味だった。だが、和枝は終始、無言を通す。希子(高畑充希)は、源太(和田正人)ら市場の皆から「め以子のために」と、さまざまな食材を言づかる。和枝は、幸せなめ以子を妬むまいと自分に言い聞かせる。和枝の鰯(いわし)料理に感激しため以子。体調が戻ると早速作り方を教わり、その繊細さを見習いたいと申し出るが…。

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め以子(杏)は、和枝(キムラ緑子)から「どうしても好きになれない」と言われて驚く。和枝を追い、「こまやかさと気配りが料理に現れる和枝が好きだ」と告げるが、転ばされそうになってついに決裂。和枝は倉田(綾田俊樹)の別荘に移り、さらに農家に嫁ぐことに。め以子は、倉田から今の和枝のいたたまれない思いを聞く。そして、和枝がつらさをこらえて縫ったおむつを見つける。和枝が農家へ向かう日、その道にめ以子が現れる。

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め以子(杏)は、揺れに気がつく。それは関東大震災だったが、大阪に情報がもたらされたのは翌日だった。め以子は、東京の家族を思い、動揺する。市役所では救援物資を届けることになり、悠太郎(東出昌大)は救援隊に加わりたいと申し出る。室井(山中崇)は、桜子(前田亜季)を残して東京へと飛び出す。悠太郎の東京行きは竹元(ムロツヨシ)の口添えで許される。妊娠中のめ以子は、家族の無事を祈りながら悠太郎を送り出す。

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関東大震災以降の不安な日々…。静(宮崎美子)は、心配で何も手につかないめ以子(杏)の気を紛らわせようと、避難所の炊き出しに誘う。め以子は、東京から避難してきた女性ふみ(星野真里)に、いきなり開明軒の安否を尋ねる。すぐに反省したものの、食事を受け取らないふみの気持ちに踏み込み、怒らせてしまう。顔を出さないように言われて落ち込むめ以子に、正蔵(近藤正臣)は炊事場を手伝うようにアドバイスする。

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め以子(杏)は炊事場に専念し、避難してきた人々への食事作りに精を出すが、ふみ(星野真里)が全く食べない。考えた末に新そばを出してみるが、食べてもらえない。まさか死ぬつもりでは、と静(宮崎美子)らと心配するめ以子。悠太郎(東出昌大)からの手紙で、卯野家一同が無事であることが分かる。ほっとする一方、め以子は家族を失ったふみに思いをはせる。家族が亡くなる元となったのは、ふみの煮炊きの火だった。

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め以子(杏)は、ふみ(星野真里)を食べる気にさせられず、情けない気持ちでいた。静(宮崎美子)と源太(和田正人)が、さんまを焼く様子を見るふみの目の涙に気づく。さんまを差し出されたふみは、家族の思い出があるさんまにかぶりつき、め以子を喜ばせる。避難所に残る人々が少なくなったある日、ふみが炊事場のめ以子を訪ねてきた。ふみに再び生きる気力を与えたのはめ以子の料理だった。そして、め以子にも悲しい知らせが。

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宮本先生の死を知り、納豆が食べたくなって探し歩くめ以子(杏)。家に戻ると桜子(前田亜季)が、希子(高畑充希)らと関東だき(おでん)を用意していた。食べることを大切にしていた宮本先生への供養の気持ちから、あえて明るく食べる一同。室井(山中崇)は震災後に東京で食べたおでんの話をし、残った者は強く生きなければと語る。源太(和田正人)はめ以子のために納豆を調達してくる。め以子は食べ物の力を信じようと思う。

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め以子(杏)は、東京から戻った悠太郎(東出昌大)に卯野家の話を聞き、ほっとする。悠太郎のどこかつらそうな様子に、温かな日常を心がける。震災の被害を目の当たりにした悠太郎は、見てきた者として自覚を持って報告を出せという竹元(ムロツヨシ)に反発を覚える。だが、大きいおなかで、遅い夫の帰りを待ち、熱いご飯でおむすびを作るめ以子に、この幸せな生活を守ろうと誓う。年末、卯野家からめ以子に、ある知らせが届く。

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め以子(杏)は、東京の家族が正月に来ることになって喜ぶ。悠太郎(東出昌大)は、竹元(ムロツヨシ)にコンクリート建築の小学校を造るよう命じられる。め以子は、正月に正蔵(近藤正臣)も招きたいが、悠太郎が許さない。そんな折、かつて正蔵と働いていたという男性が訪ねてくる。め以子は、いぶかりながらも長屋に案内する。悠太郎は大震災の記憶から小学校の建築に悩むが、大村(徳井優)に励まされ、取り組む決意をする。

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正蔵(近藤正臣)を訪ねてきたのは、悠太郎(東出昌大)も知らない人物だった。め以子(杏)は、いぶかしく思うが、小学校の建築で頭がいっぱいの悠太郎を励ます。め以子が正蔵に、西門家のおせちについて尋ねると「まずおせちとは何か」を考えるように言われる。和枝からの出産祝いの、手の込んだ意地悪に、仰天するめ以子。そしておせちには、それぞれ来る年への願いが込められていると知り、自分なりに考えてみようと思い立つ。

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75

め以子(杏)はうま介で、大五(原田泰造)、イク(財前直見)、照生(井之脇海)とばったり会って驚く。西門家に案内し、静(宮崎美子)や希子(高畑充希)と、なごやかに挨拶がすむ。しかし、和枝の結婚を知らせておらず、叱られてしまう。悠太郎(東出昌大)は、小学校の建築の仕事を進められず、落ち込んで帰宅。家では、一同がにぎやかに牛鍋を囲んでいたが、め以子がうっかり口にした一言から、大五が怒り始める。

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正蔵(近藤正臣)の存在が隠されていたことに腹をたてた大五(原田泰造)は、め以子(杏)や悠太郎(東出昌大)の話を聞こうとしない。家を飛び出し、源太(和田正人)を通じて長屋に正蔵を訪ねる。正蔵が「始末の料理」を振る舞い、2人の父親は意気投合する。一方、め以子は市場でご禁制のふぐを見かけて、何ごとか思いつく。悠太郎は大五を迎えにいくが、帰り道に一緒に飲みにいき、正蔵への複雑な思いを語ることに。

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77

大みそか。め以子(杏)とイク(財前直見)はおせちを仕上げ、大五(原田泰造)らは餅をつく。め以子は正蔵(近藤正臣)の長屋におせちをおすそわけにいき、帰りに陣痛が始まる。なんとか帰りつくと、痛みをこらえつつもつきたての餅をほおばり、みんなをあきれさせる。陣痛の合間に、め以子は正蔵からもらったお祝いに手紙が入っていることに気づく。その手紙を読んだ悠太郎(東出昌大)は正蔵の長屋へと夜の道を駆け出していく。

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78

悠太郎(東出昌大)は、正蔵(近藤正臣)とともに家に駆け戻る。着いた瞬間、赤ん坊の産声が響く。め以子(杏)はイク(財前直見)に見守られ、初めて我が子を抱いて感動する。静(宮崎美子)に誘われ、正蔵は一緒に年越しそばをゆでる。その後、大五(原田泰造)やイクを囲んで、一同は、め以子の名前の由来の話になる。2階では悠太郎とめ以子と赤ん坊がそろって眠っていた。翌日、め以子の心づくしのおせち料理が披露される。

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79

昭和7年。悠太郎(東出昌大)は、竹元(ムロツヨシ)から大阪市の地下鉄建設への参加を命じられるが、現場は悪条件がそろい、苦労する。希子(高畑充希)は、できたばかりのラジオ放送局のアナウンサーに。め以子(杏)は、三人の子の母になった。ラジオ番組のレシピ募集に応募を繰り返すが、「ミセスキャベジ」なるライバルにしょっちゅう負ける。め以子は、長女・ふ久(原見朋花)が食べ物に全く興味がないことに悩んでいた。

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80

め以子(杏)が作るアイスクリームは近所の子どもたちにも大人気。だが、ふ久(原見朋花)の反応は薄い。ふ久が、近所の男子に石でけがをさせ、問いただすめ以子に、石を落としただけだと答える。め以子は、怒っている男児の母親から「ふ久は普通ではない」と言われて落ち込む。しかも翌日には小学校でボヤ騒ぎを起こし停学に。大してこたえていない様子のふ久に、追いつめられた気持ちになっため以子は、ついにどなってしまう。

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81

め以子(杏)は、ふ久(原見朋花)が小学校を停学になり、やりきれない。工事現場から疲れて戻ってきた悠太郎(東出昌大)に相談しようとして逆に母親の自覚を問われ、言い合いに。正蔵(近藤正臣)と静(宮崎美子)は、ふ久には聞かせまいとする。翌日、家にいることになったふ久は、湯気のたつやかんを見て、め以子に「理由」を問いかける。め以子は、ふ久と正蔵の会話から、ふ久がこれまでやったことの意味をようやく知る。

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82

め以子(杏)は、ラジオ番組のレシピ紹介への応募で、またも「ミセスキャベジ」に敗れる。地下鉄工事現場で苦労していた悠太郎(東出昌大)は、事後報告しようとしていた一件が竹元(ムロツヨシ)にばれ、ひともんちゃく。め以子は、家では食欲を見せないふ久(原見朋花)が露店のアイスクリンを勢いよく食べるのを見て傷つく。一方、希子(高畑充希)は、ラジオ局から帰ろうしたところを、不気味な男から声をかけられ、おびえる。

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83

め以子(杏)は、ふ久(原見朋花)に「アイスクリンを食べたい」と言われ、はりきる。子どもたちとみんなで作り、これまでふ久が「おいしい」と言わなかったわけが分かる。め以子の料理しか食べてこなかったふ久は、それを格別においしいという意味が分からなかったのだ。悠太郎(東出昌大)が、工事現場での言い合いの果てに突き飛ばされ、資材の下敷きになった。悠太郎は、けがの治療に向かった病院で、意外な人物に再会する。

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84

悠太郎(東出昌大)は、病院で亜貴子(加藤あい)と再会すると、駆けつけため以子(杏)を置いて、そそくさと工事現場に戻った。ケガの原因となった現場での言い合いは決着したが、悠太郎は亜貴子のことが気になってしかたがない。ふ久(原見朋花)は、め以子ががんばって“見えない力で”ご飯を作るのだからと懸命に食べ、め以子を感動させる。そんな折、消毒のために病院に行った悠太郎は、亜貴子の思いがけない告白に動揺する。

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悠太郎(東出昌大)は、ケガの消毒を口実に、亜貴子(加藤あい)のいる病院に毎朝通う。め以子(杏)は、傷に効くという特製すじ肉カレーを作り、悠太郎の喜ぶ顔に満足する。室井(山中崇)は亜貴子の病院で悠太郎を見かけ、桜子(前田亜季)に伝える。無邪気なめ以子に悠太郎は罪悪感を覚えるが、孤独に耐えて明るく振る舞う亜貴子を放っておけない。そしてある日、悠太郎の職場に出かけため以子は、ついに見てしまうのだった。

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め以子(杏)は、亜貴子(加藤あい)が悠太郎(東出昌大)の職場から出てくるのを目撃。悠太郎は、後から知って動揺。二人は家ではさりげなく振る舞おうとするが、我慢できず言い合いになる。悠太郎はもう亜貴子に会わないというが、肝心の幼いころからの関係については話さず、め以子の不機嫌は直らない。一方、希子(高畑充希)は男につきまとわれて困っていた。先輩の川久保(茂山逸平)は、撃退するかと思いきや一緒に逃げる。

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め以子(杏)は相変わらず不機嫌で、正蔵(近藤正臣)や静(宮崎美子)も持て余す。一方、希子(高畑充希)は、家まで送ってくれる川久保(茂山逸平)と親しくなる。亜貴子(加藤あい)が、悠太郎(東出昌大)の職場にケガの様子を診にきた。言いよどむ悠太郎に「もう会わない」と亜貴子は自分から告げる。め以子は思い直して悠太郎と話し合おうとするが、寝言で亜貴子に謝ろうとしているのを聞き、怒りが爆発。ある決心を固める。

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め以子(杏)は、悠太郎(東出昌大)が寝言で亜貴子(加藤あい)に謝ったことが許せず、家から追い出す。正蔵(近藤正臣)が悠太郎を連れ戻そうとするがうまくいかない。め以子は、桜子(前田亜季)に促されて亜貴子に話を聞きに行くが、悠太郎と亜貴子の幼いころからの結びつきの強さを思い知らされる。後から横取りしたのはめ以子の方だと言われて、返す言葉もなく帰宅する。そして偶然、亜貴子に会った悠太郎は、家に誘われる。

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め以子(杏)は、落ち込んで部屋から出てこず、静(宮崎美子)らを心配させる。一方、悠太郎(東出昌大)は亜貴子(加藤あい)の部屋でカレーを食べようとしていた。そして、涙ぐむ亜貴子を思わず抱きしめてしまう。閉じこもっていため以子だが、「しょぼ焼き」を食べたがる子どもたちの大合唱に、ついに出てくることに。精を出してしょぼ焼きを作り、子どもたちの喜ぶ顔に気が紛れてくる。希子(高畑充希)らは、め以子を慰める。

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め以子(杏)は、悠太郎(東出昌大)が戻って戸惑う。悠太郎は「亜貴子(加藤あい)にふられた。亜貴子のカレーもおいしかったが、め以子のカレーがある限り戻ってくる」という。め以子は、今の悠太郎は亜貴子との出会いがあってのことと、いつか感謝できるようにと願う。希子(高畑充希)と川久保(茂山逸平)は、つきまとっていた男の意外な頼みに驚く。め以子がカレーを作っていると、悠太郎が竹元(ムロツヨシ)を連れてくる。

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正蔵(近藤正臣)が倒れ、め以子(杏)は食事に気を遣う。食べたいものを尋ねると、静(宮崎美子)に怒られるという返事。それは先妻の得意料理、柿の葉寿司(ずし)だった。め以子は、さっそく柿の葉とさばを調達し、静や子どもたちと一緒に作ってみるが、思いどおりにできない。何度も作りすぎて正蔵も飽きてしまう始末。一方、希子(高畑充希)は川久保(茂山逸平)に正蔵のことを相談するうちに、思いがけない申し出を受ける。

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め以子(杏)は、手土産のぬか壺(つぼ)を抱え、和枝(キムラ緑子)の嫁ぎ先を訪ねる。和枝に、柿の葉寿司(ずし)の作り方を教えてほしいと頼むが、あっさり断られる。希子(高畑充希)が川久保(茂山逸平)を家に連れてきた。正蔵(近藤正臣)が結婚を許し、一同は希子の幸せを喜ぶ。希子は使われなかっため以子の花嫁衣装を借り、家で祝言を挙げたいという。め以子は和枝を手本に祝言をきちんと取りしきろうと奮起する。

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め以子(杏)は、正蔵(近藤正臣)から西門家の祝言のしきたりを教えてもらい、何の魚を出すかに才覚が問われると聞く。希子(高畑充希)は、倉田(綾田俊樹)とともに和枝(キムラ緑子)に出席を頼みに出向く。兄弟姉妹そろって、との希子の願いに、和枝は「め以子がいなければ」と条件をつける。め以子は当日は表に出ず、台所を受け持つと申し出る。それを聞いた和枝は、家の前の柿の葉が残っていたら出席すると返事をしてくる。

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希子(高畑充希)の祝言の日、和枝(キムラ緑子)から大量の柿の葉寿司(ずし)が届く。そして和枝が「亡き母の名代だ」と言って妹たちと共に登場。正蔵(近藤正臣)は、和枝のきちんとした挨拶に体裁が悪い。め以子(杏)は準備におおわらわ。この日のための魚を用意するが、種類はなぜかバラバラだ。川久保(茂山逸平)の家族が来ないまま祝言が始まり、支度ができていない希子と川久保が登場。希子の驚くべき計画が明かされる。

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め以子(杏)と悠太郎(東出昌大)の祝言が、なごやかに進む。め以子は、希子(高畑充希)のために整えたバラバラの種類の魚の意味を説明する。和枝(キムラ緑子)は、相変わらず厳しい。客が帰り、め以子たちは和枝の柿の葉寿司(ずし)を食べる。翌日、正蔵(近藤正臣)が再び倒れた。め以子は料理に腕をふるい、子どもたちも喜ばせようと一生懸命だ。自分をはがゆく感じる悠太郎に、竹元(ムロツヨシ)がある提案をする。

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悠太郎(東出昌大)は、竹元(ムロツヨシ)から地下鉄の工事現場に正蔵(近藤正臣)を招くように言われ、戸惑いながらも、親子二人の時間を過ごす。悠太郎が技術者としての良心を持ち続けることが、正蔵の願いだ。その夜、正蔵は地下鉄のことを語りながら、上機嫌で、め以子(杏)のスープを飲む。寝る前に静(宮崎美子)につくづくと幸せだと語り、「ごちそうさんな人生」だと言う。翌朝、正蔵は起きてこず、悠太郎はかけつける。

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昭和15年。戦争が続き、食糧事情は厳しくなる。め以子(杏)は節約メニューを考えるのに忙しく、出征兵士の見送りや千人針にも精を出している。ふ久(松浦雅)は物理に夢中な女学生、泰介(菅田将暉)は中学校で野球部に、末っ子の活男(西畑大吾)は洋食屋で修業中だ。悠太郎(東出昌大)は、相変わらず地下鉄建設に携わっているが、資材不足に悩む日々。め以子は馬介(中村靖日)からコーヒーの代用品を考えるように頼まれる。

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源太(和田正人)に赤紙が来て、め以子(杏)はショックを受ける。だが、お国のためと自分に言い聞かせ、戦争に嫌気がさしている静(宮崎美子)の愚痴を封じる。そんな折、源太が行方不明に。探していため以子は、ふ久(松浦雅)が竹元(ムロツヨシ)と仲むつまじくしているのを見つけて仰天する。学校に行きたくないふ久の相談にのっていたという竹元から、逆に説教されるめ以子。あわてて諭したものの、ふ久の決意は固かった。

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源太(和田正人)が何気なく戻ってきて、め以子(杏)は拍子抜けする。出征祝いの日が近づき、め以子が源太に食べたいものを尋ねると、答えはイチゴ。必死にイチゴを探すものの、もはや売っていない。そして、うま介での出征祝いの日。ふ久(松浦雅)は、考えた末のせんべつの品を渡す。希子(高畑充希)の歌声が響き、にぎやかな会に。め以子は酔った源太の介抱をしようとする。手を離そうとしない源太から、思わぬ本音を聞く。

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イチゴが消えたことが気になるめ以子(杏)は、さらに砂糖が配給制になると知って驚き、大切なものが失われていくことに涙する。「砂糖は贅沢、贅沢は敵だ」という婦人会の言い分にも納得できない。婦人会では「興亜建国パン」なるものを作り、小学校に納めることに。皇国の母の務めと言われて引き受けため以子だが、その材料を聞いて絶句する。一方、悠太郎(東出昌大)は、地下鉄建設の資材集めに相変わらず苦戦していた。

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め以子(杏)は飼料になるはずの「魚粉」で子どもたちのパンを作ることに抵抗するが、婦人会の多江(西村亜矢子)から「おいしさを求めることはぜいたく」と決めつけられる。ふ久(松浦雅)は納得できないままパンを作るめ以子に疑問をぶつけるが、ご近所を気にするめ以子は作るしかない。パンは予想どおりの出来。小学校に納品するも、あまりのまずさに突き返される。め以子は、材料をおいしく使えなかったことを悔いる。

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め以子(杏)は、巨大な肉の塊を買ってくる。ついてくる人で道中は行列に。め以子はステーキを焼き、家族に振る舞い始める。悠太郎(東出昌大)が戻ってきて驚いていると、近所の人々が乱入。「ぜいたくだ」と怒りながらも、一同は焼けていく肉に引きつけられる。め以子は、おいしいものを食べさせるために生きてきたこれまでの思いを訴える。静(宮崎美子)が、め以子を援護射撃。ふ久(松浦雅)は、そんなめ以子を見つめていた。

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103

第18週「乳の教え」第103話

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i 25, 201415m

め以子(杏)は厳しい食糧事情のなか、近所の子どもたちにおやつをふるまい、「ごちそうさん」と呼ばれている。め以子は、泰介(菅田将暉)の甲子園行きを応援しようと、料理修業中の活男(西畑大吾)とともに弁当をできるだけ豪華にするが、あきれられる。西門家には、泰介とバッテリーを組む諸岡(中山義紘)がよく来てご飯を食べている。め以子は2人に力をつけてもらおうと肉屋に向かうが、普通の肉は手に入らなくなっていた。

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104

第18週「乳の教え」第104話

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i 26, 201415m

め以子(杏)は、悠太郎(東出昌大)とともに、泰介(菅田将暉)の野球のミットを夜なべして修繕する。悠太郎は鉄筋が手に入らず、駅の設計をめぐって竹元(ムロツヨシ)と議論に。泰介のために啓司(茂山逸平)が新しいミットを入手。め以子は相変わらず料理で甲子園に行かせようとしており、予選を勝ち上がるとより豪華なカツが食べられる制度を思いつく。活男(西畑大吾)まで乗り気で、西門家は甲子園への熱意に盛り上がる。

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105

第18週「乳の教え」第105話

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i 28, 201415m

め以子(杏)は、カツの材料を求めて出かけた市場で、源太(和田正人)に会って驚く。病気のために除隊になったというが、やつれた様子を心配する。鉄筋の不足に悩む悠太郎(東出昌大)は、藤井(木本武宏)から竹筋コンクリートなるものについて聞く。甲子園は今後5年間、開催されないことが決まる。泰介(菅田将暉)と諸岡(中山義紘)が戻ってくると、め以子は苦労して手に入れた卵でタルタルソースを作り、カツをふるまう。

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106

め以子(杏)や悠太郎(東出昌大)は、甲子園に行けないのになぜか冷静な様子の泰介(菅田将暉)に戸惑う。室井(山中崇)の小説が検閲にかかって出版差し止めになり、桜子(前田亜季)は怒る。源太(和田正人)は、め以子の前で倒れ、西門家で看病されることになる。食べることができない源太は、栄養失調に陥っていた。一方、資材調達に悩む悠太郎は、室井や馬介(中村靖日)と話すうち、大切にすべきものとは何かを考える。

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107

源太(和田正人)は何も食べられなくなっている。自分に知らされずに西門家で看病すると決まったことに、悠太郎(東出昌大)は面白くない。医者に見せても効果がなく、め以子(杏)は焦り、思い切って亜貴子(加藤あい)を訪ねて相談する。いずれまた出征する源太を思った泰介(菅田将暉)から、静かにみとってやることを提案され、怒りだすめ以子。そんな折、亜貴子が源太の往診に訪れ、源太が食べられない本当の理由を聞きだす。

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108

め以子(杏)は、亜貴子(加藤あい)の話を聞き、源太(和田正人)の戦争での経験に思いをはせる。そして、命あるものを食べられなくなった源太を思い、涙ぐむ。寄り添う悠太郎(東出昌大)。泰介(菅田将暉)が、源太にまた出征することについて問うと、思いがけない答えが返ってくる。め以子が源太にも食べられるものを思いついたやさき、源太がついに危篤状態に。亜貴子が処置を試みる傍らで、め以子は源太の名を呼び続ける。

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め以子(杏)は、源太(和田正人)が快方に向かい、ほっとする。悠太郎(東出昌大)は、鉄筋不足から竹元(ムロツヨシ)の設計どおりの地下鉄の駅を造れず、ついに絶縁を言い渡される。め以子は、いずれは悠太郎と和解をと、健康によいニンニクの梅肉エキスあえを竹元に届ける。回復した源太は、精肉店に復帰する。め以子は、野球の地方大会を勝ち上がった泰介(菅田将暉)らのために、わずかな牛肉を都合し牛カツをこしらえる。

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昭和18年。戦争のために生活は苦しくなる。め以子(杏)は、何時間も配給の列に並ぶ一方で、身の回りのひとに菓子などをふるまい、「ごちそうさん」と呼ばれ、誇りに思っている。だが、食糧が手に入らず、ひそかに闇屋を利用している。め以子が「ごちそうさん」であることが、婦人会の副会長の耳に入る。戦時下の放送局の仕事に悩む希子(高畑充希)は、め以子をうらやましがる。そんな折、西門家に闇物資があるという通報が…。

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悠太郎(東出昌大)らは、め以子(杏)が蔵の中に食糧を備蓄していたことにあきれる。家に地下室があることを、め以子は初めて知る。め以子の闇買いは近所に広まり、配給で意地悪される。希子(高畑充希)はラジオ局での、戦争を美化する番組に苦痛を覚えていた。愚痴るめ以子を悠太郎はいさめ、とりあえず大切な鍋を一つ金属供出に出し、ご近所さんの機嫌をとることに。しかし防空演習で、め以子はついに大げんかをしてしまう。

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め以子(杏)が「ごちそうさん」をやめると言いだす。怒りだした希子(高畑充希)をいぶかしがるが、啓司(茂山逸平)から理由を聞く。希子は、おやつをふるまうめ以子の行動にあこがれ、戦意の高揚が目的の自分の仕事と比べて悩んでいた。室井(山中崇)の文学も戦時下にふさわしい内容を強いられる。そんな折、うま介の客が焼き氷を注文。め以子や馬介(中村靖日)は、季節外れなうえ手に入らない材料を都合しようと奔走する。

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め以子(杏)は、ふ久(松浦雅)の助けを借りて氷を作ることに成功し、うま介へ。ようやく客に焼き氷を出すと、特高警察が現れる。逮捕される客に焼き氷を食べさせたいと、馬介(中村靖日)や桜子(前田亜季)が懇願する。め以子は、食べ物を振る舞うのをやめようとしていた自分を省みる。室井(山中崇)は、希子(高畑充希)のラジオ番組で、検閲を受けた自らの児童文学「おでん皇国戦記」を読むことになるが、番組は大混乱に。

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「おでん皇国戦記」で騒動を起こした室井(山中崇)は希子(高畑充希)や啓司(茂山逸平)の機転で救われる。放送内容にヒントを得ため以子(杏)は、ご近所さんに共同炊事を提案。そして悠太郎(東出昌大)のもとに、め以子が竹元に贈ったニンニクの梅肉エキスあえのつぼが戻る。中身はめ以子の計画にぴったりだった。みんなで食糧を持ち寄っての炊事が始まる。地下鉄建設は中止となり、悠太郎は思いもよらない仕事に就くことに。

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昭和19年。め以子(杏)は厳しい食糧事情の中、大豆の粉で肉の代用品を作るなど頑張っている。悠太郎(東出昌大)は、建物疎開と呼ばれる、空襲に備えての取り壊しを進めていた。静(宮崎美子)がふ久(松浦雅)の縁談を持ってきて、悠太郎は猛反対。そんな折、泰介(菅田将暉)が、下宿先の京都から諸岡(中山義紘)と一緒に戻ってくる。諸岡は出征が近いといい、め以子たちを驚かせる。ふ久が、とんでもないことを言い始める。

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悠太郎(東出昌大)は、「諸岡(中山義紘)の子どもが産みたい」と言うふ久(松浦雅)に激高。め以子(杏)も、ふ久の「結婚はしなくてもいい」の言葉にあきれる。諸岡は、出征間近を理由にきっぱりと断る。め以子は、ふ久が初めて他人に興味を示したことを喜ぶ一方、断られたふ久を思いやる。悠太郎は、ふ久の勉学への道が断たれることを理由に、断固反対。泰介(菅田将暉)が諸岡を訪ねると、ふ久が部屋まで上がりこんでいた。

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め以子(杏)と悠太郎(東出昌大)は、泰介(菅田将暉)から、ふ久(松浦雅)が諸岡(中山義紘)の部屋まで押しかけたてんまつを聞く。ふ久は思いを真剣に伝え、諸岡もうれしいと言うが、それでも断られたという。め以子と泰介は、ふ久の純粋さに肩入れする。悠太郎はふ久の覚悟を問いただし、め以子と3人で諸岡家へ出向く。ふ久は諸岡家で暮らすことに。一段落したはずが、め以子は活男(西畑大吾)が口にした志望に仰天する。

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め以子(杏)は、海軍に志願するという活男(西畑大吾)に激怒する。活男は軍艦で主計兵となり、料理の修業を積みたいというのだ。いったんは諦めさせるめ以子たち。だが、悠太郎(東出昌大)は空襲が来た場合のことを考え、明日をも知れない戦時下で、やりたいことができないまま軍需工場で働かされる活男を思いやる。そんな折、工場で事故が起きる。活男の無事を喜ぶめ以子だが、当の活男は友人を失い、激しいショックを受ける。

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海軍に志願したいという活男(西畑大吾)だが、め以子(杏)はどうしても許せない。一方、悠太郎(東出昌大)は、同意書を書く気になっている。め以子は一計を案じ、ふ久(松浦雅)と諸岡(中山義紘)の結婚の内祝いの支度を、活男と一緒にする。め以子は活男に海軍ではなく家で料理することを提案する。だが、まもなく出征する諸岡が自分の料理を感動して食べる様子に、活男は今までにない気持ちを感じていた。

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め以子(杏)は、末っ子の成長を思い知り、ついに活男(西畑大吾)の海軍への志願を許す。め以子は大人数向けの調理をする時の心得を教えてもらうため、父・大五(原田泰造)に手紙を書く。活男を送り出すことがつらく、悠太郎(東出昌大)の前で涙にくれる。め以子は父・大五の返事をもとに、せめて無事に主計兵としてちゅう房で働けるよう、活男の料理の腕を鍛える。出征の日の朝、め以子は活男と一緒に朝食を作る。

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め以子(杏)は、空襲に備えての建物疎開を強行している悠太郎(東出昌大)の激務を心配する。しかし、空襲時の消火の指導まで担当することに。桜子(前田亜季)が父親と和解して疎開することになり、め以子も妊娠中のふ久(松浦雅)の疎開先に悩む。め以子は、農家に嫁いだ和枝(キムラ緑子)を頼るしかないと考え、静(宮崎美子)の一張羅を持ち込もうとする。着物を差し出すことに抵抗していた静が、思いがけない提案をする。

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め以子(杏)と静(宮崎美子)は、ふ久(松浦雅)の疎開を頼みこもうと、静の一張羅を持って、和枝(キムラ緑子)の農家を訪ねる。すでに食糧と引き換えに、多くの着物や骨とうを手にしている和枝が出した条件は、西門家の家屋を譲ることだった。め以子たちはあえなく引き下がり、ふ久の疎開は桜子(前田亜季)を頼ることに。そんな折、悠太郎(東出昌大)が担当する建物疎開の現場で、大事故が起きる。

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め以子(杏)は、海軍に入った活男(西畑大吾)からの便りにひとまずほっとする一方、人命を守るという志から離れた仕事に悩む悠太郎(東出昌大)が心配でならない。少しでも励まそうと非常用の米でおいしいものを作る。そんな折、悠太郎の建物疎開の計画に、理不尽な横やりが入り、さらに多くの建物の引き倒しが必要になる。東京の空襲の知らせに、前にも増して考え込む悠太郎の様子に、め以子はかすかな不安を覚える。

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め以子(杏)は、悠太郎(東出昌大)の突然の逮捕に仰天する。悠太郎は、自ら計画した防火演習で、火をつけた建物にさらにガソリンをまき、集まった人々に「空襲の際は消火せずにとにかく逃げろ」と説いたという。防空本部の通達とは逆の言動だ。しかし、め以子には人命を守ろうとする悠太郎の思いが分かる。必死につてを探り悠太郎を救おうとするめ以子は、藤井(木本武宏)の幼なじみの軍関係者・里見(木下隆行)と会うことに。

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悠太郎(東出昌大)が、拘留を解かれて戻ってきた。め以子(杏)は、市役所をクビになったと聞き、逆にほっとする。悠太郎は職探しと称し、泰介(菅田将暉)やふ久(松浦雅)を訪ね、久しぶりにめ以子を食事に誘う。静(宮崎美子)や希子(高畑充希)は、悠太郎を不審がる。希子が、悠太郎への処分を突き止めると、それは過酷なものだった。そんな折、悠太郎と何も知らないめ以子が、ラジオ局を訪ねてくる。希子は2人の前で歌う。

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悠太郎(東出昌大)が出発する前日。家族が気を利かせ、め以子(杏)と悠太郎を二人きりに。二人で出かけたい悠太郎だが、め以子は気づかない。悠太郎は、こっそりと源太(和田正人)に、め以子のことを頼む。め以子は、一つしかない卵で、思い出のスコッチエッグを作る。家族の幸せな未来への夢を笑顔で語るめ以子を、優しく見つめる悠太郎。翌朝、悠太郎は静(宮崎美子)にめ以子への手紙を託し、いつもどおり出かけようとする。

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127

臨月が近いふ久(松浦雅)と静(宮崎美子)の疎開が決まり、め以子(杏)は送別会の準備をする。だが、ふ久が産気づいたという知らせがあり、静や泰介(菅田将暉)と急いで諸岡家へ向かう。め以子は、悠太郎の手紙を胸元に入れる。希子(高畑充希)と啓司(茂山逸平)はラジオ局に残り、空襲を警戒する。空襲警報が鳴る中、ふ久のお産が始まり、め以子たちは祈る思いで準備を進める。男の子が生まれた瞬間、大空襲が始まる。

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128

め以子(杏)たちは、ふ久(松浦雅)と赤ん坊を連れて避難を始める。逃げまどう中、「地下鉄の駅に逃げろ」という悠太郎の言葉を思い出す。入り口は閉められていたが、め以子は、自ら作った駅が安全だという悠太郎の言葉を叫ぶ。その夜、地下鉄が走ったことで、多くの命が救われる。翌朝。西門家は蔵を残して燃え落ち、ぬか床もなくなっていた。希子(高畑充希)らと無事を喜びあい、め以子はとりあえずうま介に身を寄せる。

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129

ふ久(松浦雅)と赤ん坊、そして静(宮崎美子)は別々に疎開する。め以子(杏)と泰介(菅田将暉)は和枝(キムラ緑子)の農家に世話になることに。無効とはいえ、西門家の権利を和枝に譲るという一筆を書く2人。め以子は料理を手伝わされるが、自分たちは食べさせてもらえない。翌朝には泰介ともども畑に追いたてられる。言い合っているめ以子と和枝は、泰介にはどこか楽しそうに見える。そして和枝のこれまでを、め以子は知る。

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130

第22週「い草の味」第130話

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, 10, 201415m

め以子(杏)は、足をくじいた和枝(キムラ緑子)の代わりに家事をして、和枝が学童疎開の子どもによりよい野菜を仕分けていたことを知る。和枝の足はやがて回復し、泰介(菅田将暉)は学校に戻ることに。め以子は落ち込むが言葉には出さない。泰介は和枝に、め以子と食事をともにしてくれるよう頼むが、「女は一人で食べられるようになるべきだ」と断られる。め以子と泰介が最後の農作業をしていると、思いがけない知らせが。

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131

第22週「い草の味」第131話

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, 12, 201415m

め以子(杏)は、出征を控えた泰介(菅田将暉)のため、和枝(キムラ緑子)に「柿の葉ずしの作り方を教えてほしい」と頼む。和枝は泰介のために完璧な支度を調え、すし作りには、い草を用意する。め以子は不思議がるが、笹の葉とい草でできあがった「笹の葉ずし」をおいしそうに食べる泰介を見て涙する。翌朝、泰介を気丈に見送っため以子は、2人で世話をした畑に向かう。だが、さらなる試練がめ以子を待ち受けていた。

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132

第22週「い草の味」第132話

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l 13, 201415m

め以子(杏)は、活男の死亡通知を信じまいとしながらも、動揺を抑えられない。和枝(キムラ緑子)の家を飛び出し、つかれたようにさまよう。和枝は、ようやく戻ってきため以子を畑へ連れていく。そこには、め以子が世話を怠ったために枯れてしまった作物があった。和枝は、め以子に「一人で食べることに慣れるように」と言う。め以子は、孤独と悲しみに耐え、畑仕事で毎日を過ごす。そして8月を迎える。

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昭和20年8月。め以子(杏)は、和枝(キムラ緑子)の嫁ぎ先で終戦を迎える。そして、大阪市内の西門家に戻って家族を待とうと決意する。戻ってすぐ、放送局で働き続ける希子(高畑充希)や啓司(茂山逸平)と再会し、無事を喜び合う。だが、希子は市内の治安が悪いことを理由に、和枝のもとに帰るように勧める。それでも大阪に残ることにしため以子は、見知らぬ軍人についていくうちに男たちに取り囲まれてしまう。

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め以子(杏)と室井(山中崇)がいる蔵に、希子(高畑充希)と啓司(茂山逸平)が戻ってくる。希子は、忠告に従わないめ以子に腹を立てる。め以子は「いつ戻るとも知れぬ家族に、まず一番に食べさせたい。とどまる」と言い張る。闇市に向かうと、にぎやかさと値段の高さに驚く。そんな中、小さいジャガイモを揚げた「うまいもん」を売ることを思いつく。源太(和田正人)の助けもあって売り上げは好調だが、思わぬ横やりが入る。

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め以子(杏)たちが「うまいもん」を売り終わったところに、チンピラの香月(波岡一喜)が現れ、め以子から売上金の一部を脅しとる。源太(和田正人)は、あまりにも強気なめ以子に、悪態をつきつつも心配し、西門家のすぐそばで寝起きをすることに。希子(高畑充希)は、活男の戦死公報の件を源太に知らせ、め以子の心中を思いやる。め以子は、身寄りのない子どもたちが持ち寄る材料をいかし、次々においしいものを作って売る。

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め以子(杏)は、藤井(木本武宏)から受けとったぬか床を久しぶりにかき混ぜ、「さい先がいい」と喜ぶ。香月(波岡一喜)はめ以子に、闇市で料理を教えて「うまいもん横丁」を作らないかと持ちかける。東京の卯野家の無事の知らせなど喜びが重なる一方、大量の米が手に入るチャンスが。め以子は倉田(綾田俊樹)を頼り、買い取った米でさっそくたくさんのおむすびを作る。笑顔があふれる中、め以子にとって最高にうれしいことが。

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泰介(菅田将暉)の復員に大喜びの一同。め以子(杏)は心づくしのごった煮を用意するが、放送局に占領軍が来たという啓司(茂山逸平)の話には加わらない。源太(和田正人)は泰介に活男の戦死公報のことを話す。泰介と2人になり、め以子はようやく、どうすればよかったのか、無力だった自分へのやりきれなさを口にする。め以子は大学へ復学するものと考えていた泰介が、身寄りのない子どもの家族探しをしたいと言いだして驚く。

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め以子(杏)は、帰ってきた静(宮崎美子)の変貌ぶりに驚く。泰介(菅田将暉)は家族を引き合わせる試みの第一号、一人きりだった少年と、兄である復員兵を再会させる。め以子は、少年の「かっちゃん」の呼び名に涙をこらえきれない。室井(山中崇)は静が持ち帰った、桜子からの手紙の内容に仰天する。悠太郎、活男を待つばかりとなっため以子だが、ある日突然手入れが入り、うまいもん横丁はめちゃくちゃにされてしまう。

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め以子(杏)が、闇市の手入れで抵抗したために警察に連行された。泰介(菅田将暉)や静(宮崎美子)、源太(和田正人)らが心配する中、罰金だけで戻される。だが、香月(波岡一喜)から、闇市で商売をしないことが条件だと知らされる。め以子は、アメリカの進駐軍が関わっている手入れと知って憤慨、さらにチョコレートを投げる米兵を見て怒りが頂点に。一方、希子(高畑充希)から放送局で弁当を売らないかともちかけられる。

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め以子(杏)は、希子(高畑充希)が勤める放送局にこっそり弁当を売りにいく。すると、アメリカ人モリスがその弁当に興味を示す。ふ久(松浦雅)が諸岡(中山義紘)と幼い大吉を連れてきた。め以子は目を細めるが、工場ごと空襲を受けた諸岡家を案じる。そんな折、め以子の弁当をモリスが強引に全部、買ってしまう。久しぶりにめ以子の料理を食べた倉田(綾田俊樹)は、蔵を改築して料理を出す「お座敷」を始めないかと提案する。

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め以子(杏)は、西門家の蔵の改修に取りかかる。藤井(木本武宏)と大村(徳井優)が、手伝いにくる。そこになんと竹元(ムロツヨシ)が現れ、さっそく蔵の改築を買ってでる。め以子は戸惑いながらも、悠太郎が建てそうなものというイメージを伝える。奇想天外なイメージを膨らませる竹元に、泰介(菅田将暉)や源太(和田正人)まで加わって盛りあがる。悠太郎を思うめ以子は、竹元の思わぬ一言に勇気づけられる。

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蔵の改築が進み、め以子(杏)は食器を集めるなど「お座敷」の準備を進める。チョコレートを投げる米兵への反感は相変わらずだ。泰介(菅田将暉)やふ久(松浦雅)が「アメリカにもいいところはある」と認めているのが面白くない。希子(高畑充希)は、アメリカ人・モリスからめ以子のおむすびをまた食べたいと頼まれ、困惑。あえて高値をつけてしぶしぶおむすびを作っため以子は、アメリカ人の「おいしい顔」を初めて見ることに。

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め以子(杏)の「蔵座敷」が完成。倉田(綾田俊樹)が食糧を持ち込むほか、め以子自ら仕入れもするように。馬介(中村靖日)は、め以子に、うま介をアメリカ人が立ち寄り自由な店として再建したいと打ち明ける。蔵座敷で、め以子は諸岡家の工場の製品のアイデアをつかむ。そんな折、希子(高畑充希)からモリスが蔵座敷に来たがっていると告げられる。迷っているめ以子のもとに、海軍で活男と一緒だったという青年が訪ねてくる。

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め以子(杏)は静(宮崎美子)とともに、海軍で一緒だったという青年の話を聞き、活男の戦死を受け入れざるを得なくなる。活男が残した手帳には、め以子の料理の記憶を頼りに、母への思慕を募らせる活男の思いがあふれていた。源太(和田正人)の助けを借り、め以子は活男の食べたかったものをできる限り作る。前を向かねばと思うめ以子だが、蔵座敷を訪れたいというモリスに料理を出す気持ちにはなれなかった。

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め以子(杏)は、藤井(木本武宏)から悠太郎の情報を聞き、さらに強い気持ちで待ち続ける。戦争が終わって1年以上になるが、活男を思うとアメリカを受け入れられない。室井(山中崇)は、め以子をネタにした新聞連載小説「あほうの仏」が評判で、調子がいい。室井が蔵座敷にファンの女性客を招きたいと言ってきた。め以子は、室井が美人の写真に舞い上がる様子を見てあきれる。桜子(前田亜季)に連絡するが、返事はそっけない。

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蔵座敷に来た室井(山中崇)のファン・路代(逢沢りな)は、美しい女性だった。べたべたする室井の前に桜子(前田亜季)が現れ、室井はろうばいする。すべては桜子の策略で、驚くような意図があった。め以子(杏)は、桜子との再会を喜び、前に進めずにいる思いを打ち明け、静(宮崎美子)と泰介(菅田将暉)は、め以子の孤独を思いやる。そんなとき、啓司(茂山逸平)と諸岡(中山義紘)が激高して泰介を訪ねてくる。

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やっと甲子園でできることになった中等学校野球大会がGHQに許可を取り消される。怒る啓司(茂山逸平)と諸岡(中山義紘)。泰介(菅田将暉)も後輩を思いやる。署名運動を始めるめ以子(杏)たち。希子(高畑充希)は野球をテーマに強引な街頭取材を行う。それがモリス大尉の目にとまり、とがめられた希子は訳を話す。野球大会の担当者はモリスの知り合いだった。モリスは、め以子の蔵座敷での食事がかなうなら力になると言う。

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め以子(杏)が蔵座敷で最高の日本料理を出せば、モリスが甲子園の件に協力するという。め以子はアメリカを受け入れられないが、泰介(菅田将暉)たちのためにと、大いにはりきる。泰介たちは、野球大会の管轄部署に、日本語ではなく英語で訴えようと考える。め以子は「最高の日本料理を作らねば」と献立を考えるが、持ち込まれた材料に新たな対応を迫られる。モリスの食べる顔、め以子に語りかける言葉は意外なものだった。

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泰介(菅田将暉)、啓司(茂山逸平)らは甲子園大会の実現に向け、管轄部署のトップのカーチスを説得する作戦を立てる。め以子(杏)は、アイスクリンが好きだというカーチスに、活男を思う。そして、馬介(中村靖日)らと精いっぱい、アイスクリンを作る。2種類のアイスクリンを持ってカーチスを訪ねた泰介たちは英語で甲子園での野球大会への熱い思いを伝える。一方、蔵座敷には倉田(綾田俊樹)と一緒の和枝(キムラ緑子)が。

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第25週「とんだごちそう」最終話

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Sezon Finali
, 13, 201415m

蔵座敷を訪れた竹元(ムロツヨシ)に驚くめ以子(杏)たち。その言葉に悠太郎を思う。泰介(菅田将暉)や希子(高畑充希)ら一同は甲子園の開会式に向かうが、め以子は「カレーを売るから」と駅近くの雑踏に。源太(和田正人)が見にくると、め以子が、復員兵たちの中に悠太郎の姿を探していた。カレーは結局、無料で配ることとなり、復員兵やその家族に喜ばれる。そしてめ以子は、源太と二人だけでカレーを食べる。

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Başa Dön

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