屋敷から脱出したクラウスは、フレンチクオーターを支配するオオカミ人間のゲレーラ家への復讐を計画する。ヘイリーは、娘との別れを嘆き悲しみ、ハイブリッドになった自分に慣れようともがく。一方マルセルは、再びヴァンパイア仲間を集めようとする。そんな中、ダヴィーナはマイケルを利用してクラウスを攻撃しようとするが、謎めいた魅力を持ち、いくつかの秘密を抱えたケイレブと出会い、彼に気移りしてしまう。

エスターから夕食に招待され、最悪の事態に備えるクラウスとイライジャ。彼らは、レノアという魔女と共に、エスターの計画を先回りしようとするが、事態は急激に展開する。ヘイリーはエスターとばったり会い、ハイブリッドであることについてある魅力的な提案を受ける。そしてエスターはクラウスの幼少期について驚くべき秘密を打ち明け、マイケルソン家の兄弟への最終的な計画を明かす。

ヘイリーは、ヴィンセントがオオカミ人間の兵隊を作ろうとしていることを聞き、イライジャとマルセルに助けを求める。一方カミーユは、不注意でダヴィーナの居場所をクラウスに教えてしまう。ケイレブもまた、行方不明のホワイトオークの杭を見つけるためにダヴィーナを捜し出そうとする。そしてジョシュは、自分がヴァンパイアであることに慣れようとあがき、意外な仲間に心を開く。

イライジャは遠い昔に戻り、元祖ドッペルゲンガーのタティアという女性を愛していた頃のことを再び体験する。一方、行方不明になったイライジャを捜そうと奔走していたヘイリーは、クラウスも大変な事態に陥っていることを知り、どちらを助けるかで板挟みになる。そんな中ダヴィーナは、ケイレブの本当の姿を知り衝撃を受ける。そして、クラウスとマイケルが対面し、２人の激しい対決が繰り広げられる。

クラウスは、イライジャを解放するよう、エスターに要求する。だがエスターは、過去の秘密をばらすと脅し、クラウスが彼女の要求をのむことになる。一方オリバーは、バイユーで新生活を送っているジャクソンとヘイリーの関係を修復させようとし、自らが危険な状況に陥る。そんな中、カミーユは指導教員であるヴィンセントに不信感を抱き始め、クラウスは過去のある人物と直面することになる。

クラウスは、イライジャにかけられた呪いを解くためバイユーへ向かうが、その途中、自分が１人でないことに気づく。一方ヘイリーは、エイデン、マルセル、カミーユ、ジョシュと手を組み、ヴィンセントの唯一の弱点を利用して倒そうと目論む。そんな中、リンクを解除する呪文を作り出そうと何度も挑戦するダヴィーナに興味を抱いたケイレブは、彼女に自分の過去の秘密を明かし、1914年に入り浸っていた場所へと連れていく。

レベッカはエスターに居場所を知られたと知り、ホープと逃亡する。エスターを倒すために自分の兄弟の力が必要だと確信するクラウスは、兄弟がエスターに敵意を抱くよう、ある計画を実行することになる。一方ヘイリーとジャクソンは、ひょんなことからオオカミ人間をエスターの支配から解く方法を知る。だがヘイリーは、そのために自分が大きな代償を払わなければならないことを知り苦悩する。

レベッカがクラウスとヘイリーを隠れ家へと呼び、２人はホープと再会する。一方ケイレブは、兄弟に敵意を抱いていることをダヴィーナに打ち明ける。エスターの計画で自分の身が危ないことを知ったカミーユは、ヴィンセントにその理由を問いただす。そんな中、ヘイリーは、イライジャとの関係を永久に変えてしまうような決断をし、レベッカとクラウスはエスターを完全に倒す計画を練るのだった。

ヴィンセントが逃亡したため、クラウスはカミーユを隠れ家に連れて行く。自分はヘイリーと共に屋敷へ戻り、そこでヘイリーとジャクソンはヴァンパイアとオオカミ人間を集めて休戦に合意させる計画を練る。だがヴィンセントは、屋敷に呪文をかけて２種族をそこへ閉じ込めてしまう。そんな中、精神科病院に閉じ込められてしまったレベッカは、元ハーヴェストの少女キャシーに助けを求める。

ヴィンセントは、クラウスとイライジャの上を行くような複雑な呪文を編み出す。ダヴィーナは、オリジナルズと手を組んでケイレブを助け出す。一方マルセルは、爆発寸前のヴァンパイアたちを沈静させなければならない状況に陥る。そんな中ヘイリーは、結婚前にジャクソンと特別で思い切った儀式に挑まないといけないことを知るが、儀式によって２人の身に危険が及ぶことが判明し思い悩む。

ヘイリーはジャクソンに秘密を打ち明けるかどうか悩んでいたが、逆にジャクソンがヘイリーの両親について隠していたことを明かし驚く。一方、ヘイリーたちの特別な結婚の儀式についての詳細を聞いたクラウスは、儀式を中止にさせようと彼らの元へ向かう。そんな中ダヴィーナは、ジョシュとマルセルが危機状態にいることを知り、ケイレブとエイデンの力を借りて２人を助け出そうとするのだった。

ヴィンセントはある人物と共に反対勢力に加勢し、未だにクラウスたちの一歩先を進んでいる。クラウスは、ホープの命への危険が増し、兄弟に任せて彼女を守ってもらうしかないと気づく。一方、ある提案に心が揺れるケイレブは、生死がかかる難しい決断を迫られる。そんな中、ヘイリーとジャクソンは種族統一儀式の準備を進めるが、ヴィンセントの危険な計画によって、２人が人質となってしまう。

ジャクソンとの儀式の最終準備が行われる中、ヘイリーは、儀式が本当にうまく行くのか疑問に思い始める。屋敷に到着したイライジャはクラウスと衝突し、すぐに彼が何かを企んでいるのではないかと疑いを抱く。一方ケイレブは、ダヴィーナが知ったら打ちのめされてしまうような秘密を抱えているが、もはや時間がないことに気づき、レベッカに助けを請う。そんな中、カミーユはホープに関する驚くべき秘密を明かす。

イライジャは、レベッカを助けてもらおうと、ジョセフィンという年配の魔女に助けを請う。一方、ホープをフィンから守る最善の方法について、クラウスの意見はヘイリーやジャクソンと食い違う。そんな中フレイヤは、1000年以上も会っていないマイケルの元に連れていくようフィンを説得する。そしてイライジャとクラウスは、フレイヤと対面したことで、長年疎遠だった姉を信じていいのか疑問を抱く。

クラウスは、フレイヤが本当に自分たちに誠実なのかを疑いながらも、彼女を屋敷へと招待し、ダリアと共に彼女の過去を探ろうとする。一方、妙な幻想を何度も見たレベッカは、今乗り移っている体が自分を支配しようとしていることに気づく。マルセルは、ヴィンセントが有益な情報を持っていると思い、彼に話を聞こうとする。そんな中、エイデンはジャクソンの統率力を問題とし、ジャクソンの不満が溜まっていく。

エヴァ・シンクレアが再び現れ、レベッカは閉じ込められてしまう。クラウスは、フレイヤへの不信感をひとまず脇へ置いておき、レベッカの命を救うことを優先せざる得ない状況に陥る。一方ジョセフィンは、エヴァの凶暴だった過去、そしてヘイリーの未来について驚くような事実をヘイリーとイライジャに明かす。そんな中、マルセルはヴィンセントに助けを請い、事態は急激な展開を迎える。

クラウスはマイケルと対峙することになる。一方、ヘイリーとレベッカはフレイヤと協力してダリアの居場所を突き止めようとし、イライジャとマルセルは、ジョセフィンの力を借りてアルジェに隠れ家を用意する。またヘイリーとホープを守ろうとするジャクソンはある計画についてヘイリーに相談し、彼女は困惑することに。そしてエイデンはジャクソンへの忠誠心と、クラウスに極秘で協力していることとの間で揺れ動く。

ダリアはホープを引き渡す期限をクラウスとイライジャに伝える。イライジャは、ダリアを倒すためには協力し合う必要があるとクラウスを説得するが、彼は自分が考えた危険な計画で突っ走ってしまう。一方ヘイリーは、ダリアへの勝算が低いことに気づき、エイデンの助けを請う。そんな中、フレイヤはレベッカとイライジャに最終通告をし、マルセルはクラウスの気まぐれな態度にどう接したらいいかを考える。

ダリアは、ホープに関する衝撃的な情報をクラウスに明かし、彼が断れないような提案をする。一方イライジャとフレイヤは、ダリアの期限について意見が対立する。ヘイリーは、イライジャとジャクソンの心の距離ができてしまったことで、自分とホープの未来のために難しい決断を下すことになる。そんな中、魔法使いとしての過去を捨てたいと切望しているヴィンセントは、ダヴィーナにある申し出をする。

自分の兄弟に裏切られたことを知ったクラウスは、意外な相手と協力して復讐を開始する。イライジャたちは、ダリアを倒すため彼女を屋敷へおびき出す。一方、ヘイリーとジャクソンは水であふれたバイユーから逃げ出そうとし、マルセルは自分が新たな敵に追われていることを知る。そんな中、人生を変えるような決断を迫られたダヴィーナは、コールを救うことができると示唆され、ある申し出を受け入れる。

シーズン・フィナーレ。期限が迫る中クラウスは、ホープを守るための最終計画を急ピッチで進めていく。カミーユは、イライジャとレベッカがダリアへの攻撃を考え直すほど重大な情報を明かす。一方ヴィンセントは、ニューオーリンズを離れて魔法とは無縁の未来を守ることと、ダヴィーナを守るという義務感の間で板挟みになる。そしてついに、マイケルソン兄弟は自分たちの人生をかけた危険な計画の準備に取りかかる。