屋敷から脱出したクラウスは、フレンチクオーターを支配するオオカミ人間のゲレーラ家への復讐を計画する。ヘイリーは、娘との別れを嘆き悲しみ、ハイブリッドになった自分に慣れようともがく。一方マルセルは、再びヴァンパイア仲間を集めようとする。そんな中、ダヴィーナはマイケルを利用してクラウスを攻撃しようとするが、謎めいた魅力を持ち、いくつかの秘密を抱えたケイレブと出会い、彼に気移りしてしまう。

イライジャとヘイリーの関係がさらに緊迫していく中、クラウスはヘイリーにオオカミ人間の仲間内での地位を取り戻すよう励ます。またイライジャはある重要な情報を探し出すため、マルセルに助けを求め、２人の関係が良好だった昔のことを思い出す。一方クラウスはキャシーと会うが、彼女の態度に警戒心を抱き始める。ナサニエル･ブゾリックが1700年代のフラッシュバックに登場する。

エスターから夕食に招待され、最悪の事態に備えるクラウスとイライジャ。彼らは、レノアという魔女と共に、エスターの計画を先回りしようとするが、事態は急激に展開する。ヘイリーはエスターとばったり会い、ハイブリッドであることについてある魅力的な提案を受ける。そしてエスターはクラウスの幼少期について驚くべき秘密を打ち明け、マイケルソン家の兄弟への最終的な計画を明かす。

ヘイリーは、ヴィンセントがオオカミ人間の兵隊を作ろうとしていることを聞き、イライジャとマルセルに助けを求める。一方カミーユは、不注意でダヴィーナの居場所をクラウスに教えてしまう。ケイレブもまた、行方不明のホワイトオークの杭を見つけるためにダヴィーナを捜し出そうとする。そしてジョシュは、自分がヴァンパイアであることに慣れようとあがき、意外な仲間に心を開く。

イライジャは遠い昔に戻り、元祖ドッペルゲンガーのタティアという女性を愛していた頃のことを再び体験する。一方、行方不明になったイライジャを捜そうと奔走していたヘイリーは、クラウスも大変な事態に陥っていることを知り、どちらを助けるかで板挟みになる。そんな中ダヴィーナは、ケイレブの本当の姿を知り衝撃を受ける。そして、クラウスとマイケルが対面し、２人の激しい対決が繰り広げられる。

クラウスは、イライジャを解放するよう、エスターに要求する。だがエスターは、過去の秘密をばらすと脅し、クラウスが彼女の要求をのむことになる。一方オリバーは、バイユーで新生活を送っているジャクソンとヘイリーの関係を修復させようとし、自らが危険な状況に陥る。そんな中、カミーユは指導教員であるヴィンセントに不信感を抱き始め、クラウスは過去のある人物と直面することになる。

クラウスは、イライジャにかけられた呪いを解くためバイユーへ向かうが、その途中、自分が１人でないことに気づく。一方ヘイリーは、エイデン、マルセル、カミーユ、ジョシュと手を組み、ヴィンセントの唯一の弱点を利用して倒そうと目論む。そんな中、リンクを解除する呪文を作り出そうと何度も挑戦するダヴィーナに興味を抱いたケイレブは、彼女に自分の過去の秘密を明かし、1914年に入り浸っていた場所へと連れていく。

レベッカはエスターに居場所を知られたと知り、ホープと逃亡する。エスターを倒すために自分の兄弟の力が必要だと確信するクラウスは、兄弟がエスターに敵意を抱くよう、ある計画を実行することになる。一方ヘイリーとジャクソンは、ひょんなことからオオカミ人間をエスターの支配から解く方法を知る。だがヘイリーは、そのために自分が大きな代償を払わなければならないことを知り苦悩する。

レベッカがクラウスとヘイリーを隠れ家へと呼び、２人はホープと再会する。一方ケイレブは、兄弟に敵意を抱いていることをダヴィーナに打ち明ける。エスターの計画で自分の身が危ないことを知ったカミーユは、ヴィンセントにその理由を問いただす。そんな中、ヘイリーは、イライジャとの関係を永久に変えてしまうような決断をし、レベッカとクラウスはエスターを完全に倒す計画を練るのだった。

ヴィンセントが逃亡したため、クラウスはカミーユを隠れ家に連れて行く。自分はヘイリーと共に屋敷へ戻り、そこでヘイリーとジャクソンはヴァンパイアとオオカミ人間を集めて休戦に合意させる計画を練る。だがヴィンセントは、屋敷に呪文をかけて２種族をそこへ閉じ込めてしまう。そんな中、精神科病院に閉じ込められてしまったレベッカは、元ハーヴェストの少女キャシーに助けを求める。

ヴィンセントは、クラウスとイライジャの上を行くような複雑な呪文を編み出す。ダヴィーナは、オリジナルズと手を組んでケイレブを助け出す。一方マルセルは、爆発寸前のヴァンパイアたちを沈静させなければならない状況に陥る。そんな中ヘイリーは、結婚前にジャクソンと特別で思い切った儀式に挑まないといけないことを知るが、儀式によって２人の身に危険が及ぶことが判明し思い悩む。

ヘイリーはジャクソンに秘密を打ち明けるかどうか悩んでいたが、逆にジャクソンがヘイリーの両親について隠していたことを明かし驚く。一方、ヘイリーたちの特別な結婚の儀式についての詳細を聞いたクラウスは、儀式を中止にさせようと彼らの元へ向かう。そんな中ダヴィーナは、ジョシュとマルセルが危機状態にいることを知り、ケイレブとエイデンの力を借りて２人を助け出そうとするのだった。

ヴィンセントはある人物と共に反対勢力に加勢し、未だにクラウスたちの一歩先を進んでいる。クラウスは、ホープの命への危険が増し、兄弟に任せて彼女を守ってもらうしかないと気づく。一方、ある提案に心が揺れるケイレブは、生死がかかる難しい決断を迫られる。そんな中、ヘイリーとジャクソンは種族統一儀式の準備を進めるが、ヴィンセントの危険な計画によって、２人が人質となってしまう。

ジャクソンとの儀式の最終準備が行われる中、ヘイリーは、儀式が本当にうまく行くのか疑問に思い始める。屋敷に到着したイライジャはクラウスと衝突し、すぐに彼が何かを企んでいるのではないかと疑いを抱く。一方ケイレブは、ダヴィーナが知ったら打ちのめされてしまうような秘密を抱えているが、もはや時間がないことに気づき、レベッカに助けを請う。そんな中、カミーユはホープに関する驚くべき秘密を明かす。

イライジャは、レベッカを助けてもらおうと、ジョセフィンという年配の魔女に助けを請う。一方、ホープをフィンから守る最善の方法について、クラウスの意見はヘイリーやジャクソンと食い違う。そんな中フレイヤは、1000年以上も会っていないマイケルの元に連れていくようフィンを説得する。そしてイライジャとクラウスは、フレイヤと対面したことで、長年疎遠だった姉を信じていいのか疑問を抱く。

クラウスは、フレイヤが本当に自分たちに誠実なのかを疑いながらも、彼女を屋敷へと招待し、ダリアと共に彼女の過去を探ろうとする。一方、妙な幻想を何度も見たレベッカは、今乗り移っている体が自分を支配しようとしていることに気づく。マルセルは、ヴィンセントが有益な情報を持っていると思い、彼に話を聞こうとする。そんな中、エイデンはジャクソンの統率力を問題とし、ジャクソンの不満が溜まっていく。

エヴァ・シンクレアが再び現れ、レベッカは閉じ込められてしまう。クラウスは、フレイヤへの不信感をひとまず脇へ置いておき、レベッカの命を救うことを優先せざる得ない状況に陥る。一方ジョセフィンは、エヴァの凶暴だった過去、そしてヘイリーの未来について驚くような事実をヘイリーとイライジャに明かす。そんな中、マルセルはヴィンセントに助けを請い、事態は急激な展開を迎える。

クラウスはマイケルと対峙することになる。一方、ヘイリーとレベッカはフレイヤと協力してダリアの居場所を突き止めようとし、イライジャとマルセルは、ジョセフィンの力を借りてアルジェに隠れ家を用意する。またヘイリーとホープを守ろうとするジャクソンはある計画についてヘイリーに相談し、彼女は困惑することに。そしてエイデンはジャクソンへの忠誠心と、クラウスに極秘で協力していることとの間で揺れ動く。

ダリアはホープを引き渡す期限をクラウスとイライジャに伝える。イライジャは、ダリアを倒すためには協力し合う必要があるとクラウスを説得するが、彼は自分が考えた危険な計画で突っ走ってしまう。一方ヘイリーは、ダリアへの勝算が低いことに気づき、エイデンの助けを請う。そんな中、フレイヤはレベッカとイライジャに最終通告をし、マルセルはクラウスの気まぐれな態度にどう接したらいいかを考える。

ダリアは、ホープに関する衝撃的な情報をクラウスに明かし、彼が断れないような提案をする。一方イライジャとフレイヤは、ダリアの期限について意見が対立する。ヘイリーは、イライジャとジャクソンの心の距離ができてしまったことで、自分とホープの未来のために難しい決断を下すことになる。そんな中、魔法使いとしての過去を捨てたいと切望しているヴィンセントは、ダヴィーナにある申し出をする。

自分の兄弟に裏切られたことを知ったクラウスは、意外な相手と協力して復讐を開始する。イライジャたちは、ダリアを倒すため彼女を屋敷へおびき出す。一方、ヘイリーとジャクソンは水であふれたバイユーから逃げ出そうとし、マルセルは自分が新たな敵に追われていることを知る。そんな中、人生を変えるような決断を迫られたダヴィーナは、コールを救うことができると示唆され、ある申し出を受け入れる。

シーズン・フィナーレ。期限が迫る中クラウスは、ホープを守るための最終計画を急ピッチで進めていく。カミーユは、イライジャとレベッカがダリアへの攻撃を考え直すほど重大な情報を明かす。一方ヴィンセントは、ニューオーリンズを離れて魔法とは無縁の未来を守ることと、ダヴィーナを守るという義務感の間で板挟みになる。そしてついに、マイケルソン兄弟は自分たちの人生をかけた危険な計画の準備に取りかかる。

強力な魔女ダリアとの激しい命懸けの対決から数か月が経ったが、マイケルソン兄弟のクラウスとイライジャの間には、いまだに溝があった。一方、長らく居場所が不明だった姉のフレイヤは、昔のような家族の絆を取り戻そうとしていた。そんな中、昔なじみの友人であるヴァンパイアのルシアンがニューオーリンズにやって来る。ルシアンがマイケルソン家の血統に関わる謎の計画を実行しようとしていることを知ったクラウスは、彼に不信感を抱く。またイライジャは、積み重なるクラウスの悪行のせいで、心の底からクラウスを許せるかどうか思案していた。一方、ヘイリーは、呪いによって新たにオオカミの姿に変身してしまい、バイユーで苦しんでいた。

ハンターたちがバイユーでオオカミ人間を始末していることが発覚する。イライジャとジャクソンは、満月の夜に姿を見せなかったヘイリーの身を案ずる。一方、ヘイリーの居場所を知る唯一の人物、ダヴィーナは、自分に有利になるよう物事を進めようとする。そんな中、マイケルソン家の兄弟の行く末について不吉な予言を聞いたクラウスは、思い切った行動をとるのだった。

今まで以上に緊迫した空気の中、ルシアンがニューオーリンズで成し遂げようとしている真の目的を明らかにするため、クラウスとイライジャは力を合わせるほかなかった。カミーユはルシアンからクラウスとの意外な過去の話を聞き、驚く。一方、謎の人物がマルセルに魅力的な提案をし、ヘイリーは現状を乗り切ろうと変わった方法を試みる。そしてマイケルソン兄弟は驚くような情報を耳にすることになるのだった。

イライジャは、昔なじみのトリスタンの最終的な目標を探るため、古代からいる謎のヴァンパイアたちの集団、ストリックスのパーティーに参加しようとする。一方ヘイリーは“あなたと一緒に出席する”と言って、イライジャに無理矢理同伴する。そんな中、ルシアンは計画を達成するために必要不可欠なものの居場所が分からなくなり、それを捜すため、一時的にクラウスと手を組むことになるのだった。

マイケルソン家の血統を継ぐ者同士の争いが激化する中、クラウスは過去の人物から思いがけない訪問を受ける。トリスタンが隠し事をしていると疑うイライジャは、彼の秘密を探るため、マルセルに手伝ってもらう。一方、代表として奮闘するダヴィーナは、ヘイリーに助言を求める。そんな中、マイケルソン家の兄弟を永久に引き裂くような昔からの秘密が明らかになってしまう。

最新のストリックスの計画で、レベッカが標的であると気づいたイライジャとフレイヤは、彼女を救うためなら何でもしようとする。一方クラウスは、オーロラが誰の味方なのかを探るため、しばらく一緒にいることにする。そして、ヘイリーとマルセルは、あることを知り思わず動揺してしまう。そんな中、カミーユはルシアンが練った緻密な計画によって難しい決断を下すこととなり、キニー刑事は生きるか死ぬかの状況に陥る。

クラウスとイライジャは、ルシアン、トリスタン、オーロラを感謝祭のディナーに招待して休戦を持ちかける。ヘイリーとフレイヤは自分たちで物事を解決しようとするが、結果的に３人で対決を繰り広げることになるのだった。一方、マルセルとヴィンセントは、ダヴィーナが自分ではどうしようもない状況にいるかもしれないと知り、思い切った行動をとる。そんな中、カミーユは新たに登場した危険な脅威と対面する。

クラウスは、カミーユが危険な状態にあるのはオーロラのせいかもしれないということを知り、オーロラが残したいくつかのヒントをたどることにする。一方、イライジャ、フレイヤ、ヘイリーは、トリスタンが重要な情報を握っていることを知り、その情報を手に入れるために思い切った行動に出る。またヘイリーはジャクソンとの関係を鑑みて、今後マイケルソン家の問題にどう関与するかを改めて考える。

フレイヤは、ストリックスの最新の計画で、自分自身が標的になったことを知りながらも、ある呪いを解く方法を探す。一方、カミーユはキニー刑事を助けようとし、クラウスはそんな彼女を見守る。ヴィンセントは、マルセルと衝突したことで、自分の立ち位置について考え直す。そんな中、平穏なクリスマスを過ごそうとしていたヘイリーとジャクソンとホープの３人に、思いがけない出来事が起きる。

カミーユの死を引き起こした恐ろしい出来事のあと、クラウスはアローラとトリスタンに対して宣戦布告する。一方、ヴィンセントは不本意ながらも、魔力を使ってあることを行う。そしてトリスタン一家を倒せる強力な凶器をトリスタン自身が持っていることを知ったクラウス、イライジャ、フレイヤは危険な計画を実行する。だが、それがきっかけで彼らはストリックスとの緊迫した対決を行うことになる。

クラウスが差し迫った問題に対応する中、イライジャは、オリジナルズの息の根を止められる武器について、アヤが情報を持っていることを知る。そして、彼は不本意ながらもアヤと手を組むことになる。一方、魔女団から追い出されてしまったダヴィーナに、魅力的な提案が舞い込む。それを受ければコールと再会することができるかもしれない。だが、彼女はその提案を受けるべきかどうか思いあぐねていた。

マイケルソン家を全員倒すことも可能なくらい強力な武器が悪の手に渡り、クラウスは思いがけない敵と緊迫した状況に陥ってしまう。一方、イライジャがストリックスをふたたび支配下に置こうとしたため、激しい対戦が繰り広げられる。そんな中、ある魔女団がダヴィーナを利用して貴重な武器の在りかを捜し出そうとし、タヴィーナは、自分ではどうしようもない状況に陥ったことに気づく。

マイケルソン兄弟に王手をかけようと腹をくくったオーロラは、フレイヤをおとりにし、クラウスとイライジャを危険な罠にはめようとする。一方ダヴィーナは、親友たちの命を救える魔法を試してみるため、コールを召喚しようとする。魔法を行うのに必要なものをコールから聞き出すためだ。そんな中、ヘイリーは、打ちひしがれる思いで、犠牲を伴う決断を下さなければならなくなる。

クラウスとイライジャは魔力によって閉じ込められてしまい、身動きがとれない。フレイヤはそんな弟たちを救おうとしてマルセル、ヘイリー、そしてクラウスの昔なじみであるステファン･サルバトーレに協力を求める。一方、アヤとストリックスの魔女団は危険な魔法を行おうとする。そしてダヴィーナは、コールと再会できるかもしれないが危険な計画を実行しようとする。

クラウスに復讐心を抱く古いヴァンパイア、コーテズがニューオーリンズにやって来る。コーテズが無実の市民たちの命を脅かし始めたので、ヴィンセントは、クラウスを倒そうとする彼を助けざるを得ない。そんな中、ストリックスのメンバー数名が行方不明になり、マルセルはダヴィーナに力を貸してもらう。またイライジャは、ヘイリーがジャクソンの死を破壊的な方法で受け入れようとしていることを知る。

クラウスの息の根を止めようと、危険な敵がニューオーリンズに姿を現す。一方、マルセル、ヴィンセント、ジョシュはソフィアという謎めいたヴァンパイアについての情報を追うことになる。そしてコールは、自分を殺した張本人、兄のフィンと対面し、緊迫した空気が流れ始める。そんな中、オオカミ人間に守ってもらおうとしていたクラウスとヘイリーは、自分たちに迫る脅威についての情報を偶然発見する。

フレイヤが誘拐され、マイケルソン兄弟は手遅れになる前に彼女を救わなければならなくなる。一方、ある手掛かりを追っていたイライジャとフィンは、ミスティック･フォールズにたどり着き、そこで保安官マット･ドノバンに出くわす。また、クラウスとヘイリーは協力して、ルシアンの真の動機を探ることになる。そんな中、感情の起伏が激しいコールのせいで、ダヴィーナと彼との未来に暗雲が垂れ込める。

マイケルソン家が、意外に思われるような敵と手を組み、クラウスを人質にとろうとする。そして、クラウスを取り戻そうとするイライジャとフレイヤは、最強の集団と対峙することになる。一方、ヘイリーとカミーユは独自の危険な計画を実行し、クラウスを救おうとしていた。そんな中、感情の起伏の激しさが増してしまったコールを巡り、ダヴィーナにはマルセルとヴィンセントに助けを求めるほか選択肢はなかった。

激しい争いの結果、カミーユの命が危険な状態に陥ってしまう。クラウスは屋敷でカミーユを見守り、ヴィンセントとマルセルは、カミーユの治癒に必要な材料を集めるために彼女の自宅へ向かう。ヘイリーとイライジャはバイユーへ行き、カミーユの命を救う治療薬を手に入れようとする。一方、ルシアンに詰め寄ったダヴィーナは、コールと歩む人生を変えてしまうほどつらい情報を知ってしまう。

クラウス、イライジャ、フレイヤは、ルシアンを永久に葬る方法を必死に探す。だがコールとマルセルからの緊急要請で、探索を一時中断し、彼らを手伝うことになる。一方、ヘイリーとバイユーに到着したクラウスは、ルシアンと想定外の対戦を繰り広げる。そんな中、フレイヤは物事を自分一人で解決していこうとする。だが、彼女の行動は、マイケルソン兄弟の人生を変えてしまうような一連の出来事を引き起こす。

マイケルソン家に関する予言について新たな事実が発覚する。そして、フレイヤは、このままではマイケルソン家が危険な敵と衝突してしまうということを明らかにする。一方、キニー刑事の助けを借りたヴィンセントとコールは先祖がいる世界へ行き、魔女たちを阻止して町を取り戻すための計画を実行する。またある出来事によってマルセルが暴走したことから、クラウスとイライジャが彼と対決することになる。

マイケルソン兄弟は、何か月もの間、危険な脅威や命を危うくする攻撃との攻防を行ってきたが、ついにマイケルソン家を永久に葬ることの出来る人物と面と向かって対決することになる。一方クラウスは、自身が何世紀にもわたって行ってきた暴虐行為について裁判にかけられる。シーズンフィナーレ。イライジャ、フレイヤ、コールは、全身全霊を懸けて家族を救う方法を探し求める。すべてが手遅れになる前に。

クラウスが敗北を味わってから５年が経ち、ニューオーリンズのヴァンパイア王として君臨しているマルセルは、血統を継がないヴァンパイアたちをニューオーリンズに快く受け入れていたが、彼らが自分の支配を予期せぬ形で脅かすことを知り、意外な人物に助言を求めることになる。一方ヘイリーは、イライジャの意識を取り戻し、眠りにかけられたマイケルソン家を起こす方法をあと少しで見つけ出すところだったが、そこで残酷な決断を下すよう迫られる。

治療を受けて目覚めたマイケルソン兄弟は、ヘイリーと合流する。彼らは、たとえマルセルと対峙することになったとしても、捕らわれの身になっているクラウスを救い出したいと考えていた。一方トゥンデナイフの影響を受けて苦しむクラウスのもとに、彼にとっての悪魔が思いがけない形で姿を現す。ヴィンセントは、ある怪奇現象について調査するが、それは想像以上に不気味なものだった。

娘のホープと最後に会ってから５年もの長い年月が経ってしまったクラウスは、彼女との関係を再び育もうとするが、ほかの家族はまだ不安に包まれていた。イライジャは家族を守るために、最善の方法を決めようとする。一方ニューオーリンズでは、ヴィンセントがマルセルに、元妻エヴァ･シンクレアについての恐ろしい秘密を打ち明ける。そして彼らは、ホープ･マイケルソンを含む、罪のない子供たちを生け贄にしようと計画している魔術師の行方を追う。

娘を救おうと必死のヘイリー。彼女は、ニューオーリンズの子供に目をつけた謎の魔力の正体を解き明かすため、マルセルに助けを求める。クラウスはホープと共にその魔力を追い続け、イライジャと、しぶしぶだがヴィンセントも加わる。だがその最中に想定外の新たな脅威と危険な衝突をしてしまう。そして、フレイヤとキーリンは、見解の不一致はさておき、ニューオーリンズの勢力関係を永遠に変えてしまうかもしれない旅路に出る。

ホロウによって闇の魔法をかけられたクラウスとマルセルは、邪悪な幻覚にとらわれていた。一方ヘイリーは、闇の魔法とかつてのオオカミ人間の仲間たちとの間に、不思議なつながりがあることを突き止める。フレイヤは、自らの命を危険にさらしてでもクラウスを幻覚から解放しようとする。そして、罪悪感にさいなまれるキーリンは、ヒポクラテスの誓いを守ってフレイヤを助けるか、今後永遠にマイケルソン家の前から姿を消すかの決断を迫られる。

ホロウには意のままに動く謎の手下がいることが発覚し、クラウスとイライジャは手の込んだパーティーを開いて、新たな脅威をおびき出し正体を暴こうとする。ホロウの復活に責任を感じているヴィンセントは、マイケルソン家に協力して新たな脅威を倒そうとして魔法を使う。一方、両親を殺害した黒幕と思われる人物についての情報が明らかになり、ヘイリーは運命の日の記憶を思い出すため、フレイヤに助けを請う。

ホロウの新たな手下が動き回っているということが分かり、フレイヤは屋敷に防御の魔法をかけ、クラウス、ヘイリー、ホープを屋敷の中で待機させる。ホロウへの防御を強化するためには危険な儀式が必要だったが、ヴィンセントは儀式を執り行うことに気乗りがしない。そんな彼を見たイライジャは、独自の方法で儀式を進めることにする。フレイヤは、危険な計画を実行に移して新たな脅威と対面するが、予想外の展開となり、生死のふちをさまよってしまう。

先祖に召喚されたヘイリーとクラウスは、先祖がいる世界に向かう。２人は、クラウスのかつての敵であり、ホロウを倒す秘密を知っている唯一の人物、ダヴィーナと対面する。一方、イライジャとマルセルは協力せざるを得ない状況になり、ぎこちなくも手を組むが、古傷に触れることになる。２人は、ホロウとの戦いで鍵となる重大な物を発見したアラリックと会う。

ホロウがヴィンセントへの恐ろしい伝言を残し、ヴィンセントはヘイリーとフレイヤの協力を得て、ホロウを倒すため決死の任務に就くことになる――たとえその最中に胸が張り裂けるような犠牲を払うとしても。敵を倒すためとはいえ、家族には高い代償を払わせまいとするクラウスは、驚くべき同盟関係を結ぶ。そして彼は、マイケルソン家を永遠に変えてしまうような計画を実行する。

クラウスは、家族一丸となってホロウと対決するため、疎遠になっていたレベッカとコールにニューオーリンズに戻るよう頼む。一方フレイヤはヘイリーに、互いの命を危険にさらすような計画を持ちかけるが、それは愛する人を救うための唯一の方法かもしれない。いまだにダヴィーナを失った悲しみに暮れているコールは、もう一度彼女に会うためなら、自分はどこまでやれる覚悟があるのかと考える。

ホロウは力をみなぎらせるために、アイテム（青く光る石）を使用しているということが発覚する。フレイヤはレベッカとクラウスの協力を得てアイテム（青く光る石）のありかを見つけ出し、破壊しようとする。一方、ホロウから究極の選択を突きつけられたコールと、彼の兄弟の関係は悪化する。マルセルとレベッカは、互いの間に流れる緊迫した空気に向き合うほかなくなる。そしてヘイリーは、ホロウの計画によって命懸けで闘うことになる。

ホロウがマイケルソン家の中で最も傷つきやすい人物を標的にし、クラウスはヴィンセントに頼ることになる。ヴィンセントは、ホロウの闇の魔法をホロウ自身に向けて、復活できないようにすることができるというのだ。一方マルセルは、ヴィンセントの計画が裏目に出ないか心配し、ニューオーリンズのヴァンパイア王は、非常に危険な別の計画を念のために用意していた。そしてフレイヤは、最も恐れていることに向き合わなければならなくなる。

マイケルソン家は、ホロウという最強で不死身の存在に対抗するための選択肢をすべて使い果たしていた。ホープが命の危機にひんしている中、ヴィンセントは最後の手段として決死の計画を提案する。だがその計画を実行すると、クラウス、イライジャ、ヘイリー、レベッカ、フレイヤの５人はマイケルソン家史上、最も大きな犠牲を払うことになる。一触即発のシーズン･フィナーレ。

マイケルソン兄弟がニューオーリンズから去って７年。ホープは父クラウスに会いたいあまり、大胆な行動を取って父親をニューオーリンズに戻そうとする。ヘイリーはホープが起こした影響を最小限に抑えようとするがすでに遅く、波紋は町全体に広がってしまう。一方フレイヤは家族が再会できないことに罪の意識を感じており、キーリンとの幸せをつかめずにいた。レベッカもマルセルとの関係に心から夢中にはなれず、葛藤していた。イライジャがそばにいないことに苦しみ、血を求めてヨーロッパ中を暴れ回っていたクラウスは、思いがけずキャロライン･フォーブスに出会う。

謎の失踪事件を機に、ニューオーリンズに向かうクラウス。ホープは父親との再会を期待する。しかし、親子を引き離していた闇の魔法が危険な姿で町全体に表れ始め、ヴィンセントはこれらの現象が何を意味するのかアイヴィーに助言を求める。一方、マルセルは派閥間の緊張が高まるニューオーリンズに戻り、フレイヤはキーリンとの将来について、ある決断をする。そしてホープは突然訪ねてきたローマンに、マイケルソン家の暗い秘密を漏らしてしまう。

マルセルに記憶を消されたばかりのイライジャは、ふと気づくと辺ぴな場所におり、自分が誰なのかまったく分からずにいた。ヴァンパイアとしての本能を抑えられないイライジャだったが、自由に暮らす美しいヴァンパイアのアントワネットに出会い、彼女に支えられて新たな人生を送る。しかし、ついに手にした平穏な時間も、クラウスとのいさかいによって脅かされてしまう。

クラウスはヘイリーの捜索が進まぬことにイラ立ち、ニューオーリンズの３つの派閥から、それぞれ１人ずつ人質を取り圧力をかける。フレイヤはサルバトーレ学校に戻ったホープの様子を見るため、ミスティック･フォールズを訪れる。ヴィンセントはクラウスの常軌を逸した行動がエスカレートしていると知り、アイヴィに助言を求める

クラウスに届いた謎めいた手がかりをもとに、ヘイリーの捜索が一歩前進する。過去にさいなまれるアントワネットは、イライジャに真実を打ち明ける。一方でマルセルは、クラウスとの関係を悪化させてしまうような決断を下す。そしてホープは自ら招いた事態を収拾するため、自分で責任を取ろうとする。

母ヘイリーを取り戻す方法を知ったホープは、自身がもたらした混乱を収束させるため、危険な行動に出る。ホープの計画を知ったクラウスは、キャロラインに助けを求める。ヴィンセントとフレイヤはニューオーリンズのスーパーナチュラルな秘密について、デクランに明かすべきかどうかで対立する。

アイヴィはクラウスを家族から引き離していた闇の魔法について、衝撃の事実をクラウスに打ち明ける。一方イライジャはアントワネットの命を救うため、意外な人たちと手を組む。

ニューオーリンズに危機が迫る中、マイケルソン兄弟は“狩りの部屋”から逃れるため、それぞれ立場の違いを超えて協力せざるを得なくなる。

ヴィンセントとマルセルとジョシュは町の平和を取り戻そうとしていたが、ヴァンパイア純血至上主義者の暴動をきっかけに、派閥間に命懸けの対立が生じてしまう。家族の再結成を試みたホープはその代償に苦しめられ、一方でフレイヤは、ついに人生を左右する決断を下す。

クラウスは、苦しむホープを普通では考えられないような方法で救おうとする。また、イライジャの過去に関係する人物が、助けを求めてやって来る。一方、マルセルは町を揺るがすようなナイトウォーカーたちに立ち向かい、ヴィンセントは自ら下した重大な決断に正面から向き合うことになる。

クラウスはホープを苦しめる謎の現象について詳しく知るため、ダヴィーナに助けを求める。フレイヤとキーリンは結婚式当日、２人の将来について苦渋の決断を下す。一方、イライジャはヘイリーとの過去の思い出に向き合うことになる。ニューオーリンズのスーパーナチュラルな秘密について好奇心を膨らませるデクランに対し、ついにマルセルはある手を打たざるを得なくなる。

急激に症状が悪化し、生命の危機にひんするホープのため、クラウスはミスティック･フォールズを訪れキャロラインに助けを求める。ホープをミスティック･フォールズに留めておくよう頼まれたイライジャは、姪のあることに気づいてしまい、胸が張り裂けそうになる。一方、特別な能力を持った子供たちのための学校、サルバトーレ学校では、アラリック･サルツマンがクラウスの計画を妨害する。

ホープの命を救うために、クラウスは必死になる。だがクラウスの計画によって、マイケルソン家の運命は永久に変わろうとしていた。感動のシーズンフィナーレ。