Episodios 32
リング争奪戦、開始!
襲撃に備え特訓を続けるツナたち。だが、ヴァリアーのボス・XANXUSが、リボーンたちの予想より早く、スクアーロが持ち帰ったリングを偽物だと見破ってしまう。ついに日本に上陸したヴァリアー。その情報を入手した『親方様』こと家光は、ツナに雷の守護者を守るように言い渡す。突然のことに混乱するツナだったが、雷の守護者の正体を教えられ更に驚愕する。同じ頃、ヴァリアー側の雷の守護者であるレヴィ・ア・タン率いるレヴィ雷撃隊が、自分の所持する雷のリングの欠片を手に入れるため動いていた。
Leer más逆境をはね返す力
左腕を痛め、更にライトの熱による脱水症状でピンチに陥った了平。コロネロの許可が下り、圧倒的に不利な状況を覆すため残しておいた右拳で起死回生の技『極限太陽(マキシマムキャノン)』を繰り出すが、それすらもルッスーリアの『メタル・ニー』に阻まれてしまう。
右腕にまで酷い怪我を負い、倒れ伏す了平。彼を起き上がらせたのは、京子の涙と彼女と交わした幼い頃の約束だった。「俺は負けん!」妹を思う気持ちが『極限太陽(マキシマムキャノン)』を完全なものにし、了平の右拳が光り輝く。その光は、ルッスーリアの絶対防御を打ち砕いた!
Leer más20年後の雷撃
雷雨の中、雷の守護者による第二戦は、呼び寄せた雷が地面を駆け巡る仕様になっている特殊フィールドで行われることとなった。ツナ側の守護者・ランボを案じるツナは何とか棄権させようと説得を試みるが、ランボは遊びと勘違いしたままフィールドに足を踏み入れる。果たしてツナが心配したとおり、レヴィとのバトルを開始した途端、雷がフィールドに落ちランボは電流を浴びてしまった。
即座に決着が着いたかに見えた戦いだったが、雷によるダメージをほとんど受けないランボの体質変異『電撃皮膚(エレットゥリコ・クオイオ)』によって状況が一変する。
Leer más奪われた大空のリング
20年後の姿になったランボの勝利で終わるかと思われた雷の守護者戦だったが、もう少しのところで10年バズーカの効力が切れてしまい、元に戻ったランボはピンチに陥る。救出のため勝負に割り込んだツナの行為は妨害とみなされ失格、雷・大空ともにリングを没収される。だが、そのことを悔いるツナに、リボーンは仲間のために取った行動を肯定する言葉をかける。「オレ、もっと強くなりたい」仲間が傷つくのは嫌だ、そのために強くなる。自ら決意したツナに笑顔を向ける山本たちだったが、そんな中、獄寺だけが浮かない顔をしていた。
Leer más最強無敵の流派
次の対戦は、雨の守護者同士の勝負となった。山本にとっては、一度は敗れた相手......スクアーロとの因縁の対決になる。修行に出ていた雲雀が壊れた校舎に怒り乱入するという場面もあったが、リボーンの思わせぶりな言葉により何とか事無きを得て場外乱闘による失格は免れる。雲雀と入れ替わりでやってきたディーノは、実はスクアーロがヴァリアーのボス候補だったこと、いくつもの流派を潰し吸収してきた剣豪だということを山本に教え、流派を超えなければ勝てないと忠告する。しかし父・剛は時雨蒼燕流こそが最強無敵だと告げ......。
Leer más霧の守護者、来る!?
未だ正体が明かされていない、ツナ側の霧の守護者。夜に迫った霧戦が気になって修行に身が入らないツナは、特訓場近くの駄菓子屋で意外な人物と再会する。一方、リボーンとコロネロが、アルコバレーノではないかと疑っているヴァリアー側の霧の守護者・マーモンも、何度術で探ろうとも阻まれてしまう対決相手の正体を訝しんでいた。ツナの霧の守護者は一体誰なのか?正体不明のまま夜は更けていく......。その頃イタリアでは、家光が9代目との接触に成功していた。
Leer más雲の守護者の暴走
雲のリング戦の決着は一瞬でつくこととなった。呆気にとられる周囲を余所に、雲雀は、この戦いの原因でありこの場で最も強いであろうと見定めたXANXUSに戦いを挑む。しかし、雲雀の挑発に対し不可解な行動を起こしたXANXUSの顔には、争奪戦負け越しという結果にも関わらず何故か愉快そうな笑みが浮かんでいた。その頃、死ぬ気の零地点突破を習得するため特訓を続けていたツナは、ついに、技の完成まで漕ぎ着けていた。初代ボンゴレのみが成しえたといわれている技の意外さに驚くツナたちだったが、すぐに争奪戦の舞台、並盛中に急ぐ......!
Leer más憤怒の炎
守護者全員に注入された毒・デスヒーター。配られたリストバンドに内蔵されていたその毒は、30分以内に解毒しないと死に至る代物だった。守護者の命を背負っての戦いとなった大空戦は序盤から激しい攻防が繰り広げられ、XANXUSから放たれる圧倒的破壊力を誇る『憤怒の炎』に、ツナは修業で得た炎のコントロール力で対抗。一度は突き破った憤怒の炎だったが、XANXUSはついに隠し持っていた二丁拳銃を手に取った!その頃イタリアでは、まだボンゴレ総本部を脱出出来ずにいた家光が、9代目とツナが初めて会った日のことを思い出していた......。
Leer más死ぬ気の零地点突破
XANXUSからの攻撃は止まることを知らず、かなりのダメージを食らい窮地に立たされたツナは、修業していた技『零地点突破』を試みる。発動させるため集中したツナの炎がノッキングするように不規則に瞬き始めたのを見て、『零地点突破』を知らないはずのXANXUSが何故か顔色を変えた。躍起になって阻止しようとするXANXUSに集中を乱され、なかなか技の発動まで漕ぎ着けられないツナ。そこに、XANXUSの技の1つ『怒りの暴発(スコッピオ・ディーラ)』が直撃する!一方、大空戦に姿を現さずにいたディーノは、ツナの助けとなるべく別行動を取っていた......。
Leer más零地点突破・改
成功したかに見えたツナの『死ぬ気の零地点突破』は、XANXUSに一蹴されてしまった。「零地点突破はそんな技ではない!」まるで見たことがあるかのように断言するXANXUSの言葉に衝撃を受ける一同。だが、リボーンは冷静に技の分析をし、『零地点突破』とは技ではなく所謂1つの境地であることを導き出す。今のツナは境地に達しただけであり、初代が編み出した技とは違う『ツナの技』を獲得したのだろう、と。今の、相手の力を吸収するための技だけではXANXUSに勝つのは難しいと判断したツナは、超直感によって見つけ出した『零地点突破・改』を実行しようとするが......。
Leer más駆け引き
クロームを助けるため体育館に足を踏み入れた獄寺と山本だったが、彼女は既にベルフェゴールとマーモンに捕らわれていた。リングとクロームの交換を持ちかけられた獄寺は、その申し出を跳ね除けようとする。だが、山本はある計略を持ってマーモンたちの言い分を聞き入れた。山本の機転で形勢は一気に逆転したかに見えたが......。一方、怒りを増幅させたXANXUSが繰り出す炎の威力は計り知れず、ツナの技を持ってしても吸収しきれるものではなかった。銃を捨て真正面から向かってくるXANXUSに対し、ツナも真っ向勝負で炎を受けて立とうとするが......。
Leer más決着!
激闘の末、ついに大空戦に決着がつき、リング争奪戦も終わりを迎えることとなった。リングに拒まれたXANXUSは失格となり、ボンゴレ次期後継者はツナとその守護者6名に決まる。呪詛のような言葉で吼えるXANXUSに、チェルベッロ機関は何もかもを見通したような物言いをするが、結局彼女たちが何者なのか、最後まで語られることはなかった。チェルベッロ機関によりバトル終了が宣言され、ツナに漸く安堵の表情が戻る。張り詰めていたものが切れ、そのまま意識を失うツナ。翌日、目が覚めた彼に、リボーンはにこやかに告げた。「ぱーちーだ」
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