ウェントワース更生センターに、元ボスのルー･ケリーが戻ってくる。トランスジェンダーの恋人、レブ･キーンも一緒だ。ボスになったアリーに早速危険が迫る。脱獄を企てたマリーは独房に入れられていた。一方、新しい刑務所長が着任し、ヴェラは子育てをしながら復職を決意。しかし復讐をもくろむ人物の影が忍び寄っていた。

占拠事件で起訴されたマリーは、州検事総長の悪事を暴露して終身刑を逃れようとしていたが、思わぬ出来事が起こる。絶望したマリーは、息子の敵を取るために最後の手段に出る。旧友のアンとH1棟の囚人たちに慕われるヴェラは、刑務作業の責任者として仕事に復帰。ウィルは、個人的な感情から倫理的境界線を越えてしまう。ルーはレブの性転換手術のために資金を集めようとするが、ブーマーが邪魔に入りうまくいかない。そんな中、ファーガソンが着々と復讐計画を進めていた。

ジュディ･ブライアントがウェントワース更生センターにやってくる。すぐにアリーたちと打ち解け、食品業者の変更を求めるハンガーストライキを扇動。強い信念を持ち、弱者のために闘う反体制的な彼女は囚人の信頼を得る。ルーはレブに治療を受けさせようと奮闘。マリーは自分自身の闇と対峙する。

所長のアンが保護隔離棟を閉鎖すると発表。ウィルとヴェラは、マリーをはじめ元保護隔離棟の囚人たちをどうやって守るか悩む。アリーはマリーの安全は保証しないと宣言し、所内に緊張が走る。ルーとアリーのライバル関係を知ったアンは、レブの治療を条件にルーを自分のスパイにする。そんな中、ファーガソン生存のニュースが入ってくる。

ジュディはアンの大事なプレゼンを邪魔して騒ぎを起こす一方で、ルビーのためにリタの居場所を突き止める。アリーはルーに制裁を加えようとするが、知らぬ間にルーには大勢の手下がいた。

リタは自身が窮地に陥ると知りながら、ルビーを助けるために保護拘置下を抜け出す。アリーはルビーの失踪の裏にマリーがいると考え、ブーマーとジュディと共にマリーを拷問し、危うく殺してしまいそうになる。マリーは囚人にレイプされそうになったレブを救い、そのことをルーに秘密にすると約束する。ウィルは、刑務所の管理について細かく口を出すアンと再び衝突。ついにファーガソンがウェントワース更生センターに戻ってくる。

ジュディは、アリー、ブーマー、ルビーの力を借りて、政治家である父親に連絡。助けを求めるが、あっさり断られてしまう。ショックを受けたジュディは卑劣な行動に出る。ついにファーガソンが囚人たちと対面。マリーを殺しかけたことで動揺したアリーは、ファーガソンにも近づいてしまい一触即発の事態を引き起こす。一方、ウィルとアンは関係を修復しようと夜の街へ出かける。

アンが襲われた後、所内は封鎖が続き、囚人たちの不満が今にも爆発しそうだ。レブはミラーとのセッションで過去を思い出して取り乱してしまう。ルーはファーガソンに悪魔の行為をするように強要。ついに暴動が勃発。アリーとファーガソンは大きな選択を迫られる。

ルーは、アリーが携帯と手術の資金を盗んだと思い込み、脅迫する。シーラはレブに自分に有利な証言をしてくれたら手術代を出すと言う。ブーマーはついにギャビンと会うことになったが、予想と違い驚く。ファーガソンの予備審問が近づき、ヴェラは彼女のウソを暴くために最後の手段に出る。