シーズン3 (2007)
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Episodes 20
伝説のプロファイラー
10年前に退職した特別捜査官デヴィッド・ロッシがBAUに戻ってきた。ロッシは、BAU創成期のメンバーで、ホッチの師でもある伝説のプロファイラー。ロッシ着任の朝、テキサス州で起きた奇妙な殺人事件への捜査依頼が飛び込んでくる。被害者の女性の自宅玄関の扉には“私を見つけて”と書かれた彼女の顔写真入りのビラが張られていた。翌日、被害者は性的暴行を受け、顔を剥がされた状態で発見される。現地のメディアが大騒ぎする中、別の街で新たに女性の顔写真の入ったビラが見つかる。
Read More悪魔の囁き
フロリダ州で女子学生が行方不明になり、3日後に上半身が発見される。下半身は死後ワニに食われており、死因は喉を切り裂かれたことだった。指が切断され、胸にペンタゴンが刻まれ、更に死ぬ直前に指を食べさせられていたことが判明。宗教がらみの事件という疑いがあることから、ロッシたちは教会を訪れる。モーガンが信仰に対する複雑な思いを抱えていることを見透かすかのように、ロッシはモーガンに神父への聞き込みを担当させる。そんな中、新たな若い女性が行方不明に。BAUは、容疑者は被害者の捜査協力に集まった信徒たちの中にいる可能性が高いとして捜査を進める。
Read Moreペネロープ
カフェで出会った男コルビーとディナーを楽しんだガルシアは、自宅前での別れ際、彼から突然銃撃を受ける。弾は心臓近くまで達し、ガルシアは緊急手術中に心停止に陥る。ホッチの指示により、この事件の捜査に集中するチーム。ところが、現場には指紋や薬莢は残されておらず、有力な証言もなく、捜査は難航。ガルシアの代わりにデータベースを扱う分析官ケヴィンが呼ばれ、彼女のシステムで情報検索を始める。すると、そこに暗号化されたデータがあることが発覚。ガルシアを対象に内部監査が入ることになり、BAUによる捜査は禁止されてしまう。そんな中、BAUのオフィスに1人の保安官補が姿を現し・・・。
Read More父の記憶
ヴァージニア州で6週間に3人の若い女性が姿を消した。最初の被害者が工具のような物で切断された跡のあるバラバラ死体となって古戦場で発見される。27年前にも同じような未解決の事件があったため、ロッシは、当時事件を担当していた元保安官に協力を要請する。ガルシアは、当時、誘拐され監禁されたが自力で逃げ出した女性がいたことを突き止める。彼女に当時の事情を聴いたプレンティスとモーガンは、彼女が何かを隠していると感じていた。一方、元保安官の記憶をたどり、27年前、連続誘拐が止んだ時期に姿を消した男をあぶりだすが、その男は既に死亡していた。
Read More20年目の決着
ホッチとリードは、研究のため死刑執行を控えた連続殺人犯の面接に向かうが、彼が協力に応じた危険な理由にはまだ気づいていなかった・・・。一方、ロッシのオフィスに書類が散乱しているのを見て異変を感じたプレンティスは、彼が20年前のダブル殺人事件を捜査するため、ガルシアに口止めした上でインディアナ州へ向かったと知り、モーガン、JJと共に後を追う。両親を斧で惨殺された幼い子供たちを、20年間見守ってきたロッシ。しかし、訪ねてきたロッシを長女コニーは拒絶。贈り物もやめてほしいと訴えるが、その贈り主がロッシでないとわかり、新たな戦慄が走る。
Read Moreトラウマ
テキサス州で民家爆発事件が発生。犠牲者は家の主人ノリスと娘のジョーダンと見られ、爆発直後に現場に駆けつけた2名の保安官が、その場で銃殺された。BAUの現場検証により、殺された保安官の1人サヴェージは、死亡後にも至近距離から撃たれていることが判明。ノリスとサヴェージ両社に恨みを持つ者の線でプロファイリングを進めると、サヴェージの息子オーウェンの存在が浮かび上がる。リードの調査によって、オーウェンが学校で悪質ないじめにあっていたことがわかった。そんな中、爆発事件の犠牲になったと思われていたジョーダンは生存しているとわかり・・・。
Read More灼熱の街
休暇でマイアミに来ていたニューオーリンズの警官チャールズの遺体が、海に浮かぶ。旅行者が同じように絞殺される事件が2カ月で3件起きていたことから、マイアミ警察はBAUに捜査を依頼。チャールズの遺体の身元確認のためにマイアミに現れたのは、かつてニューオーリンズで事件を共に捜査したラモンテーン刑事だった。JJとラモンテーンはプライベートで交際中だったが、JJはチームには知られないようにふるまっていた。チャールズの足取りを辿る中、彼がマイアミでゲイバーに通っていたことが判明。プロファイリングによって、犯人像はゲイの男性ばかりをターゲットにして誘い出している者へと絞り込まれていく。
Read More忍び寄るストーカー
セミナーでボストン訪問中のホッチとロッシは、地方検事からプロファイリングの依頼を受ける。妻による夫殺害事件で、妻は犯行を自供していたが、弁護士は虐待の末の正当防衛を主張しているという。夫婦の子供らに面会したホッチたちは、家族ぐるみで母親に心理的虐待を与えていた可能性を示唆する。一方、BAUには、2年間にわたってストーカーに悩まされ続ける女性が面会にやってきた。半年前にアトランタからメリーランド州に転居した彼女は、またストーカーに居場所を突き止められたという。チームが現場入りして間もなく、新たな手紙と箱が届き・・・。
Read More記憶を失くした殺人犯
4年前、ヴァージニア州で起きた“ブルーリッジの絞殺魔事件”の容疑者マトロフは、FBIに追い詰められた末、屋上から落下し、4年にわたり昏睡状態にあったが、彼が目を覚ましたことで、裁判が始まることになった。裁判の担当検事シシは、法廷での証言をホッチに依頼する。BAUは、チームをあげて事件を洗い直すが、マトロフは過去の記憶を全て失っていた。リードは、記憶を呼び覚ますことができる脳指紋検査という方法があることを思いつく。弁護士は検査を強く拒否したが、マトロフ自身は受けたいと申し出た。一方、彼が昏睡状態で入院中、一人の女性が頻繁に見舞いに訪れていたことがわかる。
Read Moreニューヨークに潜む罠
FBIニューヨーク支局長ケイト・ジョイナーからホッチに連絡が入る。マンハッタンで発生した5件の無差別連続銃殺事件への協力依頼だった。ジョイナーは、この件を解決しないと解任されることになっているため切迫していた。一方、自分がその後任候補になっていると知り戸惑うモーガン。そんな中、6人目の被害者が出る。今回も、白昼に22口径で顔を撃つ手口は同じだが、初めてタロットの“死神”カードが現場に残されていた。ガルシアは、監視カメラ映像から犯人が複数いる可能性を報告。複数犯、対監視システムの使用、FBI動向の把握、階級組織―それらはまさにテロリズムの特徴と一致する。チームに緊張が走り、それぞれが運命の夜を迎えようとしていた・・・。
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