シーズン10 (2008)
← シーズン一覧に戻る
エピソード 22
信仰
レイ・マッシー医師がエイズにかかった乳児の事件を捜査するよう、エリオット・ステイブラー刑事とオリビア・ベンソン刑事に依頼する。そこで2人の刑事は、マッシー医師とともにエイズ調査班に加わっているメリンダ・ワーナー監察医の助けを借りる。怪しい治療を行うギデオン・ハットン医師が効き目のないビタミン剤を乳児に処方していたことが分かる。スーザン・ロスのエイズに冒されていた娘も、同じ治療を受けて死亡していた。スーザンの18歳の息子、トミー・ロスは、母親が信じるまじないの治療を受け入れるべきか、否定するべきか決断を迫られる。ワーナー監察医の調査に基づく証言により、ハットン医師の倫理が疑われる。
もっと読む欲望の代価
若い女性の殺害現場に駆けつけたエリオット・ステイブラー刑事は、ハンドバックの中に希少な鳥の死骸を見つける。メリンダ・ワーナー監察医は、被害者の傷口から虎の唾液が見つかったという。オスカー・アサドリアンの助けにより、刑事たちは被害者の双子の妹、アンナ・ブリアーズに出会う。彼女が刑事たちをヒップポップミュージシャンのガッツ・マネーと引き合わせ、ガッツが動物密輸組織に関係していることを認める。密輸業者、アンドレ・ブシードとタイボー逮捕のため、ステイブラーは内偵捜査を開始する。オリビア・ベンソン刑事が娼婦の役で捜査に参加。ステイブラーはこの捜査から怪我を負い、夫婦関係が危うくなる。
もっと読む偽りの生活
ミア・ラティマーが夫のブレント・ラティマーから受けた暴力を隠すために、レイプされたと供述した。借家人のジョナとリニー・マルコムは家主の家庭内暴力について知っているが、立ち退きを恐れて通報していなかった。リニーの助けを借りて、ベンソン刑事がミアに夫が暴力をふるうことを打ち明けるように言い聞かす。そしてミアの身を守るため、彼女をシェルターに入れる。ブレントは逮捕されるが保釈金を払って釈放されると、ミアは彼の元に戻り、告訴を取り下げてしまう。ミアの身の安全を心配するベンソンは、彼らの家に隠れ、さらなる家庭内暴力と殺人事件に遭遇してしまう。
もっと読む性欲の末路
ケリー・サンがリバーサイドパークでさまよっているところを発見される。レイプされ怪我をしているが、彼女にはその記憶が全くない。オリビア・ベンソン刑事は、その日、韓国に旅立つ予定だったサンが飛行機に搭乗せず、エリック・ルッツという名の怪しい男と飛行場を出たと知る。ルッツが犯行の容疑者となり、彼のコンピューターに素人が撮ったポルノの映像が見つかる。確かな証拠を入手するため、その映像に撮られた被害者たちを聴取するエリオット・ステイブラー刑事とベンソン刑事。しかし被害者全員がレイプされた記憶が全くないと言う。ルッツを逮捕しようと、被害者の一人であるローレル・アンドリュースに証言を求める。そのためには自分を被害者の身に置く必要を余儀なくされるベンソン。
もっと読む帰る場所
4年間行方不明になっていたヘザー・ハランダーが、突如家族のもとに戻ってきた。しかし彼女は家族でもわからないような変わりようだった。彼女は、コンクリートの独房にセックスの奴隷として監禁されており、そこから脱出したと、オリビア・ベンソン刑事とエリオット・ステイブラー刑事に延べる。ヘザーを探そうとウェブサイトで情報を集めていた姉のエリカ・ハランダーは、ヘザーの帰宅に大喜びするが、もう一人の姉のニッキー・ハランダーは不快そうな態度をみせる。誘拐犯人を探そうと、ベンソンとステイブラーはヘザーの記憶を探るため、ヘザーと一緒に車で街中を走り回る。しかしヘザーの言うことが確信できず、一連の事件が狂言かも知れないと疑い始め、ヘザーの正体も怪しくなる。
もっと読む教育の成果
14歳の少女の遺体がハドソン河で見つかり、オリビア・ベンソン刑事とエリオット・ステイブラー刑事は人身売買で不法入国した売春婦だと推測する。遺体の身元を掴むため、ベンソンがマダムを装い人身売買人のアリークに近づき逮捕する。アリークはキム・グレイレック検事補と取引し、少女はエルサ・リチコフだと証言する。エルサは売春婦ではなく、天才児であった。天才児が集まる全寮制の学校でのルームメート、ジェニファー・バンクスから得た情報で、エルサの父、ジョゼフ・ラチコフを探りあてる。そして彼には娘を殺す動機があることが明らかになった時、オダフィン・トゥトゥオラ刑事が捜査を一転させる証拠を見つける。
もっと読む騙し合い
ロージー・リナルディという少女が誘拐され、母親のリズ・リナルディは、オリビア・ベンソン刑事とエリオット・ステイブラー刑事に、前科がある元夫のジーノ・パーネルが誘拐したと主張する。しかしパーネルのアリバイが確認され、パーカーとステイブラー、そしてオダフィン・トゥトゥオラ刑事の間で争いが起こり、パーカーの元妻についての真実が暴かれる。パーカーは、リズの父親は凄腕の泥棒だったフランク・ヘイガーだと認める。ヘイガーは重度のアルツハイマーにかかっていた。ジョージ・ホワン医師の協力のもと、手がかりをつかんだ刑事だが、ロージーを探し出すには、またパーカーと組まなければならない。
もっと読む性別のはざまで
ストリップクラブの駐車場で殴打され重傷で見つかった男性が、なぜその状態になったのか記憶がないと言う。事件現場の証拠は雨で流されてしまい、オリビア・ベンソン刑事とエリオット・ステイブラー刑事は途方に暮れる。被害者の背中に食い込んでいた付け爪から、加害者は女性だと推測され、ストリップクラブの女性ダンサーを聴取する。そしてホームレスの男、シド・ガバートから被害者のトラックを調べるように忠告を受ける。トラックに残された証拠から、被害者のマーク・キューレンがストリップクラブのダンサーであるモリー・“ミスティ”・ランバートの車を取り返すためにクラブに現れたことがわかる。“ミスティ”を聴取するが、マーク・キューレンには殴打について全く記憶がない。そして彼の元妻、エレンと13歳の性同一性障害の息子、ヘンリーの存在が浮上する。
もっと読む隠匿
小児科医のギルバート・ケプラーが患者の少年4人に性的虐待したと有罪の評決を受けた。裁判のあと、ケプラーの弁護士、ライオネル・グレンジャーが、ニューヨーク市警とデンズロー病院を、ケプラーの虐待に目をつぶっていたと告訴する。エリオット・ステイブラー刑事とオリビア・ベンソン刑事は、ケプラーを聴取しようと彼を訪ね、そこで彼の死体を発見する。現場に3年間証人保護プログラムで保護されていたアレクサンドラ・キャボット検事補が現れ、刑事たちを驚かす。弁護士のローナ・スキャリーがキャボットに事件解決は容易ではないと忠告する。しかしSVUには過去のわだかまりにかまっている時間などない。
もっと読む