シーズン6 (2009)
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エピソード 23
エピローグ
バーの銃撃から1カ月経過。脊髄を損傷して車椅子を使うようになったダニーは・・・
CSIのメンバーはバーで殉職したジェシカの追悼をしている時、銃撃事件に巻き込まれてしまう。それからほぼ1カ月が経過した。
ダニーは脊椎を損傷したために車椅子生活になっていた。
マックは、銃撃犯の手掛かりをまったく得ることができず、焦りを募らせていた。そんな中、情報ラインに匿名の女性から電話が入る。
彼女はダニーを指名してあるオフィスビルにくるように指示を出した。ダニーはマックに連絡し、一緒にオフィスビルへ向かいその女性に会うが、 彼女は目の前で射殺され犯人は逃走してしまう。
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手がかりを得られずに焦るマック。真相にたどり着けるかーー
バーでエンジェル追悼中に銃撃されてから一ヵ月後。ダニーは脊椎を損傷して車椅子を使用、ホークスは不眠症を紛らわすべく週末は救急医療班でボランティアを、ステラとアダムは一夜を共にし、フラックはバーでナンパして投げやりに、マックは銃撃犯の手掛かりを得られず焦っていた。そんな中「銃撃について話したい」と情報ラインに女性から電話が入る。ダニーはマックと共に相手の指定したビルの三十階に行くが、女性は詳しく話す前に何者かに射殺されてしまう。得られた情報は「弟のジェイクを含む三人が関わっている」ということだけで、女性の名前も分からず射殺犯はエレベーターで姿を消す。
犯人の足取りはつかめず、アダムはエレベーターを調べたが痕跡はなかった…
もっと読むコンパス・キラー
首吊り自殺を装った現場には遺書とアンティークコンパスが…。
エリス島の発電所廃墟で夜間管理人ダリオ・ゴンザレスの死体が発見される。胸には『すまない』と悔いる旨の遺書がピンで留められ、一見、首吊り自殺に見えたが索状痕やその他の証拠から他殺と判明する。死亡推定時刻は午前三時だが、ゴンザレスの妻が午前八時に携帯に電話した時に出た者がおり、泣いていたようだったと言う。やがて見つかったゴンザレスの携帯には犯人のものと思われる涙が付着していた。遺体のポケットには十九世紀の古いコンパスが入っており、針は南を指すよう固定されていた。コンパスの裏に刻まれた文字を読み取ると、イニシャル『C・E』の人物が愛する者へ誕生日プレゼントとして贈ったものだと分かる。表記の省略の仕方から刻まれたのは現代と見られた…。
もっと読む幻の女
自首した犯人のナイフから凶悪事件に関わっていたDNAが検出される…
デボラ・カーターは、浮気した夫を刺殺したと自首する。マンションの自宅に行くと供述通り夫のケヴィンが死んでいた。デボラは出張から戻った夫を好物のディナーで迎えたが上着のポケットに女から贈られた指輪を見つけ、許せずに何度も刺したと言う。現場には料理が散らばり、状況は供述と一致するが、凶器のナイフやケヴィンがかじったパンから別の女のDNAが検出され、マックたちはデボラが誰かを庇ってるのではないかと疑う。
ケヴィンは胃の内容物から見て食後十五分程度で死んでいたが、現場の料理をチェックしたヘイレンはディナーは手つかずだった…。
もっと読む傷
記憶のない女、ベッドには紙幣の山…刺殺された男との関係は?
ホテルのフロントに助けを求めに来た女性が意識を失う。彼女の名はブルック・ホルワース、頭を鈍器で殴られていた。血痕をたどってスイートルームまで行くと、宿泊客のジェシー・ルイスが腹部を撃たれて死んでいた。部屋にはシャンパンのボトルやグラス以外にスキーマスクが落ちており、強盗かと思われたがベッドには紙幣の山が残されていた。
検視の結果、ジェシーは手や首に無数の損傷の跡がありストリートダンサーだったことが分かる。ダンスの技で身体に負担がかかり、あちこち傷めたのだ。銃創からは金属の粉末が見つかるが貫通してないのに体内に弾はなかった…。
もっと読むつまずき
ホークスのささいな見逃しからある事件が…
夜、路上で血まみれの毒殺死体が発見される。身元はベンチャー企業ケンジントン・ソフトウェアのCEOマーティン・スタフォード。死体を見てホークスの顔色が変わった。実はその日の夕方、彼はセントラル・パークで救急医療班のボランティアとしてスタフォードを診察していたのだ。通報してきた連れの女性が本人のめまいと吐き気の症状をホークスに伝えたが、酒の匂いからただの酔っ払いカップルと判断して放置したという。
なぜか内ももにひと筋のリングイネ・パスタが張り付いていた。さらに奇妙なことにパスタの表面には被害者ではない複数の男女の指紋や毛髪がついていて…。
もっと読むCSIトリロジー「CSI:NY」編
マイアミ・NY・ベガス三部作の第二話!
二七八号線を走る大型トラックが乗用車と衝突、乗用車のドライバーは死亡。大型トラックのドラム缶から女性の死体が見つかるが、運転手は姿を消していた。大型トラックを調べると寝台スペースに誰かが監禁されていたことが分かる。ハンドルに付いていた指紋からトラックの運転手は強盗の前科があるケイシー・スティールと判明、ケイシーが事故現場を通りかかったジョセフ・ウィンストンに発砲して車や携帯電話を奪い、逃走したことも分かってくる。一命をとりとめたウィンストンは、ケイシーが若い女性を連れて逃げたと言う。車内で見つかったボトルの指紋や尿から、ケイシーが連れていたのは五日前にマイアミで捜索願が出されていたマデリン・ブリッグスで、妊娠中であることが判明する…。
もっと読むマンハッタンヘンジ
コンパス・キラーを追うマックたちが捕まえたフードの男は…
フラッシング・メドーズで姿を消したホリス・エクハートの捜索が続けられ、赤外線カメラによってマンホールから下水道トンネルに潜ったらしいと分かる。トンネルに入ったマックとフラックは地下の家にたどりつくが、赤外線カメラがとらえた熱源は発電機のものでホリスの姿はなかった。ホリスは万博のパビリオンだった地下シェルターを隠れ家にしていたのだ。地下の家を調べる一方でトンネルを捜索するとフードの男を発見、跡を追うが地上に逃げられてしまう。NYPDの防犯カメラを駆使して監視の目を強化、ダニーとフラックの連携プレーで男を捕らえたが…。
もっと読むデスハウス
通報で駆けつけた家には、ミイラ化した死体が見つかった…
911に助けを求める通報があり、フラックたちはペントハウスに駆けつける。そこには男の死体があったが既にミイラになっていた。死亡時期はミイラの義歯の特徴と歯茎の状況から一九二三年頃と推定され、十一の刺創から殺害されたことが分かる。ミイラはペントハウスの所有者サム・ハーディングかと思われたが、ハーディングは三十年前に亡くなり埋葬されていた。ダニーは復顔像と失踪人データベースから、ミイラが一九二三年に失踪したウォルター・ジョーンズだと突き止める。発明家だったハーディングが特許侵害でジョーンズを訴えて負けていたことも分かり、八十六年前の殺人事件はハーディングが犯人ということで解決するが、この家にはまだ謎が残されており…
もっと読むセカンド・チャンス
ひき逃げされた遺体は、ステラの顔見知りのホームレスだったがーー
路地裏で男性死体が発見された。被害者の名はジェームズ・マニング、ドラッグ歴あり、死因はクラッシュ症候群。ヘロインを打たれて失神したまま地面に横たえられ、車でひき殺されたらしい。ステラは遺体の特徴から、数年前街角で度々彼を見かけたことを思い出す。当時彼はホームレスだったが、遺体は身なりも良くまるで別人のようだ。唯一の近親者であるフィアンセのグレース・チャンドラーが呼ばれ、モルグで本人と確認した。彼女はボランティアで複数のホームレス支援団体やクィーン・オブ・マーシー病院の薬物中毒カウンセリングに携わっており、出会った頃のジェームズは確かに薬物中毒のホームレスだったが、自分が立ち直らせ、この2年は完全にドラッグを絶っていたというが…。
もっと読む捏造
担当検事補の不正を暴け!
十八才のクリスティーン・レイノルズを刺殺したアントニオ・レイエスの罪状認否が行われるが、ステラは法廷に乗り込んで証拠に問題ありと発言し、レイエスは保釈金を払って釈放される。
レイエスにはクリスティーンの恋人の借金取り立てという動機があり、現場から去る所を隣人のカレンに目撃されていた。レイエスが犯人なのは確かだが、担当検事補のクレイグ・ハンセンの証拠捏造が発覚、判事に報告してクレイグを逮捕せざるを得なかったのだ。クレイグは自宅の寝室で見慣れぬライターを見つけ、妻の浮気相手を知るために犯罪現場にライターを置いたのだった…。
もっと読むファウル・プレイ
事故か殺人か?チーム内の不穏な空気ーー
ランジェリー・フットボールのNYチームの先発クォーターバック、クリスティン・メルヴォイが、ロッカールームのバスタブで死体となって見つかる。死亡時刻は朝七時から九時、検視の結果、死因はアナフィラキシーショックによる呼吸不全だと分かる。シドはクリスティンの死に責任を感じていた。実はNYチームのプレイヤーだったナタリー・ボールドウィンが半年前にミシガンで死亡しており、心臓発作ということで解剖せずに埋葬されていたが、突然死を疑うNY在住の母親から相談を受けていたのだ。シドは検視報告を調べたが特に不審な点はなく、ただ母親を慰めただけだった。シドはその時点で追及していれば今回の死を防げたのではと気に病むが、マックはシドに責任はないと慰めるが…。
もっと読む血族
ヴァンパイアは実在する!?雪のセントラルパークの奇妙な死体
雪のニューヨーク。セントラルパークで若い女性の死体が見つかる。首に小さな刺創があり耳の一部が食いちぎられて、そばにカメラが落ちていた。首を突き刺されて失血死したと分かるが、小さな傷の形状は独特で凶器の見当はつかず、傷口には血の粒が付着、手首には妙な傷跡があった。カメラの写真が手掛かりとなって、被害者は公園近くに住むイギリス人のエステル・クリステンセンと判明する。ドアマンは、エステルは夕暮れ時に公園に撮影に行くのが日課で普段はボーイフレンドのキースが付き添っていたが、昨日は独りで公園に行ったと言う。また、年配の男が時々深夜に訪ねて来ていたらしい。傷口の粒状の血からは複数の男性と女性のDNAが検出され、その中の一人タトゥー彫り師のビリーが疑われるが…。
もっと読む殺しのフォーミュラ
敵の多いカリスマ・レーサがサーキット内で爆死。犯人は誰だ!
フォーミュラカー・レース、ニューヨーク400の開幕に先立つエキシビション・ランで、ライバル、ライザ・グレイとデッドヒートを繰り広げていたレース界のカリスマ、ダビ・サントスのマシンが突然爆発炎上。サントスは救急搬送されたが大事故だけに命が危ぶまれる。
CSIは大破したマシンのパーツをすべて回収し、さっそく調査を開始。まず謎の黄色いワイヤーが1本見つかった。また燃料パイプを緩めた工具の痕がナットに残っており、爆発はガソリン漏れによるものだと判明。では発火源は何か?仕組んだのは誰なのか?
もっと読む悲劇の確率
4人の男女の惨殺死体が見つかる…
上半身裸で血まみれの若者が斧を振り回して拘束される。若者の名はジェームズ・ロバーツ、物理を学ぶ大学生だった。ジェームズは薬物の影響下にありホテルの部屋のキーを持っていたが、その部屋では男二人と女二人が血まみれで死んでいた。廊下に設置された消防斧がなくなっており、ジェームズが持っていた斧が凶器と分かる。男の被害者はジェームズの親友のマークとダニエルで二人からLSDが検出される。女の方は薬物所持で逮捕歴のあるレイシーとジャッキーと判明するが、LSDは検出されない。ジェームズのガールフレンドのサラは、マークたちがジェームズの二十一才の誕生日を祝うためにホテルに連れて行ったと言い、真面目なジェームズが薬物に手を出すなどあり得ないと話す…。
もっと読む欲望のゴールド
倉庫で二人の男の死体。床から純金の痕跡が見つかるが…
セント・パトリック・デーの前に匿名の通報があり、倉庫で二人の男性の死体が見つかる。一人は頭を撃たれており所持品からマイケル・ペイリーと判明、ブログの記者だと分かる。だが、撲殺されたもう一人の身元は分からない。現場には四組の靴跡があり、死体脇の床の衝撃痕から純金の痕跡が見つかる。他に、四葉のクローバー、液体入りの容器、スプーン、導線付き電池なども残されていた。現場検証で銃がタンクの下に滑り込んだことが分かるが、銃は何者かに持ち去られていた。
身元不明の被害者はペイリーの相棒のキャム・ヴァンデマンではないかと思われたが、復元された顔は別人だった。リンジーは被害者のシャツの染みを調べ、それが藍藻であることを突き止める…。
もっと読むマリーナよ安らかに眠れ
若い女性が腹部を撃ち自殺。しかしステラは自殺ではないと反論する。
腹部に銃弾を受けた若い女性マリーナ・ガリート23歳の死体がモルグに運ばれ、シドは自殺と結論づけるがステラはこれに真っ向から異を唱える。実はこの3年間、毎週月曜定刻にマリーナはステラに電話してきていた。15年前、8歳の時に起きた双子の弟ルークの失踪事件に関する相談だ。真相を確かめるまでは決してあきらめないという強い信念が感じられたという。
自殺説を覆したのはマリーナの衣類をラボへ届けに来たERの女医オーブリー・ハンターの発言。病院に到着時すでに死亡していたマリーナの左手は何かを握りしめるような形に硬直していたという。これを抵抗の証と判断したマックは捜査の再開を決定する。
もっと読む埋もれた英雄
コンクリートから出血。生き埋めの男は誰?
工事現場の作業員たちがスト破りで対立する騒ぎの中、コンクリートの下から血が噴き出して男の死体が見つかる。工事関係者に行方不明者はいず、男の身元は分からない。死因はコンクリートの塊による窒息だった。生き埋めにされたのだ。死体の爪からマリファナの痕跡が見つかるが、そのマリファナは治療センターでコルビー・ジェンキンスに処方された医療大麻だった。コルビーは死体の写真を見てグラディエーターだと言う。本名は分からないが男はそう呼ばれていたらしい。コンクリートからようやく取り出された死体はグラディエーターの扮装をしており、手にはボクサーに特有のケガが見られた。男は『ジョー・ザ・グラディエーター・カーセッジ』と呼ばれたアマチュア・ボクサーだと判明する。
もっと読む放課後の銃声
兄弟が引き起こした哀しい嘘
マックとオーブリーがランチを共にしている最中、付近で発砲事件が発生。駆けつけると十四、五歳の少年が腹部を撃たれて路上に倒れ、傍らに弟が泣きながらたたずんでいた。兄のニッキーは救急搬送されるが意識不明の重体、弟のサムはフラックが事情を聞くために署へ連れて行く。サムの話によれば兄弟は数カ月前父親を癌で亡くし母親と3人暮らし。学校帰りに悪者が現れてニッキーを撃ち、父の形見のロレックスを奪って逃げたという。病院に駆けつけた母親は狼狽するばかりで何も心当たりは無さそうだ。
現場の路地には大通りへと続くニッキーの血痕、そして逆方向へと続く別の血痕が残っていた。その後これは血ではなく赤い染料だと分かる。またゴミ箱から銃が見つかるが、ニッキーの腹部を貫通したはずの銃弾はどこにも無かった。
もっと読む覗き見
自宅療養中のマックが向かいのアパートを覗いていると…
マックは容疑者を追って肋骨を折り、自宅療養を余儀なくされる。一日中家にいるマックは自宅アパートの窓から向かいのアパートの住人を観察する。するとある部屋で男二人が何かの容器と札束をやり取りしていた。その日の昼、リンジーやホークスはレストランのトイレで死んでいた身元不明の男を調べる。割れた鏡に血痕と皮膚片があり、ケンカで殺されたように見えたが外傷も体内の損傷もなかった。男は汗をかいており鼻血と失禁、手に湿疹のような跡が見られたが死因は分からない。血痕から鏡を割った男が特定されるが、事件とは無関係だった…。
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隠されたメッセージを解け!
フラックは警官のニックと共にシェーン・ケイシーを追跡して捕まえる。地方検事と市警本部長はシェーンの逮捕を誇示するために検事局の一室に彼を拘束するが、シェーンは見張りの巡査を殺害して逃走する。マックたちはシェーンを確保すべく捜査を開始、シェーンが今回の逮捕前に目撃されたバーに行くと、壁に留められた紙幣の一枚にドクロとシェーンの囚人番号が描かれていた。そのドクロ紙幣を調べると『多数から一つ』とあるべきラテン語の語句が『一つから多数』と逆になっていた。また通し番号が意味不明の記号になっていて、その記号をキーボードのキーに当てはめて解読した結果、星条旗とドルマークを表していることが判明する。
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