シーズン1 (2004)
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エピソード 23
まばたき
ニューヨーク、リバー・カフェ地区ブルックリン・ハイツの草むらで20代後半の白人女性の死体が発見された。
CSI捜査班は、死体の状況から、どこか別の場所で殺害されてこの場所に捨てられたものと断定した。そして死体は検死解剖ラボに回された。
ラボからの報告は、脳卒中による死亡で死後4日経っているとのことだった。
警察の行方不明者ファイルを調べると、死亡した女性はリーアン・グッドマンという人妻であることが判明した。
時を同じくして、もう一体の女性の死体がゴミ運搬用のはしけで発見された。その死体はモスクワからの留学生ゾーヤ・パヴロヴァだった。
死体の状況から連続猟奇殺人の疑いが濃厚となった。
捜査を進めると不審な一軒家が浮上。連続猟奇殺人はまだ続いてしまうのか?そして謎の一軒家との関わりは?一体――。
もっと読むアメリカン・ドリーマーズ
タイムズ・スクエアNY観光ツアー中のバス車内でガイコツが見つかった。
そのガイコツにはTシャツや帽子がかぶされており、誰かの悪いイタズラかと思われたが、作り物ではなく本物の人骨であることが判明し本格的捜査が始まった。
骨に残されたわずかな指紋から、イタズラを仕掛けたのはバスターミナルの売店勤務の男と判明した。しかし、殺害したのはこの男ではないようだ・・・。
鑑識の結果、その人骨は10数年以上も前に死亡した10代後半の男性で、やはり殺害されて命を落とした人物であることが分かった。
事件がセンセーショナルに新聞やテレビで報道された結果、「自分の息子なのでは?!」とNY市警に名乗り出た夫婦が現れた。
都会の闇、社会の現実・・・真相は思わぬ展開で明らかにされる!
もっと読む三世代で終わりに・・・
NY商品取引所で爆弾騒ぎが起こるが結局爆弾は見つからず、残されたブリーフケースの持ち主である仲買人サットンが行方不明になっていることが判明する。警察はサットンが誘拐された可能性もあるとみて捜査が始まった。
残された資料から、彼は同じ仲買人ローソンの不正取引を調べていたことがわかり、さらに調べるとサットンはチャールズという人物に言われるがまま動いていたようだった。
もっと読む母の闇
スタイヴェサント・タウンで女性の他殺体が発見される。
死体を発見したのは近くでバスケットをしていた若者たちで、なんとその死体の傍らでは血まみれの女性が、死体のざっくり割れた胸の傷口に手を突っ込んで心臓をつかもうとしていた・・・。
被害者の女性はマンションに住む主婦レイチェル・カムデン。
そして、彼女の胸に手を突っ込んでいた女は同じマンションで一人暮らしをしているオフィリア・ディキアリア。
レイチェルの死因となった凶器は木の杭で、彼女の心臓の奥まで一気に突き抜けていた。V
しかし、オフィリアから事情聴取すると「全く面識がない」と言い、事件の記憶も一切ないと・・・では、一体なぜオフィリアは見知らぬレイチェルの胸の中に手を突っ込んでいたのか??
もっと読むタングルウッド・ボーイ
ニューヨーク、雪のコートランド・パークの園内で若者の撲殺死体が発見された。
若者の名前はポール・モンテナッシ、白人で26歳の青年だ。ポールは全身を鈍器で強打されていた。
ポールの顔面には、彼以外の何者かの血が付いていたことから事件はさらに広がっていく・・・。
もっと読む死が二人を分かつまで
ニューヨークのホテルで結婚式が行われていたが、結婚式の主役である花嫁が突然倒れ急死してしまった。検死の結果、着ていたウェディング・ドレスに染み込んだホルムアルデヒドによる壊死が死因であることが判明。
さらには、ニューヨーク市内の通りでタクシーを止めようとした男性が、先の花嫁と同じ死因で急死した。この2人の被害者たちの共通点は、死んだときに着ていた服を同じリサイクルショップで購入していた点だった・・・。
もっと読む狙われた委員会
ニューヨーク センチュロンビル65階のスカイラウンジで、ダヴ委員会会員の慰労パーティーが催されていた。
“ダヴ委員会”とは、ニューヨーク市警察内部の不正や汚職などの腐敗を暴くべく、検事や判事などの法曹界有志たちで組織されている機関。
調査結果のレポート発表を翌日に控え、前祝いとして乾杯をしている最中に突然の銃撃を受けた。
銃弾に倒れた人物は、ダヴ委員会の主席調査官、ダン・スタンウィック。そして、一緒にダンスを踊っていた女性も巻き添えを食って死亡した。
レポート発表を前に、委員長スタンウィックの死を願った腐敗警官の内部犯行では?とにらんだ捜査班は、ダヴ・レポートにリストアップされた人物たちを調べ始めた。
そして、頻繁に名前が挙がっている、ある分署長に行き当たるが・・・。
もっと読む罪の重さ
大量の洗濯物が集まってくるクリーニング工場で、女性の死体が見つかった。女性は若く美人で、マニキュアと高価な下着を身に着け、超高級ホテルのシーツに血だらけで包まれて発見された。
捜査班は、女性の胃に残されていた高級キャビアとシーツを手がかりに、犯行現場がダンズモア・ホテルの特別室であると推定した。
その部屋に滞在している人物の名は、ロバート・コスタ。彼は大西洋に浮かぶ小さな島国テスカラの貿易代表で、今回は通商代表団の団長としてNYに滞在している。
実はコスタは10年前、コロンビア大学在学中に女子学生強姦殺人容疑で起訴されていたが、テスカラ大使館の政治力と寮仲間の証言によって罪を免れた・・・という過去の持ち主だったのだ。
もっと読む需要と供給
ニューヨーク ウエストヴィレッジ。
学生専用のアパートの一室で、チェルシー大学に通う男子学生のウィル・ノーヴィックが、ひどく暴力を受けたうえ銃で撃たれて死亡していた。そして部屋はめちゃくちゃに荒らされていた・・・。
ウィルはアパートの部屋を女子学生のジョーダン・ベンソンとルームシェアしていたが、ルームメイトのジョーダンの姿は消えていた。
ウィルの部屋からは“チャイナ・ホワイト”と呼ばれる純度90パーセントのヘロインが見つかったため、捜査班たちは、ウィルがドラッグの売人で麻薬がらみの事件と見て捜査を始める。
捜査班は、現場アパート近くの路地裏で、ジョーダンのバッグと血だらけの男を捕えた。
どうやらこの男は事件の真相を知っているらしい。
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