カジノのディーラー、リタから兄を探して欲しいという依頼を受け、マイケルはラスベガスに向かう。マイケルは、そこで、彼女の恋人であり、自分と瓜二つの顔を持つガースの存在を知る。その頃、デボンは、ナイト財団の創始者、ウィルトンの離婚した妻の自宅に招かれていた。その会食中に、デボンは、アフリカの強力自白剤オルータを飲まされ、ナイト2000の分子構造式を妻に漏らしてしまう。

「囚人マッコードを釈放しろ。さもないと市の中心部で強力爆弾を爆発させる」そんな脅迫状が州政府に舞い込む。しかし肝心のマッコードは仮釈放許可を蹴り、刑務所から出ようとしない。困った政府はナイト財団に依頼、囚人に変装したマイケルが、無理やりマッコードを脱走させる。

デボンのかつての恋人アメリアの一人娘から、行方不明になった母を捜してくれという依頼を受けたマイケル。アメリアの家で、私物を調べたマイケルは、アメリアが軍の払い下げ武器倉庫を探っていたことを知り、秘かに倉庫に侵入。最新鋭のミサイルと攻撃ヘリを発見する。

デボンのもとに匿名の電話が入った。スクラップ業者ガストナーの罪状を告発するもので、証拠の品を渡すから受け取りに来いという。約束の場所に赴いたマイケルだったが、一人の若者がナイト2000に近づいたとたん、何者かに撃たれ倒れる。

ナイト2000の水陸両用化テストのため海岸にきたマイケルは、ダイバーが倒れているのを発見する。男は海岸で姉とレストランを経営している青年で、重度の潜水病にかかっていた。しかもそのレギュレーター･ホースに刃物で切られた跡があり、潜水具に古い金貨が挟まっていた。マイケルは調査に乗り出す。

警戒厳重な金庫から高価な宝石が盗まれる事件が続発。しかし、被害者たちはなぜか警察に被害届を出さず、盗難の事実も認めない。犯行はかつて怪盗キャットと呼ばれた名人の手口とそっくりで、被害者が揃って不法に富を蓄えた悪人であった。

昔の上官の愛車“ペニングトン”を借り受け、ご機嫌にドライブ中のデボン。ブロンド美人に追突された上、車を乗り逃げされてしまう。ここ数ヶ月、往年の名車の盗難事件が相次いでおり、しかも事件は自動車ショーの開催される場所を中心に起きているとわかった。カーマニアに扮してショーの会場に潜り込んだマイケルだったが...。

道路傍で故障中の車とともに困っている女性を見かけたマイケル。彼女を助け故障を直してやる。喜んだ彼女は、マイケルを豪邸に誘うが、そこでマイケルは意識を失う。そして気がついた時、キットは消え、女の姿もなかった。

宇宙計画に欠かせない貴重な合金を強奪した過激派のリーダーを追って廃棄されたダムに向かったマイケル。手榴弾を投げられ、目覚めた時は病院のベッドの中。しかもマイケル･ナイトとしての記憶をすっかり失い、2年前、まだ刑事だった頃のマイケル･ロングに戻っていた。

マイケルはクリスマスパーティーに行く途中、ジプシーの少年と出会う。実はその少年は、銀行強盗から命を狙われていた!

財団本部を訪れた探険家チャーリーが、何者かに殺され、宝の地図を盗まれた。宝のありかを解く鍵は、盗まれた地図と、チャーリーが娘キャサリンに与えたロケットにあると知ったデボン。キャサリンの身に危険が及ぶと察し、マイケルを彼女の通う学校へ急行させる。

売れっ子モデルのレイチェルが死に、そのルームメイトが財団に捜査を依頼してきた。レイチェルの死はく殺人だという。捜査に乗り出したマイケルは、モデルプロの社長とその右腕に接触を開始する。

デボンの昔の女友達の住む町で、週末ごとに押込強盗が発生。マイケルが現地へ。。警察はまったく手がかりを掴めていないが、週末ごとに郊外で街道レースを展開する若者たちのグループに疑いの目が向けられているという。

エイプリルの姉の娘で10才になるベッキーが、再生不良性血液の病気で入院。48時間以内に組織の適合するドナーの骨髄を移植しないと危険な状態となった。コンピュータがピックアップした適合者フリオを迎えに、マイケルは彼の住む町に急行する。ところが、フリオはストリートギャングのリーダーで、対立するギャングたちと争い、その際、敵のリーダーを銃で撃ったとされて潜伏中であった。

ナイト財団に一通の手紙が届いた、モトクロス･レースで去年殺人が行われ、今年も繰り返される恐れがあるという。早速マイケルが派遣され調査開始。結果、去年のレースで転倒し、大事故の原因にもなったケリー、その姉で修理工のサブリナ、マスコミの受け抜群のリー、サブリナに迫る男ウェイドの4人が浮かび上がってきた。

マイケルとの闘いに敗れ、再び刑務所に収容されたガース。やがて、刑務所の壁を突き破り現れたのは、あのゴライアスだった。ガースは、ガードと因人達の騒動をよそに、ゴライアスに乗り込み、刑務所から脱走を図る。

ナイト財団にジーナという女性が訴えてきた。彼女は玩具のデザイナーで自分のデザインを玩具メーカーに盗用されたという。ジーナと共に玩具工場にでかけたマイケルだったが、工場の前で何者かに狙撃される。再度の襲撃でジーナに疑いを抱いたマイケル。彼女を問い詰め、事件の真相が明らかになっていく。

マイケルとキットは、連邦検事殺人事件の調査を依頼される。彼はメキシコとの国境付近で殺されたのだった。

バンドのボーカルとして活躍中の女性が、ナイト財団に助けを求めてきた。彼女の恋人でバンドのリーダー、グレッグが麻薬の打ち過ぎで死んだが、その死は殺人だという。マイケルは、犯人はバンド関係者と見て、自ら歌手としてバンドのマネージャーに売り込み、グレッグの後釜の男性ボーカルに納まる。

建設用の車両が盗まれ、闇で横流しされる事件が続発。建設業者のサンダーソンがナイト財団に救いを求めてきた。マイケルが調査開始。犯人グループはサンダーソンの会社の内部事情に精通しており、楽々と車両強奪をしている事実を突き止める。