若き探偵マイケル・ロングが銃弾に倒れ、マイケル・ナイトとして復活。スーパーカー「ナイト2000」に搭載される人工知能KITTが誕生するまでを描くストーリーの前編。

とある基地の弾薬倉庫に一人の男が侵入した。警備兵に見つかった男は、ジープで逃走するが、軍のジープが男を追いつめる。そんな中マイケルは、立ち往生している車を見つける。車の中の女性は、ロビン･ラッド中尉。ドイツからエンゲル･ハート陸軍基地に戻る途中だった。マイケルは、ロビンに付き添い、彼女の父親であるアーネスト･ラッド大佐のいるオフィスを訪れた。しかしロビンは、ダアーネストの死を告げられる。

久々の休暇にロッククライミングの名所へ出かけたマイケル。そこにバイクギャング･スコーピオンズが現れ、町に不穏な空気が流れる。マイケルは雑貨店の美人店主にちょっかいをかけようとしたギャングの1人を叩きのめすが、ことなかれ主義のシェリフは、マイケルを逮捕して留置場にぶち込んでしまう。

18年間車のスタントショーを続けているサミー一家。その家の抵当権を手に入れたブローカーは殺人も辞さない悪党だ。スタントショーを潰すためサミーの車に工作し、サミーは負傷。経営の危機に陥ったスタントショーを、ドライバーとして入り込んだマイケルが救う。

州上院議員のマギーは、自然保護の立場から発電所建設議案に反対し、そのため建設推進派から脅迫を受け、命を狙われていた。マイケルは、マギーの身辺警護を命じられる。

貯水場の水を巡って牧場間の争いが勃発。ナイト財団が協力した牧場は裁判に勝って水利権を得るが、敵の牧場主はダムを爆破し不当に水を奪おうとする。。エスカレートしていく敵の工作をかいくぐるナイト2000。しかしとうとうダムの水門が破壊された…。

ある新聞記者から気になる手紙をもらったデボン。彼と会おうと町へ向かう道中、悪徳警官にいちゃもんをつけられ、賄賂を拒否したデボンは逮捕され留置場へ。そこで同室になったのがくだんの新聞記者。しかし、話をする間もあらばこそ、彼は警官の手でどこかへ運ばれ、デボンも本署のある町へ移されてしまう。

2人の男が金を目当てにナイト工業博物館に忍び込んだ。実験室の扉の鍵をこじ開け、中を覗き込んだ二人は、そこで、不気味な轟音と赤い光をなびかせながら、向かってくる黒い物体と遭遇する...。チェックを依頼されたどり着いたマイケル。実験室から不気味な轟音が鳴り響き、一台の車が襲い掛かってきた。

退役陸軍大佐キンケードの組織する大型強盗団が、その道のプロを集めているという情報が入った。その1人、ロドライバーのデューガンに成りすましたマイケルは、大佐の秘密訓練基地に潜入する。

殺人容疑で裁判にかけられようとしている女友達のアリバイを証明できる唯一の男、マーティを捜すマイケル。やがてとある港町の倉庫会社で、経理担当として働いているマーティを見つけるが、その会社のボスは盗品の横流しで儲けており、その裏帳簿をマーティに作成させていた。

テロ禁止条約を結ぼうとする三国の首脳会談。しかし護衛隊の中に暗殺者が潜んでいるという情報が。マイケルは護衛隊の訓練所に潜入し、暗殺者を発見した…と思われたが、それは罠だった...。

海辺の別荘でマイケルにかくまわれる美女。彼女は新たに民主化した某国大統領の娘だった。大統領は暗殺者に命を狙われていた。大統領は暗殺者に命を狙われていた。マイケルは暗殺計画の黒幕の出席するパーティに潜入するが、そこで出会ったある娘が黒幕たちに拉致される。マイケルは2人の美女と大統領を守れるのか?

メキシコのマフィアの抗争が勃発。一派は神父を代表とする穏健派で、もう一派はアメリカの銃を中米に流す武器商人。最も危険といわれるアサルトライフルの流出を防ぐため、マイケルは銃を買うと持ち掛けて彼らに近付く。そんな中、連絡役の女が裏切り、金を持って逃走し...。

石油に替わる未来エネルギーを模索するレース2000。そのレースに妨害工作があるということで、主催者の依頼を受けたデボンは、マイケルにレースへの出場を命じた。レースにはアメリカは当然のこと、日、独、アラブからの多彩なメンバーが出場、各々独自のエネルギー源を使用しての白熱したレースが展開される。しかし妨害工作が続出、ついに死者がでてしまう。

プレイボーイの出版王ロイスが殺された。彼は調査中の情報、暗号名トパーズをコンピュータに記録していたが、そのアクセスコードは死んだ彼以外誰も知らない。しかも、ロイスと共に働いていた私立探偵も殺された。ロイスの娘ローレンと共ラスベガスに飛んだマイケルだが、ローレンが何者かに誘拐されてしまう。

偽札ブローカーを追うマイケル。犯人が逃げ込んだのは「最も犯罪が少ない町」としてデボンが表彰したところだった。実はこの町唯一の出版社は元CIAの男が買い取っており、仕事で手にした偽札の原版をここに持ち込んで印刷していた…!

ヘリオス会という世界的な知識人のメンバーズ･クラブの会員にボニーが選ばれた。そのパーティに出かけたデボン、マイケル、ボニー。しかしヘリオス会では続けて3人の会員が変死を遂げていた。マイケルは、会そのものに不審な点を感じ始める。

ある弁護士事務所で働く女性。実は彼女はかつて、名前と顔を失う前のマイケルが結婚を誓った女性だった。彼女を雇う弁護士は悪党で、不正な裁判で裏金を作り、何も知らない彼女に運搬させていた。命が狙われた彼女を守ろうとするマイケル。しかし彼は死んだ事になっており、正体が明かせない。

走行中のトラックを襲い、荷台ごと奪う強盗が頻発。襲われるのは個人トラック組合のメンバーばかり。組合を設立した人物は亡くなり、残された兄妹は必死に組合を守ろうとしている中で、マイケルの捜査が始まった。

【シーズン1 最終話】マイケルはヒッチハイクをしていた女性ニコルを車に乗せる。彼女は富豪の娘だが父とは折り合いが悪く、別れた夫に娘をさらわれ、引き換えに彼の弱みである帳簿データを渡すよう要求されていた。マイケルはニコルと泊まった宿で襲撃され、反撃して敵を倒すがニコルは逃走。彼女に正当防衛を証言してもらわなければ殺人罪に問われてしまうことに。