ちゅらさん2 (2003)
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エピソード 6
ハイタイ!恵理、元気です
恵里は故郷の小浜島(こはまじま)で夫の文也と「島の保健室」を開き、息子の和也を育てながら幸せに暮らしています。文也は島での医療を続けるため、東京で地域医療を学びたいと考えていました。恵里は弟の嫁・祥子に呼ばれ、和也を連れて古波蔵(こはぐら)家を訪ねます。そこで恵里・母の勝子・祥子・おばぁの「女組」と父・恵文と弟・恵達の「男組」の意見が対立。勝子は、恵里と祥子、和也とともに東京へ行くと宣言します。
もっと読む対決!男(いきが)対女(いなぐ)
東京に出た恵里・勝子・祥子の女組を迎えた一風館では、女同士のおしゃべりが盛り上がります。恵文と恵達の男組は、小浜島(こはまじま)の文也の元に押しかけ、ビーチパーティーに興じていました。恵理は、かつて勤務していた病院を訪ね、訪問看護に同行。何かに打たれたように感激します。男組とおばぁも東京にやってきて、古波蔵(こはぐら)家の全員がそろった一風館に、兄の恵尚が新商品のスポンサーを連れて戻ってきました。
もっと読む兄い兄いの涙(なだ)
自分の連れてきたスポンサー・新城たけしが実の父だと勝子に打ち明けられて、恵尚は衝撃を受けます。恵文は、恵尚と妻・奈々子、恵里、恵達を連れて、改めて新城に会いに行きます。小浜島(こはまじま)に戻った恵里は、訪問看護を東京で学びたいと文也に告げます。文也も東京で地域医療を学ぶつもりだったと賛成。「必ず帰ってくる」という思いを胸に、恵里と文也、和也は、島の人々に見送られながら小浜島を後にするのでした。
もっと読むそれぞれの出立(んじたち)
東京で再就職した恵里は訪問看護師として、心臓を病む紺野真知子の家に通うことになりました。訪問看護は家族の協力があってこそと信じる恵里は、自分が訪れると必ず外出してしまう真知子の夫・渉の行動が理解できません。恵里は思わず渉に「手伝わなくてもいいから、一緒に見守ってほしい」と言ってしまいます。数日後、真知子から病院の訪問看護科に、「恵里を自分の担当から替えてほしい」という電話がかかってきました。
もっと読む太陽(てぃだ)のように
訪問看護先の真知子から「担当を替えてほしい」と言われてショックを受ける恵里。それでも心を奮い立たせ明るく真知子の看護を続ける恵里を、文也は「恵里らしいやりかたで努力していけば、きっと心は通じるよ」と励まします。相変わらず渉を遠ざける真知子に疑問を抱く恵里に、「いくら夫婦でも、妻は夫の前では女でいたいものよ」と一風館の管理人・みづえの一言。ある日、真知子は恵里の前でこれまでにない表情を見せます。
もっと読むおばぁの祝宴(すーじ)
心が通じ合ったと思った矢先、真知子が亡くなります。悲しむ恵里に、真知子の夫・渉は「妻はあなたに会えて本当によかった。もし私も病気になったら、恵里さんにお願いしたい」と話し、恵里は真知子のことを一生忘れまいと決意します。ある日、おばぁからの招待状が古波蔵(こはぐら)家と一風館に届きます。みんなを集めた席で、おばぁは婚約を発表。おじぃのことも忘れないけど、これからは新しい恋に生きると語るのでした。
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