暴れん坊すぎて静岡の中学を追い出された石田国松は、家族4人で東京に越してきた野原で弟のアー坊や近所の子どもたちと遊ぶ国松は、成りゆきからハリス学園剣道部の横地とケンカになる。仲裁に入ったのは、同学園の新聞部部長でオチャラこと朝井葉子。彼女から園長への推薦によって、国松はハリス学園の生徒となることに。改めて横地との対決に臨んだ国松は、類まれなる運動神経を発揮して勝利。早くも周囲の注目を集めた。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

初登校の朝、国松は野球部の伊野たちに制裁を受けている部員メガネを救った。恩義を感じたメガネは、野球部主将の殿山を紹介。国松は、弁当食べ放題という条件で入部を快諾するが、さっそく投手をやりたがる始末。ところが球威は強烈ながらノーコンで使いものにならない。失意の彼を励ますオチャラとメガネ。すると、謎の男が現れて投球をコーチした。悪天候にも負けず練習を続ける国松の努力は実を結び、コントロールは上達した。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

ハリス学園と三和田学院の野球試合。三和田は卑劣にも、殿山にわざと死球を当てる。代打に出た国松は見事三塁打を放つが、三和田のいわれのないクレームに怒り、試合は乱闘状態に。その場は園長が鎮め、投手を務めることになる国松。相手のバント戦法からピンチに陥るものの、再び園長の叱咤で調子をとり戻す。そして国松は、謎の男が園長だったと知る。敬遠策をとる三和田に対し、国松は強引に場外ホームランを決めるのだった。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

対三和田戦での活躍で、国松は学園のヒーローとなる。一方、レギュラーの座を奪われた伊野は、国松に憎しみを燃やしていた。級友・横地の弁当を隠した伊野は、その罪を国松に着せる。さらに部室のロッカーから国松のユニフォームまで盗み出した。だが、国松の問題集を自分のものと間違えて提出してしまったことからメガネに疑われ、一同の前ですべての悪事が露見することに。泣いておびえる伊野に対し、国松のとった態度は……。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

国松とアー坊は、オヤツを盗んだ野良の子犬(チビ)と出会う。意地悪な男の子の飼う大きな犬ジョンにも勇敢に立ち向かうその姿に、国松は共感。家で飼おうと思うが、あまりの悪戯ぶりに父ちゃんが許さない。やむなくこっそり餌をやる国松。が、チビは父ちゃんの屋台商売を手伝い、その愛らしさで多くの客を集めた。国松とチビは、再び現れたいじめっ子と再戦、ボロボロになりつつも勝利する。晴れてチビは、石田家の家族となった。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

野原で遊ぶアー坊たちは、少年野球チーム・ゴリラーズに追い出される。国松が抗議するが、彼らは地主の杉野に同地を専用練習場とする許可を得ていた。国松の談判を受けた杉野は、ゴリラーズと国松の監督する野球チームとが試合をし、勝ったほうが優先的に野原を使えるという条件を出す。国松は町内の子どもやオチャラ、メガネを集めたチームを編成。即席チームが強豪ゴリラーズから得点できるはずはないが、試合は意外な方向に！?【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

下校中に近道をした国松は、墓参中の美少女に出会う。彼女は“山上空中サーカス”の花形スター・ちづるだった。だが彼女が所属するサーカスは町内にテントを張りつつも、経営難から団員が離散。興業が不可能になってしまう。サーカス芸人だった亡き両親を偲ぴ、あきらめきれないちづる。国松は彼女の力になるべく、団員に交渉。危険な空中ブランコによる勝負に臆さず挑む国松の姿は彼らの士気を呼び覚まし、興業は再開した。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

野球部に馴染んだ国松。殿山は彼の器量を試すべく、3日間の見習いキャプテンを言い渡した。調子に乗って部員をシゴきまくる国松だが、次第に部員の心は彼から離れていく。そんななか、三和田学院ともめごとを起こす国松。ケジメとして、殿山が黙って相手からの仕返しを受けた。その忍耐に、国松は己の至らなさを知る。野球部に迷惑がかからないよう退部届を書いた彼は、殿山を痛めつけた三和田の連中を叩きのめすのだった。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

国松は各運動部に自分を売り込む。横地が剣道部へ誘うが、国松は一蹴した。勧誘に失敗した横地は部上級生の制裁を受ける。その夜、怪しい一群が国松を闇討ちにした。彼はこれも剣道部の仕業と思い、翌日部に乗り込む。だが、国松が相手に残したはずの歯形は、部員の誰にもなかった。謝罪として剣道部の練習台になる国松。彼は主将・鬼塚の必殺の突きに失神するものの、わずかに急所をかわす。岩波先生は底知れぬ可能性を見た。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

大番長を刺激した国松は、学園中から避けられる。皆、巻きぞえをくうのが恐いのだ。やがて手下を従えた大番長が国松に決闘を申し込んだ。時は今夜、場所は富士見ヶ原。大番長の実力を認めた国松は、入念に作戦を練って闘いに赴く。強風のなかで両者の決闘は開始。事態を案じたオチャラとメガネが医者のポンコツ先生とともに現場に向かう。明け方まで続いた激戦は、国松の勝利に終わる。だが、大番長の表情もまた爽やかだった。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

大番長と国松の決闘が職員会議で問題になった。退学寸前の国松を、岩波先生は自分の剣道部に入れて面倒をみると申し出る。その心に打たれた国松は入部するが、他の部員は反発。国松は新入部員の修業として稽古抜きの雑用を命じられる。くさりかける国松だが、横地の友情に支えられぐっとこらえた。翌朝、早起きしてすべての雑用を済ませ、先輩たちを相手に剣道の稽古を行う国松。鬼塚や岩波、オチャラはそのパワーに感嘆した。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

近所の女の子メメちゃんが、国松に剣道を習いに来た。聞けば隣町のいじめっ子・ヒロシをやっつけたいと言うのだ。メメちゃんたちだけでなく、国松にまで襲いかかるヒロシ。彼がひねくれてしまった原因は、ただ1人の家族である父が北海道に出稼ぎに行ったまま音信もない寂しさだった。事情を知った国松はヒロシの暮らすなめくじ長屋に乗り込み、その面倒を見る。次第に国松に心を開くヒロシ。そこに、懐かしい顔が現れた……。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

千葉で剣道部の合宿が始まった。参加するのは精鋭の10人のみだが、補欠として国松も同行を許される。まともな稽古を願う国松だが、岩波先生と合宿所のおたね婆さんは彼に大量の雑用を命じる。ふてくされる国松。岩波先生はおたねに、国松をスキのない男にきたえてほしいと依頼した。おたねは武術の心得があったのだ。雑用をこなしながらも、徐々におたねの奇襲に応じていく国松。その成長は他の剣道部員も認めるところとなった。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

合宿所にオチャラとメガネが現れた。その日は、剣道部恒例の“闇げいこ”があり、オチャラは取材に来たのだ。部員仲間が行く手を阻むなか,山奥の社に自分の名札を届ける闇げいこは厳しく、今まで鬼塚主将しか成功者はなかった。遅れて参加した国松は、剣道の技量と自在な頭脳プレーの連携で部員を退け、何とか杜に辿りつく。だがそこには鬼塚が待っていた。強敵に苦戦しながらも、スキを突いた国松は見事、闇げいこを突破した。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

大会出場の選手を決定する試合が行われることになった。合宿参加者中で最も技量が低いと言われた塩原は、自分が選ぱれようと必死になる。塩原には、病床の父を含む家族の期待がかかっていたのだ。そして試合当日、規定の出場者5人目の座を国松と塩原が争うことに。国松は塩原の前に強敵・鬼塚を激戦の末に打ち倒し、次いで塩原からも一本をとった。選手に選ばれ意気上がる国松。一方、オチャラは落胆した塩原を気にかけていた。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

選手になったと家族に嘘をついてしまった塩原。彼に同情するオチャラは国松に、選手の座を譲るよう頼むが、それを聞いた塩原は激怒した。国松は、塩原の弟妹に偶然会ったことで事情を知り、わざと塩原にケンカを売るような態度をとって退部する。大会当目。塩原の活躍により、剣道部は強豪・桑山学園との決勝まで勝ち進む。だが、最後で自信を失った塩原は、国松の真意を知ると、彼に後を託した。代理選手・国松が決勝に臨む!【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

学園中の注目を集める国松は、オチャラたち新聞部の取材を受けた。だが不愉快な質問に怒った国松は自分で新聞を作る。ちょうどそのとき、岩波先生が美人と連れだって帰るのを目撃した国松は、2人を恋人同士と報道した。職員会議の席上、岩波先生はその女性・明子は自分の妹だと言うが誰も信じない。だが国松は追跡調査を行い、結局は先生の話が真実だと知る。岩波先生に好意を抱いていた新聞部の部長・青木先生に笑顔が戻った。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

正式な新聞部員となった国松は各部の取材に出かけることに。だが彼の人気に反感を抱く川地と豪田が、拳闘部の部室で待ち構えていた。取材を願う国松を言葉巧みにリングに招いた川地は、KOを決めようと図る。が何と国松は豪田を瞬殺。怖じ気づく部員のなか、気弱そうな小山が国松の相手を申し出た。その意外な実力に驚く国松。しかも彼は、部長の佐々木らが戻る前に部を去るよう国松に勧める。国松は小山に妙な友情を感じた。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

拳闘部の主将・佐々木は、醜態を曝した川地と豪田を制裁し、続いて国松を逃がした小山をリングに上げた。彼は小山をそれなりの実力者だと見破るが、手こずりながらも結局はボロボロにリンチする。事態を知った国松がリングに上がったそのとき、オチャラが割って入った。彼女の正論には佐々木も太刀打ちできず、その場は収まることに。だが国松が取材した拳闘部の非道を訴える記事は、オチャラたちの判断でボツとなってしまった。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

国松は、拳闘部の暴挙を訴えた「石田国松かべ新聞」を徹夜で作成。全校生徒に見せつける。記事内容が問題となって職員会議が開かれ、国松と佐々木の双方が呼ばれた。だが佐々木は言葉巧みにシラを切り、国松の記事は嘘と主張する。判定は拳闘部部員の証言に委ねられるが、国松の期待に反し真実を言う者は誰もおらず、皆が佐々木に追随した。小山までもが……。生徒から石を投げられ、破かれたかべ新聞を手に国松は去っていく。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

傷心の国松は町中で、プロの拳闘ジムから出てくる小山に気づく。小山は拳闘が本当に好きだったが、佐々木との衝突を避けていた。そんな彼を卑怯者と軽蔑し、闘う決意を固めた国松は“新拳闘部”創設を考案。翌日、園長に了承を請うが認めてもらえない。だがメガネやオチャラが協力の名乗りを上げ、反省した小山も参加の意志を示した。懸命に手製のリングを造る国松たち。ところがそれは無惨にも、川地たちに壊されてしまった。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

拳闘部と新拳闘部の対立は、園長の提案により、どちらに部員が多いか、どちらに優れた選手がいるか試合で明らかにする、の2要素で決着がつけられることになった。国松たちはリングを修復する一方、1週問後の試合に備えて部員集めに奔走。なかなか集まらない部員に焦りを感じるが、試合の前日、拳闘部を離れた5名の新入部員、そして大番長や殿山、鬼塚、横地、伊野たちが新拳闘部に参加を申し出た。国松の闘志が燃え上がる。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

学園全体の注目のなか、新旧拳闘部の試合が始まった。先鋒の小山が2連勝するが、相手の卑怯な手□にかかり敗退。続くメガネの惜敗後、大番長が破竹の連勝を続けた。拳闘部はついに佐々木自らがリングに上がる。佐々木のスピード攻撃に大番長も破れ、新拳闘部の命運は国松の肩に委ねられることに。シーソーゲームのなか、視界を失った国松は窮地に陥る。だが相手の位置を知らせる仲間の熱い声援が、国松の拳を快打に導いた,【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

国松は、花屋で働く少女・花江と出会った。一目で彼女を好きになった国松は、貰った花を持って園芸部に入部する。ところが学校の花壇が荒らされ、大切な花が消えてしまった。花壇を見張る国松は、のぶ夫という少年を捕える。彼は病気の母のために花を盗んでいたのだ。のぶ夫をかぱい、花壇荒らしの汚名を着る国松だが、のぶ夫が母とともに現れ真相を告白したことで疑いは晴れた。国松に花の魅力を教えた花江は、遠くへ引っ越していった。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

ブラジルの日系大富豪・田中が、養女に迎えようとした少女・順子が失踪した。生き別れの母を捜す彼女は、幼なじみのメガネに助けを求め、国松もまた順子のために一肌脱ごうと決意。ところが、田中に掛け合いにいった国松は逆に気に入られ、順子の代わりに養子縁組の話ができ上がってしまった。思わぬ成り行きで記者発表が開かれるが、順子の母が名乗り出たことで事態は一件落着。国松は貧しいながらも懐かしい家族のもとへ戻った。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

『国定忠治』に感動した国松は、メガネと一緒に演劇部に入る。ところが練習中の演目は『ロミオとジュリエット」。しかもジュリエット役は、スカウトされたオチャラだった。新入部員として裏方を命じられ、不満を感じる国松。だが、裏方にやりがいを感じる部員・長山との出会いや、公演当日のオチャラたちの名演を見て考えを改める。セトの土台が壊れそうなことに気づいた国松は必死にこれを支え、舞台を無事に終幕させるのだった。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

吉田という気弱そうな転校生がやって来た。彼は旅回りの劇団・双六一座の座長の息子だったが、太夫役で出演しているのを国松に見られ、荒てた拍子に舞台下に転落、足を怪我してしまう。しかも一座は、ヤクザの取り立てに追われていた。吉田を助けようと、国松たちは『忠臣蔵』の芝居に協力する。学園中がつめかけ超満員の観客を前に国松は大ハッスル。汚いやり□のヤクザたちをムリヤリ舞台に上げて懲らしめ、芝居も大成功を収めた。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

国松は祖父の病気見舞いがてら、1人で田舎を訪れた。彼はそこで、ゴン太という乱暴者に村人が迷惑しているという話を聞く。“鬼"と呼ぱれ、山小屋に住むゴン太は、里に下りては大酒をあおり暴力沙汰を起こしていた。国松は家宝の鎧を身につけ、鬼退治に挑む。だが別人のように穏やかな彼は、妻の命日だからと言って取り合わない。折しも山火事が発生。2人は協力して木を切り倒し、延焼をくい止めたが、焼け跡にゴン太の姿は……。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

国松の父が交通事故に遭い、足を骨折してしまった。屋台のラーメン屋は休業を余儀なくされ、石田家の財政は大ピンチに陥る。怪我を押して商売に出ようとする父に代わって、屋台を引き町へ出た国松。だが地回りのヤクザに絡まれた際、屋台が燃えてしまった。口惜しさでいっぱいの国松だが、落ち込んでいる暇はないと、今度は大工の留に弟子入りする。国松の頑張りに意気を感じた留は、徹夜で新しい屋台を作り、石田家にプレゼントした。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

国松は町の斎藤道場で柔道のコーチを頼まれる。跡取りの一郎は弱虫で、姉の百合が師範代を務めていた。彼女にいいところを見せようと2つ返事で引き受けた国松だが、柔道経験のない彼は一郎に投げ飛ばされる始末。自信をつけた一郎は、門下の子どもたちと河原で練習を始めた。そこヘハリス学園柔道部が現れ、無理やり場所を奪ってしまう。柔道部は学園きっての名門で、特に主将・荒垣の実力は抜群だ。国松は彼と一対一の勝負に挑む。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

国松はハーフの転校生・サハーラ東郷と出会った。秀才肌で運動神経も抜群の彼は、各運動部から猛烈なスカウトを受けており、国松は面白くない。争奪戦のなかサハーラが選んだのは、学園最弱とからかわれているサッカー部だった。国松のサッカー選手としての実力を見抜いたサハーラは、サッカー部へ入部するよう誘うが、国松は頑として受け入れない。部の強化を目論むサハーラは、何とか彼を入部させようと、さまざまな作戦を講じる。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

台風で国松の家が全壊。山岳部のテントを無断借用しての仮住まいのなか、国松は家を新築しようとデパートの配送バイトに励む。それを見たサハーラ東郷以下のサッカー部員が配送を手伝った。感激した国松は入部を決意するが、自分の代わりに伊野が入部して事が足りたと聞かされショック。園長先生にまで頼み込んだ末、オチャラが国松の落とした入部届をサハーラに渡したことでようやく入部は決定。大工の留の手で、家も建て直された。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

三和田との試合当日、登校の途中で国松は、自転車のチェーンが外れて困っている少女・信乃と由会い、一目惚れしてしまう。いよいよ試合開始、ゴールキーパー国松のファインプレーに勢いづいたハリス学園は試合を有利に進めていく。ところが試合途中、国松は客席のなかに信乃の姿を見つけるや、頭のなかが彼女のことで一杯になり、試合そっちのけのミスを連発。結果、学園は三和田に敗退、国松はサッカー部から除名されてしまった。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

サッカー部を追い出され意気消沈する国松。そこへ榊原ナナという少女が自分の部に入るよう頼みに来た。彼女にメロメロになった国松は入部を決意。だがバレー部だと思っていた彼女の部とは、何とパレエ部だった。一方、サッカー部との決着をつけずにいる国松の姿に苛立った番長は、彼を徹底的にぶちのめす。ケガを押して『自鳥の湖』の公演に出た国松のせいで舞台はメチャメチャに。国松は改めて、サッカー再挑戦を決意するのだった。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

ハリス学園に二階堂健という男が転校して来た。オープンのスポーツカーを乗り回し、ロープ使いの名人でもある只ならぬ人物だ。まず番長グループを呼び出して彼らをコテンパンにした二階堂は、次にサッカー部へ入部。選手としての実力もとび抜けている彼は、砂鉄入りの特製ボールを使った勝負でサハーラを負傷させ、部のキャプテンに居座った。堪忍袋の緒が切れた国松が立ち向かうが、二階堂のロープ攻撃の前に敗れ去ってしまう。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

再び三和田学院とのサッカー試合が始まった。ワンマン・プレーで次々にシュートを決める二階堂。だが、チームワークの欠如を敵につけ込まれ、徐々に形勢は逆転されてしまう。三和田の卑怯なキーパー・チャージに対し暴力で報復した二階堂は退場処分に。ハリス学園は、負傷した伊野に代わってサハーラがキーパーに入り、国松も攻撃手としてチームに復帰。抜群のチーム・プレーと国松の大活躍で、ついに勝利を手にするのだった。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

下町に住むおてんぱ少女のマキは、ピアノを弾きこなし、歌もうまい。彼女と仲良くなったアー坊は、マキが作曲家の父とオペラ歌手の母の間に生まれた娘であることを知る。しかし、両親は音楽の仕事がもとで亡くなっており、祖母はマキが歌うことを快く思っていなかった。その祖母が病気に倒れた。国松はポンコツ先生のもとへ走る。マキの必死な看病の甲斐もあり、奇跡的に回復した祖母は、マキの歌に温かい理解を示すのだった。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

国松が知り合った中川公彦は、足が悪く、一度も外出したことのない少年だった。彼はマンションの窓から父の形見の双眼鏡で外を眺めるのが好きで、国松たちをよく知っていた。その翌日、ハリス学園のクラス対抗マラソン大会が開かれた。国松のライバルは陸上部の主将・ツバサの五郎こと伊東五郎。彼は国松を誤ったコースヘと誘う。それを知った公彦は、必死に自力で立って知らせに向かい、国松は見事に優勝。公彦も外へ出る勇気を得た。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

国松の町に見慣れないチビッ子の集団が現れる。彼らは施設を脱走し、物を売りさぱいてお金を貯めていた。そのお金で北海道に行き、自分たちの故郷を作るのだという。リーダー格のキノコの男気に国松も意気投合。ところが、チビッ子たちのアジトだったスクラップ置き場が、総合娯楽センター建設で取り崩しの危機に陥る。廃バスのなかの貯金箱が危ない。国松は決死の覚悟で貯金箱を守り、チビッ子たちは元気に北海道へ旅立って行った。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

チビッ子たちは、広場に自分たちの動物園を作ろうと計画。そんな折、国松とアー坊は怪我を負ったウサギを野良犬から救った。動物園の仲間にウサギを加えようとはしゃぐアー坊。だが、そのウサギが今度は病気になってしまい、2人はポンコツ先生に容態を診てもらう。翌日、元気になったウサギを連れて月見をする国松たちの前に、美しい少女が現われた。ウサギを受けとった彼女は、まるでかぐや姫のように月に向かって駈けていった・・・。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

国松たちの住む下手町と隣の上手町が激突する喧曄祭りが迫っていた。神主に見込まれ、祭りの喧嘩太鼓を叩くことになった国松は大張り切り。一方、上手町の金持ち・金田は、部下の鬼熊に命じ、大工の留が作る下手町の神輿に細工をした。そして祭りの当日、いよいよ喧嘩神輿の戦いが始まった。勝ったのは例年通り下手町。留は鬼熊の細工を知り、神與を頑丈に直しておいたのだ。上手町の卑怯なやり口に、国松たちの怒りが燥発した。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

国松は不思議な老船長と知り合った。ビルの屋上に仕立てたキャビンに子どもたちを招き、海の話を聞かせてくれるその老人、本業はビルの守衛だった。強風から風速計を守った国松は彼から帽子をもらい、船長代理に任命される。翌日、子どもたちを本物の船に乗せてやると約束する老船長。だが、国松と彼が港に交渉に行くものの、船員たちは取り合ってくれない。諦めかけた老船長の前に貨物船の船長が現れ、計画に協カを申し出る。彼と老船長との間には、ある大切な思い出があった。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

町のボロ寺・簡散寺にのんきさんという人がやって采た。不思議な魅力を発揮する彼を慕って子どもたちが集まり、自然に“のんき学園"が開校。雲をつかむような性格ののんき先生を中心に、チャンバラや池の蛙とりに興じる国松たち。学園屈指のガリ勉少年・北はじめは、度の過ぎた教育ママである母親に無理やり教育センターへ通わされ、ノイロ一ゼ気味だった。彼もまた、のんき学園の遊びのなか、徐々に元気さを取り戻していくのだった。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

国松は交換生制度で姉妹校の四国ハリス学園へ行くことになった。ただし、絶対に喧曄をしないという条件つき。オチャラに結んでもらった約束の印を指に四国ハリス学園へやって来た国松。野球部には、捕手のなり手がいないほどの剛速球投手・沼田がいた。そんな折、地元の強豪・城北大野球部との間で揉めごとが発生。喧嘩をしないと約束した国松はぐっとこらえ、決着は試合でつけることに。国松は沼田とのバッテリーで城北大に挑む。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。

日米親善レスリング大会が開催されることになり、5人のレスラーが来日した。園長は急遽、国松をレスリング部主将に任命。やる気まんまんの国松だったが、レスラーたちが稽古台と称して、学園の猛者連を血祭りに上げるのを見て自信を無くしていく。だが怪我を負った殿山たちから友情の特訓を受け、持ち前のファイトが復活。試合当日、国松はただ1人で米チームに連勝。最後の強敵ヘンリー・ムラーも下し、見事に勝利を飾るのだった。【番組中の不適切な表現について】本作品は放送時の時代背景により、現代では一部不適切と思われる表現が含まれておりますが、制作者の意図を考慮し、原作に忠実に配信しておりますことをあらかじめ御了承ください。