ロンドンで成功し、夏を謳歌した後、ブレンダは役者としてのキャリアを積むためにイギリスにとどまる。ウォルシュ家は、ジムとシンディの大学時代の友人の娘であるバレリー・マローンを受け入れることに同意する。ケリーとブランドンは、付き合っていることをみんなに公表する。

ブランドンとケリーは２人の関係をディランに隠し続けているが、真実はいつの間にか明るみに出るもの。一方、ドナは社交界デビューのために、今学期は大学を休学することに。

ブランドンは学生議会に立候補することを決めるが、この時、カリフォルニア大学の学生の１人が思わぬアクシデントに合う。一方、バレリーはディランをますます愛するようになる。しかし彼女がウォルシュ家で暮らすようになったと知ったディランはショックを隠せない。

ブランドンは選挙で勝利するものの、ジョッシュの死が彼に重くのしかかる。アレックスはジョッシュの死を理由に、ブランドンを解任しようと、ブランドンの議長職就任に異議を申し立てる。一方、ドナはついにデビッドを忘れさせてくる男性に出会う。

ケリーいわく「火のないところに煙は立たぬ」。少なくともバレリーについて言えば、というのがケリーの持論。スティーブはピーチピットで２晩連続のパーティーを開催する。そこでディランは、こっそり金を盗むところを目撃されてしまい…。

セルネシアの大統領がガンの治療を受けるためにカリフォルニア大学を訪問するが、彼の滞在は、学生たちの間で激しい論争を引き起こす。というのも、大統領は母国で何千もの人々の拷問と処刑を命じたことが明らかになったためであった。

消防署の抜き打ち検査によって、収容人員超過を理由に、ピーチピット深夜クラブが営業停止となったので、スティーブは隣の店舗の購入を提案する。不運にもディランは破産するが、それを知る唯一の人間はバレリーであった。

ディランが銃を取り出し、居間で発砲するに至ったことで、彼の追い詰められた状況は、誰の目にも明らかになった。一方、赤ちゃんのハンナにジェシーの叔母から十字架を贈られ、アンドレアは不安になる。

ディランの親友たちがウォルシュ家に集まり、依存症から立ち直るためにリハビリを受けるよう、ディランを説得する。一方、ケリーはモデルとして順調にキャリアを重ねる。

昏睡状態で生死の境をさまようディランは、エリカ、麻薬の売人、死んだ父親など、彼をとりまく人々にまつわる奇妙な夢を見る。一方、スティーブは、父親が社交クラブのフラグ・フットボールの試合にこっそり入り込んだことに腹を立て…。

反ユダヤ主義とされている人物が大学で講演を行うことになり、キャンパスでは激しい論争が起きる。ブランドンは、その論争に関して自分が板挟みになっていることを知る。一方、ドナはレイの誕生日にサプライズを計画する。

ジムがクライアントから、ストーンズのCDや帽子、Tシャツなどのグッズをもらってきた。議長の継承権をめぐって裁判にかけられる予定のブランドンは、ストーンズのコンサートに行って気分転換をしようと考える。一方、ストーンズの帽子とTシャツを届けにディランの面会に行ったバレリーは、そこでディランから別れを告げられる。

エミリー・バレンタインはブランドンとやり直すことを胸に秘め、ビバリーヒルズに戻った。ケリーには献身的なブランドンだったが、エミリーとの間に今も燃える愛の炎を消すことはできなかった。一方、廃墟での違法なレイブの最中、大火事が起きてしまい…。

スティーブが開催した違法なレイブイベントが、２人の人命を奪いかねない大火事に発展したことで、裁判所はスティーブに対する処罰を決める。ケリーは命に別状はなかったが、生涯顔に残る可能性のあるヤケドを負ってしまう。

助けを求めるエリカからのメモを読んだ後、ディランは誘拐犯を捜しだすべく、すぐに私立探偵を雇う。一方、フェリースはドナとレイの関係に干渉し、ケリーは顔のヤケドのせいで、ブランドンに嫌われることを心配する。

奉仕活動をするスティーブは、アルツハイマーの患者に出会い、その患者の話を聞いて、人生を精一杯生きようと決める。一方、レイはステージ出演のチャンスを与えられるが…。

バイクツーリングに出たブランドンとディランは、古代の先住民の儀式に立ち会うことになり、そこで貴重な教訓を学ぶ。一方、バレリーはレイに興味を抱き始める。

ディランとバレリーは、エリカを救い出し、またディランが相続した財産を取り戻すために、メキシコに飛ぶ。ケリーはフィンレー教授の団体にいっそう深く関わるようになり、ブランドンとの関係に亀裂を生じさせる結果となる。

フィンレーのケリーへの影響が色濃くなるにつれて、ケリーは自分にとって大切なすべての人から遠ざかっていく。一方、家庭を壊すのが得意なアリエルは、レイにレコード契約を申し出、ドナの人生に入り込んでくる。

ケリーとの関係がぎくしゃくしていたブランドンは、ケリーの本心を聞くために、フィンレーの研究所へ行く。バレリーは心配するジムとシンディをよそに、高級ホテルへ引っ越し、一人暮らしをスタートさせる。キャンパスのホールに映画を観に来たアンドレアとジェシーは、偶然ピーター夫妻と出会う。

ブランドンは、フィンレー教授のカルト的団体の解体と恋人のケリーとよりを戻すことの両方を目的に、ディランの助けを求める。だが、ことケリーに関することは、どんな展開になるのかいっさい予測できない。また、レイはバレリーとの関係を断ち切ろうとする。

バレリーはピーチピット深夜クラブの新しいオーナーとなる。彼女はレイに自分との関係を続けさせようと、手に入れたばかりの影響力を利用する。しかし、レイは命令に従うような人物ではなく…。一方、レイプ事件が発生したキャンパスでは大混乱が生じる。

授業の課題で制作することになったドキュメンタリーで、仲間たちの個人的な秘密が明らかになり、長年のカップルたちの仲に亀裂が生じようとしていた。一方、ジェシーはアンドレアに告白する。

テレビの人気クイズ番組の大学選抜が行われることになり、これに出演することが夢だったブランドンは、予選に挑戦する。ところが、クレアもこのクイズの大ファンで、2人はライバルとして火花を散らす。

デビッドは、母親が職場を解雇され、自分が最後に知っていたアパートに住んでおらず、離婚手当を何ヵ月も換金していないと知り、パニックに陥る。デビッドはドナに助けを求め、レイはどこまでも不愉快な男として振る舞う。

スティーブとデビッドは、減少に転じている入場料収入を増やそうと、クラブでヒップホップナイトを開催する。デビッドはウィリーの甥のジュワンに、ステージへの出演を依頼する。ディランはモリーに催眠術をかけることを許し、放浪者としての過去に退行する。

スティーブとジャッキーは、モデルの仕事を続けるよう、ケリーを説得する。ジェシーはボイシで、書記の仕事のオファーを受ける。アンドレアはジェシーをサポートするとは言うものの、本心ではその転居を喜んではいなかった。

催眠療法を受けている間、ディランは西部のガンマンとしての過去を思い出し、ケリーが運命の人であるとの結論に至る。ブランドンは再選を望み、事実上、対立候補はいないも同然だった。ジェシーはエール大学法科大学院で教鞭をとるよう、オファーを受ける。

ディランはケリーに、一緒に世界一周旅行をしようと誘う。ブランドンはそれに対抗して、ケリーにプロポーズするが、ケリーからは考える時間をもらいたいと言われる。アンドレアとジェシーはコネチカットへの引越しの準備を始める。

ジムとシンディは香港に向けて出発する。ケリーはブランドンとの関係を継続したいが、ブランドンはプロポーズを断られた時の心の傷を乗り越えることができずにいる。ブランドンは酒に酔ってハメを外そうとし、バレリーに誘惑される。アリソンはケリーを愛していると認める。