卒業が近づき、ウエスト・ビバリーの高校生たちは、過去を振り返りつつ、将来についての最終的な決断をする。

ドナは、プロムの夜の彼女の素行に関して、聴聞会に出席しなければならなくなり、卒業式への出席を禁じられる。ドナの母親は、彼女の力になることを拒むが、ブランドンら仲間たちが、ドナを助けようとする。

ウエスト・ビバリーの高校生たちは、教育委員会の決定に震え上がる。それは卒業のお別れダンス・パーティーであるプロムで、飲酒が見つかった者は卒業式に出ることを禁じるというルールが決められたからだ。

今日はシニアが学校をサボる日であるデッチ・デイ。女の子たちとデビッドは、遊園地のマジックマウンテンに行くことに。ケリーの財布が盗まれ、ドナがスリにあったことで、楽しくなるはずの１日が、最悪の一日に。

ウエスト・ビバリー高校では、最上級生を対象としたコンテストが行われ、多くの最上級生は、何らかの賞を手にした。ケリーは、「ミス・美人」に輝くが、そのせいで、誰もが彼女のことを容姿だけで判断していると思い込むようになる。ブレンダは、ミネソタ大学受験を決める。

太りすぎを気にするあまり、ヤセ薬に依存するようになったケリーは、極めて危険な健康状態に陥ってしまう。ケリーの友人たちは、18歳の誕生日のサプライズパーティーの準備をしていたが、ヤセ薬が妄想を悪化させ、ケリーは周りの人間を全て敵だと思うようになる。

ギャンブルで作った借金がどんどんかさみ、ブランドンの胴元はイラ立ち始めていた。借金を返そうとしたブランドンは強硬手段に出る。やけくそになるあまり、暴力沙汰を起してしまう。ケリーは、ディランの心が離れつつあるのを感じ…。

ディランは、彼の家の芝生で待ち構える報道陣を避ける一方、事故後に見えてきた自分の分身と戦っていた。一方、ブランドンは、ギャンブル依存症に歯止めがきかなくなると同時に、負けが続いていた。

ディランは父のジャックと、新しく共同生活を始めることになる。ディランの巨額の信託財産で買った船で、優雅な船上生活をするのだ。すべてが完璧に見えていたが、ジャックには、危険な敵がいて…。

ディランの信託財産を解約する話し合いのために、ディランの母のアイリス・マッケイが街にやってくる。彼女は解約には反対だが、ディランとディランの父のジャックから強いプレッシャーをかけられる。ブランドンは、ギャンブルで大金を稼ぎつづけ、優雅な生活を楽しんでいるが、幸運はそう長くは続かず…

ジャック・マッケイは、刑務所の出所祝いに、ベルエイジ・ホテルで、パーティーを開くことにする。ディランは、ブレンダとケリーの両方を招待し、今夜中に、どちらを選ぶか決めると伝える。デビッドの父のメルとケリーの母のジャッキーの結婚は、破綻の危機に。

全身美容を求めて、ウエスト・ビバリー高校の女子高生たちは、週末を過ごしにモンテシト・スパへ。そこにジャッキーとシンディも加わるが、２人とも、夫が浮気をするのではと心配が止まらない。

スティーブとブランドンは、賭け金の高いドラッグカーレースの世界にかかわることに。そして、彼らの危険な行動によって、アンドレアのひき逃げ犯と思われる人物にたどりつく。

「素晴らしき哉、人生！」のオマージュの回。２人の守護天使クラレンスとミリアムは、ビバリーヒルズの高校生たち全員の命を奪う可能性のあるバスの衝突事故から、彼らを守る。一方、アンドレアには、エール大学から合格通知が届く。シンディは、ブランドンとニキがベッドにいるのを目撃してしまう。

ブランドンはジャック・キャナーと再会する。キャナーはブランドンが夏の間に出会った、路上生活をする復員兵だった。ブランドンは、感謝祭の時に彼を家に招く。残念なことに、父親のジムは、キャナーの政治的な主張の違いに不快感を示す。

ビバリーヒルズでの人間関係のもつれに耐えきれなくなったディランは放浪の旅に出ることにし、その先で美しい牧場主と出会う。彼女の自由を謳歌する生き方は、ディランには魅力的に映る。ハッキングの捜査は続行中で、スティーブは、ハーバートに責任を負わせようとプレッシャーをかける。

ブレンダはディランに、誰と付き合おうとあなたの自由と断言する。だが、リックとのデート中に、ディランとケリーのデート場面に出くわしたブレンダは、自分の心を見つめ直す。一方、アンドレアは退院するが、車椅子生活を余儀なくされる。

ビデオ店へ行く途中、ブレンダは、リックとばったり出会う。リックはパリで浮気した相手だった。ブレンダはディランに隠れてリックとデートするが、ディランに夏の間、浮気したと告白され、腹を立てる。

スージー・スキャンロンが、国語教師のマイヤーズを不純異性行為で訴えたことにより、マイヤーズは自宅謹慎処分となる。間違った訴えをしたスーの相談に乗ることにしたアンドレアは、スーには深刻な事情があることを知る。

フットボールの試合中、ウエスト・ビバリー高校の対戦校のショウ高校に通う２人の生徒が、ギャングに射殺されてしまう。ウエスト・ビバリー高校では、ショウ高校との試合を中止することを決める。

卒業が近づき、ウエスト・ビバリー高校の高校生達は、どこの大学に進学するかでストレスを感じていた。ウォルシュ家では、双子のうち１人だけ、州外の大学に行ってもよいことになるが、これが兄妹感の争いのタネとなる。

ゴシップ系のテレビ番組「バック・ストーリー」のプロデューサー、ベス・ニールソンが街にやってくる。そしてウエスト・ビバリー高校のドキュメンタリーを作りたいと、ブレンダに協力を求める。世間知らずなブレンダは、取材を受けることに同意する。

ブランドンが新聞部をやめると言いだす。アンドレアはそれを止めようとして、新任の国語の先生に助けを求める。ブレンダとディランは再びやり直すことにするが、一方のケリーは嫉妬を止めることができない。

パリから戻ったブレンダとドナは、大掛かりな帰国パーティーで迎えられる。ブレンダもディランに言えない秘密があった。そしてブレンダはディランの腕の中で、彼の浮気を疑い、心の距離を感じるのだった。

ケリーとディランはパラダイス岬でジェットスキーや海水浴をして、ロマンチックな午後を過ごす。２人は慎重になることを忘れ、情熱的なキスを交わす。すべてを危険にさらす行為だが、２人は衝動を抑えることができなかった。

ドナは、フランス語の集中講座に悪戦苦闘しており、ブレンダが級友たちと流暢なフランス語で話すのを聞いて、取り残された気分になっていた。スティーブは恋とビーチバレーボールの両方で、完璧なパートナーと出会う。

ブレンダとドナは、パリ生活にも慣れてきた。だがブレンダのフランス語は、自分で思うほど上達はしていない。２人は、レストランのラ・シャンパーニュで、正体不明の料理を食べるハメに。

ブレンダとディランは同棲を始めてはみたものの、理想とは程遠い生活であることに気が付く。しかしブレンダは、自分が不幸であることを頑として認めようとしない。ケリーは、夏に行く予定だったパリ行きを取りやめることに。

両親からディランと会うことを禁じられたが、ブレンダは従うことができず、ディランに対する自分の気持ちがいかに真剣であるかを両親に分からせようと、大胆な行動に出る。ブランドンとアンドレアは、ビーチクラブで働くことに。