外科医・朝田龍太郎（坂口憲二）らが難病患者を救う医療ドラマ。人材不足の明真大学付属病院の新学長に就任した鬼頭（夏木マリ）が、朝田や加藤（稲森いずみ）らを呼び寄せ、”チームドラゴン”が復活。医師が急患の処置に追われる中、朝田はオペを成功させる。そんな中、藤吉（佐々木蔵之介）が転院させた患者を明真に連れてくる。

危篤状態だった荒瀬（阿部サダヲ）だが、黒木（遠藤憲一）のカテーテル治療で救われた。一方で、伊集院（小池徹平）は、カテーテルは危険過ぎると抗議するが、野口（岸部一徳）はカテーテルの効率性を主張。医師たちは外科が要らなくなると不安になる中、突然倒れた患者を手術することに。だが、ある理由から延期してほしいと頼まれる。

世界の心臓外科医のトップ5が来日。技術をアピールしたい鬼頭（夏木マリ）は、難手術をライブ中継すると加藤（稲森いずみ）に話す。だが、手術は黒木（遠藤）が執刀し、外科は出番がない。そんな中、外科で15歳の少女をライブで手術することに。加藤は、ライブ手術に難色を示す母親を説得するが、朝田（坂口憲二）は反発する。

黒木（遠藤憲一）が手術のライブデモンストレーションを行い、国内初となるカテーテルによる手術を成功させた。後日、高い医療技術を持つ病院を認定する「IMA」の審査員が明真大学付属病院を訪れることが決定。一方、朝田（坂口憲二）ら心臓外科のメンバーは、ERを手伝うよう命じられ、伊集院（小池徹平）は不満を抱く。

伊集院（小池徹平）は、自身の希望で、黒木（遠藤憲一）の循環器内科にレンタルされることになった。そんな中、メディカルツーリズムを推し進める鬼頭（夏木マリ）は、患者第1号として中国政府の元高官の受け入れを決める。一方、朝田（坂口憲二）らは、重度の心臓病患者の少年を検診するが、心臓移植しかすべがないと告げる。

ERに駆け付けた伊集院（小池徹平）は、病院の屋上から転落した患者を診察する。心停止の危険性もあるため、緊急手術の必要に迫られるが、加藤（稲森いずみ）らは出払っており、伊集院が執刀することに。その知らせを聞いた鬼頭（夏木マリ）は反対するが、連絡を受けた加藤は、独断で伊集院に執刀するよう命じる。

転落した朝田（坂口憲二）の手術が無事成功する。朝田を欠く中、母体内で心臓に先天性の病を持つ新生児の手術が決まる。その手術を加藤（稲森いずみ）が担当することになるが、妊婦の夫が元婚約者だと判明。加藤は手術のシュミレーションを重ねるが、ミスが目立つ。そんな中、母体内の胎児の容態が急変する。

事故後、朝田（坂口憲二）は手の震えが止まらなくなった。診断の結果、PTSD（心的外傷後ストレス障害）であると判明。リハビリに励む朝田だったが、診察を受けているところを、黒木（遠藤憲一）に目撃され、荒瀬（阿部サダヲ）にも知られてしまう。そんな中、心臓移植を待っていた徹（今井悠貴）の容態が急変。朝田らはオペに踏み切る。

野口（岸部一徳）が帰国し、鬼頭（夏木マリ）に明真の新たな計画を持ちかける。一方、黒木（遠藤憲一）の元を、元同僚の高瀬が訪れ、妻の治療を懇願するも、一方的に断られる。失意に沈む高瀬は、過呼吸による発作を起こし、偶然、その場を通った朝田（坂口憲二）らに助けられる。そこで朝田は、黒木の過去を知る。

野口（岸部一徳）が、ロシアから連れてきた世界的ピアニストの心臓手術が決まる。一方、高瀬の妻の手術も決まり、それぞれのオペを加藤（稲森いずみ）と朝田（坂口憲二）が担当することに。そんな折、急患が運ばれ、オペの人員や人口心肺などの機材が足りないことに加藤は焦りを募らせる。だが、朝田は3つのオペを敢行する。