The reign of the eighth shogun Tokugawa Yoshimune in the Edo period, was notable for the “Ooka Sabaki” which supported the Kyoho Reforms that Yoshimune advanced. Yoshimune goes beyond status and the position he has been thrust in, to join with Edo magistrate Ooka Tadasuke and the Western medicine doctor Sakakibara Iori in order to promote the creation of a world for the common people of Edo. These three men deepen exchanges with the magistrate’s office and the townsfolk, uphold justice and struggle to keep order in Edo…

紀伊大納言・徳川吉宗が8代将軍となった享保元年、伊勢山田奉行を務める直参旗本・大岡能登守忠相に、山田奉行解任と江戸出府が命ぜられる。4年前、忠相は殺生禁断の地・勢州阿漕ヶ浦で密漁していた吉宗を断罪し、捕らえたことがあった。江戸を久々に訪れた忠相は家族や幼馴染らに迎え入れられるが、事情が事情だけに、そこには重苦しい空気が漂っていた。登城を命じられ、吉宗と忠相は4年ぶりの対面を果たす。4年前の沙汰について忠相に詰め寄る吉宗だったが、己を枉げない忠相の発言に納得し江戸町奉行にした。その後、吉宗の目の前で、許嫁の吉本作左ヱ門の娘・雪絵と結婚した。日々の人情味あふれる大岡裁きで江戸市中の人々の評判は上がる一方であった。