シーズン3 (2006)
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エピソード 25
自分が自分であるために
突然の腹痛に襲われ、“もしや妊娠?!”と半信半疑なメレディスだったが、やがて虫垂炎であることが判明。麻酔のため饒舌になったメレディスは、通りがかったアディソンを病室に呼び、2人は初めて本心を語り合うことに。マークが正式に医師としてシアトル・グレース病院に着任したことを知り憤慨するデレクは、右手に違和感が残っているというバークの相談を軽く受け流し、バークの現場復帰を許可してしまう。そしてイジーの元には、デニーの父親があるものを手渡すためにメンフィスからやって来る。
もっと読む父との6日間 Part I
メレディスの父親が病院に現れた。再婚した彼の娘が緊急出産したのだ。自分とは別の家族を持つ父の姿にイラつくメレディス。更にデレクからあることを指摘され、ショックは倍増する。勤務を休んで自分に付き添うジョージを見て、ハロルドは自分の本当の病状をジョージに告げないで欲しいと医師たちに頼む。一方、試用期間が解けないイジーは、難病を抱えるヘザーという少女の手術に立ち会うため、なんとかベイリーに自分の復帰を認めさせる方法を思案する。
もっと読む父との6日間 Part II
多額の費用がかかるため断念されたヘザーの手術に、救世主が現れる。何者かが匿名でヘザーの治療代を病院に寄付したのだ。ジョージは「すべてを正直に話す」と約束していたベイリーに詰め寄り、ハロルドはガンが転移していた場合も手術の続行を希望していたことを知る。そんなハロルドの術後の経過は思わしくなく、ジョージと家族は難しい決断を迫られる。デレクに指摘された悩みを抱えるメレディスは、思いがけない相手からのアドバイスに救われる。また再度手術を受けたバークは、手の震えが消えたことをデレクに告げる。
もっと読む大いなる期待
外科部長を引退し、家庭に戻ると決心したウェーバー部長。しかし妻アデルは彼の決断を喜ぶどころか、意外な反応を示す。一方シアトル・グレース病院では、早くも外科部長ポストの後任を巡って、デレク、バーク、アディソン、マークの4人が闘争心をむき出しにしたバトルを開始。父親を亡くしたジョージは、悲しみを癒すためセックス・マシーンと化し、昼夜を問わず求められるカリーは疲労困憊に。一方、若くして家でをした少女が、子宮頸ガンを患い、すでに手遅れだということを知ったベイリーは、病院内に無料クリニックを開設する決意を固める。またクリスティーナに対し口を閉ざしていたバークは、長い沈黙を破り驚くべき言葉を口にする。
もっと読むささやかな願い
デニーの遺産をイジーが寄付したことにより設立された無料クリニックがオープンの日を迎える。ラスベガスから戻ったジョージとカリーは、衝撃的なニュースを発表。メレディスは、アルツハイマーを患っていた母エリスが突然記憶を回復したという連絡を受け、病院へ駆けつける。回復は一時的なものらしいが、娘に大きな期待を抱いていたエリスに今の生き方を厳しく問われ、メレディスは傷ついてしまう。バークにプロポーズの返事をしていないクリスティーナは、結婚生活とキャリアの両立は可能なのかと悩む。そんな中、ある患者の血液中の有毒物質に感染した病院内のスタッフが次々と倒れてしまう。
もっと読む傷は人生のロードマップ
シアトル・グレース病院の外科部長候補に、新たな人物が参戦。有名な心臓外科医であるマーロウは、なんとスタンフォード時代に教え子だったクリスティーナと恋人関係にあった。その事実を知ったバークは平静さを失い、マーロウに復縁を迫られるクリスティーナは、面倒な三角関係に陥ってしまう。部長後任レースを意識しすぎるスタッフたちの目に余る行動に、ウェーバー部長の怒りも頂点に。徐々に回復するメレディスは、父ザッチャーとその妻スーザンを食事に招き、家族としての第一歩を踏み出そうとするが、ザッチャーの心無い一言にそれまでの思いをとうとう爆発させてしまう。
もっと読む過去との再会
フェリーの衝突事故に巻き込まれて記憶喪失となった妊婦エヴァが、顔を再生する整形手術を受けた。未だに誰とも連絡が取れず、自分は見捨てられたと投げやりになる彼女にとって、アレックスは大きな心の支えだ。彼もまた、彼女に惹かれている自分に気付く。メレディスとデレクは2人の関係に疑問を抱き始め、バークの気持ちを受け止めると決心したクリスティーナは、マーロウを冷たく突き放す。そんな中、イジーが十代で出産し養子に出した娘が、急性骨髄性白血病を抱えてシアトル・グレース病院にやって来る。娘の育ての両親から骨髄移植のドナーになってほしいと頼まれ、協力を決意するイジー。仲間たちにも相談せず、一人で骨髄採取に挑むイジーの元へ、真っ先に駆けつけたのはジョージだった。
もっと読む夢を求めて Part I
気分を一新するため、アディソンは休暇を取ってロスまでのドライブ旅行を敢行。医学生時代の友人ナオミの勤務先で、複数の開業医が共同医療を行う“オーシャンサイド・ウェルネス・グループ”を訪ねる。久しぶりに友人たちと過ごす時間の中で、自分の人生を改めて考え直し始めるアディソン。一方シアトルでは、クリスティーナとバークの結婚式の準備に、それぞれの母親たちも加わることに。2人は次々と勝手なアイデアを出しては、クリスティーナを困らせる。
もっと読む夢を求めて Part II
発熱を訴えるスーザンが再び病院に現れた。オペによる感染症の疑いで入院するが、症状は思いのほか深刻な方向へ・・・。少しずつスーザンとの絆を深めていたメレディスはショックを隠せない。イジーと顔を合わせる日々が辛くなったジョージは、マーシー・ウェスト病院への転職を真剣に考え始める。その頃ロスでは、自分が既に出産適齢期を過ぎたことを知らされたアディソンが、友人たちに支えられながら少しずつ現実を受け入れ、立ち直ろうとしていた。
もっと読む崩れゆく歯車
インターンたちにとって年に一度の大事な試験当日。午前中は病院勤務からも免除され、試験に集中すべき時に、登山中に負傷した3人の遭難者が搬送されてくる。重度の凍傷や外傷を負った患者たちに興味津々のクリスティーナたちは気もそぞろに。病院からスーザンの葬儀に向かおうとしていたメレディスの前には、取り乱したザッチャーが現れる。メレディスのせいでスーザンが亡くなったと思い込むザッチャーは、メレディスに葬儀には来るなと言い放って立ち去る。一方カリーはジョージとイジーの間に何かあると確信を深め、クリスティーナは結婚式で交わす誓いの言葉を考えられずに苦悩する。
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