チームを危険にさらしたリアン･ユーでの大爆発の後、オリバーは故郷へ戻ったが、それは彼にとって人生における新たな１ページの始まりでもあった。だが、スター･シティの市長として、そしてグリーンアローとして街を守りつつ、同時にウィリアム（ジャック･ムーア）の父親としての役割を受け入れることを決意したオリバーの前に、思いがけないかつての敵が再び現れる。

グリーンアローの素顔が映った写真がテレビで公開され、オリバーがグリーンアローではないかとの見方が一気に広がり、ＦＢＩからも特別捜査官が派遣される事態に陥る。そんな中、スター･シティを訪問したマルコヴィアの代表団が、旧知のアナトーリに誘拐されてしまう。だが、記者団や市民の目が光っているため、オリバーは身動きが取れない。

ウィリアムのために、グリーンアローのスーツを脱ぐと決意したオリバー。彼の代わりに、ジョンがスーツを着て悪人を追っていた。ある日、オニキス率いる悪人たちが、コード産業が製造していた新しい神経ガスの輸送情報を盗む。チーム･アローは強奪を阻止しようとするが閃光弾にやられてガスを奪われてしまい、ジョンはすっかり自信を失ってしまう。

フェリシティと復縁したオリバーはディナー･デートに出かけるが、途中でフェリシティがチームから呼び出しを受け、デートは中止になってしまう。チームはローレルがスター･シティに戻ったことを知り、さっそく彼女の居場所を突き止めようとする。そんな中、フェリシティのもとへ思いがけない訪問者が訪れ、ＨＥＬＩＸの創始者ケイデンの恐ろしい企みを彼女に打ち明ける。

スレイドが現れ、息子のジョーを捜してほしいとオリバーに頼む。ジョーが傭兵にさらわれたと知ったオリバーは、救出のためにカズニアへ行くかどうか迷うが、フェリシティに説得されて心を決める。一方、ダイナの前に再びビジランテが現れる。追い詰められたビジランテがマスクを取ると、その正体は意外な人物だった。

スレイドの息子ジョーは、自分が率いる犯罪組織にスレイドを迎え入れることにする。ジョーがカズニアの半分にダメージを与えようとしていたことを知り、オリバーはスレイドと力を合わせてジョーの計画を打ち砕く。だがジョーは、弟がいることを打ち明け姿を消す。一方、スター･シティではチーム･アローが“ドラゴン”と呼ばれる悪党を相手に戦っていた。

感謝祭の日、オリバーとウィリアムは、スター･シティ警察の前でフードドライブ活動を行っていたが、突然現れたサマンサにオリバーが逮捕されてしまう。一方、サンダーランド社の倉庫にブラックサイレンが現れ、ケイデンの指示でナノテルミットを奪っていく。

「ARROW/アロー」「SUPERGIRL/スーパーガール」「The Flash/フラッシュ」「レジェンド･オブ･トゥモロー」の壮大な４話クロスオーバーのパート2。オリバーたちはプロメテウスXの顔を見て驚愕する。4年以上前に死んだトミー・マーリンにそっくりだったからだ。しかし、彼はアースXと呼ばれる地球からやってきたトミーだった。アースXではナチスが全世界を支配し、別のアースも支配下に置こうとしていたが、彼らが地球にやってきた理由はそれだけではなかった。

オリバーとフェリシティの結婚披露宴が行われる中、オリバーの正体を明かそうとする証人がチームの中にいることが判明。オリバーはレネ、カーティス、ダイナを監視する。同じ頃、ランスがさらわれ、ブラックサイレンとケイデンは、ランスの命と引き換えにナノアルミニウム増幅器を渡すように要求する。

メンバーの半分を失ったものの、オリバーには、フェリシティとディグルがいればケイデンとブラックサイレンの悪事は阻止できるという自信があった。だが、オリバーはケイデンの秘密の一端を知ったことで、意外な人物と手を組むことを決意する。一方、ダイナはヴィンスに心を許し始め、いいムードになっていく。

ケイデンはスター･シティにあるすべての電子製品を操り、街中の人々を恐怖に陥れる。インターネットを使ったケイデンの攻撃を防ぐため、オリバーはランスとテアの協力で、すべてがアナログ化された避難所の設置を進める。一方、ケイデンの次の標的の中にウィリアムの乗ったスクールバスがあったことで、事態は複雑になっていく。

オリバーは、スター･シティを危機から救うために Ａ．Ｒ．Ｇ．Ｕ．Ｓ．（アーガス）との接触を試みるが、ケイデンに先手を打たれてなすすべがない。そんな中、フェリシティの顔認識システムがビジランテをキャッチし、カーティスとレネがビジランテと落ち合う約束をしていたことが判明する。オリバーは、ようやくヴィンスが２重スパイだったことを知る。

息子オーウェンがオリバーに殺されたと信じているケイデンの誤解を解くために、オリバーたちはある証拠を手に入れようとするが、思うように進まない。だが、ついに加工された映像の解析に成功し、オーウェンを殺した者の正体が判明する。ケイデンの要求に応えるため、オリバーは仲たがいした仲間に協力を要請する。

ケイデンに奪われた7,000万ドルをブラックサイレンに盗まれ、スター･シティは財政破綻の危機に陥る。ローレルの行方を追ったところ、ランスによって山小屋にかくまわれていたことが判明する。逃がしてくれたら金を返すというローレルの言葉を信じるオリバーたちチーム･アローと、ヴィンスの復讐を望むダイナたち新チームの間で激しい戦いが勃発する。

ブラックサイレンが警察署に現れ、ローレル･ランスだと名乗る。ローレルは病院に保護されるが、ランスたちが目を離したすきに、ディアスの仲間である警官に連れ去られてしまう。一方、オリバーの棄却を求める話し合いの中、アーマンドが連れてくる新たな証人がロイ･ハーパーだとわかり、オリバーはロイの救出に奔走する。

ナイッサ･アル･グールがスター･シティに現れ、タナトス･ギルドのメンバーがテアを襲う計画を立てていると警告する。アシーナが率いるこの暗殺団の狙いは、マルコムが隠した地図だった。オリバーたちはギルドと戦って地図の入った箱を手に入れるが、地図は白紙だった。しかしアシーナとの戦いで負傷したテアの血が地図に降りかかると…。

ディグルはオリバーがフードを脱ごうとしないことにイラ立ちを感じ、ふたりの溝が徐々に広がっていく。ディグルはついに不満を爆発させ、ふたりは殴り合いのケンカを始める。どうにかフェリシティになだめられたふたりはヴァーティゴの保管倉庫を破壊しに向かう。一方、カーティスは新しいボーイフレンドが正義の味方を嫌っていることを知る。

市議会は、オリバーに対して弾劾の予備手続きに入ることになった。オリバーは弾劾を主張する議員と話し合い、ヒルとアーマンドがディアスの手先である証拠を提出することを約束する。しかし、苛立ちがつのるオリバーはフェリシティをなじり、ウィリアムの作品を壊してしまう。そんなオリバーの前に驚くべき人物が現れる。

ディアスとローレルは自らの帝国を拡大するべく、クアドラントと呼ばれる巨大犯罪組織の人間に会う。一方、スター･シティではカーティスがフェリシティの部屋を訪れ、ヘリックス･ダイナミクスの仕事を一緒に再開する。フェリシティはオリバーの生死や居場所を把握することができず、不安を覚えていた。

単独で活動するオリバーはアナトーリに接触し、計画どおりにディアスと対面する。一方、レネが退院し、チームはディアスを倒すための活動を再開するが、レネは撃たれたときのことがトラウマとなって、作戦に参加できない。また、ローレルとランスも、互いを見捨てることができずにいた。

目の前に懐かしい友の姿が蘇り、オリバーのストレスは募っていく。スター･シティを救うためには、すべてを失っても戦うしかないのだと、オリバーは考え始める。

ついにディアスはチーム･アローのメンバーと彼らの愛する人々をターゲットに。命をかけてディアスを倒そうとするフェリシティとともに、オリバーも戦いに挑む。

街と警察を支配するディアスと戦うために、グリーンアローは仲間と共に警察署に乗り込む。FBIの援護でどうにか警察を制圧するが、肝心のディアスの姿が消えていた。アナトーリから居場所を聞いたチームは、FBIと共にディアスの確保に向かうが…。シックス・シーズン、激動のフィナーレ。

スラブサイド凶悪犯罪者用刑務所に収監されたオリバーは、別人のようになっていた。誰もが知っていたヒーローの面影はなく、孤立して争いを避け、収監されてからずっと彼を愚弄し、挑発してくる者たちを無視していた。家族のために刑期を短縮できるよう、できるだけ目立たないでいると決めていたオリバーだったが、かつての敵に遭遇したことで、彼の決意のほどが試されることになる。

オリバーは刑務所の中からディアスを追跡するためには、かつての敵と手を組む必要があると気づく。その頃スター･シティでは、ディアスを倒そうとするフェリシティの作戦がディグルに阻止されていた。かつてのチームや古いやり方には頼れないと知ったフェリシティは、新たな方法でディアスを追う。

依然として刑務所に入っているオリバーは、最大の困難に直面する。一方、フェリシティは興味深い申し出を受ける。ディグルはカーティスに、Ａ.Ｒ.Ｇ.Ｕ.Ｓ.（アーガス）のために潜入捜査をするよう依頼する。

ディアスを捜し出すために、思い切った行動に出るオリバー。フェリシティもディアスを捕らえるために全力を尽くす。一方、レネのコミュニティ･センターが放火魔に狙われ、ゾーイが負傷するが、そこへ正体不明の新たなグリーンアローが現れる。自警団を捕まえるよう市長に圧力をかけられるダイナは、街を守るためにはどんな犠牲を払ってでも規則に従うべきなのか、何が最善の選択なのか、決断に迫られる。

フェリシティは、オリバーに関するある秘密を知りショックを受ける。一方、ディグルとカーティスは、Ａ.Ｒ.Ｇ.Ｕ.Ｓ.（アーガス）のために潜入捜査に向かう。ダイナは意外な人物と手を組む。

看守が殺され、収容者全員に殺害容疑がかけられる。そして、スラブサイド刑務所はますます危険な場所になる。フェリシティは、ディアスを追跡するために意外なところから協力を得る。ローレルは、オリバーを助けるために地区検事長としての力を行使する。

オリバーは自分の人生に、そして彼が愛するすべての人々の人生にも影響を及ぼすかもしれない、ある重大な選択をする。

フェリシティは、家族に関してあることを決意する。一方、ディグルとライラは、カーティスが見つけたダンテの絵の調査を続ける。

互いの体に入ってしまったまま、どうすることもできないオリバーとバリー。しかし、ジョン･ディーガンの手がかりをつかみ、自分たちの身になぜこんな変化が起きたのかを知るために、スーパーガールと共にゴッサム･シティへ向かう。彼らはそこで、ミステリアスなケイト･ケインに出会い、アーカム･アサイラムにつながる情報を得る。

オリバーはスター・シティ市警察（ＳＣＰＤ）の仕事に戻り、フェリシティとの結婚に気持ちを集中させようとする。しかし、ダイナがオリバーに新たなグリーンアローの追跡という任務を課すと、事態は意外な展開に。一方、ディグルとライラはディアスについてＡ.Ｒ.Ｇ.Ｕ.Ｓ.（アーガス）から対策を求められる。

オリバーとローレルは再び過去の記憶に悩まされる。ディグルとライラがディアス、チャイナ･ホワイト、ケイン･ウルフマン、キャリー･カッターと共にゴースト･イニシャティブ作戦を再開したことを知り、カーティスは動揺する。

“フードとビジランテ（自警団）の隆盛”と銘打ちオリバー･クイーンとフェリシティ･スモーク、そして他のチーム・アローのメンバーを紹介するドキュメンタリー番組仕立てになった、記念すべき「アロー/ARROW」の第150話。ビジランテとしての過去とスター･シティにおけるグリーンアローの存在の意味について語り合うオリバーとチームの様子をカメラが追う中、オリバーは寄宿学校から帰省するウィリアムの面倒やシティへの新たな脅威への対応に追われる。

オリバーとフェリシティは、ウィリアムが2人に隠していたあることを知ってがっかりする。家族の問題に集中したいと考えたオリバーはグリーンアローの任務を降り、連続殺人鬼の追跡をチームに任せることにする。しかし、チームが殺人鬼の標的となったことで恐ろしい事態に発展してしまう。

数か月間、極秘にダンテについて調査していたディグルとライラは、ついに、あるテロリストの手がかりをつかみ、A.R.G.U.S.（アーガス）ゴースト･イニシャティブ･チームを指揮し、捕まえようとする。一方、オリバーはエミコに近づこうとする。

チーム･アローはスター・シティ市警察（SCPD）と協力しようとするが、事態は計画どおりには進まずオリバーの苛立ちが募る。一方、ダイナは人生を変えるようなニュースを受け取る。

ミアとウィリアムは危険なミッションでグレイズに潜入する。そこでダイナ、ロイ、ゾーイに会い衝撃的な事実を聞く。そんな中、フェリシティと一緒に過ごした子供時代の記憶がミアの脳裏をよぎる。

ローレルは、エミコにとって不利な影響を及ぼす情報を知る。常に妹を守ろうとするオリバーは、ローレルに調査の手助けを依頼する。友人がチームに入るのを喜ぶフェリシティ。しかし、順調にはいかず、フェリシティはチームとローレルとの間で板挟みになり、決断を迫られる。

殺人罪を問われ、過去の犯罪歴が明らかになったローレル。完全にブラックサイレンに変わり、犯罪者の仲間のシャドー･シーフと組んでスター･シティのいたる所で次々と犯罪を重ねる。ダイナはローレルを逮捕しようとするが、フェリシティはローレルを見捨てることに反対する。あらゆる手段を駆使してローレルに連絡を取ろうとし、サラ･ランスまで召喚しようとするフェリシティだったが、そんな努力はすべてローレルによってはねつけられ、チームは分裂の危機に陥る。

ナインス･サークルがチーム･アローの前に立ちはだかる。ディグルは国防情報局のある大将に協力を求めるが、２人の間には、過去のわだかまりがあった。一方オリバーは、ナインス･サークルに対してエミコが反感を抱くと考えられる、ある情報を入手する。そんな中、フェリシティへの興味深い提案を携えてアレナが戻ってくる。

スター･シティが攻撃されることを知ったチーム･アローは、ナインス･サークルを止めるためにロイ･ハーパーに協力を依頼する。だが作戦は失敗し、巻き添え被害まで出てしまう。スター・シティ市警察（ＳＣＰＤ）の警部として、ダイナは何が起こったのかを捜査する。

スター･シティ警察（ＳＣＰＤ）がフェリシティの逮捕状を持って現れ、オリバーは危機的状況に陥る。

セブンス･シーズン、フィナーレ。オリバーとエミコの戦いは、最終局面を迎える。懐かしい顔ぶれが再び登場する一方で、仲間たちはこれまでにない重大な危機に直面する。

スター･シティに戻ったオリバーは、懐かしい人々に遭遇する一方で、モニターのミッションの謎を解こうとする。ミアとウィリアムは新たな敵と対決する。

オリバー、ディグル、ローレル、タツの４人は、モニターの計画に関わる重要な人物を捜す。一方、コナーはＪＪと本音で話し合う。

妹のテアと再会したオリバーは、彼女と共に迷路のような地下墓地の中を調査する。一方、ディグルとライラは特別な任務でパートナーを組む。

オリバーはチーム･アローと共に、スター･シティに現れた謎の新たなヴィラン、デスストロークを倒そうとする。一方、仲間の１人を失い結束が揺らぐ未来のチーム･アローは、ＪＪを止める新たな方法を考え出す。

モニターと戦うための鍵を知ったオリバーとチーム・アローは、必要な材料を集めるためにロシアに引き返す。一方、コナーは懐かしい人物と再会する。

ライラに裏切られたオリバーは、絶体絶命の危機に陥る。一方、ローレルは過去の償いをする機会を得る。

リアン･ユー島へと戻ったオリバーは、迫り来る危機を無視しようとするが、古い仲間に助けられる。一方、再び結束したチーム・アローは正体を現したヴィランと対峙する。

バニシング･ポイントで追い詰められたパラゴンは逃げ道を探す。フラッシュが消えたことで状況はますます悪化する。しかし、そこへ現れたオリバーが自分は別人になったと明らかにし、望みがつながる。一方で、モニターとアンチモニターの誕生の秘密が明らかになる。

2040年のスター･シティ。ミア･クイーンは欲しいものをすべて手に入れている。しかし彼女の前に再びローレルとダイナが現れたことで、状況は急激に変化し、彼女の完璧な世界がひっくり返されてしまう。ローレルとダイナは、ミアと直接つながりのある誘拐の被害者を追っていて、ミアに協力を求める。すべてが変わることを知っているミアは、ヒーローにならざるを得なくなり、街を救うためにローレル、ダイナと共に再びスーツを着る。

８シーズンにわたって多くのスーパーヒーローを生み出してきた「アロー」のフィナーレ。フェリシティの再登場がグリーンアローの物語を締めくくる。