「おうたのお姉さん」として活躍する三奈美と、正式に交際を始めた翔二。今日は、三奈美の自宅に娘のカナと一緒にお呼ばれして、手料理を振る舞ってもらうことに！楽しい時間にお酒も進み、カナもお腹いっぱいになって寝息を立て始める。二人きりになると酔っ払ったせいか、いつもよりも大胆に体を寄せてくっついてくる三奈美。「おうたのお姉さんがこういうことしたら…ダメなんですかぁ？」と火照った表情で甘えてくる三奈美を前に、翔二は我慢できるはずもなく…

翌月の花火大会に一緒に行く計画を立てる、三奈美と翔二。花火大会前に、浴衣を一緒に見てほしいと三奈美に頼まれて、ショッピングモールの浴衣売り場へいく事に。色とりどりの浴衣を試着して見てもらう三奈美だったが、どれも可愛すぎて決められない…。するとその時、浴衣売り場の近くにオフで服を見に来ている、かずひろお兄さんの姿を目撃した三奈美。番組のメンバーにはまだ秘密のお付き合いという事もあって、とっさに翔二を試着室に引き込んでしまう。狭い試着室で密着して、浴衣越しに伝わる体温…。バレちゃダメなのに、声を抑えながら二人の興奮は徐々に増していき…

おうたのお姉さんとして、大きなコンサートホールでの親子ショーが決まった三奈美。翔二の家で親子ショーの開催を知らせた三奈美は、しばらくレッスンで翔二と会えなくなってしまうのが寂しいという気持ちを打ち明ける。「会える時間が少なくても、いつでも三奈美さんを想っていますから」という翔二の言葉に励まされた三奈美。そしてしばらく会えなくなってしまっても、互いに感触を忘れないようにと肌を触れ合わせるのだった。しかし、そんな二人にスキャンダルの目が徐々に忍び寄っていて…

大きな家具の組み立てを手伝いに、三奈美の家を訪ねた翔二。組み立て終えると、翔二の体はすっかり汗だくになっていた。三奈美がタオルで汗を拭ってくれるのだが、次第と至近距離の二人は甘い雰囲気に…。「俺…汗かいてますから…」「翔二さんのなら、私…気になりません」そう言って、二人きりで過ごす時間を熱く楽しむのだった。ところが後日、三奈美の前に現れた記者を名乗る男。幸せな関係を脅かすスキャンダルを前に、三奈美はある決心をする――

テレビ局に呼び出された翔二。そこで待ち受けていたのは、三奈美とそのマネージャーだった。マネージャーから、三奈美との関係が週刊誌にマークされていることを明かされ、もう三奈美とは会わないようにと告げられる翔二。子どもたちのアイドルとしてスキャンダルが厳禁であることはわかっていたのに、ついに訪れてしまった決断の時…。みなみお姉さんに救われた娘のカナのため、そして三奈美を愛する自分の気持ちと向き合った翔二が出した結論とは――

絵本を投稿している出版社で打ち合わせをする翔二。そこで担当編集の麻耶から、社名が似ているゴシップ誌へのクレームが間違えて届くという愚痴を聞かされる。その話から、三奈美を狙うゴシップ記者を退けるアイデアを思い付いた翔二は、かずひろお兄さんへ協力を求めるのだった。そして後日、張り込んでいたゴシップ記者の前に直接姿を現す翔二。翔二が考えた解決策とは…？そして、みなみお姉さんを狙うゴシップ誌の追及から逃れることができるのか――!?

ゴシップ記者の追及をかわした翔二は、娘のカナも連れて、三奈美と念願の花火大会へ。出店を回っていると、カナが保育園の友達と遭遇して「一緒に回りたい」と駄々をこね始める。すると、気を利かせた友達の親御さんがカナの面倒を見てくれることとなり、翔二と三奈美はしばし二人きりの花火大会を楽しむことに。花火が上がるまでの間、人気のない神社で線香花火を楽しむ二人。すると線香花火に優しく照らされた三奈美を見つめているうちに、愛しい気持ちが溢れた翔二は静かに口づけをするのだった…

花火大会を終えて、三奈美の家に招かれた翔二。娘のカナはお友達の家にお泊りという事で、久々に二人きりで過ごす夜。スキャンダルを避けて距離を取っていた分、否応なく気持ちは高まっていく…。そして花火大会でかいた汗を流すため、一緒にお風呂に入ることにした二人。そこで互いに抑えられないほどの愛情を確かめ合うのだった。そして後日、「みなみお姉さん」としてたくさんの人に愛され、支えられた三奈美は、いよいよ親子ショーの大舞台へ足を踏み出す――！