シーズン1 (2022)
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エピソード 13
私、落語家になるっ!
時は大正時代。いつか人間を化かしてみたいと夢見る豆狸少女のまめだは長老の使いで大都会・大阪へ。そこで人を化かそうとするが失敗ばかりするまめだは、ある日落語家と名乗る黒髪美女の大黒亭文狐と出会い落語の世界に触れる。話術だけで人を化かすことができる落語に興味をもったまめだはある決断を下す。
もっと読むウチの芸、盗めるもんなら盗んでみ
文狐に弟子入りすることを決断したまめだ。早速文狐のもとへ弟子入りを志願するも断られてしまう。諦めきれないまめだは文狐の自宅を訪れ、忘れ物の扇子を見つける。大事な仕事道具を届ければ弟子にしてもらえるに違いないと届けに行くのだが邪魔が入り……。果たしてまめだは無事弟子になれるのか!?
もっと読む見せん下手くそより、見せる下手くそや
大阪弁のリズムを身に着けるため、ざこばの朝一に行くよう文狐に命じられたまめだ。そこで前座を務める椿しららと出会う。初めはいがみ合うも二人は次第に意気投合していく。しかし、突如現れた黒駒一家のらくだにしららは連れ去らわれてしまう。まめだは周りの制止を振り切り、しららを連れ戻すため飛び出していく!
もっと読むメジロ、ハマチ、ブリ
狸だとバレたら破門と文狐にきつく言われているまめだ。しかし、小糸には初めからバレていた。ある日、文狐と共演する演目直前に小糸の三味線が壊れてしまう。予備の三味線もない状況のなか、まめだは小糸のために変化で三味線に化けることに。果たしてまめだは観客と文狐にバレずに、小糸は難しい演目を乗り切れるのか。
もっと読むはじめの一歩は転んでなんぼ
まめだの初舞台、しららの初お披露目の天神祭がやってきた。初めての祭りに興味津々なまめだ。その時、神輿の中から天神様が飛び出してきた。途端に暗雲が立ち込め始める大阪の街。このままでは天神祭が中止になってしまう。まめだは天神様を連れ帰り、無事初舞台を成功させることができるのか。
もっと読む正気やったら芸人やってへんねん
ある日、まめだは行き倒れを見つける。その人こそしららの師匠、椿白團治だった。方々に借金がある白團治は返済のため、らくだに連行されそうになる。このままでは、しららはようやく会えた師匠とまた離れ離れになってしまう。咄嗟にまめだは借金の肩代わりを約束するが、当然返す当てもなく……。
もっと読む師匠じゃなきゃ意味ないんだ
まめだは突然文狐から破門にされ、家を追い出されてしまう。事の発端は上方落語四天王が一堂に集まる会合でのこと。文狐が弟子を取らないのは先代との約束だった。先代を裏切るなら今後二人の落語活動を妨害するという圓紫。そこへ白團治が間に入り、まめだにある試練を与えようということになり……。
もっと読む何でアテはあかんのか
無事白團治の試練に合格したまめだ。次の試練の相手は「完全な話芸」と称される霧の圓紫。圓紫の試練内容は前座噺の寿限無を一週間で覚えるというものだった。拍子抜けしたまめだに圓紫は続ける、寿限無を十分十五秒でやるので同じ時間で一言一句間違えるな、と。はたしてまめだは圓紫の試練を乗り越えられるのか。
もっと読むオレの芸、お前で終わらせてくれよな
大黒亭文鳥は人気落語家にも関わらず、「大黒亭はオレで終わり」と弟子を取らない変わった人物だった。そんな彼がある日初弟子として一人の少女を連れてくる。その少女こそのちの大黒亭文狐だった。文狐と文鳥の出会いとは。そして文狐はなぜ、人に化け人の世に溶け込んでまで落語家になったのかが今明かされる。
もっと読む君が面白くちゃ意味がない
圓紫の試練を突破したまめだ。最終試練の相手は「泣かせの天才」と称される、恵比寿家歌縁。まめだは自分の落語を歌縁に見せると面白いと言われるも「君が面白くちゃ意味がない」と不合格になる。納得がいかないまめだは歌縁の後を追うとそこは遊郭だった。出てこない歌縁にあうためにまめだは遊郭で働くことにする。
もっと読む全部師匠が教えてくれた
まめだは遊郭の常連、平兵衛にご馳走を振舞われお土産まで貰い上機嫌で椿家に帰ってくる。お土産の風呂敷を広げるとそこには大金が入っていた。同時に警官が椿家を訪れ、まめだは窃盗犯にされてしまう。平兵衛は文鳥や文狐と因縁がありまめだを貶め大黒亭一門に復讐を目論んでいた。果たしてまめだはこの窮地を脱することができるのか。
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