Season 1 (1995)
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エピソード 12
忘れていた想い
伸一(福山雅治)は小さな編集プロダクションに勤めている。一流商社勤務の荒木(椎名桔平)、紳士服小売り店で働く乾三(今田耕司)とは、島根の高校で同級生だった親友同士で、上京後も三人はよく集まって飲んでいた。
ある晩、伸一は荒木に頼まれ、上司に押し付けられた見合い相手を断ってくれと言われ、コンサート会場へ行く。そこには派手な格好の女が現れた。そして、「上司のすすめる顔も知らない人を相手にするな」と言って立ち去った。
その顔を見て、高校の二年下のつゆ美(桜井幸子)ではないかと気付く。気付いた時彼女の姿はなかった。あの頃気にしていた女の子だったのだ。
高校の同窓会が開かれ、伸一はつゆ美を探した。伸一は会場でつゆ美をが見つけるが、つゆ美もまた誰かを探している様子だった。その視線の先に荒木がいた。
もっと読むそれが恋の始まり
乾三(今田耕司)は、キャンプを計画していた。先日、むりやり純子(大塚寧々)にキスをした乾三はそれを気にし、彼女をキャンプに連れて行って謝るつもりらしい。
伸一(福山雅治)は乾三に頼まれ、純子にキャンプの話をするが、純子はキスのことなど、少しも気にしていなかった。
つゆ美(桜井幸子)は、レストランで荒木(椎名桔平)と会うことになり、喜んでいたが、荒木は会社の部下を連れてきてしまい、つゆ美を怒らせてしまう。
そんなつゆ美に荒木から、キャンプに行こうと電話が入る。
伸一らはみんなでキャンプに出かけた。つゆ美は、荒木に高校時代一度だけ一緒に映画を見に行った事を話すが、彼は覚えていなかった。
もっと読む思いがけない告白
伸一(福山雅治)がマンションに帰ると、乾三(今田耕司)が勝手に入りこんでいた。乾三は純子(大塚寧々)の事で頭がいっぱいだ。つゆ美(桜井幸子)も、荒木(椎名桔平)の事で、一喜一憂している。そんな二人の相談相手になっているのが伸一だ。
伸一は純子に、乾三を誘って食事に行こうと言うが、純子からは「あいつの顔を見ると腹が立つ」と言われてしまう。
つゆ美は、荒木からの電話を待っていた。それを知った伸一は、つゆ美に電話をしてやれと荒木に話す。荒木は「遊び半分で振り回すわけにいかない」と悩んでいる。そんな荒木が、つゆ美に電話し、デートの約束をした。喜ぶつゆ美だが・・・。
もっと読むずっと好きだった
伸一(福山雅治)に、転職話が持ち上がった。石浜産業がシンガポールで新しい開発プロジェクトを開始するので参加しないかとの誘いだった。伸一はこのことをつゆ美(桜井幸子)に話し、「純子(大塚寧々)にはまだ伝えていない」といった。つゆ美は「大事な人に一番最初に話した方がいい」と答える。
伸一は久しぶりに純子に会うが、純子に「自分とつき合うと言った伸一の真意がわからない」と言われてしまい、転職の話は言い出せずに別れた。
そんな純子に、つゆ美が伸一の転職の話をする。どうして話してくれなかったのかと純子は考えこんでしまう。伸一は石浜産業へ面接のため出かける。しかし、荒木(椎名桔平)が推薦したと知った伸一は・・・。
もっと読む想い出にさよなら
「高校時代、お前の事を好きだった」とつゆ美(桜井幸子)に告白した伸一(福山雅治)は、仕事に張り切りだした。そして、副編集長になることを承知した。
いつもの橋の上で伸一とつゆ美が出会った。つゆ美はぎこちない。そして何か言いたそうだ。
つゆ美が伸一のマンションに訪ねてきた。帰ろうとしたところへ純子(大塚寧々)が顔を出した。純子はつゆ美が気になる。そんな純子を「夏休みに一緒にどこかへ行こう」と伸一が誘う。
つゆ美のところに荒木(椎名桔平)から夏休みに田舎に帰るという電話が入る。二人は一緒に帰ることになった。つゆ美は喜び、さっそく飛行機の搭乗券を買ったが・・・。
もっと読む俺の叫びを聞け!
伸一(福山雅治)はつゆ美(桜井幸子)といつもの橋の上で会った。つゆ美は荒木(椎名桔平)から何の連絡もないと話した。
しかし、つゆ美は荒木の事が忘れられない。荒木からの留守電を聞き、つゆ美は荒木に電話をした。パーティーに行こうという荒木に「もう会わないと決めたのよ」とつゆ美はつっぱねた。
一方、伸一、乾三(今田耕司)と会った荒木は「俺、つゆ美ちゃんが好きだ」と言う。伸一と荒木がにらみ合う。そんな伸一に「つゆ美ちゃんが好きなのか」と乾三が聞く。真一は「妹みたいに思っている」と答えた。
翌日、伸一とつゆ美は野球を見に行く。つゆ美は荒木から言われたパーティーのことが気になっていた・・・。
もっと読む最終話:あなただけを ※27分拡大
伸一(福山雅治)は、つゆ美(桜井幸子)の心の中に荒木(椎名桔平)がまだいることには気付いていたが、つゆ美を信じ「一緒に暮らさないか」と提案する。つゆ美は黙ってうなずいた。
しかし、つゆ美は会社を辞めて故郷に帰るという荒木と会って心が揺れる。
つゆ美は、部屋に手紙を残し、荒木のいる島根へ向かった。
手紙を見た伸一もまた、つゆ美を追いかけ島根へ向かう。そして、帰りの飛行機の便名を告げ、空港で待っていることを伝える。つゆ美は・・・。
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