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クリスマスも近くなったある日、チトセは街で小犬を見かける。その小犬は、以前事故に遭ったのを助けて面倒を見たチビスケだった。その後、チビスケのことが気になったチトセは様子を見に行くが、そこでチトセを我が物にせんと探し回っていたカンナと遭遇する。

師走校長が設置した「ご意見箱」からむつきの意見が採用され、園内の旧校舎を取り壊して図書室を作ることが決定した。そして取り壊す前に、先生達がお化け役になって、生徒達が男女ペアで参加する肝試し大会を行うことに。ママ先生たちは大張り切り！　ふみつきもチトセとペアで参加することになってドキドキ。しかし、意見が採用された当のむつきはどこか元気がなく…。

肝試し大会の後、みんなの前でチトセに告白してしまったふみつき。翌日学校では二人の噂で持ちきり状態になっていて、ふみつきは恥ずかしくていたたまれない。そして、自分の意志を無視してまるで祝福モードのママ達に苛立つチトセ。そんな中、むつきは自分の中学時代の初恋を思い出していた。そして、初恋の先生との思い出がいっぱい詰まった旧校舎が取り壊されることに寂しさを感じているようで…。

ふみつきに告白され、戸惑うチトセだったが、彼女に素直な自分の気持ちを伝えるのだった。一方、旧校舎の取り壊しが目前に迫った。旧校舎に初恋の思い出があるむつきも寂しさを隠し切れない。さつき達はむつきを心配して、何かいい考えはないかと相談する。その夜チトセは自分の想いのため、そして大切な人の思い出のために、一人旧校舎に向かうのだった…。