《祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす》平安末期。平家一門は、権力・武力・財力あらゆる面で栄華を極めようとしていた。亡者が見える目を持つ男・平重盛は、未来が見える目を持つ琵琶法師の少女・びわに出会い、「お前たちはじき滅びる」と予言される。貴族社会から武家社会へーー日本が歴史的転換を果たす、激動の15年が幕を開ける。
大河ドラマ51作品目「平清盛」。本当の親を知らないまま、武士の新興勢力・平氏のもとで育てられた清盛は、養父・忠盛と共に海賊退治を行い、一人前のサムライに鍛えあげられる。やがて武士の頂点に立ち、日本の覇者となる。争いではなく、交易こそがこの国の豊かになる道だと人々に説いた男。「平家物語」ではアンチヒーローとして描かれていた男に新たな光をあて、躍動感とエネルギーにあふれる男として描く。
関東に武家政権を築いた頼朝の時代から、北条氏が実権を握り政権を磐石にした承久の乱までを描く
源 頼朝が平家を中心とした朝廷勢力を倒し、関東に初めて建ち上げた鎌倉幕府。変化し続けた世の中を動かした頼朝の妻、北条政子。彼女の波乱に満ちた生涯に焦点を当てながら歴史上欠かすことのできない転換期が、ドラマティックに甦る。
盛者必衰の運命をたどった平家一門の政権獲得から栄華の時代、そして壇ノ浦で源氏に敗れるまでの姿を描く、華やかな歴史絵巻。「大河ドラマ」第10作として、豪華なキャスティングや大がかりなセットが話題になった。
原作・吉川英治、人形美術・川本喜八郎で描く人形劇。
平家一門の栄華から没落まで、様々な人間模様と
息もつかせぬ戦乱・政争の数々が繰り広げられる一大歴史絵巻。