2005年、在一谷组工作了第三个年头的富岛平太（小池彻平）突然因人事变动而派到土木部营业一课。那里的工作就是集合知名承包商代表，关于公共事业工程分配进行调整“串标”。平太虽然对于“串标”这一违法行为有抵触、但他也在承接巨额项目、掌控公司命运的重任中发现了工作价值。

　　某日，被密函告发“串标”一事的一谷组，串标团队为隐瞒事实而将其从承包商名单中排除在外。这是一个众多政府串标行为被揭发，全社会都用审视的目光投向建筑行业的特殊时期。

　　之后“串标”也不断遇阻的一谷组。常务·尾形总司（阵内孝则）掌握了“捣毁一谷组”行动的事实证据。这是因业界为铲除竞争对手，而围绕一谷组所做的阴谋诡计，尾形认命平太监视有“串标调停人”之称的山关组顾问·三桥万造（中村敦夫）。三桥对同乡出身的平太很是信任、不曾警惕。

　　随后在调查“捣毁一谷组”行动中了解到有巨额资金通过三桥流入政_治家·城山和彦（北村总一郎）囊中。误打误撞走进建筑承包业界内幕的平太身处对于恋人· 野村萌（臼田麻美）也不得不三缄其口的矛盾之中。

　　与此同时、监察部门强制搜查的大刀挥向了大型承包商身上，终于“串标”的末日来临了。

　　此时，平太的命运又将如何呢？

Sharply revealing the issue of Japanese construction industry where bid-rigging was a common practice among the giants. After working diligently for three years at a construction site, Heita unwillingly transfers to a sales department where he becomes a part of the illegal collusion -- to limit open competition and obtain high-price public works within the colluding parties. He is torn from conducting unlawful action to save his company, yet deep inside wishing to abide by the law to follow his justice. What will his answer be?

2005年、一谷組に勤務して3年目の富島平太(小池徹平)は、突然の異動により土木部営業一課に回される。そこは大手ゼネコンの代表者が集まり、公共事業の割り振りを調整する「談合」が仕事だった。平太は違法行為である「談合」に抵抗を感じつつも、巨額プロジェクトの受注、会社の命運を握る仕事にやりがいを見出していく。ある日、怪文書で「談合」を告発された一谷組は、談合グル―プから事実を隠すためだと、チャンピオン(受注業者）を外される。数々の官製談合が摘発され、社会全体が厳しい眼を建設業界に向けていた時期でもあった。その後も「談合」妨害に見舞われた一谷組。常務・尾形総司（陣内孝則）は「一谷つぶし」が進んでいる事実を掴む。それは業界が競争相手を減らすために、一谷に仕組んだ陰謀であった。尾形は「談合のフィクサー」と呼ばれる山関組顧問・三橋萬造（中村敦夫）の監視役を平太に命ずる。平太と同郷である三橋は、彼に心を許していく。そして「一谷つぶし」の裏側で、多額の金が三橋を通じて政治家・城山和彦（北村総一朗）に流れている事実を掴む。ゼネコン業界の深い闇に迷い込んだ平太は、恋人・野村萌（臼田あさ美）にも言えない深い葛藤を抱えることになる。そんな中、検察の強制捜査のメスが大手ゼネコンに入り、ついに「談合」崩壊の時が訪れる。その時、平太の運命は――。