间宫贵子是一名能力优秀的律师，在离开了曾经栽培过她的律师事务所之后，自立门户的贵子信心满满的希望能够开拓出一片属于自己的新天地。令贵子没有想到的是，接踵而至的意外让她的事业跌落到了谷底，在无奈之中，她只得抛弃曾经的成绩与骄傲，改头换面，重新来过。菜鸟大学生本多大介、大大咧咧的前台接待吉田香织、比起律师更像商人的柳田俊文、尚未通过司法考试的法务人员井上纪三郎等人聚集到了贵子的门下，靠着这一帮半吊子职人，贵子能够完成自己的梦想吗？

Takako Mamiya is a lawyer who quits her job at a prestigious law firm and establishes her own office. She confidently sets out to build her business, but soon her former firm is putting up obstacles and interfering, causing Takako's employees and clients to drift away. She finally puts together a new staff consisting of a college student who knows little about the law, a girl who applied for the job in hopes of meeting a rich guy, a hard-nosed lawyer, and a paralegal who hasn't passed the bar exam yet.

Takako reluctantly handles divorce cases with her incompetent crew. For an elite lawyer like her, divorce cases are the most boring and unrewarding cases that exist. Through clashing with her employees and clients, Takako soon becomes a very mature and tough lawyer.

"Divorce Lawyer" also tells the story of how difficult it is to judge love and relationships in legal terms.

資格試験の最難関とされる司法試験。合格率わずか2.5％にすぎない、この狭き門を突破した者たちは、1年半の司法修習期間を経て法曹界へと旅立っていく。そして、このうち7割以上の人々が志望する職業が「弁護士」である。一般の人々からは羨望の目でみられるこの「弁護士」という職種だが、その中にも確実にヒエラルキーが存在する。多くの弁護士が望むのは大手企業の顧問弁護士。海外の企業なども相手にする渉外弁護士は、多額の顧問料とステイタスが得られる弁護士界のエリートである。一方、一般になじみの深い相続・不倫などの人間関係のトラブルを扱う分野は、意外にも弁護士たちからは敬遠されがちである。中でも、経済社会、国際社会で活躍するエリート弁護士たちが巨額の収入を得るのに対し、「離婚訴訟」をはじめとする男女間・家族間のトラブルは最も割に合わないとされている。感情的なクライアントも多く、財産や親権、性の問題など法的に割り切りにくいナーバスな問題ゆえ、深夜に泣きながら訴えてくるクライアント、難航をきわめる交渉…と、要する時間と手間は想像を絶する。弁護士界では“忍耐勝負の仕事”と疎んじられている家事事件だが、皮肉なことにカップルの3組に1組が離婚するという現状の中でニーズは日に日に高まっている。彼らは人々の葛藤する姿を目前にして、“人間”という法律では決して割り切れないものの存在を日々感じているに違いない。このドラマでは、不本意ながら離婚訴訟をはじめとする家事事件を扱うことになった弁護士が、依頼人との交渉を通して、弁護士という仕事を改めて見つめなおすようになるまでの人間ドラマを描く。