Hiroaki Karasu — Supervising Animation Director
エピソード 20
to be/not to be
かつて友人だったひづるとハイネ。しかしある日、ハイネが“空腹”に耐えられず暴走してしまう。過去に起きた一連の出来事により、ひづるの中で竜之介が生きるようになるまでが明かされる。ひづるの記憶の中にいた慎平と潮は、気が付くと小早川家突入前に戻っていた。作戦は中止、その夜日都ヶ島小中学校に窓たちを集めた慎平は、潮の力でそれぞれにこれまでのループを追体験させていった。
もっと読むAll is (not) lost.
激闘を繰り広げるひづると雁切。朱鷺子が操るギルとロズも加勢し戦いはさらに激しくなっていく。その一方で慎平と澪の「影」は、もう一人の雁切の元へ向かう。澪の「影」が紙垂彦を迷わず刺殺するが、その後「影」の気配をたよりに移動すると、息絶える寸前の朱鷺子の姿が。ひづると根津に救われたと語る朱鷺子は、すぐにひづるたちの元へ行くよう慎平に懇願するが――。
もっと読む網代慎平の一番長い日
ひづるの死に絶望する慎平の前に現れた菱形青銅。青銅との会話の中で、慎平はシデに関する新たな手掛かりを得る。シデは、自らの死体を保管して肉体のスペアとしていた可能性があった。さらに慎平は、日都ヶ島夏祭り当日――7月24日、まだ何も知らない潮が帰って来ることを思い出す。潮復活の兆しが見えるが、ハイネと雁切もまた潮をとらえようとしていた。
もっと読むSummertime re-rendering
刺し違える覚悟で雁切を攻撃する潮だが、その本体は現世にあり、完全に鎧を消し去らなければ勝利できないことを知る。そのためには、潮のハッキング能力をシデにぶつけるしか方法がなかった。シデとの激闘!互いを庇いあい闘う慎平、竜之介そして潮。ハッキング準備が完了するまでの時間は2分間。永遠とも感じる高密度の時間軸を生き抜けるのか…。最後の戦いの幕が上がる──。
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