Miniseries (2019)
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Episodes 5
バカ伝説の始まり
雪丸花子(芳根京子)は北海道のローカルテレビ局に勤めている新人記者。同期の仲間たちは、営業や技術、編成部に配属され、着実に成長を続けているが、花子は失敗ばかり。花子が書いた、同期のアナウンサー・花枝まき(宮下かな子)のデビュー原稿も放送開始ギリギリまで遅れ、しかも信じられないほどの誤字だらけ。あやうく放送事故を起こすところだった。しかしそのおかげで花枝は、一気に才能を開花させたのだった。周りの人たちを巻き込み次々と化学変化を起こす不思議な花子の存在感は、やがて同期の記者・山根一(飯島寛騎)や、カリスマ農業技術者(大泉 洋)、そしてライバル局(安田 顕)をも巻き込むことになるのだった。
Read More水曜はどうでしょう
降谷予報士(藤尾仁志)は、適中率に自信はあるものの、予報した内容が視聴者の印象に残らないことに悩んでいた。「どうして雨だと予想しているのに、人々は傘を用意してくれないんだろう」そんな降谷に雪丸花子(芳根京子)がひと言。...そして降谷は見事に開眼した。またしても花子によって、周囲に化学変化が起こされたのだった。その後も、上司や先輩、同期に迷惑をかけながらも、花子の不思議な活躍は続いた。取材拒否を続けるカリスマ農業技術者・蒲原(大泉 洋)とそれを追う同期の記者・山根一(飯島寛騎)をつないだり、放火事件の容疑者の逮捕の瞬間を激写したり...。しかしこれらのスクープがライバル局のひぐまテレビ・鹿取(安田 顕)の目に触れることになり、彼らの激しい怒りを買うことになるのだった。
Read Moreそれは放送事故だ
山根一(飯島寛騎)と同期の営業部・服部(島 太星)が激しく対立した。スポンサーであるスーパーマーケットが縫い針混入事件に遭い、それを報道したことが原因だった。ニュースをきっかけにCMがとりやめとなり、営業部は打撃を受けた。実名報道を原則とする一方、スーパーは被害者でありながら、風評被害に苦しめられる。報道機関が抱える解けない悩みだ。一方、雪丸花子(芳根京子)は生放送中にトラブルに巻き込まれ、営業と約束していた番組でNGを出したり、山根が特集した農業のカリスマ・蒲原(大泉 洋)に助成金横領疑惑が浮上し、報道部の姿勢が問われたり...。にわかにHHTV(北海道★テレビ)がピンチに直面してしまうのだった。
Read Moreダメ番組終了宣言
スタッフ数や資金力で他局に劣るHHTV(北海道★テレビ)だが、最近ではアイディアとフットワークで、ひぐまテレビに肉薄する日も出てきた。しかし、「絶対一番」をスローガンに掲げるひぐまテレビ(情報部長・安田顕)は、あくまでも完全勝利にこだわり、ついにHHTVへ徹底攻撃に乗り出した。百貨店の催事中継で、先に決まっていたHHTVよりも早い時間に割り込み、さらに限定商品を買い占めるなど、露骨な嫌がらせを仕掛けてきた。雪丸花子(芳根京子)と小倉(藤村忠寿)は、絶妙なコンビネーションで放送事故の危機を切り抜けたのだが、一方で、社長(鈴井貴之)ら上層部からは、目標視聴率をクリアしないと番組を打ち切ると宣告されてもいるのだった。
Read Moreテレビのバカ力
ますます苛烈になる夕方情報番組戦争。スタッフ数や資金力で劣るHHTV(北海道★テレビ)は、奇抜なアイディアと能天気なチームワークで何とか食い下がっていた。そんな中、雪丸花子(芳根京子)がトライするのはバイオリンの生演奏。美しくも難しそうなバイオリン曲だったが、花子は驚きの方法で感動的に放送した。誰もが予想しなかったその演出方法とは?一方、山根(飯島寛騎)は、助成金の私的利用の疑いでマスコミの前から姿を消した蒲原正義(大泉洋)の潜伏場所をいち早く突き止めた。やがてマスコミ各社が取り囲む中で、蒲原がインタビューアーに選んだのはなんと雪丸花子。蒲原が潜む隠れ家に、たった一人、カメラを持って花子が挑むのだった。
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