序盤こそ崩れながらも、邦楽祭で心揺さぶる演奏をした時瀬高校箏曲部。愛は救護室からの帰り、姫坂女学院のかずさに呼びとめられる。さとわに憧れ、追い続けてきたかずさは、今のさとわの音について思いの丈をぶつけてくる。さとわも密かにそれを聞いてしまうが、愛は――。さらに全ての学校の演奏が終わり各校の部員たちが揃う中、澪という不思議な生徒が愛に声をかけてきて。緊張が高まる中、ついに結果発表!!
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学祭に向けて練習する部員たち。しかし、事故で思いがけずキスをしてしまった愛とさとわはお互い気まずくギクシャク。武蔵への気持ちを意識した妃呂も集中できない。迎えた学祭当日、時瀬箏曲部の元部長、真白が武蔵に会いにやってくる。親しげな二人の様子を見てショックを受ける妃呂。一方、愛たち一年生のメンバーは、全国予選のための曲を探している滝浪から偶然、ある事実を聞かされる――。
十七絃も揃い、やる気も充分、まさに順風満帆の時瀬箏曲部。ところが、さとわの実家である『鳳月会』から外部指導者がやって来て、さとわも部員たちも騒然となる。たった一音にもダメ出しをする、そのあまりに厳しい指導に、妃呂やコータは反発。部をめちゃくちゃにする気ではないかと疑い、不満をつのらせる。しかし愛は、なぜか大人しく従っていて……。理不尽に思えた指導に対して、箏曲部の皆が選んだ答えとは――?
心の闇から抜けだせず、箏曲部の指導を辞めると滝浪に告げた晶。そんな晶だが、部員たちの変化とその理由に衝撃を受ける。さらに愛たちの足を引っ張っていると焦るサネを見て、天才ではない自分の姿を重ねてしまいどうするべきか迷う晶。しかし、サネと愛たちは……。
滝浪は合奏が上手くいかない皆のため、晶とさとわに手本を見せて欲しいと提案する。悲しい因縁で結ばれた晶とさとわ、二人が初めて音を響かせ合う――。
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