RADWIMPS・野田洋次郎演じる男と、美女たちの奇妙な共同生活を描く密室ミステリー。一軒家で一人暮らしをする売れない小説家・慎（野田）の元に突然、美波（福島リラ）ら5人の女たちが転がり込む。女たちは何者かからの招待状を受け取ってここに来たと語り、毎月100万円を家賃として慎に支払う。

死刑囚の父を持つ売れない小説家・慎（野田洋次郎）は、5人の女に毎月100万円をもらう代わりに女たちの世話をするという奇妙な共同生活を続けていた。そんな中、家の中では常に全裸の美波（福島リラ）がスランプに陥る慎の姿を見て、彼を自分の職場に誘う。そこで慎は、思いも寄らない美波に関する事実を知らされる。

5人の女たちと奇妙な共同生活を続ける慎（野田洋次郎）は、家の中で全裸で暮らす美波（福島リラ）に彼女が経営する高級売春クラブに連れていかれ、体の関係を迫られる。別の日、慎と女たちは出版社主催のパーティーへ。そこで、独特のオーラを放ち注目を集める菜々果（新木優子）の、意外な素顔が明らかになる。

家の中で全裸で暮らす美波（福島リラ）は女子高校生・みどり（武田玲奈）に相談され、彼女に付きまとう男性を抹殺しようと車ではねる。一方、口数が少ない女・佑希（我妻三輪子）は、実は結婚していると明かす。その頃、慎（野田洋次郎）が風呂に入っていると、服を脱いだ菜々果（新木優子）が入ってきて、意外なことを告げる。

慎（野田洋次郎）の新刊「漂う感情」が発売されるが、書店ではまったく目立たずにいた。一方で、人気小説家・花木（中村倫也）の「のんきな救世主」は好調な売れ行きを見せる。そんな中、文学賞の選考会が開かれ、花木の小説を推す選考委員たちの前に、慎と共に暮らしている女の一人・ひとみ（松井玲奈）が現れる。

慎（野田洋次郎）は最優秀文学賞を受賞したものの、父親が死刑囚だと世間に知られてしまう。“殺人小説家”と呼ばれるようになった慎は、週刊誌の記者によって5人の女たちと同居していることも暴かれる。そんな中、女優の菜々果（新木優子）が慎をデートに誘い出し、これまで秘密にしていた過去を明かす。

女優の菜々果（新木優子）が何者かによって殺され、警察は謎の共同生活を送る慎（野田洋次郎）と残された4人の女たちに疑いの目を向ける。そんな中、事件によって話題性が高まり、慎の小説は飛ぶように売れていく。憔悴する慎だったが、これまで自宅に嫌がらせのFAXを送っていた人物が明らかになる。

菜々果（新木優子）の死に続き、慎（野田洋次郎）の父親・達之（リリー・フランキー）の死刑が執行された。周囲で次々と人が死んでショックを受ける慎に対し、美波（福島リラ）は家の中で全裸で過ごす理由を告白する。さらに、残った女たちが慎を慰めようと外食に誘い出すと、新たな事件が発生する。

慎（野田洋次郎）の自宅が放火され全焼する。焼け跡からは縛られた美波（福島リラ）の遺体が見つかり、相次ぐ事件によって慎の小説の売り上げは100万部を突破。それと同時に奇妙な共同生活は終わりを迎え、みどり（武田玲奈）は慎に初めて招待状の内容を告げる。そして、慎は招待状を送った人物の正体に気付く。

菜々果（新木優子）に続いて美波（福島リラ）が殺害され、自宅も全焼した慎（野田洋次郎）は招待状の差出人に気付く。そこで慎は、同居する女性の一人・佑希（我妻三輪子）を呼び出し話を聞くことに。そして、慎の家に女たちが集まった理由や殺害事件の真相など、意外な事実が佑希の口から次々と明らかにされていく。

菜々果（新木優子）と美波（福島リラ）を殺害した黒幕が佑希（我妻三輪子）と知り驚いた慎（野田洋次郎）は、放心状態のまま一人暮らしを始める。そんな中、以前同居していたひとみ（松井玲奈）は、慎のためを思って意外な行動に出る。一方、佑希とみどり（武田玲奈）が会っていたホテルの一室では、新たな事件が発生する。