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1 僕とアニキの2つの三角関係

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October 17, 201657m

「高田総合地所株式会社」の創立50周年記念パーティーが行われている。しかし、その席に高田優(山田涼介)の姿がない。優は、社長の貴行(高嶋政伸)の次男。優の兄で、副社長の隆一(桐谷健太)が探しに行く。

優は、一社員として貴行の会社で働いている。だが、できる兄の隆一に何かと比較され、他の社員たちからも冷ややかな目で見られる存在だ。

優自身もわかっている。だから、この日も、1人で飲もうとしていた。優がシャンパンの栓を開けると、ある女性にかかってしまう。慌てて謝る優。その女性と飲んでいると、優は社員に発見され会場に連れ戻された。

貴行のスピーチの間も、優は隆一と比較されてばかりいた幼少期を思っていた。貴行の期待は隆一に集中。今でも、会社の重要な案件に優が意見を求められることは一切ない。

次の日、優は担当している土地の買い上げを地主が取りやめようとしていることを知らされる。地主に会いに行くが、取り付く島もない。だが、会社に戻ると、なぜか地主が売ることにしたと連絡してくる。裏で兄の隆一が動いた様子だった。

そんなできない優がアウトレットモール開発のプロジェクトチームの一員に選ばれた。これも隆一の一声があったから。素直に受け取れない優が、プロジェクトルームに行くと、パーティーの時に会った女性がいる。彼女は、矢作梓(倉科カナ)。優と同じく高田総合地所の社員だったのだ。本社に異動してきたばかりだという梓は、チームのメンバーとして消極的な優を励ます。優は慣れないながらも、大きなプロジェクトに取り組むことになってしまう。

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アウトレットモールのプロジェクトチームは、次の段階へ。高田優(山田涼介)は、矢作梓(倉科カナ)と設計の担当になった。設計を依頼するのは大御所建築家、神谷仁(竜雷太)。団衛(木下ほうか)によると、神谷はわがままでクセが強いため、優と梓は苦戦を強いられそう。

一方、隆一(桐谷健太)の表情はこわばっている。バンコクの事業で組む現地ゼネコンの経営不振が発覚。貴行(高嶋政伸)は事業から手を引くことも考えていいと言うのだが、隆一は乗り切れる見込みがあると、資金繰りを進めることに。

優と梓は、同じ会社の設計部でイメージ図を描いた長谷川守(小林隆)と神谷を訪問する。優があいさつをすると、神谷は意味あり気にうなずく。実は、神谷は優の祖父、宗一郎(平幹二朗)に孫の印象を教えてほしいと頼まれていたのだ。つまり、宗一郎と神谷は旧知の仲。それでも、神谷の厳しさは変わらない。長谷川のイメージ図をいちべつした神谷は、好きなように設計させてもらうと、3人を帰してしまう。

翌朝、優が隆一より早く出社する姿に貴行は驚く。そして、貴行は隆一に見合いをさせようとしている代議士の娘とゴルフに行くと告げる。隆一は梓のことをハッキリと言い出せずにいた。

数日後、優たちは再び神谷のもとへ。神谷の設計図は確かに立派だが、コストが膨大なものになってしまう。長谷川の提案で、一度チームに持ち帰るのだが、やはり受け入れられず・・・。

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高田優(山田涼介)は、兄の隆一(桐谷健太)と父の貴行(高嶋政伸)から食事に誘われた。そこには、矢作梓(倉科カナ)もいて、隆一の恋人で近々結婚すると知らされた。少なからず梓に好意を抱いていた優はショックを受けるが、表情には出さず明るく振る舞う。幼い頃のエピソードを持ち出し、隆一を褒めあげた。

優のプロジェクトチームは団衛(木下ほうか)からアウトレットモール建設のゼネコン選定に入ることを知らされる。

バンコクの都市開発参入の危機を乗り越えた隆一は、役員たちから次期社長就任も早まるのではないかとうわさされていた。その夜、隆一と優がそろうと貴行が話を切り出す。貴行はバンコクの件がこのまま軌道に乗ることを条件に、来たる株主総会で隆一を社長に推薦すると告げた。嬉しさを隠せない隆一に、優も賛同する。

プロジェクトチームにアウトレット建設地の地元有力者・兵頭光一(イッセー尾形)が来た。応対した優、梓、団に兵頭は地元の建設会社を入札に加えてほしいと言う。しかし、すでに有力会社の選定を終えているため、優たちはやんわり断った。

その頃、隆一が進めるバンコクの事業に異変が・・・。うまく収めたはずの地元企業の債務が新たに発覚。その額は、莫大(ばくだい)なものだった。

一方、優たちのチームには、環境団体の代表が建設計画を全面的に見直すよう求めて来る。

優と隆一、それぞれの仕事に新たな壁が立ちはだかった・・・。

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高田優(山田涼介)は、兄・隆一(桐谷健太)が出社していないことをプロジェクトルームで団衛(木下ほうか)から知らされる。隆一の携帯にすぐ電話をかける優だが、留守電に。優が矢作梓(倉科カナ)に昨夜の様子を聞いた。すると梓は、隆一は戻ってこないかもと言う。梓によると、隆一はかなり酒を飲んで部屋に来たのだが、何も話さずに帰ってしまったのだそう。様子のおかしい隆一には、優も心当たりがあった。隆一は幼い頃に父の貴行(高嶋政伸)からもらった大事な万年筆を優に譲っていたのだ。

その頃、社長室では貴行が隆一の行方が知れぬことを隠して役員会を乗り切っていた。役員会が終わると、会長の宗一郎(寺尾聰)が来た。隆一の欠席を心配する宗一郎だが、貴行は問題ないと答える。だが、宗一郎は隆一のように完璧に見える人間の方が脆いのではないかと貴行に問う。それでも、貴行は隆一を信頼しきった様子だった。

家に帰った優は、隆一の部屋で行方の手がかりを探すのだが、何も見つからず。しかし、隆一から譲られた万年筆を見つめていた優は、あることに思い当たる。

翌日、優は梓に隆一の居所に心当たりがあることを伝えた。すると、梓は一緒に連れて行ってほしいと言う。2人はその夜、高田家の別荘へ。

一方、高田家では桃子(南果歩)がフィアンセに会ってほしいと貴行に頼んでいた。桃子の結婚に反対する貴行はかたくなに断るが・・・。

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高田優(山田涼介)は、隆一(桐谷健太)に殴られる。隆一が手掛けるバンコクのプロジェクトに対する黒沢幸助(竹中直人)からの出資は、優が頼んだからだと矢作梓(倉科カナ)に聞いたからだ。隆一には、優が黒沢に出資を頼んだ意味がわからなかった。

貴行(高嶋政伸)も隆一のプロジェクトを助けたのが黒沢だと知る。桃子(南果歩)からフィアンセだと紹介された時、貴行は金目当てかと疑っただけに、苦虫をかみつぶす思いだ。それでも隆一の判断は正しかったと貴行は、宗一郎(寺尾聰)に報告。隆一も優の介在を貴行には話さなかった。

優は梓から、黒沢の出資の件を隆一に話したことを知らされる。それが原因で隆一が優を殴ったのだろうと謝る梓。しかし優は意に介していない様子。だが、梓は優の行動を誰かに知ってほしかったのだと訴える。

そんな時、貴行のもとを桃子が訪ねて来た。黒沢の出資には納得できないが、隆一の判断は正しかったと言う貴行は、桃子にも礼を言う。すると、桃子の口から貴行にとって驚くべき言葉が飛び出る。黒沢に認められ、出資を取り付けたのは隆一ではなく優だと・・・。

帰宅した優は貴行に出資の件を尋ねられる。余計なことをしたと謝る優。なぜ怪しげな黒沢に頼んだのかと続ける貴行に、優はリスクを背負ってでもやらなければいけない時だと思ったと答えた。

翌日、貴行に呼び出されて優は社長室へ。貴行は会食に同行するよう優に求め・・・。

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休日出勤していた優(山田涼介)は、矢作梓(倉科カナ)に後ろから優しく抱きしめられた。しばらくこのままでいてほしいと頼む梓に、どう接していいのか分からない優。時間がたつと、梓は優から離れ、いつもの明るさに戻って残業する優を励まして帰った。

優が家に帰ると隆一(桐谷健太)がいた。そして、ケンカをして以来、2人きりでの初めての会話は以前と同じ。隆一は、梓との結婚準備が進んでいることに充実していると話し、優にも結婚を勧める。部屋に戻った優は、梓のことを考えた。その頃、梓は自宅マンションでぼんやりと過ごしていた。

翌朝も、隆一は貴行(高嶋政伸)と結婚式の話をしている。隆一を見習えと貴行に言われてしまう優。しかし、貴行は新たなプロジェクトのプレゼンの話をしたいと優に会社への同行を求めた。

会社着後、貴行と別れた優は、梓に会う。昨夜のことなどなかったかのように、いつもと変わらない様子であいさつする梓のことが、優はますます分からない。

優が手掛けるプロジェクトの最終プレゼンは2週間後に迫っていた。梓をはじめ、メンバーにコンセプトを告げる。仕事を手分けして準備しようと話す優に、メンバーたちは快く応じる。団衛(木下ほうか)は、そんな優の仕事ぶりを隆一に報告していた。

仕事を始めようとした優に、黒沢幸助(竹中直人)から電話が。黒沢と会った優は、隆一のバンコクでのプロジェクトについて意外なことを言われる・・・。

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高田優(山田涼介)は、矢作梓(倉科カナ)への禁断の愛に揺れる。梓も結婚を控えた隆一(桐谷健太)と優への想いのてんびんが均衡を失おうとしていた。

そんな中、優と梓はドレイモンドとのリゾートホテル共同開発の事業計画の最終プレゼンの日を迎える。ドレイモンドからは、CEOのスティーブン・ホールも出席。スティーブンは厳しい経営者として知られていて、彼を共同経営に参画させることは高田総合地所の将来に関わる案件だ。

優は、ここまで築き上げて来たプロジェクトチームのメンバーの思いも背負ってプレゼンを始める。梓は優のフォローを完璧にこなしていくのだが、スティーブンの表情は和らぐことはない。その夜の夕食会で、優はちょっとしたミスをするのだが、それも梓のおかげで事なきを得た。

その頃、隆一は貴行(高嶋政伸)に自分が優のフォローに行くと話す。しかし、貴行はすべてを優に任せるとキッパリ。さらに優が成功したら高田総合地所の英雄になると言う貴行に、隆一は言葉を失った。

翌日、優たちはスティーブンをホテル建設の候補地へと案内する。手つかずの野原には、優が手配したテーブルやソファなどが置いてあった。コンセプトを肌で感じてもらおうとする優に、スティーブンの固い表情もほどけていく。

プレゼンは支払報酬の割合を決める段階に入った。優はドレイモンドへの報酬の妥協点を20%と貴行たちに厳命されているが・・・。

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高田総合地所の取締役に就任した高田優(山田涼介)は、ますます仕事への意欲が増していく。一方、一時は仕事と家庭のどちらを選ぶかで悩んだ矢作梓(倉科カナ)は、隆一(桐谷健太)との“結婚=家庭”を選ぶことを決意。上司の団衛(木下ほうか)に退社を申し出た。

貴行(高嶋政伸)と優の接近が面白くない隆一は、黒沢幸助(竹中直人)から食事に誘われる。黒沢は優の台頭に焦りを感じているのではないかと、隆一の痛いところをストレートに突く。否定できない隆一。しかし、黒沢は、優は危うさも併せ持っている気がするとも告げた。

隆一が家に帰ると梓がいた。披露宴の進捗(しんちょく)が気になる貴行が呼び出したのだ。そこに優も帰宅。貴行から、梓が結婚を機に退社すると聞き、優の様子が一変する。正直な気持ちではないと梓に迫る優。だが、自分から望んだことだと梓に冷静にたしなめられてしまう。

翌日、梓の決断にいら立つ優は仕事で紛らわせようとするが、社員としては先輩の安藤充(西村元貴)を怒鳴りつけてしまう。休憩室で自己嫌悪になる優を慰めたのは、柴田ひかり(山崎紘菜)だった。

その頃、高田総合地所には地方空港の開発プロジェクトの件が持ち上がっていた。参入を勧める優に対して、隆一は慎重な態度を崩さない。だが、優と貴行は仕事上での親密度を増していき、隆一は2人の会話や考えが気になって仕方がなくなってくる。そして、隆一の焦燥は取り返しのつかない方向へと・・・。

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高田総合地所の役員となった高田優(山田涼介)は兄でもある副社長・隆一(桐谷健太)の不正を暴いて会社から放逐。優の情熱は、ますます仕事へと傾斜していく。

優には、仕事の他にもう1つ手に入れたいものがあった。それは、仕事を通じた信頼感から芽生えた隆一のフィアンセ・矢作梓(倉科カナ)への禁断の思い。役員室に梓を呼び出した優は、隆一との結婚式が中止になったことを理由に仕事を続けてほしいと頼む。しかし、梓はかたくなに退職すると告げる。

仕事も、そして梓をも失ったことにショックを受ける隆一は、別荘に身を隠していた。そこに、梓が訪ねて来るのだが・・・。

一方、隆一が会社から抜けた穴は大きかった。抱えていたプロジェクトが多岐に渡っていたからだ。貴行(高嶋政伸)は頭を悩ませながらこれを役員たちに分配する。もちろん優にも仕事が割り振られたのだが、貴行が手元に残した古いファイルが気になる。貴行は、会長の宗一郎(寺尾聰)が社長の時代から検討されていた巨大プロジェクトだが、リスクが大きすぎると封印され続けた案件だと話す。もちろん、隆一も検討はしたが断念していた。興味を示す優に、貴行は社長命令として、このプロジェクトに手を出すことを禁じる。

仕事における禁断の果実。隆一すら成し得なかったというプロジェクトにひきつけられた優は、黒沢幸助(竹中直人)に、ある事を頼むのだが・・・。

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高田優(山田涼介)は、贈賄容疑で拘置所に収監されることに。隆一(桐谷健太)が面会に行くも優は応じず、食事にも手をつけようとしない。柴田ひかり(山崎紘菜)が面会に行くと、そこにはやつれた姿の優が。心配するひかりに優はあることを告げる。

隆一は、久しぶりに貴行(高嶋政伸)のもとへ優について相談に行く。貴行は、まだ優に会いに行っていない。マスコミに騒ぎ立てられることを懸念する貴行の真意が隆一には分からない。加えて、貴行は今回の一件の責任のすべてを優に背負わせると告げる。貴行の冷たい姿勢が、やはり隆一には理解できない。しかしそれは高田総合地所を守るため。貴行の苦渋の決断だった。父親としては優の身代わりになってやりたいと本音を漏らす。

そんな中、高田総合地所の株価は、今回の不祥事でじわじわと下落し始めていた。ある程度の下落は予想できるが、下げ止まる気配すら見せようとしない。果たして、会社はどうなってしまうのか?拘留された優、そして隆一、貴行たちは、この最大の危機を乗り越えることができるのか!?

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