悠木碧 como Lotta Otus (voice)
Episódios 12
もらいタバコのジーン
13の自治区に分かれたドーワー王国。その平和は巨大統一組織“ACCA(アッカ)”によって守られていた。ACCA本部監察課副課長ジーン・オータスの仕事は、13区を不定期に廻り、不正がないか視察すること。だがある日、ACCAトップの5長官により、監察課の廃止が告げられる。平和な時代が続き、存在意義を失いつつあることが理由だった。そんな中、ジーンはファーマス区の視察に向かうが……。
Ler Mais悪友(とも)の名はニーノ
ACCAバードン支部の新入り巡査レイルは、本部のエリートを嫌い、ジーンに何かと突っかかってくる。それを飄々とかわす一方で、ジーンは最近、自分が見張られているような気配を感じていた。相談された友人のニーノは、原因の調査を約束する。その頃、ACCAの上層部にはクーデターの噂が伝わっていた。5長官の一人、グロッシュラーは会議の席で、信憑性のある情報を入手したと切り出す。
Ler Mais閉ざされた『国』のくすぶり
視察のため、スイツ区を訪れたジーン。スイツ区では伝統と格式を重んじるあまり、区民と外部の接触や交流が制限され、ジーンも“閉ざされた”雰囲気を感じていた。視察途中、一人で街を眺めていたジーンは偶然にも、クーデターについて話をするスイツ区民たちと遭遇。会話内容の発覚を恐れる彼らに拉致されてしまう。ジーンが目の当たりにした区民たちの思いとは……。
Ler Mais視線の先、重なる足跡
スイツ区の視察から戻ったジーンは、課長のオウルに以前から出している異動願いについて尋ねる。だが、希望が通る見込みは当面なさそうだった。その帰宅途中、5長官の一人、リーリウムがジーンに声をかけ車中へ誘う。ジーンはそこでリーリウムから、自分を監視する者がいることを聞かされる。後日、ジーンは次の視察先であるビッラ区へ向かう。そこで知る真実に、ジーンは……。
Ler Mais線路と誇りの向かう先
視察でロックス区を訪れたジーンは、地元に帰省中だったグロッシュラーと語らう。クーデターの噂が錯綜する中、ジーンは正直な思いをグロッシュラーに伝えて立ち去る。バードン区へ戻ると、監察課では新年をどこで迎えるかが話題になっていた。そして、みんなでジーンのマンションで開かれるパーティーへ行くことに。年越しの夜、ジーンはロッタや同僚たちに囲まれ、和やかな時を過ごす。
Ler Mais翼を広げた王女と友のつとめ
自分が知るジーンにまつわる“すべて”を打ち明ける時が来た。そう覚悟を決めたニーノがジーンに語り出したのは、33年前の王室から始まる長い長い物語だった……。
Ler Maisフラワウの花は悪意の香り
最後の視察先となるフラワウ区を訪れたジーンは、区長と支部長を務めるリーリウムの兄弟たちから手厚いもてなしを受ける。フラワウ区は区民たちの表情も明るく、花々が咲きほこる穏やかな土地だったが、ジーンはどこかに見えない“力”が働いているような雰囲気を感じていた。その夜、区長たちとの会食を終えたジーンに、暗殺者の手が伸びる……!
Ler Mais物忘れのジーン。見守るロッタに、時々ニーノ
ライターをどこかに置き忘れたり、何度も部屋でタバコを吸おうとしたり、なにかと忘れっぽいジーン。しっかり者のロッタはそんな兄に呆れ気味だが…。「でも…お兄ちゃんは大事なことは忘れない」
Ler Maisニ―ノの思い出し怒り。『学生の頃からお前はずっとそう』
いつものようにバーで飲んでいるジーンとニーノ。酔いが回ってきた頃、ニーノはジュモーク区でジーンに言われた言葉について問い掛ける。
「そういえば、お前だっていないだろ? 友達」「?……何の話?」
Ler Mais食パンラプソディー。バードンからドーワーへと漂うほんのりと焦げた香り
ある日の本部長室。そこにはとある噂を耳にし緊張を漲らせるモーヴの姿があった。「ついに来た。あの男が動く時が」。一方ドーワーでは、シュヴァーン王子が不測の事態に眉を潜めていた。「──質問に答えろ。ボクがいつ『トースト尽くしにしろ』って頼んだのか聞いている」
Ler Mais会議は踊る、されど進まず。その時、グロッシュラーは云った
談話室でお茶を愉しむリーリウム長官とパイン長官 は、先の5長官会議でのグロッシュラー長官の発言について議論していた。「おそらく偶然だろう。彼には少し浮世離れした一面がある 」「確かにそうだ……。だが、その後の事も考えるとどうだ?」
Ler Mais冷たい雨煙るバードン。タートルネックが脱げなくて
突然の雨に降られながら帰宅したニーノは、携帯電話に旦那様からの着信があったことに気付く。再び鳴った電話に出ると、相手は旦那様、ではなく…。「ちなみにまだ早い時間ですが強めの酒を飲んだので少し酔ってます。そこはご勘弁を」
Ler Maisゆずれない想い! ジーンとニーノはたまに仲良く喧嘩する
オータス家で静かに風船を膨らまし続けるジーンとニーノ。二人の間には、珍しくどこか険悪な雰囲気が漂っていた。「お前にいちごの何がわかるんだよ」「お前こそチョコの何がわかるんだ」
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