Bölümler 4
Ⅰ 転生の章
三只眼吽迦羅──容姿美しく、不老にして三つの目を持つ妖怪なり。
よく人心を惑わし、人間の命を喰らう。
命喰われし者は死人となり、肉体滅することなし。
その死人、額に『无』の文字現わる。
チベットからやってきた不思議な少女パイとの出会いが、平凡な一高校生だった藤井八雲の日常を一変させた……!
Daha Fazla OkuⅡ 八雲の章
香港で「ニンゲンの像」の手がかりを失ってしまった八雲とパイは、東京に戻った。
パイや学校のダチンコと楽しいひとときを過ごす八雲だったが、平穏な日々はそんなに長続きはしなかった。
八雲と夏子に、不老不死を得るために三只眼を狙う妖魔が襲いかかってきたのだ。
三只眼の力で辛くも窮地を逃れた八雲は、友人を巻き込んだことに思い悩みつつも安堵する。
しかし、それは始まりに過ぎなかった───。
Daha Fazla OkuⅢ 採生の章
今度こそ人間に戻るという決意も新たに、再び香港にやって来た八雲とパイ。
しかし、妖撃社の鈴鈴が、ようやく見つけだした「ニンゲンの像」が、またしても何者かに奪われてしまった。
謎の少女メイシンと出会い、そして「ニンゲンの像」を使って奇怪な儀式を行う妖魔の目的とは?
そして、その背後に巨大な敵の影が──!!
Daha Fazla OkuⅣ 迷走の章
”ニンゲンの像”を取り戻し、ひと時の休息を楽しむ八雲たち。だが香港の街でパイを見つめるひとりの男がいた。それに気づいた八雲は男を追いかけ裏路地に入り込む。そこで目にしたのは、男の額にある「无」の文字と圧倒的な力だった。八雲はその男こそ鬼眼王の无であると確信する。鬼眼王の无・ベナレスは妖魔を使って美星を操り、”ニンゲンの像”を奪おうとする。なんとか妖魔を倒し美星を取り戻すも、パイ、そして「三只眼」はベナレスとの戦いが避けられないものだと悟るのだった。ベナレスを倒し、必ず生きて八雲のもとに帰ってくると。
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