Kiyoshi Kodama as Fumiaki Oharida

Epizodoj 10

小川孝信(玉木宏)は、同僚とのトラブルが原因で勤めていた大学の研究室を追われることに。そして、上司である教授からある女子高の臨時教員になるよう勧められる。なんとも急転直下な展開だが、子供のころからツキに見放されっぱなしの小川には、これも不可抗な“運命”に思えるのだ。

気乗りがしないまま、女子高がある奈良へと旅立つ小川。その途中、電車のなかで服にアイスクリームをベッタリ付けられるという不運な女性を目撃する。その女性こそ、小川の同僚で、同じ下宿に暮らすことになる藤原道子(綾瀬はるか)だった。小川は、下宿の女将(鷲尾真知子)の孫でやはり女子高の教員の福原重久(佐々木蔵之介)から道子を紹介されるが、マイペースで話がかみ合わない道子に初日から振り回される。

翌日、小川は新しい勤務先である奈良女学館の門をくぐる。職員室で教頭・小治田(児玉清)らにあいさつをすませると、担任を務める1年A組の教室へ。見事に女子しかいない教室に気おされつつも、小川は生徒一人ひとりに自己紹介をさせる。そんななか、「堀田イト」という生徒がいないことに気づいた小川は、出席簿に欠席の印を書き込もうとする――と、そのとき、ドアが開いて、堀田イト(多部未華子)が入ってくる。堀田は小川にあいさつもせずにスタスタと席に着く。その態度に腹を立てた小川は、遅刻の理由を説明しろと迫る。すると堀田は、自分の鹿を駅前に停めようとして駐禁を取られたと平然と言い・・・。

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第2話 鹿になっちゃった

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Januaro 24 200847m
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小川孝信(玉木宏)は、突然、鹿に話しかけられたうえ、“運び番”に選ばれたとか、日本を救えなどと言われ、慌てふためいてその場を立ち去る。

下宿に戻ると、藤原道子(綾瀬はるか)や福原重久(佐々木蔵之介)がいるいつもと変わらぬ朝の風景があったが、どうにも気味が悪い。

その後、小川は再び奈良公園へ出向き、鹿に話しかけてみるが、鹿は反応しない。安堵した小川は、ここ数日に経験した奇妙な出来事は、自分が寝ぼけていたか、夢だったと自身を納得させようとする。

学校では、自分が受け持つ生徒・堀田イト(多部未華子)との問題があり気が重い。そんな小川を慰めるように、教頭・小治田史明(児玉清)がゴルフの打ちっぱなしに誘う。

週末、小治田とのゴルフの帰り道、小川は奈良公園でゴルフの素振り練習をはじめる。すると、「ここはゴルフ禁止だよ」と、声をかけられる。声の主は、この前の雌鹿だった。絶句する小川に鹿は、前回の話の続きをしようと話しかける。

鹿は、小川はこれから京都に行き、そこで渡されるものを自分に届けろと言う。それが“運び番”の役目だと告げるが、言っている意味がわからないと訴えると鹿は、何も考えなくていい、しかるべきときにしかるべき相手から渡させるのだからと答える。さらに、その相手は狐の“使い番”で、人間の女性だと教える。そして、彼女から渡されるのは、人間が“サンカク”と呼ぶ物だと言い・・・。

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第3話 今明かされる真実

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Januaro 31 200847m
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鹿に“印”を付けられた小川孝信(玉木宏)は、鏡で見る自分の顔が鹿になっていることに驚愕(きょうがく)する。ところが、藤原道子(綾瀬はるか)や福原重久(佐々木蔵之介)は全く驚かない。どうやら、自分だけが鹿に見えるようなのだ。

小川は鹿に、顔を元に戻してほしいと頼むが、鹿はすべてが終われば願いを1つかなえてやるから、鼠から“サンカク”と呼ばれる“目”を取り戻せと言う。すると、小川は、“目”がどんなもので、なぜそれを鼠が奪うのか、また、鹿は何者なのか教えてほしいと訴える。すると鹿は、人間に話すのは180年ぶりだと言いながら語りはじめる――。

教室でも小川は、窓に映る自分の鹿顔に衝撃を受け、堀田イト(多部未華子)が欠席していることも大して気に留めない。一方の堀田はその頃、学校の門の前にいて・・・。

鹿の話を聞いた小川は、“サンカク”をもっているはずの教頭・小治田史明(児玉清)を訪ねるが、修理に出されていて小治田の手元にはなかった。

小川は、京都女学館の長岡美栄(柴本幸)に会い、“サンカク”の修理場所を尋ねる。長岡は、大阪女学館の南場勇三(宅間孝行)が、大阪で修理に出すと話していたと教える。

下宿に戻った小川が、藤原らとの団らんの場にいたとき、テレビニュースが、富士山に数センチの膨張が確認されたと報じる。多発している群発地震や噴火との関連が懸念されるという話に、小川は真剣な表情で聞き入り・・・。

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第4話 帰れないふたり

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Februaro 7 200847m
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小川孝信(玉木宏)は、剣道部に入部した堀田イト(多部未華子)の本心を知りたいと思うが、堀田は大和杯に勝ちたいからとしか説明しない。実力者である堀田が入り、剣道部は活気であふれる。藤原道子(綾瀬はるか)はそれを喜ぶが、小川はやはり腑に落ちない。

そんな折、小川は福原重久(佐々木蔵之介)から、大和杯では開催校がルールを選択する権利があり、剣道部も通常の総当り戦ではなく勝ち抜き戦を選んでも構わないと聞く。つまり、5人のうち4人が負けても、最後の1人が相手の5人を負かせば勝てるというのだ。堀田の実力を見れば、勝機もあると言う福原。小川と藤原は、姉妹校へルール変更の連絡をする。

ほどなくして大阪女学館の剣道部顧問・南場勇三(宅間孝行)が職員室に駆け込んでくる。勝ち抜き戦にされては困ると激怒する南場。その勢いに押され、小川は総当り戦に戻そうと漏らすが、藤原がそれを拒否するのだった。

そんな折、剣道部主将の佐倉(藤井美菜)がケガをしてしまう。足首をネンザし痛がる佐倉に、大和杯には出られないかもしれないと、つぶやく小川。すると佐倉は、絶対に出場すると、決意をのぞかせる。以前、大阪女学館の剣道部員から大和杯を辞退するように嫌味を言われた佐倉は、試合には負けるかもしれないがそれでも逃げたくないと言う。その言葉を聞き、小川の胸にもある思いがよぎり・・・。

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小川孝信(玉木宏)は、堀田イト(多部未華子)の活躍で大阪女学館に勝ったことを誇らしく思い、続く京都女学館にも勝利しようと意欲を燃やす。藤原道子(綾瀬はるか)や福原重久(佐々木蔵之介)も、予想外の結果に喜びを隠せない。

小川は、京都の剣道部顧問・長岡美栄(柴本幸)とフェアプレイを誓い合い、ついに「大和杯」を賭けた戦いが始まる――。

強豪の京都だけあって、京都1人目の先鋒に、奈良女学館は4人目の副将・佐倉雅代(藤井美菜)まで費やすという展開になる。ケガを押して出場した佐倉は意地を見せ、先鋒から1本を奪う。ところが、ケガを悪化させリタイアすることに。大将の堀田が4人抜きをしなければ京都には勝てない。堀田の実力をしても、それは至難の業だ。「大和杯」の優勝プレート=“サンカク”を熱望する小川でさえ、あきらめムードだった。そんな小川を堀田が一喝。大和杯を取る、と言うとコートへ進んでいく。

緊張感が漂うなか、堀田は2人目の次峰と向き合う。相手が様子見の姿勢を見せたその瞬間、前進した堀田が小手を叩く。これを皮切りに、敏捷(びんしょう)な動きで相手を打ち、堀田が勝利する。そして、体格でもパワーでも勝る京都の3人目、4人目も打ち負かす。

そして、大将戦がはじまる。京都の大将は、国体で準優勝したこともある猛者で余裕の表情。一方の堀田は、疲れを見せはじめ吐く息も荒い。小川は祈るような気持ちで堀田を見つめ・・・。

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小川孝信(玉木宏)は、「大和杯」で入手した“サンカク”を鹿に届けるが、それは“目”ではないと言われてしまう。どうやら、鼠にだまされたらしい。鹿が言うに、神無月になる少し前に、鼠が鹿と狐のところへきて、最近、人間の間で“目”の呼び方が“サンカク”に変わったと報告した。それで、鹿は小川に「“目”=“サンカク”と呼ばれるもの」と説明したが、それが、鼠が仕組んだトリックだったというのだ。

小川は、藤原道子(綾瀬はるか)にその話をし、“目”がなくては鯰(ナマズ)を鎮められないと投げやりに言う。藤原は、味方である狐に協力してもらえばいいと提案。すると、どういうわけか小川は動揺する。藤原が追求すると、小川は鹿からも狐の“使い番”に会うように言われていたことを明かす。狐の“使い番”は、“目”を鼠の“運び番”に手渡しているから、それが誰かを知っているというのだ。

それでは、狐の“使い番”は誰なのか?鹿曰く、“使い番”の手がかりは3つ。第1に女性で、第2に京都の“狐のは”で小川に“目”を渡そうとし、第3に“狐のは”で小川に会う以前に、小川の前に姿を現していた人物だと言うのだ。

それを聞いた藤原は、京都女学館の長岡美栄(柴本幸)しかいないと断言。長岡に会って、真相を確かめようと意気込むが、小川は賛同しない。

そんな小川の態度にしびれを切らした藤原は、翌日、奈良公園へ出かけ・・・。

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小川孝信(玉木宏)は学校を辞めたいと言いだした堀田イト(多部未華子)を退ける。堀田は食い下がるが小川も譲らない。すると堀田は表情を和らげ、冗談です、と言い残し帰っていく。小川からそのことを聞いた藤原道子(綾瀬はるか)は安堵する。

ところが翌日も堀田は学校を欠席。自宅に連絡すると、昨夜も帰宅していないことがわかる。そこへ、京都女学館の長岡美栄(柴本幸)が教頭の小治田史明(児玉清)を訪ねてくる。教頭室で話すふたりに、小川も藤原も落ち着かない。すると、小治田が出てきて、昨夜、堀田が長岡を訪ねてきたと言う。堀田は思い詰めた様子だったが、何も語らずに帰ってしまったと言うのだ。

その後発見された堀田は、家に帰りたがらず、結局、藤原の部屋に泊まることに。堀田は依然として何も語らないが、落ち着いた様子だったため、小川は少し安堵する。

翌朝、鹿に会った小川は、鹿から鼠が儀式の邪魔をする理由を聞く。鹿によれば、鼠は鹿と狐が自分を仲間はずれにしていると思い込んでいるらしいのだ。小川が、そんなことで日本は滅亡の危機にあるのかと聞くと、鹿は、長年儀式を続けてきた自分たちは感謝されこそすれ、文句を言われる筋合いはないと憤慨。そこで小川が、儀式を続けている理由を尋ねると、鹿は頼まれたから、とだけ説明する。

下宿に戻った小川は、鹿から聞いた話を藤原に報告する。その会話を堀田がじっと聞き入り――。

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小川孝信(玉木宏)は、藤原道子(綾瀬はるか)、堀田イト(多部未華子)とこれまでの事柄を整理した結果、鼠の“運び番”が、教頭・小治田史明(児玉清)だと確信する。そして、1番乗りで出勤すると教頭室に忍び込むが、正体を裏付ける証拠を発見できない。そんな小川を、出勤してきた体育教師の前村さおり(キムラ緑子)が見てしまう。

手がかりが見つからない小川に藤原は、小治田に直接聞いてみるのがいいと言うが、小川は賛同しない。すると、藤原は小川や堀田同様に、教頭も“鼠顔”になっているのではとひらめく。早速、小川はトイレで小治田を待ち伏せし鏡に映る顔を見るが、そこには人間の小治田がいるだけだった。

授業を終えた小川が職員室に戻ると、雰囲気がおかしい。どうやら、前村が小川の件を教師たちに話したらしい。福原重久(佐々木蔵之介)から噂を聞いた藤原が小川に確かめると、教頭室には入ったが何も盗んでいないと言う。そして、今は疑いを晴らすよりも“目”を取り返すのが先決だから、自分を敵だと思っている長岡美栄(柴本幸)の誤解を解きに行こうと藤原を促す。

京都女学館を訪れた小川、藤原、堀田を目の前に、長岡は不信感をあらわにする。そんな長岡に堀田が、「長岡先生は、“狐の使い番”なんでしょう?」と切り込む。そして、長岡を見据えると自分が鹿の“使い番”であることを明かす。これに面食らった長岡は、堀田をながめると・・・。

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小川孝信(玉木宏)は、自分が鼠の“運び番”だと認めた小治田史明(児玉清)に“目”を返すように迫ると、小治田は、高松塚古墳に隠してあると明かす。小川はすぐに取りに行こうと急がすが、小治田は自分が取りに行き、明日必ず学校へ持って行くと言うが、小川はそれを信じず、自分も一緒に行くと譲らない。結局、小治田が折れて翌日、古墳の事務局が開く時間に待ち合わせることに。

翌日、小川が高松塚古墳に着くと、藤原道子(綾瀬はるか)と堀田イト(多部未華子)もやってくる。3人揃って小治田を待つが、約束を過ぎても現れない。しびれを切らした小川が、古墳の職員に小治田が事務所にいないかと尋ねると、職員は小治田を知らないと言う。

小治田に騙された3人が、下宿に戻り“目”の隠し場所を推測していると、突然、大きな地震が起こる。開店準備中の小料理屋では食器類が床に散乱してしまう。小川たちも、女将の福原房江(鷲尾真知子)や店員の原和歌子(川辺菜月)と一緒に後片付けをすることに。そんなとき、藤原が和歌子のピアスが片方無くなっていることに気づく。地震で身をかがめたときに床に落ちてしまったらしい。小川たちも床を探すが、散乱するガラスの欠片が邪魔をして見つけられない。買ったばかりだがあきらめると、残念そうな顔をする和歌子。そのやりとりを見ていた堀田は何かを思いついたように小川を見上げ、「木を隠すなら森」とつぶやく・・・。

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小川孝信(玉木宏)は、堀田イト(多部未華子)から受け取った“目”=銅鏡を草の上に置く。それを、藤原道子(綾瀬はるか)、鹿、鼠が見守る。最後まで私欲をむき出しにした小治田史明(児玉清)は、離れた場所で放心したように座っている。

そして、鹿の呼びかけで、いよいよ儀式が始まる――。

草の上に置かれた銅鏡に堀田が水を注ぐと、水面の中央に映った満月が小さな点となり光を反射させる。それを鹿が舐めると、水が満月に吸い寄せられるように集まり、やがて光る球形となっていく・・・。

翌日、盗難疑惑は解けたものの、小川はやはり学校にいられなくなる。藤原は教師たちに反発するが、小川は疑惑が解けただけで十分だと告げる。そして鹿に会いに行き、自分と堀田の顔を元に戻してくれと頼む。ところが、鹿は叶えられる望みはひとつだけ。つまり、小川か堀田のどちらかしか元には戻せないと言うのだ。

翌日、小川が職員室にいると、堀田がやってきて小川を連れ出す。ふたりが壁の鏡の前に並ぶと、そこには人間の顔をした堀田と、鹿顔のままの小川が立っている。そこへ来た藤原がふたりの様子をうかがうように見る。堀田は鹿から事情を聞いたが、自分だけ元に戻るのは納得がいかないと言う。しかし小川は、堀田が鹿顔になった原因は自分にあるから当然だと言うが、堀田は無言で小川をにらみ続ける。やりきれない気持ちになる小川。そんなふたりを見ていた藤原は・・・。

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