あの日は、憧れのやまぶき高校の入学試験で、朝からずっとドキドキしてました。合格発表を見た時は嬉しかったな…。実家からひだまり荘に引っ越した時も、初めての一人暮らしだから、緊張したし、お隣の宮子さんが突然部屋に来た時は、すっごいビックリしたな～。だって突然、｢おそば、まだですか～！｣だもん(笑)

今日は、沙英さんの妹の智花ちゃんの合格発表日だったから、沙英さんが朝からずっとソワソワしてて、私も宮ちゃんも、自分のことみたいに気になっちゃって、ずっと落ち着かなかったです。そして今日のみんなでお昼を食べたあとに沙英さんのお友達の夏目さんという人にお会いしました。なんだかすっごい不思議な人で…。

今日はお休みで、宮ちゃんと一緒に、吉野屋先生に紹介された神社に屋外写生に行きました。それぞれの絵を描いていたんですけど、どこからか視線を感じる…。そしたら、小さな女の子が私の絵を見てるんです。私、その女の子に｢お姉ちゃんって天才?｣なんて言われて、恥ずかしかったけど、ちょっと嬉しかったな…。

家に帰ってきたら、猫が部屋にいたんだよね。お腹を減らしてたみたいでアジの取り合いになったんだけど、私は食生活が裕福で気持ちに余裕があるから、えんがわを譲ってあげたのだ。ゆのっちたちと飼い主さん探してみたけど見つからないし、ひだまり荘はペット禁止だし、一緒に住むにはこの子と結婚すればいいのかな～。

今日は、高校の合格祝いも兼ねて、智花ちゃんがひだまり荘に遊びに来たんです。みんな智花ちゃんが来るのを楽しみにしてて、智花ちゃんが好きって言ってた餃子を作って待ってたんです。そして五人みんなで色々なことを話して、こんなに智花ちゃんとお話しするのも久しぶりだったから、すっごく楽しかったな～。

朝、机で目覚める沙英。ヒロが起こしに来ると慌てた様子で…。ヒロがどうしたのかと聞くと、午後イチで雑誌の編集さんと打ち合わせがあり、次の小説のテーマを決めておくため徹夜をしていたらしい。心配するヒロであったが沙英は大体テーマは決まっているとのこと。その後、編集さんと打ち合わせをすることになるが…。

今日は入学式。朝からそわそわしているゆの。そこへ宮子がやって来て仲良く朝ごはんを食べることに。ふとフライパンにのっている目玉焼きが気になりひっくり返した宮子だが、ゆのにフライパンで叩かれて怒られてしまう…。朝からフライパンで宮子の頭を叩く音がこだますひだまり荘。その音に怒ってやって来たのが…。

夏休みだっていうのに校長先生ったら、私に山ほどの書類を押し付けるんですよ。私はどうしてもやらなくちゃいけないことがあるのに。だから思わず校長先生から逃げ出しちゃいました。だって仕事はいつかそのうちやればいいんですもの♪ それよりも大事なことなんです。この暑中見舞いを生徒たちみんなに届けるまでは…！

授業で粘土を使った立体制作があって、自分が持ってきた靴をモチーフにして粘土で靴を作っていたんです。私ってば｢寝てる間に小人さんが作ってくれないかなー…｣なんて思いながら、居眠りしちゃったんです。目を覚ますと、粘土の靴に色がついていたんです。これって小人さんがやってくれたに違いありませんよね…。

ご飯も食べ終わって、仰向けになってぼんやりと空を見上げていたら、そのまま寝ちゃったみたいです。起きたらもう昼休みが終わってて、急いで体育館に向かったのですが…。体育も終わって教室へ帰る途中、舞台にジャージを忘れてきちゃったことに気づいて取りに戻ったんです。そしたら、その時舞台裏から変な音がして…。

朝、ひだまり荘の前に出てきたゆのと宮子。沙英に挨拶をしつつ、ヒロがいないことに気がつく。そのことを沙英に尋ねると｢…知らない｣と言われそっぽを向かれてしまう。キョトンとしつつもう一度尋ねると、又｢知らないっ｣と言われてしまう。すたすたと歩いていってしまう沙英を唖然の表情で見るゆのと宮子であった…。

あけましておめでとうございます♪ 今日実家からひだまり荘へ帰ってきました。実家やっぱり落ち着くけど、ひだまり荘もやっぱり自分の家だなぁって思います。そして、みんなで散歩を兼ねて初詣へ行くことになりました。途中、吉野屋先生の家の近くを通りかかったので挨拶をしに寄り、先生も一緒に初詣へ行くことに…。