ちはやふる3 (2019)
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エピソード 24
あさぼらけありあけのつきと
夏休みが終わり、2学期がはじまった。チームを持つことでかるたの可能性が広がることを知った新は、勇気出してかるた部創設に向け動き出していた。一方、瑞沢高校かるた部は名人・クイーン予選に照準を合わせて練習をはじめていたが、予選出場が危ぶまれるある事実を知ることに……。
もっと読むくだけてものをおもふころかな
周防名人の言葉が気になりながらも試合に集中する新、そして太一も原田先生の教えを反芻しながら強敵に挑んでいた。そんな中、修学旅行への参加目的も忘れ太一と新の試合が気になる千早は、百人一首の展示を見ても心ここにあらずな状態に。そんな千早に対しクラスメイトのみちるは…。
もっと読むきりたちのぼる あきのゆふぐれ
東日本代表は原田先生、西日本は新に決まった。原田に緊急ミーティングと称して集められた千早と太一は、自分が名人になるため驚きの練習プランが発表される。東日本で負けてから調子が出ない太一はその内容を拒絶するものの、自分が東の代表になれたのは太一のお陰だと言われる。
もっと読むはなそふあらしのにはのゆきならで
名人位・クイーン位挑戦者決定戦の当日。名人戦は原田と新、クイーン戦は猪熊と恵夢が対戦する。原田はかつて永世名人であった新の祖父と対戦したことがあり、新ともかるたの対戦相手として向かい合えたことに喜びを感じていた。いよいよ世代を超えた熱い戦いが幕を開けるーー!
もっと読むふりゆくものはわがみなりけり
1戦目は原田と猪熊が勝利した。勢い付くベテラン陣だったが、原田は体力温存のため2試合目を棄権することに。不戦勝となった新は原田のペースに翻弄されるものの、千早の助言により永世名人であった祖父のかるたを思い出す。両者一勝一敗の3回戦。名人位挑戦者が決まる最後の戦いがはじまる!
もっと読むながれもあへぬ もみぢなりけり
新に告白された千早は試験勉強に身が入らず上の空になってしまう。偶然その告白を聞いていた奏と菫は、何も知らない太一に伝えるべきか迷っていた。そんな中、千早へ須藤から電話がかかってくる。須藤が通う大学のかるた部にはある人物が在籍し一緒に試合をしようというのだ。
もっと読むぬさもとりあへずたむけやま
君はクイーンになれないーー。名人との試合に惨敗しても気力を失わない千早だったが、その言葉にはショックを隠しきれない。一方、太一は名人の競技スタイルを間近で見て、自分が目指すかるたの方向性を考えていた。いよいよクリスマスが近づき、瑞沢高校かるた部はある計画を実行することに…。
もっと読むわがころもではつゆにぬれつつ
名人戦・クイーン戦が幕を開けた。原田は白波会の協力もあり万全の準備で周防名人に挑む。クイーン戦は新旧の女王対決となる詩暢と猪熊の戦いである。5連覇したら引退すると明言した周防名人は普段通り余裕な姿を見せ、詩暢は祖母が用意した重い大振袖を着て挑むことに。
もっと読むわたるふなびとかぢをたえ
太一の誕生日を祝して非公式大会「太一杯」を開催することに!元気のない太一を喜ばせるため千早が企画し、総勢36名が集まった。試合は3人1組の源平戦で行われる。太一は千早と新と3人で試合した小学生の頃を思い出していた。あの頃から変わったこと、そして変わらない想いを…。
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