Season 1 (2011)
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エピソード 151
あなたの愛は生きています
平成17年、糸子(夏木マリ)は店の2階を改装して、皆が集まるサロンにする計画をたてる。新聞取材では91人のボーイフレンドについて話し、自分ではなく相手のためを思ってすることの喜びを語る。自分のブランドで紳士服を始めるなど、糸子は、まだまだ意気軒こう。改装のため2階を取り壊す前日、広々とした畳に寝転がり、今までに思いをはせる。当日、孝枝(竹内都子)は感傷的になるが、糸子は今を生きるのだと言い切る。
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二階の改装が完成し、糸子(夏木マリ)は着物のリフォーム教室「撫子(なでしこ)の会」を開くと言いだし、孝枝(竹内都子)をあきれさせる。にぎやかに会が開かれ、着物から作られたドレスに女性たちは歓声をあげる。栄之助(茂山逸平)に父を亡くして元気がない譲(川岡大次郎)のことを尋ねる糸子。ある夜、2人が訪ねてくるが親の死や自分の年齢を思い悩み元気がない。糸子は“強くなくても、なんとかやっていける”と励ます。
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優子(新山千春)は糸子(夏木マリ)に、東京の病院での講演の代役を頼む。多忙な糸子を孝枝(竹内都子)は心配するが、糸子は元気に出かけていく。講演の前、以前その病院の看護師長だった川上(あめくみちこ)という女性を紹介される。講演後に、糸子は川上とおしゃべりをしようとする。川上はかつて岸和田に住んでいたことがあり、糸子とは思わぬところでつながっていた。そこへ現れたのは、用事を終えて駆けつけた優子だった。
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糸子(夏木マリ)は自宅で倒れ、緊急入院する。孝枝(竹内都子)からの連絡を受け、優子(新山千春)と直子(川崎亜沙美)が駆けつけ、聡子(安田美沙子)もロンドンから戻ってくる。三姉妹は病室の糸子のそばで一晩を過ごすが、翌朝目覚めた糸子の容態が小康を得たことに安心し、慌ただしくそれぞれの仕事に戻る。感謝の思いで見送る糸子。従業員や病院スタッフへの思いもかみしめ、自分を幸せだと思うのだった。
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入院して数日後。糸子(夏木マリ)の病室は見舞い客が多く、花であふれる。糸子はオシャレをして客を出迎え、楽しく過ごしている。譲(川岡大次郎)や栄之助(茂山逸平)もやってきて、糸子が美しくなったとひやかす。譲らを見送って病室に戻った里香(小島藤子)は、ある予感に思わず泣きだす。3月26日、イギリスは母の日だった。ロンドンの聡子(安田美沙子)に、優子(新山千春)と直子(川崎亜沙美)から悲しい連絡が入る。
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平成22年9月のだんじり祭の日。2階のサロンは、三姉妹や従業員ら、糸子(夏木マリ)につながる大勢の人でにぎやかだ。糸子の笑顔の写真が、それを見下ろしている。優子(新山千春)と直子(川崎亜沙美)はいっそう忙しく仕事に没頭しているが、互いのショーを見に行くようになった。聡子(安田美沙子)は相変わらずロンドンだ。充実している3人だが、ふとした瞬間に糸子を思う。糸子の心は、そんな3人に常に寄り添っている。
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