キミがアメリカに渡り､1年が経った｡五月(泉ピン子)は勇(角野卓造)と2人で"幸楽"を切り盛りしながら､久子(沢田雅美)に仕送りをしていたが･･･｡

家出して岡倉家に身を寄せた五月(泉ピン子)は､久子(沢田雅美)がいる限り"幸楽"に帰るつもりはないと断言｡その頃"幸楽"では､早速混乱が始まっていて･･･｡

五月(泉ピン子)を追い､愛(吉村涼)と眞(えなりかずき)､加津(宇野なおみ)も"幸楽"を出ようとしていた｡ところが荷物をまとめていると､五月が帰ってきて･･･｡

健治(岸田敏志)と光子(奥貫薫)は"幸楽"を仕切り始めた久子(沢田雅美)が我慢ならない､と店を辞めて独立する決心をする｡恩知らずだ､と久子は激怒するが･･･｡

眞(えなりかずき)は杏子(渋谷飛鳥)に連れられ､話題のバンドのライブへ行くと､いとこの望(冨田真之介)が演奏していて､驚く｡ライブ会場には･･･｡

愛(吉村涼)が結婚したいという相手･田口誠(村田雄浩)を連れてきた｡40歳を超え､うだつがあがらなそうな風体の田口を見て､五月(泉ピン子)はがっかりする｡

勇(角野卓造)は愛(吉村涼)と誠(村田雄浩)の結婚を許したが､五月(泉ピン子)は大反対｡大吉(宇津井健)にも反対してもらうため､五月は誠を岡倉家に行かせる｡

愛(吉村涼)たちの挙式の日取りは見通しが立っていなかった｡そばにいて誠(村田雄浩)を支えたいという愛の気持ちを知った五月(泉ピン子)と勇(角野卓造)は･･･｡

愛(吉村涼)と誠(村田雄浩)の結婚式当日｡五月(泉ピン子)たちは､誠が多くの人から慕われている様子を見て､誠の人柄を再認識するが､久子(沢田雅美)は･･･｡

愛(吉村涼)が倒れ､病院に運ばれた｡愛の体を心配した五月(泉ピン子)と勇(角野卓造)は誠(村田雄浩)と話し合い､"幸楽"の近くにマンションを借りることを決める｡

五月(泉ピン子)たちと同じマンションに暮らすことになった愛(吉村涼)と誠(村田雄浩)｡テーブルもない2人の生活をふびんに思った五月と勇(角野卓造)は･･･｡

翻訳家として限界を感じた長子(藤田朋子)は"おかくら"を手伝おうと思い始める｡一方､大吉(宇津井健)は婿養子の話がある勉(山田雅人)を気にして､京都へ行く｡

勉(山田雅人)の婿養子の話に反対していたタキ(野村昭子)だったが､長子(藤田朋子)が店で働き始めたのを見て考えを改める｡タキは京都まで出向き･･･｡

五月(泉ピン子)は加津(宇野なおみ)のことで頭を悩ませていた｡加津は高校に入ってからも相変わらず友達を作らず､部活にも入らず､学校で孤立しているようで･･･｡

"おかくら"を継ぐ決心を固めた長子(藤田朋子)｡一方､英作(植草克秀)の妹･由紀(小林綾子)が継いでいる大阪の本間病院の経営が危なくなっていて･･･｡

独立した健治(岸田敏志)について行った達夫(榎本たつお)が､光子(奥貫薫)から冷遇を受けたと"幸楽"に戻ってきた｡その頃､愛(吉村涼)の妊娠が発覚し･･･｡

葉子(野村真美)と直之(井上順)が､離婚についての話し合いに､大吉(宇津井健)に同席してほしいという｡その席に葉子と一緒にやってきたのは･･･｡

常子(京唄子)から病院の建て直しを迫られた英作(植草克秀)が大阪の本間病院に戻ることになった｡しかし､長子(藤田朋子)は岡倉家にとどまると言い･･･｡

登山に出かけたまま行方不明になった眞(えなりかずき)｡眠れぬ夜を過ごした五月(泉ピン子)は､誠(村田雄浩)と現地に向かったが･･･｡

直之(井上順)と離婚した葉子(野村真美)は､透(徳重聡)との新しい生活をスタートさせた｡そんな中､葉子の離婚を知った珠子(森光子)が突然訪ねてくる｡

珠子(森光子)がハワイから帰国したことを知り､岡倉家の姉妹たちは実家に集まる｡弥生(長山藍子)たちは､そこで初めて葉子(野村真美)の一件を聞かされ･･･｡

健康診断を受けたことがない勇(角野卓造)に､愛(吉村涼)と誠(村田雄浩)が人間ドックを勧め､勇は渋々病院へ向かう｡予定の時間になっても勇は帰ってこず･･･｡

愛(吉村涼)に勧められて受けた人間ドックで､勇(角野卓造)が糖尿病と診断され､愛と誠(村田雄浩)は慌てて勇に食事療法と運動を勧める｡勇は頑固に拒むが･･･｡

糖尿病改善のために努力する勇(角野卓造)は､五月(泉ピン子)らを前に､ある決意をする｡一方､弥生(長山藍子)が孫･勇気(渡邉奏人)を迎えに保育園へ行くと･･･｡

眞(えなりかずき)のガールフレンド･杏子(渋谷飛鳥)とその両親が"幸楽"にやってきた｡五月(泉ピン子)と勇(角野卓造)は､突然のことにびっくりするが･･･｡

加津(宇野なおみ)が高校を辞めると言い出した｡一方､文子(中田喜子)は､亨(三田村邦彦)と望(冨田真之介)がハワイに行った寂しさを､酒で紛らせていて･･･｡

勇(角野卓造)は､久子(沢田雅美)が健治(岸田敏志)のケータリング事業に投資した金を銀行に返済するために"幸楽"の売り上げに手を出していることを知る｡

大吉(宇津井健)はアルコールに頼る生活を送っている文子(中田喜子)を心配して､利子(山下容莉枝)とマンションを訪れる｡しかし､そこに文子の姿はなく･･･｡

本間病院をたたんだ常子(京唄子)が残務整理をした直後､家族に連絡もせず姿を消した｡長子(藤田朋子)と英作(植草克秀)は意外な成り行きに動揺を隠せず･･･｡

京都の診療所で働き始めた常子(京唄子)を心配して､神林(愛川欽也)が会いにきた｡神林は､また一緒に診療をしようと言うが､常子は頑として聞き入れず･･･｡

常子(京唄子)が京都の診療所を解雇された､と長子(藤田朋子)と英作(植草克秀)に知らせが入る｡母親の今後を心配した英作はすぐに京都に向かうが･･･｡

加津(宇野なおみ)が自立しようとしているのは､久子(沢田雅美)が帰ってきたからだと決めつける長太(大和田獏)は､加津と暮らそうとマンションを用意したが･･･｡

ボランティアを始めた弥生(長山藍子)が夫･良(前田吟)とケンカをして家を出ようとしていた｡良たちは主婦として弥生が家のことをするのは当然だと主張するが･･･｡

弥生(長山藍子)が家を出たことで､良(前田吟)は自主的に掃除や洗濯､炊事を始めた｡そんな父親の姿を見たあかり(山辺有紀)は､弥生を家に戻るよう説得する｡

家を出ていた弥生(長山藍子)が戻ってきた｡良(前田吟)とあかり(山辺有紀)は胸をなでおろすが､弥生が帰ってきたのには理由があり･･･｡

銀行から"幸楽"の口座に預金がないという連絡を受けた勇(角野卓造)｡勇は久子(沢田雅美)に反対できず､"幸楽"を担保に銀行から1000万円を借りていて･･･｡

"幸楽"に光子(奥貫薫)がやってきて､健治(岸田敏志)と離婚すると宣言｡喜ぶ久子(沢田雅美)だったが､光子はケータリングの得意先を健治から奪っていた｡

健治(岸田敏志)から再婚するつもりはないと宣告され､ショックを受けた久子(沢田雅美)は20日以上家に戻らない｡そんな折､借金を抱えた健治が"幸楽"に現れ･･･｡

久子(沢田雅美)の代わりに"幸楽"のレジと経理を任された愛(吉村涼)は､店の売り上げに不審を抱く｡その頃"おかくら"には､透(徳重聡)がやってきていた｡

ケータリング事業を始めた久子(沢田雅美)が､聖子(中島唱子)を従業員として貸してほしいと言ってきた｡そんな中､警察から壮太(長谷川純)に電話が入り･･･｡

壮太(長谷川純)の父親･正造(堀内正美)は､一命を取り留めた｡しかし自殺未遂の後遺症で､正造にはリハビリが必要であることを医師から告げられた壮太は･･･｡

"おかくら"に代わりの板前を入れず､壮太(長谷川純)の帰りを待つ大吉(宇津井健)｡一方､壮太は正造(堀内正美)のリハビリ費用のためホストクラブで働いていた｡

"幸楽"に杏子(渋谷飛鳥)の父親･東吾(篠田三郎)がやってきた｡東吾から眞(えなりかずき)と杏子がスキー旅行に行くことを聞いた五月(泉ピン子)らは･･･｡

ホストクラブで働いていた壮太(長谷川純)の前に､大吉(宇津井健)とタキ(野村昭子)が突然現れた｡今までの生活に戻るよう2人に説得される壮太だが･･･｡

岡倉家に葉子(野村真美)と透(徳重聡)がやってきた｡葉子の離婚から6カ月が過ぎ､入籍したとの報告だった｡大吉(宇津井健)は祝福し､結婚式を挙げようと言い出す｡

葉子(野村真美)と透(徳重聡)の子どもが､葉子の前夫･宗方(井上順)の子どもとして戸籍に記載される可能性があることが判明｡葉子と透は慌てて宗方と話し合うことに｡

浅田(深江卓次)からのプロポーズを受け､反対する弥生(長山藍子)を説得したあかり(山辺有紀)だったが､当の浅田から信じられない言葉を聞き･･･｡

杏子(渋谷飛鳥)が東大を辞めると聞いた眞(えなりかずき)は慌てて杏子に会いに行く｡一方"幸楽"では､臨月の愛(吉村涼)についに陣痛がきて･･･｡

葉子(野村真美)が流産したという知らせが大吉(宇津井健)のもとに届く｡一方､"幸楽"には久子(沢田雅美)の長女･加奈(上戸彩)がアメリカからやってきて･･･｡