「南から来た男」

自分の靴箱に爆弾が仕掛けられたと思い込み、靴箱を爆破してしまった宗介。その原因は、ミスコンナンバー2の佐伯恵那の宗介へのラブレターだった！

「妥協無用のホステージ」

不良たちに拉致されたかなめを救おうと廃工場に向かった宗介。多勢に無勢、危機一髪の宗介が取った奇策とは・・・！

「すれ違いのホスティリティ」

目当てのパンをゲットできなかった宗介。結局、銃の乱射により、パン屋の購買は中止に。その役を仰せつかったかなめと宗介だったが・・・。

「空回りのランチタイム」

宗介は古文が苦手である。ある日も古文の読解に悩んでいると、珍しく機嫌のいい？かなめが、ノートを貸してくれるという。かなめの好意に甘える宗介であったが、翌日、そのノートを全部忘れてしまう。古文の授業までもう時間がない。二人は一か八か、昼休みに、宗介のアパートまで、ノートを取りに行くことに。やっとのことで、ノートを回収した二人を待っていたのは、ミニパトのこわーいお姉さんであった！

夏休み！かなめたちは、海水浴に来ていた。白のおニューの水着を新調したかなめであったが、 そんなかなめの水着にもまったく無関心な宗介。苛立つかなめ。一方、宗介はスイカ割りでまたまた事件を起こし、 その苛立ちをさらに増長させる。かなめの怒りの鉄槌が宗介に下り、一人黄昏るかなめ。 そんな彼女に一人の小太りの紳士が現れ、かなめをお茶に誘う。当惑するかなめだったが、誘っていたのは、 紳士ではなく、病弱な美少年、日向柾民であった。

「芸術のハンバーガーヒル」

　写生会。かなめたちは、宗介をモデルとすることに決める。モデルの構図でもめている間に、美術の水星先生が宗介に、なにやらモデルの説法を説く。合点いく宗介。早速、宗介なりに解釈し実行、姿を消してしまった宗介。モデルの変更を願い出るかなめたちであったが、水星先生はそれを却下。仕方なく、宗介を捜索することになった。ようやく宗介の居場所を発見したかなめたちであったが、彼の元にたどり着くには、危険なトラップを潜り抜けなければならなかった！

「一途なステイク・アウト」

　毎日繰り返される宗介の戦争ボケ行為に悩まされるかなめ。さすがに疲れたかなめは、思わず恭子に「彼とは距離を置いたほうが」と打ち明ける。呆然の恭子。そんなとき、偶然にも中学での先輩「不破」と遭遇したかなめ。なんと、二人は遊園地デートをすることに！そんな二人を尾行する宗介、恭子。いつもと調子が狂っている宗介に不安げな恭子。そんな時、かなめと不破の前に、こわーいおじさんたちが絡んできた！ところが、かなめたちを救いに現れたのは宗介ではなく、遊園地のマスコット、「ボン太くん」だった。

芸術のハンバーガーヒル／一途なステイク・アウト

「純で不純なグラップラー」

不良に絡まれ必死で逃げるかなめと恭子。追い詰められたかなめたちに迫る不良たち。そんなかなめたちを救ったのは一人の青年。椿一成。礼を言うかなめに思わず一目ぼれ？な一成。実は、彼こそ、かなめと宗介が道場の立ち退きをお願いする相手、「空手同好会」の部長であった！立ち退きに抗う部員のワッフル、マロン、ショコラを次々と、自己流？の戦法で倒していく宗介。そんな宗介に、ラスボス一成の秘術が宗介をふっとばした！？

「善意のトレスパス」

宗介に再戦を申し込んだ一成。交わす宗介に、一成の秘術が迫る！一成のパンチが決まった相手は、何と、学校の校務員、大貫善治氏だった！責任を感じた二人に、生徒会長林水が出した妙案は、どちらがより、大貫氏を幸せにするか、というようなものであった。大貫氏に貢献しようと必死な二人であったが、事あるごとに、いざこざの絶えない二人。激怒の大貫氏。反省した二人が取った行動は意外にも、大貫氏を喜ばせた！？？

「押し売りのフェティッシュ」

　最近、痴漢行為が横行しているということで、陣代高校でも注意を呼びかけることになった。そんな中、恭子が犠牲になってしまう。ショックを受けるかなめであったが、被害者である恭子はいたって元気。実は、恭子がされた行為とは、髪の毛をポニーテールにされてしまうという世にも奇妙な行為であった。犯人を捕まえるために交番に相談したかなめの前に現れたのは、鬼気迫る表情をした婦警、若菜陽子その人であった。

「暗闇のペイシェント」

　幽霊話に花が咲くかなめ、恭子、瑞樹。全然、怖がらない宗介に、苛立つかなめは、何としても宗介を怖がらせたい。そこで取った彼女の行動は、今は、廃墟と化し、幽霊病院と噂されている病院に宗介を連れて行くことだった！たどり着いた病院で、かなめたちを待っていたものは、予想通り、幽霊だった。恐怖に引きつるかなめ。果たしてかなめは、宗介を怖がらせることはできるのであろうか。

　陣代高校で、ある伝統のクラブが、廃部になることが決定した。そのクラブは、ラグビー部。生徒会長林水の尽力で、強豪硝子山高校との試合に勝てば、廃部を見直すとの約束を取り付ける。試合に向けて、急遽、ラグビー部のスケットとなるかなめと宗介であったが、あまりの弱小ぶりに、うんざりのかなめたち。勝ちたい！と願う部員たちの前に、「強くなりたいか！」と発破をかける宗介であった。

　陣代高校留学の思い出として、テッサが思いついたのは、なんと、温泉旅行だった！！早速出かける一同。到着早々、何やら悪巧みのクルツ。風間信二、小野Ｄらと共謀し、女風呂をのぞきに行くことに。ところが、そんな彼らを待ち受けていたのは、厳重な警備用トラップだった！何とかトラップをかいくぐろうとするクルツたちだったが、ことごとく玉粋する。一か八かの行動を選ぶクルツ。果たして彼の取った行動とは！？

　かなめは、ある投資に失敗し落ち込んでいる宗介を励まそうと、美樹原蓮と共に、街のお店で「トライデント焼き」をおごる。そんな中、突如、街中でやくざ同士の喧嘩が始まった！野次馬状態で面白がっているかなめと宗介だったが、蓮はそうはいかなかった。何故なら、その喧嘩でやられていたのが、蓮の父親が経営する美樹原組の組員だったからである！！また、彼らは、かなめと宗介にもすごーく見覚えのある人物でもあった。

　部室が足りずに困っているクラブを何とかしようと四苦八苦するかなめ。そんな中、ちょうど、社会研究部が、部室を明け渡してくれるという。ただし、それには、条件が課せられていた。その条件とは、「ナンパ」。宗介も、写真部の一員となり、風間信二と連れ立って宗介流の怪しい？「ナンパ」に励むのだったが・・・。あまりに怪しい「ナンパ」にかなめはうんざり。