バトルフィーバーJ・電子戦隊デンジマン・太陽戦隊サンバルカン・大戦隊ゴーグルファイブ・科学戦隊ダイナマン・超電子バイオマン・電撃戦隊チェンジマン・超新星フラッシュマン・光戦隊マスクマン・超獣戦隊ライブマンの10戦隊・48人の戦士が、高速戦隊ターボレンジャーの応援に駆けつける特別番組。

現代の日本人は、繁栄した文明を謳歌していた。日進月歩で便利になっていく日常生活。豊かさを求め、今日も人々の経済活動は続く――。だが、そんな中で、確実に見過ごされていたものがあった。自然との調和である。かつての人類が大切にしてきた、地球本来の美しさは、今や失われつつあった……。

レーダたちは暴魔城の封印を解くため、聖獣ラキアを狙う。当のラキアは、人間の環境破壊により、著しく衰弱していた。ターボレンジャーはラキアを守ろうとするが、ネジクレボーマによってエネルギーを吸い取られてしまう。だが彼らは若さのパワーで、再び立ち上がった。

富士見坂のバス停近くで、恐るべき事態が発生した。なんとダンゴボーマによって、人々が「人間ダンゴ」にされてしまったのだ。ダンゴボーマは2万年前にラゴーンに誓った約束を果たそうとしているようだ。やがて太宰博士と山口先生も「人間ダンゴ」に――。

城北郷土博物館に展示されていた衰笠には、ミノカサボーマが封印されていた。復活したミノカサボーマは、「昔返しの術」で人々を江戸時代の姿へと変え、街を大混乱に陥れる。浪人姿の男たちに襲われた大地は、ターボブレスを落としてしまい、変身できなくなって大ピンチに。マコト少年を連れて敵から逃亡する大地の運命は？

はるなは、元・漁師の祖父を持つ美佐・弘の姉弟と出会った。川は汚れてしまったが、再び漁師としての生活に戻ることを夢見ている祖父を、姉弟は誇りに思っていた。だが突如、川が昔の美しさに戻り、魚が帰ってきた！　弘は謎の「怪獣」の仕業だと気づいてしまうが--。

愛する心を食べる暴魔獣・アギトボーマが出現し、若いカップルを次々と呑み込んでいた。力の学友である浩一の彼女・由紀もまた、被害に遭ってしまう。呑み込まれた人々に残されたタイムリミットはあとわずか。力は由紀たちを救い出すため、捨て身の作戦に打って出るのだが――。

武蔵野学園に転校生・沢松リサがやって来た。リサが住んでいる家を知った洋平の脳裏に、13年前の哀しい記憶がよみがえる。そして、その夜、越してきたばかりのリサの家で、ある異変が発生した。実は、その家の地下には暴魔獣が封印されていたのだ――。

武蔵野学園の1年生・榊原由美は、フルートでウィーン留学を目指していた。しかし、彼女は練習のしすぎで、右手の指を痛めてしまう。このままでは、コンクールで優勝できない……。苦悩する由美の心に、暴魔獣・トリツキボーマが怪しく囁いた。

端午の節句が近づく中、足柄山で坂田という老人が古い武者人形を発見したというニュースが話題となっていた。しかし、シーロンはこの武者人形に暴魔獣の気配を感じる。ターボレンジャーは早速、足柄山へと向かったが、ついにオニボーマがよみがえってしまう――。

ウーラー一族の「最強の勇者」と呼ばれる族長・ウーラーボーマが復活を遂げた。ウーラーボーマは現在の国道44号線にあたる道路から、同族を次々と復活させる。このままでは、大量のウーマーによって地上が埋め尽くされてしまう！

ズルテンはラゴーンの地獄牢から、アラクレボーマを解放した。かつてラゴーンの命を狙った反逆者であるアラクレボーマを使って、ズルテンは何をする気なのだろうか？

原宿にある「ババの館」という占い館が評判になっていた。はるなの友達も、恋人との未来を占ってもらうために「ババの館」へ。しかし、ここで占ってもらった女性たちは、なぜかため息ばかり。どうやら「ババの館」には女性の笑顔を奪い取る暴魔獣が潜んでいるようだ。はるなは決死の潜入作戦を開始する！

自らを「高校流れ者」と称する転校生・流星光がやって来た。時を同じくして、兜山古墳からドグウボーマが復活する。この暴魔獣はジャーミンがよみがえらせたのだが、やはり突如現れた「流れ暴魔ヤミマル」が奪い去ってしまった。ヤミマルとドグウボーマの攻撃で、ターボレンジャーは苦戦を強いられる――。

新たな敵・ヤミマルに対抗するためには、新必殺武器を開発することが急務だ。そこで試作品として「Zバズーカ」が作られたが、その運搬中、ヤミマルとダルマオトシボーマの妨害を受けた洋平と俊介はZバズーカを使用。敵の撃退には成功したものの、小型エネルギー炉の制御装置が壊れてしまった。爆発まで、あと１時間――。

試作品・Zバズーカを経て、新必殺武器・Vターボバズーカの完成が目前に迫っていた。しかし、そのエンジン出力実験中にコブボーマが現れ、第1号エンジンを破壊してしまう。妖精パワーを失い、シーロンの姿も見えなくなって、絶望の淵に立たされるターボレンジャーであった。

ズルテンは旧友の暴魔獣・ドロロボーマを復活させ、自らの作戦に投入した。ドロロボーマは人間の「年齢」を食べる暴魔獣なのだ。そして山口先生が、ビームを浴びて子どもに戻ってしまった。年齢を食べられた人間は、最後には赤ん坊になり、やがて消えるという。このままでは山口先生が危ない――！

ヤミマルがカセキボーマを復活させた。カセキボーマはその「化石分身」という超能力で巨大な分身体を生み出す。圧倒的なパワーによってターボロボは危機に陥り、ダメージを受けたブラックターボは山形大地の姿に戻ってしまった。ヤミマルの目的は、千年に一度だけ実るといわれる「黄金のリンゴ」を手に入れることであった。

度重なる作戦失敗に、暴魔大帝ラゴーンは怒っていた。この怒りを鎮めるため、ジャーミンが名乗りを上げる。ジャーミンがターボレンジャーに差し向けたのは、氷魔（兄）＆炎魔（弟）の魔兄弟だった。この兄弟は単独でも高い戦闘力だが、合体するとさらに強力なゴクアクボーマとなる。しかし、兄の氷魔は戦いに否定的で――。

モードクボーマの攻撃からはるなをかばった洋平は、毒を注入されて苦しむ。洋平の命は、あと24時間。彼を助けるために必要な解毒剤の作り方を知っているのは暴魔百族だけだ。そんな中、はるなが記憶喪失となり、あろうことか、暴魔百族の仲間となってしまう――。

暴魔百族で一番の怪力・スモウボーマが復活を遂げた。だがスモウボーマは太古の昔、聖獣ラキアと出会ったことで改心しており、地上征服作戦には加担せず、現代に相撲人気を再燃することだけを考えていた。相撲に詳しい山口先生はスモウボーマの想いに共鳴。山形大地までが、スモウボーマと相撲で戦うことになった――。

山口先生は、さすらいの転校生・流星光のことが気にかかっていた。先生の悲しい思い出――それはかつて、教え子を交通事故で失った記憶。今のままでは光も、そしてレッドターボ＝炎力も同じ運命を辿ってしまうかもしれない。彼らの秘めたる事情を知らない山口先生は、光と正面から向き合おうとするのだった。

体操部の合宿に遅刻してしまったイエローターボ＝日野俊介。合宿のための臨時マネージャーとして随行したピンクターボ＝森川はるなも少々ご立腹だ。しかし、合宿地である野辺山高原にユーレイボーマが出現し、人々を幽霊に変えてしまう。このまま、村は支配されてしまうのか？

南の国からの使い・ヤシノミボーマが「南太平洋フェア」を開催中の行川アイランドに現れた。どうやらヤシノミボーマの同族は南の国に大勢眠っているらしい。一度に復活を遂げたら、大変なことになってしまう。阻止せよ、ターボレンジャー！

新たに復活したイヌガミボーマは、人間を犬に変えたり、逆に犬を人間に変えたりすることができる暴魔獣。はるなに怪我の手当てを受けた子犬も、少年の姿へと変えられてしまう。感謝の念を抱く少年は、はるなに接近。だが、そのことを知ったイヌガミボーマは、少年を使ってはるなをおびき出し、彼女を犬に変えようと企んだ。

流星光は炎力に挑戦状を叩きつけた。力と光は壮絶な戦いを展開する。一方、暴魔百族で最も凶暴といわれるフジミボーマが復活し、大地たちを卵のなかに閉じ込めた。このままでは、４人はフジミボーマの同族となってしまう。傷だらけの力は、仲間を救うために不屈の闘志を燃やすのであった。

スズナリ一族の姫観音像から、スズナリボーマが復活した。ジャーミンに追われる少女・リンを助けたブルーターボ＝浜洋平は、リンの正体がスズナリボーマでありことを知らない。リンは封印されている一族を解放するため、ラゴーンにターボレンジャーの打倒を誓っていたのであった――。

ヤミマルは夢の中で不思議な少女から「お前こそ暴魔百族を背負って立つ男」と言われる。ヤミマル自身も「新しい俺の時代の到来を感じる」と肌に感じていた一方、暴魔城では幹部たちがいつまでもターボレンジャーを倒せない事に怒り狂った暴魔大帝ラゴーンの逆鱗に触れ暗闇暴魔ジンバが死を覚悟で出撃する――。

博士が密かに作っていた、大型戦闘機ラガーファイター＝2号ロボ・ターボラガー。しかし、完成に時間がかかることを知った大地は、おとりとなって一人ターボトラックで走る。そこに、姫暴魔ジャーミンが立ちふさがった――。

さらわれた太宰博士とターボラガーの交換の場に現れた、暴魔百族の守り神・超魔神ボーマ。そして、レーダ暴魔博士によってターボラガーが砂地獄に沈む――。

ターボレンジャーの5人とクラスメートだった月影小夜子の正体は、ヤミマルと同じ流れ暴魔であった。小夜子は18歳の誕生日に、流れ暴魔キリカとしての能力に覚醒する。ヤミマルと運命の出会いを果たしたキリカ。そしてヤミマルも、新たな姿へと変身を遂げた！

ヤミマルとキリカは、次なる作戦として大怪鳥ドラグラスをよみがえらせようと企んだ。そのためには、生贄となる若者たちが必要だ。カガミボーマはキリカとともに生贄を集める。やがてドラグラスが復活して……。

武蔵野学園高校は、学園祭で盛り上がっていた。しかし流れ暴魔たちには、そんなことは関係ない。キリカが送り込んだノッペラボーマによって、洋平と友人・桑田の顔が入れ替わってしまった。このままでは、やがて2人はのっぺらぼうになるのだという。早く自分の顔を取り戻さなければ……。

ズルテンはシゴキボーマのしごきを受けていた。しごかれると、ズルテンは「おなら」を連発する。この「おなら」は催眠ガスの効果を持っているため、人間を眠らせることができるのである。人間に対する憎しみを抱くヤミマルにとって、このズルテンの「裏技」は願ってもみないことだった。しかし、当のズルテンは――。

女スリ・ゆかりが、キリカから宝石を奪った。その宝石には「魔神剣」のありかを示す手がかりが秘められていたため、ゆかりは追われる羽目に。そんな彼女を助けようとした大地だったが、ひょんなことからゆかりと手錠でつながってしまった。2人はやっとのことで魔神剣を発見するが、そこへヤミマルがやって来る。

イエローターボ＝日野俊介にとって忘れられない思い出。それは10年前に海辺で出会った「さよちゃん」のことであった。あの海辺へやって来た俊介だったが、キオクボーマによって記憶喪失になってしまう――。

ズルテンには「催眠おならガス」の他に、「裏技」が存在した。なんと自分の細胞から、ロボット生命体を誕生させたのだ。その名も、ズルテンメタルタイプ。人間に首輪をつけて、「鋼鉄ロボ人間」へと変えてしまう恐るべき敵だった。山口先生も「鋼鉄ロボ人間」にされたが、そこへカンフーを使う妹・美加がやって来て――。

俊介が誤って暴魔獣を復活させてしまった。ジゴクエボーマの「地獄絵フィニッシュ」によって大地や洋平、はるなが絵の中へ引きずり込まれてしまい、俊介は責任を感じる。自ら絵の中へ入って仲間たちを救おうと考えた俊介だったが……。

ついにヤミマルとキリカがクーデターを起こした。2人は暴魔百族の命の源である「命石」を奪う。この影響で、暴魔城とターボビルダーは激突の危機に！暴魔城でラゴーンと対面する力。一方、大地たちは流れ暴魔と戦っていた。風雲急を告げる中、ラゴーンが巨大化した――。

2万年間のさすらいを余儀なくされていた流れ暴魔。しかし、いよいよ時代の風は彼らに吹き始めたようだ。ヤミマル&キリカは早速、四国を舞台に新たな作戦に着手する。そんな中、エホンボーマの「悪魔の絵本」の魔力で、永遠に歩き続けなければならなくなったトシオくんを救うため、ターボレンジャーも四国入りする。

エホンボーマとの戦いを終え、そのまま四国に滞在していたターボレンジャーの前に、ワタリドリボーマが現れた。しかし、暴魔獣はカッコつけているわりに弱い。挙げ句の果てに「俺を封印してくれ」などと言い出した。大地は、暴魔獣の願いを叶えてやるべく、富郷渓谷へ。だが、これはすべて暴魔獣の「芝居」であった……。

妖精の天敵・デビルボーマが現れた。デビルボーマは分身の小悪魔を使って、シーロンを誘拐する。シーロンのオーラをまとえば、デビルボーマは不死身となるが、オーラを吸い取られたシーロンは死んでしまうのだ。残された時間は、あとわずか。力たちは暴魔獣を必死で追跡するが、うかつに攻撃できないでいた――。

暴魔百族一の殺し屋を自称するガンマンボーマが現れた。苦戦するターボレンジャー。しかも、戦いの渦中で、力たちのクラスメートである山田健一が浜洋平のターボブレスを盗んでしまう。健一はブルーターボへ変身！彼もかつて、妖精パワーを浴びていたのだ。人質となった洋平を、健一ブルーは救うことができるのか？

宇宙から彗星の姿で飛来してきたヨロイボーマは、キリカと合体した。ヨロイキリカによって、徹底的に痛めつけられるターボレンジャー。ヨロイキリカの鎧に、果たして弱点は存在するのか？

キリカはテレビのマジックショー番組に「ミス・マジック」として出演し、子どもたちに超魔術への興味を植えつける。これはハンコボーマを使った作戦への布石だった。ハンコボーマによって「ハンドパワー」を与えられた子どもたちは、その力におぼれて暴走する――。

ヤミマル、キリカと対決するターボレンジャー。激戦の中、7人の前に謎の門が登場する。この門をくぐれば、そこは「妖精の国」で、憎しみを忘れて愛を取り戻すことができるらしい。戦いを終わらせたいと願った森川はるなは、「愛の石」を必至に求める。だが、「妖精の国」はヒトツメボーマが7人に見せた幻影だった。

ネオラゴーンは流れ暴魔からドラグラスを奪い、ドラグラボーマを誕生させた。ドラグラボーマは鋭い牙で、山口先生を吸血鬼へと変えてしまう。ターボレンジャーへの変身能力を失った5人は、もうどうすることもできないのか？

ヤミマルとキリカは、力を取り戻したいと願っていた。しかしカシムはキリカに、流れ暴魔とは戦う者ではなく、人間と暴魔をつなぎ、この世に平和をもたらす存在なのだと説く。カシムこそ、人間の女性だったキリカの母と出会ったことで改心したキメンボーマにして、キリカ＝小夜子の父であった――。

ネオラゴーンは最後の作戦に打って出ようとしていた。それは、108匹の暴魔獣軍団が眠る「大封印」を破ること。皮肉にも、地球環境が劣悪となった現代では「大封印」を破れる状況が整っていた。時を同じくして、力を取り戻したヤミマルは、ヤミクモを暴魔獣ヤミクモボーマへと変身させる――。

封印破りの名人といわれる暴魔獣フーインボーマを大復活させたネオラゴーン。だが封印破りには儀式が必要だった。その生け贄は、なんと流れ暴魔。フーインボーマの秘術・鎖封印で捕らわれたヤミマルとキリカの血が狙われる……。そこへターボレンジャーが駆けつけた。