Eiki Arasato — 原画
集 7
激突!護る者VS被る者
アランカルたちの猛攻に押されていた日番谷、恋次、乱菊の元にソウル・ソサエティから霊圧の限定解除の許可が下りる。日番谷たち護廷十三隊の隊長・副隊長たちは、現世の霊なるものに不要な影響を及ぼさないように現世に来る時はそれぞれに霊圧を制限していたのだ。つまり日番谷たちは本来の実力を出し切ることなくアランカルとの戦闘にのぞんでいたのだった。跳ね上がった霊圧にたじろぐアランカルたちは一時撤退することにするが、それよりも早く日番谷たちの斬魄刀の攻撃がアランカルたちに迫る。
展开逆転のルキア!暴走する刀
ルキア、石田、茶渡と刺客たちの戦いは続く。獏爻刀『烈雷(れつらい)』の力を体内に取り込んで攻めてくる銅虎。全身が武器と化す銅虎の前に苦戦するルキア。九頭竜と戦う石田は、獏爻刀『白霧(しらぎり)』の霧の空間に閉じ込められ、気配の感じられない敵に追い詰められる。茶渡は、敵の厳牙が使う獏爻刀『角翼(かくよく)』と力と力の勝負に打って出る。そして一護もまた、貫井の霊圧を喰らってパワーアップした獏爻刀『砕我(さいが)』の前に苦戦していたが、前回の戦いでその弱点を見つけていた一護は、そこを攻めてゆく。
展开二番隊出撃!包囲された一護
霞大路家を取り戻す為にソウル・ソサエティへ一人で戻った瑠璃千代を追って穿界門をくぐった一護とルキア、犬龍、猿龍は、霞大路の屋敷で行われていた瑠璃千代と愁の祝言に乱入する。しかしそこには「砕蜂(ソイフォン)」率いる二番隊の死神たちが待ち構えていた。一護たちの襲来を予見していた雲井があらかじめ罠を張っていたのだ。囲まれる一護たち。その時、一護が瑠璃千代に向かって呼びかける。その気迫に押される砕蜂たち。しかし、一護の説得を聞いた瑠璃千代から意外な言葉が発せられる。
展开白哉、裏切りに隠された真実
復活した響河を止めんと立ち上がったのは、朽木白哉だった。朽木家の誇りを賭けた戦いがついにはじまった!響河は、斬魄刀などただの道具に過ぎないとし、村正を斬り捨てて自らを封じていた巨大な槍で白哉に向かってくる。反撃しようとする白哉だったが、何故か攻撃が響河にあたらない。更には響河の攻撃を交わすことも難しくなり、次第に傷を負っていってしまう。一方村正は、その絶望から身体に異変が生じはじめていた。
展开新たな敵!刀獣の正体
朽木家に現れたのは、村正との戦いで死んでいった死神たちの斬魄刀が実体化したままの姿“刀獣”であることが分かった。持主をなくし暴走する斬魄刀たちに対して、ソウルソサエティではすぐさま討伐命令が出される。更には、混乱に乗じて現世に紛れ込んでいる刀獣もいるということで、日番谷、氷輪丸、乱菊、灰猫の4人が現世に派遣されてくる。だが、時は既に遅く。主を捜し求めている一体の刀獣が虚と合体し、人々を狙う機会を窺っていた!
展开一護死す!織姫、悲痛の叫び!
天蓋の上へと辿り着いた織姫と雨竜が見たものは、ウルキオラの前に倒れた一護の姿だった。思わず一護に駆け寄る織姫に「無駄だ」と声をかけるウルキオラ。そこに雨竜の矢が迫る。だが、一護と同じく雨竜の攻撃もウルキオラにはまったく効かない。反撃され、ついには弓を引くことさえできなくなってしまう雨竜。その光景を目の当たりにし、動揺する織姫は動かない一護に思わず助けを求めてしまった。その時、一護の身体に異変が起き…。
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