Episodis 50
家族!契約!悪魔ささやく!
体内の悪魔と契約、自らの体から悪魔を分離することができる不思議なスタンプ、ギフスタンプが発見されて50年。悪魔を崇拝する組織デッドマンズは、遺跡から発見されたギフのミイラを復活させようと、信者たちに体内の悪魔を解き放てと華々しく訴えかける。
そのデッドマンズから人々の平和を守るために組織された政府特務機関フェニックスでは、研究員のジョージ・狩崎(濱尾ノリタカ)によるリバイスシステムの開発が進行していた。
そんな戦いをよそに、銭湯しあわせ湯では長男の五十嵐一輝(前田拳太郎)が大忙し。常連客の世話などをしているが、自分にしか見えない悪魔の暴走に悩まされる。弟の大二(日向亘)がフェニックスの隊長に就任する大切な日だというのに…。やがて一輝は、大二の就任式でとんでもない騒動に巻き込まれることになる。自分にしか見えぬ悪魔とともに…!
Llegeix-ne més悪魔はあくまで悪いやつ!?
家族を守るため、体内の悪魔、バイスと契約して仮面ライダーリバイ(ス)に変身を遂げた五十嵐一輝。
だが彼は、入院中で母親不在の銭湯を守ると言い張り、
仮面ライダーとしてデッドマンズと戦うためのフェニックスとの専属契約に難色を示し、それを結ぼうとしない。
契約の使者として選ばれた弟の大二は、
自分が使うはずだったドライバーを兄に届ける役割を担わされ、その心中や如何に…。
そんな中、ゴルフ練習場にデッドマンが現れる。
人々を守りたい一心で、契約を結ばずとも
使命感から仮面ライダーに変身したリバイ(ス)。
しかし、バイスは、人間を食べ、欲望のままに暴れる機会を虎視眈々と伺っていたーーー。
Llegeix-ne més人質トラブル、どうする兄弟!?
「銭湯より世界だろ…」
大二は母、幸実の病室を訪れていた。
兄の一輝がフェニックスとの契約を結んでくれない
ことを悩み、相談に来たのだ。
そんな大二に母は優しく声をかける。
「大二は、大二のできることをやればいいのよ」
その頃、一輝は別の契約書と睨めっこしていた。
新都市開発による銭湯の立退きへの同意を
求められるも、真っ向から否定する。
「この銭湯は、俺たち家族のものだ」
その時、幼馴染とショッピングに出かけていた
末っ子のさくらから連絡が入る。
「一輝兄!デッドマンズが現れた!」
銭湯を愛する気持ちは誰よりも強いが、
条件反射のようにしあわせ湯を飛び出していく一輝。
だが、さくらたちは銃を持った男に脅され、
人質となってしまって……!
Llegeix-ne més足りない愛情!アブナイ悪魔誕生!
コング・デッドマンを倒し、
無事に妹のさくらと幼馴染の彩夏を救出した一輝。
だが、さくらたちを人質に取った男はコングバイスタンプを
使用していないという。
コングバイスタンプを回収しない限りは、いずれまた
同じような惨劇が起きてしまう。
それどころか、デッドマンズには更に凶悪な
上級悪魔を生み出すと手段があるようで…
焦る大二とは裏腹に、未だ仮面ライダーとしての
自覚に乏しく、煮え切らない一輝。
兄弟の関係に、ヒビが…!?
そして、コングバイスタンプの持ち主は誰だ…!?
Llegeix-ne més世直しライダー!裏切り者は誰だ!?
フェニックスの契約戦士として、正式に仮面ライダーリバイスとして
戦うことを決めた一輝。
父、五十嵐元太はそれに便乗して「元ちゃんの限界チャンネル」の
登録者を増やそうと画「世直し元ちゃん」という企画を始める。
デッドマン犯罪を防ぐための情報収集になるならと協力していた
一輝だが、ロクな依頼が来なくてテンションはだだ下がり。
だがそこに、1人の老人にやってくる。
孫が、行き過ぎた「お仕置き生配信」を行っているという。
一緒に動画を見ると、まさにデッドマンを生み出し、
ブラック企業を正す!とビルに乗り込む姿が生配信されている!
一輝はついに世直しライダーとしての初出動を決める。
一方、フェニックスではバイスタンプ盗難が問題視されていた。
緊急招集された大二やヒロミら分隊長の間にも緊張が走る。
だが、若林司令官や狩崎の視線は、1人の男に注がれていた。
その理由は…
侵入に使われたカードキーの名前が「門田ヒロミ」
だったからであったー。
Llegeix-ne mésエビルの正体!衝撃のショータイム!?
フェニックスからバイスタンプを盗んだ人物を特定するため、
やりすぎバイチューバーのボンを囮にした作戦を展開した一輝たち。
現れたオルテカとフリオと激闘を繰り広げる最中、
謎の黒い仮面ライダーがリバイスを襲う。
外では待機しているはずのフェニックスの隊員が
1人残らず倒れている。
一体、何が起きたのか。
一体、何者の仕業なのか。
戦いを終えて変身を解いた、その男の正体はーー。
そして一輝はしあわせ湯に舞い込んできた
新たな依頼に首を突っ込む。
交通事故に遭った弟の裁判が、意図的に不利な方向へ
誘われているという。
それを主導していると思しき悪徳弁護士、工藤の
不正の証拠を暴くため、
お節介ライダーとお調子者悪魔が立ち上がる!
Llegeix-ne més窃盗!?スケボー!?俺はカゲロウ!
フェニックスに呼び出された一輝。
世間を騒がせている4人組の窃盗団のうち1名が
チーター・デッドマンのフェーズ2であることが
確認されているという。
唯一、契約者と悪魔を分離する能力を持つリバイスに
白羽の矢がたった格好だが、チーター・デッドマンは
他の3人を逃がす「しんがり」の役割を担い、
その地上最速の遺伝子で、討伐はおろか接触を図ることすら
難しい状況にあるという。
狩崎は、対抗できる可能性のあるゲノムとして
ジャッカルバイスタンプを用意していたが…。
そんな一輝の動向を窺っているのは、
大二のフリをした悪魔、カゲロウ。
デッドマンズと接触し、果たさんとしている
野望は、「五十嵐一輝の抹殺」のみだと
宣言するカゲロウは、フェニックスを
後にする一輝の後ろ姿を、卑しい笑みを
浮かべながら見つめていた。
そしてさらに、その様子を門田ヒロミが観察している。
自らを装ってバイスタンプを盗んだ犯人として、
明らかに大事に疑惑の目を向けているヒロミの心中やいかにー。
Llegeix-ne més家族の休息、天国と地獄!?
母・幸実の退院を祝って、一泊二日の温泉旅行に
やってきた五十嵐一家。
今日のために奮発したと豪語する元太の言葉
通りのお洒落なロビーにテンションが上がる一同。
だが、不安の種はいくつも巻かれていた。
偶然(?)居合わせる、しあわせ湯の
常連客である牛島一家。
五十嵐大二の監視を目的として
先乗りしていた狩崎とヒロミのフェニックス勢。
そして従業員の中に紛れ込む
アギレラ、オルテカ、フリオ。
さらには、大二のふりをして何くわぬ
顔で家族旅行に同行するカゲロウ…
温泉旅館を舞台に、
様々な思惑が入り乱れる。
そんなことはつゆ知らず、
颯爽と温泉へと向かう一輝たち。
その扉は、幸せの扉ではなく、
地獄への招待状なのだろうかーー。
Llegeix-ne mésカゲロウ暴走!五十嵐兄弟…崩壊!?
悲劇の家族旅行から数日。
五十嵐家には暗雲が立ち込めていた。
家族の目の前で大二の姿をした悪魔・カゲロウに
傷つけられたショックで落ち込む一輝。
だが、それは大二の意志ではなく、
カゲロウに乗っ取られた故の行動だと
独りごちている父・元太。
一方、あの優しい兄になぜ卑劣な悪魔が
宿っているのかを疑問に感じるさくら。
そんな中、母・幸実だけはいつも通りの
笑顔で銭湯のお客さんを接客している。
「アンタたち、何くらい顔してんのよ!
大二が帰ってくる場所はここだからね」
その言葉に勇気づけられた一輝は、
大二をカゲロウから助け出すという
決意を新たにする。
だが、フェニックスは世間に知られる
前に殲滅すべしと、エビル抹殺命令を出す。
時を同じくして、
カゲロウはデッドマンズから
ブラキオスタンプを受け取り、
無差別に悪用し始めーー。
Llegeix-ne més兄と弟、信じる心
一輝とカゲロウの激しい戦いが続いていた。
大二の体内でカゲロウが生まれたのは一輝のせいだ、
大二にとって、嫉妬の対象である兄が目の前で
仮面ライダーとして活躍する様は耐えがたかったのだ、
と言い放つカゲロウ。
一輝はショックを受けつつも、何度も大二に呼びかけるが
応答はない。
「しつこいな。大二はもういないって言っただろ」
カゲロウの言葉が冷たく響くばかりだ。
一輝は、それでも大二を
信じることができるのだろうか。
信じて戦った先で待っているのは
希望か、それとも絶望か。
極限の状況の中で、兄と弟の絆が試されるー。
Llegeix-ne més無敵のさくら、何のための力
デッドマンズ関連犯罪は、なくなるどころか増え続ける
一方だった。
そんな中、バイスタンプを新たな方法で活用する者も
徐々に出現してきているという。
オルテカはその中の1人、プラナリアスタンプを持つ
灰谷天彦へと接触をはかる。
一方、兄たちの仮面ライダーとしての活躍を尻目に、
五十嵐家の末っ子さくらは度重なるアギレラの挑発に苛立っていた。
強いものこそが正義であると信じて、己を鍛錬していたさくらだったが、アギレラと対峙していると己の弱さを
突きつけられているようで、ストレスを感じていた。
そんな中、さくらのもとに差出人不明の荷物が届く。
梱包を解くと、そこには1台の見たこともない
ドライバーが入っていてーー。
Llegeix-ne més弱さは強さ!?無敵のジャンヌ!
私、無敵だからーー。
そう信じて疑わなかったさくらのプライドは
粉々に砕け散った。
兄たちに続けとばかりに、
通っている空手道場の師範代、大森聖子の
悪行を止めるため、決意の変身を果たす……はずが、
装着したドライバーは起動しない。
呆然とするさくらをかばった一輝は、怪我を負ってしまう。
そのことで激しく大二に責め立てられるも、
一輝は何とかしてさくらに寄り添おうとする。
ショックをうけたさくらは、
大二の言葉に傷つき、一輝の言葉に耳を貸さぬまま
飛び出してしまう。
一体、さくらが変身を遂げるためには、
何が必要なのか、何が足りないのかー。
だが、時は待ってはくれない。
聖子の意のままに操る灰谷天彦は
再びプラナリアスタンプを手に、街を襲撃する!!
Llegeix-ne mésフェニックス危機一髪!
空中に浮かぶフェニックスの要塞、スカイベースが
燃料補給や物資補充のために地上に降りてきていた。
隊員も適宜休暇を取るにあたり、人員が手薄になるため、
自分たちがしっかり守ります!と意気込む五十嵐三兄妹とヒロミ。
しかし、狩崎は一輝からリバイスドライバーを取り上げてしまう。
新しいバイスタンプの開発のためだというが、戦力となれない
もどかしさと、大二とさくらへの心配から焦りを感じる一輝。
他の隊員同様に休暇を命じられたヒロミと共に、まずは風呂に浸かる。
一方その頃…
デッドマンズベースでは不穏な会話が飛び交っていた。
スカイベース内にあるバイスタンプ使用者の更生施設
襲撃計画、その急先鋒に立つのは変幻自在のカメレオンデッドマン!
フェニックスに魔の手が迫ろうとしていた…。
Llegeix-ne més司令官は…デッドマン!?
デッドマンズのスカイベース侵入の手引きをしていた
裏切り者ーカメレオン・デッドマンの正体は
本当に若林司令官なのだろうか。
にわかには信じがたい大二やヒロミだが、
一人冷静な狩崎は、真実を確かめるために
カメレオン・デッドマンの目的と思われる
「ギフスタンプ」を餌にワナを仕掛ける。
一方、デッドマンズではアギレラとギフ様の
結婚の儀式の準備が進められていた。
ギフ様復活のために必要な生贄の目星もついたようで
来たるべき瞬間を待ち望むアギレラはご機嫌の様子。
そんな中、儀式の準備が整うまで自由時間を与えられた
元弁護士の工藤は、真っ直ぐに一輝の待つしあわせ湯に、
心理カウンセラーの灰谷天彦はさくらの通う高校へと向かったー。
Llegeix-ne més撲滅!対決!デッドマンズ!
ギフ様との結婚の儀式を控えてご機嫌の
アギレラに突きつけられる衝撃の真実。
それは、アギレラこそが偉大なるギフ様の
復活に必要な生贄であったということ…。
茫然自失のアギレラと、卑しい笑みを浮かべる
オルテカを前にして、フリオが怒りの抵抗を
試みるが、多勢に無勢、取り押さえられてしまう。
アギレラとギフ様の結婚の儀式ならぬ、
アギレラをギフ様に捧げる儀式が始まろうとしていた。
一方、ギフスタンプを若林優次郎に化けていた
カメレオン・デッドマンに奪われたフェニックス
では、逆襲の準備が進められていた。
もはや待ったなし、デッドマンズの本拠地へ
乗り込み、ギフ様の復活を阻止しなくてはならない。
だが、肝心の本拠地の場所を特定できない。
唯一の手がかりは…デッドマンズと接触していたカゲロウ。
一輝とさくらは、抵抗する大二をよそに、
カゲロウを呼び出そうと思い立ち…
Llegeix-ne més守りたい想い…時代は五十嵐三兄妹!
バリッドレックスの活躍により、
空中に浮かび上がったデッドマンズベースの脅威は防がれ、
アギレラとフリオは救い出された。
その後、デッドマンズベースの残骸からギフの棺が発見され、
フェニックスはそれを収容、狩崎はその分析の様子を眺めていた。
アギレラはフリオと共に身を隠してギフを想い、
オルテカはカメレオン・デッドマンの男と共に、
自らの野望を叶えるために再び動き出す。
それぞれの思惑が交差する中、
しあわせ湯では幸実とさくらがまたしても言い争いをしていた。
デッドマンズを倒してリベラドライバーは必要なくなっただろうと言う
幸実に対し、まだ戦いは終わっていないと応戦するさくら。
一輝や大二もお手上げ状態の中、ヒロミがやってきてー。
Llegeix-ne més裏切りの深化、バディの真価
デッドマンズの崩壊から少しの時が経った。
しかし、依然として幹部だったアギレラ、オルテカ、フリオの
行方は知れず、捜索が続いていた。
そんな中、一輝は狩崎に会いにきていた。
天彦や工藤、そして優次郎になりすましていた男…
いずれも悪魔との分離を果たせなかったことから、
改めてデッドマンのフェーズ3を救う術を模索したい、
その願いに、狩崎は1つの可能性を提案した。
それは、バリッドレックスゲノムを進化させた
ボルケーノレックスゲノムをマスターすること。
一輝は迷うことなく、バイスと共に仮想空間での
トレーニングを開始する。
一方、しあわせ湯には久々の依頼人がやってきていた。
奥田陽介と名乗ったその男は、
かつての親友、玉置豪を助けて欲しいと言う。
玉置は世間で言われているような極悪な男では
ない、悪に堕ちたのは自らの裏切りが原因なのだ…
そう話す陽介の視線の先のテレビモニターには
逃亡中のフリオが映っていてーー。
Llegeix-ne mésバディの軌跡、炎と氷の奇跡
ギフテリアンは人の命を喰って誕生する、悪魔の化身。
これまでの「分離」という概念が通用しない悪魔を
ギフスタンプを使って無慈悲に生み出すオルテカに
今までにない怒りを向ける一輝。
だが、やるべきことはより明確になった。
オルテカを始めとした「フェーズ3」の分離、
ボルケーノ&バリッドの新たな力で
それを遂行すべく突進していく一輝だったが、
「怒り」によって冷静さを失った状態では諸刃の剣となり、
一輝は反動で地獄の業火に焼き尽くされてしまう!!
一方、オルテカは自身への復讐だと
乱入してきたフリオに対して、何やら不穏な
報復を企てようとしている様子でーー。
Llegeix-ne mésデモンズ注意報、ヒロミ包囲網!?
怒りも、恐怖も乗り越えて、
ボルケーノ&バリッドの力でフリオを分離
することに成功した一輝たち。
この力を使って、まずはオルテカを止めることが
最優先だと強く決意する。
一方オルテカは、リバイスの力を警戒。
狙いを定めたのは…不調をきたしている
と思しき仮面ライダーデモンズ。
その頃、ヒロミは
若林優次郎の墓の前に立っていた。
自分の体内年齢が80歳を超えているという
衝撃の事実は、デモンズドライバーを
使用したことによる肉体の酷使が原因
なのか、それとも…
優次郎への弔いの気持ちとともに
己の身体への不安の思いを
逡巡するヒロミの前に、
フェニックスの同期ー田淵竜彦と山桐千草
が現れる。
久しぶりの同期の再会、かと思いきや
何やら一色即発でー。
Llegeix-ne més非情で無常な、変身の代償
「オマエノ…イノチ…クラウ…」
ヒロミが構えたデモンズドライバーから
言葉が発せられた。
ヒロミの身体を蝕む原因はやはり
デモンズドライバーにあったのか。
一輝や大二の前では強がるも、
心中穏やかではないヒロミは
デモンズドライバーを自らに渡した
狩崎に鬼の形相で問い詰める。
一方、ヒロミを心配する一輝は、
フェニックスの医師、御子柴朱美から
「次に変身したら…命の保証はない」
と容態に関する真実を聞いてしまう。
その頃、ヒロミの同期の山桐千草は
オルテカにデッドマンズとしての
矜持を問うていた。
オルテカの向かう先は、その理由は、そして、本当の目的はー。
Llegeix-ne més我が命をかけて、想いを託して
一輝とバイスによって、デモンズドライバーに命を喰らい尽くされる寸前に救われたヒロミ。
様々な感情が渦巻く中で、フェニックスへの忠誠心が揺らいでいることを自覚した彼は、
デモンズドライバーの真実を一輝らに告げ、一人辞表を握りしめる。
一方、悪魔を分離され、フェニックスに捕らわれたオルテカは黙秘を貫く。
その表情から真意を読み取ることはできないが、
目はまだ死んでおらず、不気味な雰囲気を漂わせている。
その頃、さくらは牛島一家の息子・光に自宅への招待を受ける。
以前は不穏な状況に物怖じしてしまったさくらだったが、
今度は意を決して、その申し出に応じる。
その先で待ち受けるものとはー。
Llegeix-ne mésドッタンバッタン…空気階段!?
それぞれがヒロミの身を案じ、悲しみを堪えている。
それでも時は止まってくれないし、日常は進んでいく。
一輝もまた、様々な想いを胸に秘めつつも、
必死に前に進もうと、しあわせ湯で働いていた。
そこに、久々の依頼が舞い込んで来る。
相談に来たのは芸能事務所の社長、西川正志と
マネージャーの富永真由。
最近人気絶頂のお笑い芸人『空気階段』に
デッドマンを使っての襲撃予告があり、
番組収録が中止になるなど、実際に被害が出ているらしい。
一輝とバイスは、お笑いコンビ『ハッピースパ』を
結成し、空気階段のボディガード兼潜入捜査に
乗り出す!
果たして、空気階段を狙う者の正体とは…
Llegeix-ne mésバイスが乗っ取り…やっぱり裏切り!?
バイスの不調をリカバーするために
ローリングバイスタンプを使用した一輝とバイス。
だが、変身後の姿はいつもと違う漆黒のリバイのみ。
バイスが分離することなく、リバイを覆い尽くした
かのような禍々しい姿だった。
さらに変身解除すると、そこに立っていたのは
バイスただ一人。
一輝はどこへ…と警戒する大二だったが、
目の前ではバイスが誰かと会話している。
どうやら一輝の方が透明になってしまったらしい。
そこに血相を変えた狩崎が現れる。
どうやらローリングバイスタンプを
作ったのは狩崎ではないらしい。
怒りの狩崎はバイスを確保しようとするが、
バイスは「ついにこの時がきた」と
その包囲網を掻い潜り、逃走。
「裏切りは悪魔の得意技だ」という
言葉を残して…。
一方、空気階段はデッドマンへの
恐怖から家から出たくないと仕事を
全面拒否する状態となってしまい…。
Llegeix-ne més狩崎博士の戻せ!あべこべ大作戦!
一輝とバイスが逆、つまり一輝が半透明に
なって閉まってから1週間が経っていた。
しあわせ湯では代わりにバイスと玉置が奮闘するも
逆効果。
客足はみるみる途絶え、瞬く間に銭湯は
閑古鳥が鳴く…寸前となっていた。
そんな中、ジョージ・狩崎がしあわせ湯を
訪れる。
なんでも一輝とバイスを元に戻す方法を
見つけたという。
一刻も早く試したいところだったが、
バイスが狩崎を信用できないという気持ちの
部分に一輝が引っかかりー。
そして、時を同じくして、
デモンズドライバーのさらなる進化のため、
オルテカが狩崎をターゲットに定めー。
Llegeix-ne mésよみがえる!ベイル!?五十嵐家の記憶
狩崎にリミッターを解除してもらったはずが
退却を余儀なくされたオルテカ。
デモンズドライバーに向かって悪態をつくと、
今までよりも遥かに流暢に喋り始めた。
「我が名はベイル。さて、我が家に帰るとしよう」
一方、一輝とバイスの一体化の原因が解らずに
苛立つ狩崎は、ふとしたことから、かつて
しあわせ湯が大火事に見舞われたことを知る。
「過去から学ぶこと、それが未来を決めるのだ」
父親に教えられた数少ない言葉を反芻し、
確証はないが、何かヒントがそこにないかと
五十嵐家に足を向ける狩崎。
だがそこに、オルテカとアギレラが現れ、
駆けつけた五十嵐三兄妹との闘いが始まるー。
Llegeix-ne més対決!決別!?闇と光の結末
父、元太の過去を知り、自分たちの体にギフの遺伝子が流れていることに気づいてしまった一輝たち。
その事実自体にショックを受ける一方で、自らの悪魔たちの異変に関しての不安も募る。
その不安が的中するかのように、大二の体内ではカゲロウの主張が強まっていた。
「悪魔の俺がその身体の主でもいいってことだろ」
「大二、お前が消えろよ」
だが大二はそんなカゲロウの挑発に対して真っ向から立ち向かう。
まるで、別れを予期しているかのような悲壮な決意でー。
そして、大二とカゲロウの戦いの火蓋が切って落とされるのだった。
Llegeix-ne més止めろ!暴君の暴挙と暴力の暴走
カゲロウとの死闘を制し、ホーリーライブへと変身した大二。
「オルテカ…お前に慈悲は与えない」
優しさを封印し、非情さを解き放った新たなる白銀のライブの強さに
ベイルの力を最大限引き出して応戦してもなお敵わないオルテカは、
かつてないほどの屈辱を味わう。
その逞しい姿に、一輝や狩崎、駆けつけたさくらは
目を細めるが、ギフの影響による悪魔の暴走は止まることを
知らず、ついにバイスがコントロール不能の状態に陥って
しまう……!?
Llegeix-ne més怖れを超えて疾風迅雷!己を信じ一心同体!
ついに完全なる暴走状態に陥ってしまったバイス。
ホーリーライブとジャンヌで抑えにかかるも、その勢いは凄まじい。
だがそこに狩崎が現れる。
狩崎の手には新たなバイスタンプらしきものが握られていて、
大二に、隙を見てそのスタンプをジャックリバイスに
押すように言う。
それによって、体内に閉じ込められている一輝を呼び覚まし、
バイスと決着をつけてもらう算段のようである。
失敗すればどちらも消滅してしまう可能性のある
危険なミッションだが、狩崎は2人から「行動こそ信念」だと
教えられたと賭けに出ることを決め、自分もその力に
なるという決意のもと、デモンズドライバーを取り出す!
そして一輝は体内で自分との、バイスとの戦いに挑むー!
Llegeix-ne mésクランクイン!メモリー・オブ・ヒロミー!
ギフは復活したはずが沈黙を保ち、
オルテカとの死闘を制し、一輝とバイスも元に戻った
五十嵐家は束の間の日常を過ごしていた。
そこに「ヒロミさんが生きていた」という
情報が入る。
湧きに湧く一同だったが、
会いにいった一輝と大二のことを
覚えていないヒロミ。
どうやら「記憶喪失」になっているようだ。
ひどく落ち込む五十嵐三兄妹だったが、
狩崎の提案で、ヒロミを失われた記憶を
呼び覚ますため、思い出ムービーの
制作を開始するー!!
Llegeix-ne més声優!SAY ME!青春のあとしまつ
高校のサッカー部の同窓会に参加していた一輝。
旧友と思い出話に花を咲かせていると、入口の方から歓声が上がる。
入って来たのは、今をときめく超人気声優の木村昴!
おどろくバイスに一輝は、昴が高校のサッカー部の
先輩でコーチだったと語る。
久々の再会とあって、一輝と昴が
笑顔で挨拶を交わしているところに、
池山浩二(ジーコ)が近づいてくる。
今はサッカーを辞め、
昴の元でプロの声優を目指しているのだという。
「あれ、じゃあお前サッカーはもう諦めたのか?」
一輝の言葉に和やかだった同窓会の空気は一変する。
「それはこっちの台詞だろ。約束も破って…最低な野郎だな」
気まずそうな昴を横目に、怒ってその場を去るジーコ。
一輝は何か変なことを言ってしまったのだろうかと
あまり事態を把握できていないようで…!?
後日、昴のアフレコ見学に文化放送にやってきた一輝。
そこでもジーコと顔を合わせてしまい、気まずい雰囲気。
そんな中、ラフレシアデッドマンが文化放送を襲撃しー!?
Llegeix-ne més幻想の導き、夢のあとさき
一輝の異変は、ラフレシア・デッドマンの強烈な異臭攻撃に
よるものだった。
ラフレシア・デッドマンを生み出した人間は一体誰なのか。
一輝がジーコこと池山浩二かもしれないと落ち込んでいた
と聞いた大二は、その消息を追う。
一方、街で暴れるラフレシア・デッドマンには
さくらが仮面ライダージャンヌに変身して立ち向かう。
その様子を遠くから見つめるアギレラ…。
その頃、一輝は幻想の中にいた。
立っているのは高校のグラウンド。
目に映るのはサッカー部の練習に向かう高校生の一輝とジーコ。
一体、二人の過去に何があったのだろうか。
バイスと共に、その真相を知る決意をした一輝。
自身の過去を探る幻想の旅が、始まる。
Llegeix-ne més失った居場所、女王のプライド
ウィークエンドに加入したさくらだったが、
ギフは未だ姿を現さず、世間的には平和が続いていた。
この日も普通に高校に通っていたさくら。
光と下校中に、アギレラを探している玉置に遭遇する。
ギフに拒絶されて以降、行方が分からなくなっている
彼女の状況を危惧する玉置だったが、
そこに現れるアギレラ。
喜ぶ玉置をよそに、その眼にはさくらしか映っていない様子で、
問答無用にクイーンビー・デッドマンとなって
襲いかかってくるアギレラ。
その様相は今までのアギレラとは異なり、
鬼気迫る異様な雰囲気を醸し出していてー。
一方、フェニックスで不穏な動きを見せる赤石の
行動に疑念を強める大二。
それを制し、動向を探り始める御子柴朱美だったが…。
Llegeix-ne mésラブコフ反抗!?さくらの覚悟
アギレラから悪魔を分離するためにリバイスが繰り出した
ライダーキックを…さくらが止めに入った。
アギレラの望みは「さくらとの戦い」であって、
その想いの重さと強さに土壇場で呼応したさくらは
「やっぱり私がやらなきゃ」とついに決意を固める。
しかし、ラブコフは呼びかけても一向に反応しない
ままで…バイスが一肌脱いで、その胸の内を探る!?
一方フェニックスでは、引き続き朱美の行方を探していた
大二が赤石長官への不信感を露わに、今一度直接の接触を試みる。
その裏で赤石が自らの正体を語り出し、朱美を恐怖のどん底に
陥れているとは知らずにー。
Llegeix-ne més悪魔が悪魔を呼んでいる
とある日。
さくらと花(と玉置と光)が楽しくショッピングをしていると、街頭モニターに緊急速報が入る。
映し出されたのは、赤石長官の姿だ。
「当たり前の平和を破壊する脅威が、目の前に迫っている」
赤石は、その全貌は翌日の会見で明らかにすると宣った。
束の間の休息を楽しむさくらたちの間に一気に緊張感が走る。
一方、赤石の超人的な力を目の当たりにして恐れ慄く大二は、
一輝や狩崎の協力を得て、会見前に赤石を止めるべく動き始める。
そして、ベイルは虎視眈々と五十嵐一家の抹殺を狙っていてー。
Llegeix-ne més未知なる脅威、人の進むべき道
朱美が怪人の姿に変貌を遂げた。
その光景を目の当たりにし、茫然自失の大二。
ギフテリアンの大群を前に圧倒的な戦力差を見せつけられる
一輝とバイスとさくら。
その様子を見守るほかない光や花。
誰も、赤石の暴走を止めることは出来なかった。
しかし、まだ匙を投げるわけにはいかない。
赤石が国民に向けて会見をするというその瞬間に
リベンジマッチを仕掛けるべく、一輝は闘志を燃やす。
だが、一輝はベイルとの戦いの中で迷いが見えるバイスと
逆に焦燥感から冷静さを失っている大二のことを気に病んでー。
Llegeix-ne més岐路に立つ人類、それぞれの決意
赤石の衝撃的な会見ののち、
フェニックスから「戦略的人類退化政策」が発表された。
その内容は、国民全員が「悪魔を取り除く」ため、
バイスタンプの押印を義務化すること。
それをギフへの服従、忠誠の証として
人類の滅亡を防ぐというものだった。
抗うことなくギフの軍門に降るその判断に、
ウィークエンドの面々は危機感を抱くが、
その反面、一般市民は突然の話に
未だ現実味が湧かないようであった。
そんな街の様子を探っていたさくらと花の
前に、ベイルが現れる。
ベイルの前に無力な花を守りながら戦う
劣勢のさくら…そこに現れたのは玉置。
玉置もまた、自分にできることはないかと
ウィークエンド加入を志願していてー。
Llegeix-ne més激戦必至!決死の悪魔奪還ミッション!
自らがギフのによって蘇生していたこと、
ホーリーライブがヘルギフテリアンに完膚なきまでに叩きのめされたこと、
次々とギフの異次元の力を誇示し、国民に現実を突きつける赤石。
それでもギフの傘下に降ることを躊躇する人間に対して
悪魔を差し向ける赤石に対し、
大二は人々の平和を守るためという大義への矛盾に思い悩む。
また、赤石の思想に抗うべくウィークエンドは国民に反旗を促すが、
その効果は不透明で、街に放たれた悪魔を処理するだけの出口の見えない戦いに疲弊していた。
そこに一輝が真澄と共に現れ、朱美救出を含めた捕獲作戦の実行を提案する。
朱美が必死に訴えた「ギフを倒すにはギフの力が必要」という言葉を信じー。
Llegeix-ne més父と子が紡ぐ!究極のリバイス!
ギフデモスを捕獲する作戦は、失敗に終わった。
赤石の巧妙な仕掛けによって、
あたかも一輝たちがギフデモスを倒したかのように
錯覚した大二は、一輝を殴り倒し、その溝は深まるばかり。
そこに現れたのは、門田ヒロミ。
ヒロミは一輝に大二のことは任せて欲しいと告げる。
頼れる男の帰還に沸く一同だったが、
ギフ打倒の手がかりを失い徒労感に包まれる。
そんな時、狩崎親子の前に五十嵐元太が現れる。
「ギフの細胞が必要らしいな…では、俺を使ってくれ」
Llegeix-ne més希望と絶望、三兄妹の葛藤
アルティメットリバイスが爆誕、
ギフを倒す究極の力を手に入れたことで
「ギフに屈する以外の、人類の選択肢」が開けた。
リバイスに希望を抱き、アララトに行くことを固辞した人々を
ウィークエンドやフェニックスを離脱した隊員が受け入れて
各地にシェルターが形成され始めていた。
その状況を憂う赤石はウィークエンドを敵視、
制圧のための武力行使を決断する。
大二は、平和的交渉を望み、自分なら市民を説得できると
ウィークエンドに向かうが…。
そして激しい戦いの代償で、
一輝の記憶にも大きな影響が出始めて…。
Llegeix-ne més家族か世界か…魂の兄弟喧嘩!
ついに拳を交えてしまった五十嵐三兄妹。
ウィークエンドは大二を敵と認定し、
太助はギフに勝つためには情を捨てるしかないと険しい表情で告げる。
ショックで飛び出していくさくら。
太助の言動に激しく詰め寄る光。
そんな中、一輝は大二に1対1の「兄弟喧嘩」を申し込む。
ギフという脅威に対して、服従の道を選ぶか、それとも打倒するか。
人類のためー目的は同じでも手段が異なる兄弟が己の矜持をぶつけ合うー!
Llegeix-ne més父の真意、息子の決意!
大二は赤石に操られている訳ではなく、
自らの判断に歯止めが効かなくなっているだけだと肌で感じた一輝。
カゲロウの不在が影響しているのではという仮説が指摘が虚しく響く。
そしてその言葉は、父親である元太の胸にも鋭く刺さる。
一方、壮絶な兄弟喧嘩に割って入った赤石は増していく大二への偏愛を抑えられず、
ベイルに抵抗を続ける大二以外の五十嵐家の抹殺を命じる。
太助を失い、喪失感に包まれているウィークエンドに
悲しむ暇もなくシェルターが襲われているとの一方が入るが、
ヒロミが率いる量産型デモンズ軍団とアルティメットリバイスを筆頭に、
闘志を奮い立たせて立ち向かう!
Llegeix-ne més激バトル!紅きベイルとデストリーム
アルティメットリバイスがベイルを追い詰めたその時、真澄が現れた。
場は乱れ、その隙に逃亡したベイルに真澄は新たなバイスタンプを差し出し、誘う。
「決着をつけよう、ベイル」
その頃、元太の元にもジョージ・狩崎が完成させた、
新しいドライバーとバイスタンプが届けられようとしていた。
一輝やさくら、そして幸実に別れを告げ、ベイルとの戦いに挑もうとする元太。
それは、自身の過去の精算であるとともに、迷える大二に背中で道を示すためでもあった…。
Llegeix-ne més永遠の終わり、後悔の向かう先
自身の悪魔ーベイルと決着をつける様を背中で見せた元太。
それを見た大二の心は激しく揺れ動く。
父の決死のメッセージは大二に正しく届いたのだろうか。
しかし、その答えを遮るようにギフが恐怖で希望を覆い尽くす。
その恐怖は、朽ち果てたはずの赤石すら支配する。
平和の象徴のはずだったアララトが襲われたその時、
一輝はついに、ギフと拳を交える。
世界を守るために、たとえ家族の記憶が失われようとも…。
Llegeix-ne més全身全霊をかけて、決断の行方
「アンタじゃ人類を救えない」
赤石に対し、自らの手で引導を渡した大二はギフに契約を迫る。
赤石の役割を引き継いで、人類を守ろうというのだ。
驚くべき行動に、たまらずギフと大二に割って入ったバイスだったが、
ギフの亜空間に吸い込まれてしまう!
しあわせ湯に戻った一輝たちは、バイスの身を案じつつも、
どうしたら大二の考えを変えることができるのかと思い悩む。
そこに、母・幸実に最後のお別れ言いにきたと訪れる大二。
一輝は覚悟を決めて、大二を外に連れ出す。
そして、同じ覚悟を抱くものがもう1人ー。
Llegeix-ne més終わらぬ悪夢、守る者と守られる者
カゲロウの復活と共に誕生したエビリティライブと
アルティメットリバイスの力で、ギフを封印。
大二も五十嵐家に戻り、束の間の平和が訪れようとしていた。
しかし、街では知らぬ間に謎の寄生虫が飛び交い、
人々を繭のようなものに包んでいく。
その姿はまるで、ギフの棲家に浮いていた
ギフテリアンやオルテカのそれに似ていて…。
危機はまだ去っていないのだろうか。
五十嵐三兄妹の戦いは続くー。
Llegeix-ne més向き合う勇気…真に護るべきものは何?
ラブコフの背中に傷のようなものを見つけたさくらは、「弱い存在」であるラブコフを庇うあまり戦いの足を引っ張ってしまう。
一方、バイスを媒介にして復活したギフ。
ギフは一輝たちに「五十嵐家を新世界の始祖として迎える」と告げ、
人類の滅亡か、五十嵐家を始祖とした新たな世界を作り直すかの選択を迫る。
ギフを倒す方法は無いのか……考えを巡らせる一輝たちの一方で、ひとり「ある研究」に没頭し続ける狩崎。
さくらとラブコフの問題も解決しない中、一枚岩となって打倒・ギフに臨むことができるのか――。
Llegeix-ne més狩崎の反乱、変身の代償
ギフを倒し、平穏な日々が戻った。
これ以上、一輝の記憶も失われることはない…
バイスも安心して日常を送っていた。
だが、その時は突然訪れた。
花が謎の仮面ライダーに襲撃され、
オーバーデモンズで助けに入った玉置も蹂躙される。
たまらず変身しようとする一輝を制して、
バイスは1人で謎のライダーに戦いを挑む。
それが悲劇の始まりになろうとは知る由もなくーー。
Llegeix-ne més覚悟の証明!これが…日本一のお節介!
悪魔の力に頼らず、現存する全てのライダーシステムを駆逐するー。
そう宣言し、襲いくるジョージ・狩崎=仮面ライダージュウガ。
ついに親の存在そのものを忘れてしまった一輝に残された
僅かな家族の思い出を守るため、大二とさくらはジュウガと戦う。
だがその強さに完膚なきまでに叩きのめされ、
ツーサイドライバーとリベラドライバーを奪われてしまう。
意気消沈する三兄妹に、ヒロミは、狩崎の一連の行動の真の動機は
父である狩崎真澄への復讐なのではないかと告げる。
目の前で大事な家族を傷つけられた一輝は狩崎と戦うことを決意するが、
それを受け入れることができない大二とさくら、そして…バイス。
意見は食い違い、話は平行線を辿ったままでー。
Llegeix-ne més戦いの果て…残ったのは悪魔だけ
狩崎のためにリスクを厭わず変身した一輝は仮面ライダージュウガを打ち破り、
狩崎父子が生み出したアルティメットリバイスこそが最強であることを証明してみせた。
だが、その代償として、大二とさくらのことを忘れてしまった。
既に父・元太と母・幸実のことも忘れてしまっている一輝はなんとか日常生活を送ろうと努力するが、
家族のぎこちない笑顔を見るたびに、胸が苦しくなる。
そんな一輝の姿を黙ってじっと見つめるバイスの心中やいかにー。
そしてある日の朝。
一輝とバイスはしあわせ湯から忽然と、姿を消したのだった…
Llegeix-ne mésあくまで家族、いつかまた会う日まで
バイスの裏切りと思われた行為は、
一輝の記憶を元に戻すためのお節介だった。
だが、一輝が記憶を取り戻すということは、
バイスとの契約満了を意味する。
バイスの言動に違和感を感じていた一輝だったが、
ふとしたことからバイスの思惑に気づいてしまう。
バイスに協力していた五十嵐家、そして仲間たちが
見守る中、一輝とバイスの下した『最後の決断』とはー.
Llegeix-ne més